福祉が壊れる

福祉が壊れる

704円 (税込)

3pt

5.0

介護をはじめとした人材の著しい不足と劣化、大学の社会福祉学科への志願者の減少、目まぐるしく変わる制度、福祉思想の喪失。障害者差別解消法実施のように歓迎すべき話もあるが、全体として見れば福祉はすっかり壊れたといってよい。このままでは介護難民が溢れるのは確実である。しかしその危機感は、福祉関係者にも、行政にも、一般の人々にも見られない。まずは日本の現状を知り、危機意識を持つことが大きな一歩となる。福祉に携わって30年、介護施設での勤務経験も持つ大学教授が徹底解説。誰にとっても無関係ではいられない、必読の一冊。

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり

福祉が壊れる のユーザーレビュー

5.0
Rated 5 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     大変良かった、良書を越えて名著といって過言ではない。本書は主に現代の日本社会における介護福祉と障害者福祉(三障害のうちあまり精神は扱っていないようだが)の問題点を歯切れよく喝破してみせている。〈議論〉というものは反対者がいなければ、そして主張しなければ始まらない。誰かが啖呵を切って、このままでは駄

    0
    2021年01月10日

福祉が壊れる の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり

杉山博昭 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す