福澤諭吉のレビュー一覧

  • 現代語訳 学問のすすめ

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    有名な一文は学校で習ったから覚えてたけど、ちゃんと読んだのは初めて。昔の自己啓発書!意識高い系@明治時代!みたいな感じの内容で興味深かったし何これ意外に面白いじゃん、と思った。私たちが不平等って感じるのって命の平等とか権利の平等ではなくて、生まれながらに土地持ちとか、何もつけてないのに肌綺麗とか食べても太らないとかそういう事なんですけどー?って読んでて思ったけど、それは権利も命もすでに平等が当たり前である今だから言える事で、権利も命も平等じゃない時代があったんだなーと。。明治維新ってすごかったんだ。文学を通して歴史を学ぶって面白い。現代にも通じる生活、人としての在り方、日本の在り方、などなどい

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    2025年11月27日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    久々に読み直した。世の中の役に立つことを勉強しなさい。外国に無条件に憧れるんじゃなくて、いいところ悪いところ見極めなさい。法を守るのは義務。仇討ちとかしないで文句があればルールに則って訴えなさい。ただ生計をなすだけじゃだめだ、世の中に貢献しなさい。とかとか。

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    2025年10月03日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    啓蒙思想家であり、慶應義塾の創始者でもある福澤諭吉が、明治時代の初期、庶民に向けてこれからの時代を生きる心構えを、端的に力強く語りかける書。

    大政奉還や西南戦争などの激動の時代と並行して発表された本書。
    当時は、「これからどうなってしまうの?」という危機感とともに読まれていたのかなと思うけれど、2025年を生きる私が読むと、そうか、これが近代の思想の出発点だったのだな、と再認識する読書になった。

    面白いなと思ったのが、「義務」を「分限」と、「権利」を「権理」と記した福澤の言葉遣い。
    義務と権利って、どこか相反するイメージの使われ方、例えば「義務を果たして初めて権利が与えられる」という考え方

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    2025年04月25日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    びっくりするくらいあっという間に読み終わった本。
    絶対に聞いたことがある本だが読んだことがない本でもあったため、読んでみた。

    なぜ、学びを修めなければならないのか。
    なぜ、賢くならなければならないのか。
    日本国民(にっぽんこくみん)という民族が滅ばずに生きていくためには何が必要か。
    闘うとはどういうことか。
    このようなことが書かれていた。

    本の活字から伝わる福沢先生の「このままじゃ日本はだめになる。どうにかせんといかん。」という熱い気概に圧倒された。

    先の見えない時代に置かれていた人々に対する福澤先生の啓蒙は、我々にも当てはまることが多くあった。

    勉強しないと。

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    2025年04月23日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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     AI時代に入り、人間とは何か、何を学ぶべきか、果たして学ぶ必要があるのかといったテーマが、我々に迫ってきている。ChatGPTに質問すれば答えてくれるため、学ぶことをChatGPTに任せるべきだという意見もある。ChatGPTをやらないヤツはバカと堀江貴文に言われて、ChatGPTを使うようになって、ChatGPTと生成AIの本を読み始めた。生成AIを駆使する落合陽一の著作を読み、さらにニーチェの『ツァラトゥストラ』を手にすると、永遠回帰というテーマが浮かび上がった。「神は死に、人間は超人となる」と説くニーチェの考えは、落合陽一のワークアズライフ、「好きなことで24時間働け」と共通点があると

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    2025年03月22日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    福沢諭吉の意見は非常に参考になり、多くの学びを得ることができました。

    学問は、ただ知識を身につけるだけでなく、それを自分の仕事や働き方に活かし、社会に役立てていくことが重要だと感じました。

    また、「怨望」を抱くことはよくないという考えにも深く共感しました。自分がやるべきことを見極め、それを通じて文明を前進させるために行動する。単に家族を守ることにとどまらず、他人や社会全体に貢献できる人間でありたいと思います。

    これまで、個人的に「自分や家族の幸せ」が最も大切だと考えていました。もちろん、それは基本であり大切なことですが、同時に、文明を進歩させ、世の中に貢献できる行動を取ることが重要だと気

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    2025年01月17日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    なぜ学ばなければいけないのか。
    途中難しい内容もあったが、モチベーションが上がる1冊だった。
    はじめて読んだが、毎年一回は読みたい本になった。
    自分にとって大事な一冊にしたい。

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    2025年01月05日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    ネタバレ

    昔から名著で、日本で有名な本を挙げたら必ず挙がるであろう名著の現代語訳版。
    非常に読みやすく現代語訳してあるので、肩ひじ張らずに読めました。
    現在でも十分通じる内容が、直截に書かれていて、読んでいてくどくない。
    内容としては、勉強し、世間と積極的に交わりあらゆることに興味を持ち、それらを観察・推察して活きた学問を得ることの大切さを述べていました。
    そのための心構え、世間の考え方なども述べていて単なる自己啓発本だけではなかったです。
    昨今の不平不満あふれる世の中を見ていると再びこの本の価値観は必要なのだと感じさせられます。

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    2024年12月01日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    渋沢栄一の論語と算盤に続いて、前の1万円札だった、福沢諭吉の学問のすすめを読みたくなった。

    学問のすすめという言葉はずっと知っていたけど、実際に読んだことはなかった。冒頭に翻訳者もそのように言っている。

    本の概要だが、国を頼りにしているばっかりではなく、民の気風を改革し、国を自ら盛り上げることが大事だとと書いてあった。では、どうやって気風を高めることができるのだろうか。それが学問である。福沢諭吉は学問をただの机上の学びだけでなく、アウトプットが大事と言っていた。

