福澤諭吉のレビュー一覧

  • 現代語訳 学問のすすめ
    お札が変わるということで、タイトルと著者は知っていたものの、内容を知らなかったので読んでみた。
    最高の自己啓発本。特に独立の部分については、サラリーマンとして考えさせられるものがあり、起業や副業が当たり前になった世の中で、あらためて個としての独立が必要と感じた。サラリーマンとして生活しているだけでは...続きを読む
  • 現代語訳 福翁自伝
    福沢諭吉の自伝。学問のすすめがなんとなく硬い印象を持っている人はぜひ読んでほしい。

    日本の一万円札の人だから、ではなく単に面白い伝記として読んでほしい。もちろん偉人なので人生の教訓にもなる部分もあるが、天の上の人ではなく、同じ人間として捉えることができるようになると思う。

    福沢諭吉のファンになる...続きを読む
  • 現代語訳 福翁自伝
    最後までとても面白く読めた。
    福沢諭吉という人がどんな人物だったのか、けっこう理解できたのではないかと思う。本人が書いたものだから、うそではなく真実が書かれたものと思う。彼がいかに自由に自分に正直に生きて、物事を成し遂げてきたか、かなり理解できたのではないかと思う。「学問のすすめ」も機会があれば読ん...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    多くの人はタイトルこそ知っているが中身を読んだことはなく、「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」なんていう1番最初のフレーズだけを知っている。何ならその次の文をついでに覚えて「そうじゃないんだよ」とマウントを取ろうとする。この本を全編読むと福沢はそう言った人々をばっさり切り捨てていることがよ...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    日本国民に対して危機感を伝える本書。
    特に国民の学問の程度を嘆いている。
    あれこれ文句を言う前にまず勉強せよとのこと。
    その人の職の苦労を知らずに主観で語るなと。

    また、政府と国民の関係を良好に運ぶために我々がすべきことが書かれている。
    結論を言ってしまうと、学問をし、知識や見聞を広め、一般常識や...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    社会の役に立つ学問をせよ
    読書は手段、学問も役に立つための手段
    活発に色々な分野の人と人間交際せよ
    演説大事
    識見と行動力のバランス
    それぞれが自分の頭で判断して成熟した判断を下せるようになれ
    学問の要は活用にあり、仕事を学問を試すチャンスととらえよ
    人間の知性や人間性は花のさくきのようなもの、栄誉...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    「学問のすすめ」は日本国民全員が読むべき物であると胸を張って言うことができる。これから学問を修める者だけでなく、全てだ。

    ここまでユーモアに書かれているなら今の高校生にも読むことができると思う。もっと堅い物だと思っていたら全くそのようなことはない。是非、この学問のすすめで学問をすすめられてほしい。
  • 現代語訳 学問のすすめ
    超良本。
    日本人なら読まなければならなかった。
    もっと早く読めばよかったと後悔。
    時代を超えて必要な本質やこうあるべき、日本人として成長していくための助言が書いてあります。
  • 現代語訳 学問のすすめ
    『学問のすゝめ』がこんなに愉快な本だったとは!まさかの、あっという間に一気読み。

    もともと若い学生に向けて、なぜ学問が必要なのかを説いた本なので、ユーモアに溢れ、そして想像以上に易しい。
    恥ずかしながら、福沢諭吉、『学問のすゝめ』というだけで、自分には到底理解できないであろう古語で書かれた難しい哲...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    明治5年から明治9年まで発表された、17冊の分冊をまとめたものが、「学問のすすめ」です。

    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

    「学問のすすめ」が勧める学問とは何か、それは、社会の役に立つ実学である。そして、実学をすべての人が、学ばなければならない。

    ・人は学ばなければ、智はない。智...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    150年前に書かれたとは思えないほど現代にも通じる内容で勉強になった。福沢諭吉の本を初めて読んだが、クスッと笑ってしまうようなユーモアに溢れた比喩が多かったり、誰にも媚びずに孔子や当時の欧米をもバッサリと切ってしまう人なんだと知れて面白かった。
    福沢諭吉も作中で言っている通り、どんなに良い内容の本で...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    一万円札でお馴染み、福沢諭吉のベストセラー。

    有名な「天は人の上に人を造らず」から始まる明治初期の超ベストセラーを現代語で分かりやすく読める一冊です。

    江戸時代の封建的な雰囲気がまだ残っていたであろう明治の初め、海外列強諸国に飲み込まれまいと近代国家に変遷していく最中に、国民にとっての「学問の大...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言えり。」

    自由・独立・平等について明快に説いたこの一説は、単なる人権平等を説いたわけではないのは周知の通りである。

    人は皆、同じ権利を持っている。
    しかし、世の中には富める人も貧しき人もあり。貴人も下人もある。
    なぜか、
    それは賢人と愚人との差に...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    あの有名な誰もが知る「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の本当の意味を知りました。

    単なる「人権の平等」についての話しではなく、
    「無知無学」がどれほど恐ろしいかに気づかされました。

    今、世の中で、「リスキリング」、「アンラーニング」、「リテラシー」など、様々なワードが、あふれています...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    あれ江戸時代って最近終わったんだっけ、と錯覚するほど今にも当てはまることが多い。現代語訳でどこまで意訳されたかわからないものの、令和5年現在でも読む価値がある。というか読んだことがない人は読んでみて欲しい。「ひどい政府は愚かな民が作る」、「政府と人民は対等である」。

    最近、ひどく落ち込んだり何かに...続きを読む
  • 現代語訳 文明論之概略
    良い本すぎてビックリした。孟子など先に読んでおくと面白いと思う。福沢諭吉は生まれた時代、育った時代を考えると本当に頭がいいと感心させられます。
  • 現代語訳 学問のすすめ
    これ、本当に明治時代に書かれたもの?というのが素直な感想。例や比喩には時代を感じるが、考え方などは今の時代でも通ずるものが多く、福沢諭吉の先を見通す筋(すじ)力に感嘆した。
    ドキリとした文言に「読書は学問の技術、学問は物事をなす技術」とあり、読書で終わらず物事をなす段階までやれよという言葉が隠れてい...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    みんな福沢諭吉さんを勘違いしてないか??
    人権の平等を説いただけの人として認識しているなら間違い。


    有名なフレーズ「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は一度は聞いたことがあるかもしれない。
    でもこのフレーズだけで、福沢諭吉が人権平等を訴えた人だとするのは浅い。
    実はこの続きがあり、それ...続きを読む
  • 現代語訳 学問のすすめ
    広く知れ渡っている名著だからという安易な動機で読んでみたが、福沢諭吉が現代でも通用するだろう考え方を明治の初めから持っていたことに驚き、彼が懸念した方向に進んでしまっている日本が心配になった。その一員としては、この本をきっかけに今までの自分を恥じて、高い志を持って日々過ごしていきたい。
  • 現代語訳 福翁自伝
    とても面白く一気に読めた。福沢諭吉の封建的な考えに囚われることなく、自由奔放・清廉潔白に育った性格と、東洋学問ではなく、数理・事実に基づく西洋学問の将来性を見抜く先見性という、福沢諭吉の卓越した個人的資質に思わず目がいきがちだが、その自由な発想を理解し後押しした母・お順、そして規律と自由が調和した校...続きを読む