山下裕二のレビュー一覧
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雪舟 等 楊、 狩野永徳、円山応挙、 葛飾北斎 といったビッグ
Location: 136
曽我蕭白、 長 沢 芦 雪、 鈴木 其 一、 狩野 一 信、
Location: 139
円山
Location: 152
動と静、過剰と淡白、 饒舌 と 寡黙、あるいは飾りの美と余白の美。これらはそれぞれ「縄文」と「弥生」という日本の二大類型になぞらえることができ
Location: 178
雪舟の絵は凄いと思います。凄いけれど、ちょっとヘン。ヘンだからこそ凄いし、面白いのです。 どこがヘンかというと、実際の景色を描いているようで、実は抽象に片足を突っ込んでいるところでしょうか。教科 -
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専門分野は異なりますが、長年、美術史家としてご活躍されているお三方の趣味や好みが満載の内容です。良い意味で、忖度がないような美術鑑賞の対談集です。
あるひとつの章の大見出しは、「おっぱいとエロとエロスの話」です。。。
基本的に健康面の心配を軸に(!?)、真面目でかたい内容ではなく、どんどん読み進んでいけます。特に常設展をフューチャーしている部分は納得。私は2020年1月にゴッホ展で見たゴーギャンの作品《水飼い場》を地元の島根県立美術館のコレクション展で再び見たとき、その再会に不思議な感覚をおぼえました。会期末間際で超絶混雑していた上野の森美術館で見た絵が、そこではじっと絵の前で立ち止まっていて -
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ネタバレ岡本太郎の著作を5つのテーマに編集した著作集の第一部。テーマは対極と爆発だ。芸術はどうあるべきか、彼の芸術家としての立場はどのようなものか、芸術に対してどのような心構えや想いで望むか、そういったことについて綴られている。対極という考え方は、青年期から10年あまり過ごしたパリで生まれた。当時、アブストラクトアートとシュールレアリスムがパリの画壇でもてはやされていた。これらの絵はそれぞれ抽象と具体を突き詰めていったもので、芸術史上まさに対極に位置する。この相反する立場を、弁証法的に捉え直したのが、岡本太郎の対極主義だ。しかし、ただ合わせるのではない。片方に極端にかけることによって、はじめて激しいぶ
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Posted by ブクログ
首都圏のミュージアムには結構行ってると思うけど、
本書で紹介されている所では、東博と江戸東京博物館だけ。
本書のターゲットは常設展となっている。
主として企画展狙いだったので、そういうことになる。
壇蜜について キツイ評価もあるみたいだけど、
NHKの番組で味のあるナレーターは局アナより
木村多江と壇蜜だと思っている。
壇蜜がいたからこの企画が成立していると思う。
山下裕二 どこかで見たことある様な・・・。
赤瀬川原平がらみで路上観察学会?でなく
そう日本美術応援団だ。
井浦新も会員だった。
29ページの岡本太郎の明日の神話、渋谷駅で山手線から京王線に乗り換えて、下北沢に行く時、 -
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<目次>
パート1 商業美術の到達点
第1章 花鳥画の名手はなぜ忘れられたか
第2章 美人画の巨匠と知られざる名工
第3章 江戸の美意識はいかに受け継がれたか
パート2 浮世絵から新版画まで
第4章 浮世絵というターニングポイント
第5章 「芳」の絵師たちから美術史を見る
第6章 維新後になぜ挿絵文化が花開いたか
第7章 大正期の新版画は何を目指したのか
パート3 戦後の商業美術へ
第8章 デザイン・イラストの革命児たち
第9章 つげ義春の原画は、将来国宝になる
第10章 自分の「眼」で見るということ
<内容>
江戸期の浮世絵から明治~現在の