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Posted by ブクログ 2021年11月21日
宮本武蔵(1~8)
著:吉川英治
物語は天下分け目の大合戦「関ケ原の戦い」から始まる。
悪鬼である新免武蔵とその幼馴染本位伝又八はその負け戦から必死に這い上がろうとする。
天下無双を目指し、共に歩を歩む二人、そして違えてそしてまた交差して、武蔵を中心とした大きなうねりが記されている。
本格的...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月04日
これで3回目?と言っても武蔵ファンで何度も通読されている方も多いが、1巻が3回目で未だ9巻まで通読したことが無い。
とてつもなく面白く読め、剣の道を究めんとする武蔵の懊悩が深いところは成長物語として良いし、沢庵や吉岡をはじめとする登場人物も陰影が深くて興味深い。
しかし、お通やお杉を始めとする女性...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月14日
漫画の原作となった吉川英治渾身の一冊。宮本武蔵の青年期から巌流島の決闘までが詳細に丁寧に描かれている。又八、お杉婆、お通、沢庵和尚などとの交わりや別れ、槍の宝蔵院、吉岡一門、宍戸梅軒、祇園藤次などとの戦いも凄まじいの一言。長い小説の中では、武蔵の成長が随所に感じられるセリフが登場するが、5巻の以下の...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月14日
子難しくなくて解りやすいので、どんどん読めます。
獣のような武蔵(たけぞう)から、三年後には宮本武蔵に改め、知性や礼儀を身につけた武蔵は結構色っぽくも映ります。
現実には無い表現もすこーしあって、それが比喩であれど「燃える」武蔵を表現するにはぴったりだったりもします。
とある漫画で宮本武蔵が気になっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月27日
バガボンドも途中まで読んでないけど、この原作は痛快、爽快でいて、箇所箇所に深淵で哀調のある人の生き方が説いてあり、読後はいつまでも清風に吹かれたように心地になる。夢中に読み進めて、なんでもっと若い時に読んでなかったんだろう。とふと思うと、これがネットの青空文庫でタダでどこでも読める世の中になろうとは...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月26日
これも高校時代に挫折した本です。いろいろ挫折してます;
1巻目はまだ物語的な感じが強いです。
「人間の差は、年にはよらないものである。質でありまた質の研きによる。平常の修養鍛錬がものをいうことになると、王者と貧者とでも、この違いはどうにもならない。」
「『たとえば、おぬしの勇気もそうだ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月01日
社会人になった後ですが、「バガボンド」という漫画を読み、
原作となる本書を読みました。
結果、漫画とは違うストーリーで、楽しめる内容でした。
人の一生というものを考えさせられる作品で、
最初に読んだのが20代、次に読んだのが30台前半でしたが、
その場その場の出来事のとらえ方がその年代で大分変わっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月29日
安藤忠雄 仕事をつくるからのリファレンス。漫画バガボンドの原作です。やっぱり人が語り継ぐ名著には独特の「気」があるもんだと。
第一巻では関ヶ原で拾った命の行き場を求めて、武蔵と又八を囲む人生が交差します。 旅の始まりを予感させる、オーケストラでいえば各楽器が思い思いにチューニングしている混沌の状態...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月28日
現代(当時)の若者へのメッセージを込めたと本書のはじめで著者が述べている。
”怒らないことを美徳だと考えられているが、怒りから発せられるエネルギーを重んじなければならない”、だとか、”恥の文化によって自治が守られていた”だとか、そういう部分がメッセージなのだろうか。
後者の言葉は特に印象的だった。...続きを読む
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