館野とお子のレビュー一覧
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購入済み
よい!
試し読みして買ってみましたが、思った以上に良い作品で、買ってよかったです。結構前の作品みたいですが、古くさい感じはなく、心理描写もストーリーもよく、ほんといい作品に出会えました。他の作品も読んでみたい。
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購入済み
BL初心者でも読みやすかった
同じ学校を舞台に、3カップルのお話が短編で入っていて、それぞれノーマルな人だったり、元々ゲイだったりと皆それぞれ。
みんなの感情の揺れ動きや、価値観、世界が変わっていく描写が綺麗だなと思いました。
一巻で完結しているので手に取りやすいところも個人的には嬉しいポイントです。 -
購入済み
視線が
作家買い。
短編集なのですが、この方の作品はどんなに短くても
視線だけのコマがすごく胸に刺さるところがあって
いつもキュンキュンしてしまうのです。
短編ながら描かれていない前後の時間を感じさせてくれて
また続きが出るといいなといつも思うのです。
でもSFファンタジーっぽいお話にはちょっとびっくりして笑った
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購入済み
予想と違うところで面白かった
読みきった時「これ面白い」って思いました。
と言うのも、砂場を引きずる磁石に引っ付く砂鉄のように、バラバラだった各々の話の登場人物達が、友情?じゃないな、暗黙の連帯感(笑)?のようなもので、一人が二人、二人が三人と連なり、最後はオールキャストで見事な連係プレー(笑)を見せてくれました。なんか、そこが凄く面白かったです。先生のお話が、ちょっと物足りなかったけど。絵も似ていたせいか、昔読んだ吉田秋生先生の「夢見る頃を過ぎても」を思い出した。 -
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秀良子先生のカレーシリーズ後編(夏樹とコマノ)はたまらんですたい。
コミックスになるのかしら…楽しみですね。
館野とお子先生と懐十歩先生の作品もとても良かったです。
館野先生の「好いたレベルはどれくらい」は次回が気になる所で終わっていらっしゃる・・・。うぅ・・・。読みたい。
懐十歩先生の「狼は魔法を 前編」は樋口くんと言うとんでもない攻オーラを出しまくってるキャラがいるんですけど、これはどうなるんだ・・・?
ある意味何もなく永瀬君の恋の相談相手で終わるっていうのも凄いありな気もするんですが。まぁないだろうが・・・。
兎に角あんな無口でボーっとしてるキノコカットの彼がメールで絵文字を使ってく -
Posted by ブクログ
館野さん…。私をキュン死させる気かっ!!
てくらい、私の好みド真ん中直球ストレートどーんな本でした。
上司である国富さんに密かな恋心を抱く岡田くんと、そんな上司の大学の後輩である加賀谷と。
同じ会社の三人の、それぞれの気持ちや何やらが交錯していくんだけども、……まあ、唯一国富さんの気持ちは交錯するも何もないわけで、この気持ちを隠したい岡田くんの負の感情がすごい。
恋しいけれど、自分の欲望は正しくない、みたいなひねくれ方に加賀谷は惹かれていくわけで、漫画のように巧く行かない漫画、というか。
期待する恋心を置き去りにして、現実に戻っていく大人たちの正しい恋愛というか何と言うか。
このままならなさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ持田と奥の、もどかしくも可愛らしい関係性が好きです。爽やかです。
持田はいまどき珍しく、天然で面倒見がよくて、ちょっと純情な大学生。家族仲も良さそうなことは寝言からもうかがえる。良くも悪くも普通。
対する奥は、複雑な家庭環境に自分の性癖にと「普通じゃない」人生を歩んできた。持田とは性格も考え方も極端に違う。
そんな、まったく違う世界に生きていた二人の出会いは、当然反発からスタートする。傷つけあったりもする。
でも、一緒に暮らして、少しずつ優しさや哀しさを分け合っていくうちに、それぞれの生き方に触れ合って行くうちに、奥の部屋での二人暮らしがなんとなく大切なものになっていく。
お互いの比重が高 -
Posted by ブクログ
館野さん久々のコミックス。表題作シリーズと読み切り1本。これがもう、内容は地味~でゆるいんだけど不思議とキュンキュンきてしまういつもの館野節全開でどっちもものっそいよかった!
表題作シリーズはゲイの俺様攻(性生活ともにフリーダム)とノンケの平凡受(同じ大学の同級生)がひょんなことからルームシェアすることになり、最初はギクシャクといろんなことが噛み合わないながらも次第にお互いの存在が特別なものに変わってゆく非常にスローなラブ&ライフの話。受の持田くんがとにかくいい子! 受にしては色気もへったくれもない平凡などこにでもいる大学生男子なんだけど、まっすぐで情に厚くて面倒見も良くて、そんな持田とは対照