    さて、本で自分が面白いなと思ったところを紹介しよう。私は「この仕事で飯を食っている」という表現がなぜか嫌いだった。言語化できな

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    2024年11月26日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    わかりやすい現代語訳
    哲学的だが理解しやすい内容
    推奨と批判のバランスが良い
    説得力もあり、現代でも納得のいく思想が書かれている

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    2024年11月11日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    お札が変わるということで、タイトルと著者は知っていたものの、内容を知らなかったので読んでみた。
    最高の自己啓発本。特に独立の部分については、サラリーマンとして考えさせられるものがあり、起業や副業が当たり前になった世の中で、あらためて個としての独立が必要と感じた。サラリーマンとして生活しているだけではアリと一緒。強烈。
    中学生高校生ぐらいで読みたかった。

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    2024年03月24日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    福沢諭吉の自伝。学問のすすめがなんとなく硬い印象を持っている人はぜひ読んでほしい。

    日本の一万円札の人だから、ではなく単に面白い伝記として読んでほしい。もちろん偉人なので人生の教訓にもなる部分もあるが、天の上の人ではなく、同じ人間として捉えることができるようになると思う。

    福沢諭吉のファンになること間違いなしの一冊。

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    2024年03月19日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    最後までとても面白く読めた。
    福沢諭吉という人がどんな人物だったのか、けっこう理解できたのではないかと思う。本人が書いたものだから、うそではなく真実が書かれたものと思う。彼がいかに自由に自分に正直に生きて、物事を成し遂げてきたか、かなり理解できたのではないかと思う。「学問のすすめ」も機会があれば読んでみたいと思う。

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    2024年12月28日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    多くの人はタイトルこそ知っているが中身を読んだことはなく、「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」なんていう1番最初のフレーズだけを知っている。何ならその次の文をついでに覚えて「そうじゃないんだよ」とマウントを取ろうとする。この本を全編読むと福沢はそう言った人々をばっさり切り捨てていることがよくわかる。

    平易な文章ながら力強い。明治初期に書かれている本なのに不思議と古臭さが全くなく、現代にも通じるものばかりな事にひたすら驚く。お世辞抜きでそこら辺の自己啓発本読み漁るくらいならこれ1冊熟読した方がいい。

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    2024年03月05日
  • 現代語訳 学問のすすめ

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    日本国民に対して危機感を伝える本書。
    特に国民の学問の程度を嘆いている。
    あれこれ文句を言う前にまず勉強せよとのこと。
    その人の職の苦労を知らずに主観で語るなと。

    また、政府と国民の関係を良好に運ぶために我々がすべきことが書かれている。
    結論を言ってしまうと、学問をし、知識や見聞を広め、一般常識や教養を身につけなさいとのことだ。

    非現実的な例だったが、悪い政府に対しては自分とその子ども、さらにその先の子孫を通じて改善されるまで抗議しろと。彼の気概が感じられて良い。
    そして、国民との約束を守る良い政府であるなら、素直に従い、面倒を起こさないことが平生だということだ。
    これに関しては、良い政治

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    2024年03月23日
  • 現代語訳 文明論之概略

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    良い本すぎてビックリした。孟子など先に読んでおくと面白いと思う。福沢諭吉は生まれた時代、育った時代を考えると本当に頭がいいと感心させられます。

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    2023年01月17日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    とても面白く一気に読めた。福沢諭吉の封建的な考えに囚われることなく、自由奔放・清廉潔白に育った性格と、東洋学問ではなく、数理・事実に基づく西洋学問の将来性を見抜く先見性という、福沢諭吉の卓越した個人的資質に思わず目がいきがちだが、その自由な発想を理解し後押しした母・お順、そして規律と自由が調和した校風の中、鍛錬・勉学の場を与えた緒方塾長の存在は非常に重要だったのだろう。

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    2022年05月08日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    ネタバレ

    ■ひとことで言うと?
    慣習に囚われず、自分の信じたことを全力で成した人物

    ■キーポイント
    ・自立自活
    - 自分のことは自分でする
    - 極力人に頼らない生き方をする
    ・血に交わって赤くならない
    - 自分の「軸」を持つ
    ・手段を選ばない
    - やりたいことはいかなる手段を用いても成し遂げる
    ・「およそ人の志は、その身の成り行き次第によって大きくもなりまた小さくもなるもので、子供のときに何を言おうと何を行おうと、その言行が必ずしも生涯の保証になるものではない。ただ先天の遺伝、現在の教育に従って、根気よく努めて迷いのない者が勝ちを占めることでしょう。」

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    2022年04月23日
  • 13歳からの「学問のすすめ」

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    学問のすすめを読んで見たかったのですが、難しそうだったので、齋藤孝先生解説の本を読んで見ました。
    中学生向けの本だけあって、とてもわかりやすく理解できました。
    日本人なら一度は読んでもらいたい学問のすすめ。
    この本ならわかりやすいので是非。

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    2022年04月06日
  • 現代語訳 文明論之概略

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    名著。驚くほど発見がある。これが1800年代に書かれたとはとても信じられない。
    この本で指摘されているような課題感は現代日本にそのまま当てはまる。
    彼の思考が本質的だったと言うことと、日本人が本質的にはほぼ進歩していないと言うこと両方の意味がある。

    この本を読みながら驚いたのは、現代でも議論されそうな論点について簡潔に合理的に答えを出していること。
    ・論破しようとする議論は不毛で、合意を目指す以外の目的の議論は意味がない
    ・文明の段階を野蛮、半開、文明に分け、半開(日本)の定義は「文化はあるが改善を知らない。真似は得意だが工夫を知らない。合理性がない」
    ・徳と智恵のちがい
    など、

    その先進

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    2022年01月20日