氷結の森
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氷結の森

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

日露戦争に従軍した猟師の矢一郎は故郷を離れ、樺太で過去を背負い流浪の生活を続けていた。そんな彼を探し回る男が一人。矢一郎の死んだ妻の弟、辰治だ。執拗に追われ矢一郎はついに国境を越える。樺太から氷結の間宮海峡を越え革命に揺れる極東ロシアへ。時代の波に翻弄されながらも過酷な運命に立ち向かう男を描く長編冒険小説。直木賞・山本賞ダブル受賞の『邂逅の森』に連なる“森”三部作完結編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    「森」シリーズ
  • タイトルID
    :
    282642
  • ページ数
    :
    576ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年12月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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「森」シリーズ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 相剋の森
    825円 (税込)
    「山は半分殺してちょうどいい――」現代の狩人であるマタギを取材していた編集者・美佐子は動物写真家の吉本から教えられたその言葉に衝撃を受ける。山を殺すとは何を意味するのか? 人間はなぜ他の生き物を殺すのか? 果たして自然との真の共生とは可能なのか――。直木賞・山本賞受賞作『邂逅の森』に連なる「森」シリーズの第一弾。大自然と対峙する人間たちを描いて感動を呼ぶ傑作長編。
  • 氷結の森
    825円 (税込)
    日露戦争に従軍した猟師の矢一郎は故郷を離れ、樺太で過去を背負い流浪の生活を続けていた。そんな彼を探し回る男が一人。矢一郎の死んだ妻の弟、辰治だ。執拗に追われ矢一郎はついに国境を越える。樺太から氷結の間宮海峡を越え革命に揺れる極東ロシアへ。時代の波に翻弄されながらも過酷な運命に立ち向かう男を描く長編冒険小説。直木賞・山本賞ダブル受賞の『邂逅の森』に連なる“森”三部作完結編。

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氷結の森 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    敵も味方も、その懐に入ってしまうと、ただ見えるのは生きた人間。戦争は、ただそれが戦争だから殺しあう、悲しいことだ。矢一郎がカッコ良過ぎて惚れてしまう。無敵な上に硬派で優しかったら、モテるのは無理もない。マタギの研ぎ澄まされた感覚、空気感を邂逅の森で味わってから読んで良かった。相剋の森も読まなければ!

    0
    2019年01月09日

    Posted by ブクログ

    熊谷達也の「森」シリーズの「マタギ」三部作の最終巻。
    これまでの『邂逅の森』や『相克の森』も良かったですが、本書もとても良い。

    主人公の矢一郎の性格が清々しい。
    樺太の自然と彼を取り巻く人物達が魅力的だ。

    熊谷達也、恐るべし。

    0
    2011年01月21日

    Posted by ブクログ

    場所や時代や獲物が変わっても、山で生きるマタギの生命力、その凄まじさはだけは絶対的に変わらない!
    強すぎ!カッコよすぎ!

    0
    2019年12月11日

    Posted by ブクログ

    「邂逅の森」を読んだのは5~6年前のことであり、森3部作なるものの存在は知っていたが手が出ないでいた。
    順番でいけば、相克→邂逅→氷結となっているようで…完全に順番間違えているし!しかしながら今作も中々の佳作であると思う。

    マタギを主人公に据えるのが3部作においての不文律のようである、そこには人と獣と自然のバランスがひとつのテーマとなっており「邂逅~」においては顕著に感じられた。今回主人公は元マタギであるが、さらに重い十字架を背負っていた。日露戦争に従軍しておりスナイパーとして活躍していたという、さらに故郷を離れる原因と相まって主人公弥一郎の生き様、未来を見ようとしない諦観が独特のハードボイルドタッチで描かれている。

    前半は樺太の漁業、林業、己を敵とする亡き妻の弟からの逃避行が極寒の地を背景に描かれる。厳しいゆえに美しい自然が登場人物以上の迫力で読者に迫ってくる、しかしながら物語の中盤にかかると一転して別の物語となっていた。


    「尼港事件」なるものを自分は全く知らなかった。大正期に革命の只中であったロシアで発生した邦人虐殺事件である。アムール川流域の港湾都市ニコラフエスクで起こった、国際的事件の顛末が架空のキャラクターを通して語られる。様々な陣営の思惑が錯綜し、裏切りと血風の世界がそこにあった。いつのまにか西村寿行か大薮春彦か?の世界がそこにあった。最初からのハードボイルドが一挙に炸裂して市街戦にまで発展してしまう。なんとも皮肉な結末も用意されていたが、彼に残された大切な者との未来を予想させる終幕が、読者を安心させてくれた。


    物語より自然の圧倒的美に翻弄され心奪われる、命を賭けなければ目にすることができない美。経験はできないだろうけど経験してみたい…

    0
    2015年05月20日

    Posted by ブクログ

    常に最善を尽くす男、矢一郎。合理的な思考を持ち、勇敢で義理堅く硬派である。恨みを買って追われていたり、それによっていろんな事件を誘発した。いろいろがなければ、彼は何を目指したのか?多分普通の暮らしがしたかったのだろう。しかし、すごい奴だ。

    0
    2014年06月06日

    Posted by ブクログ

    「冬は寒ければ寒いほど良い。冬に全てが凍りつけばそれだけ春や夏が素敵に思える」。九州育ちの私は全く想像がつかない氷点下の世界を物の見事に描く筆致力。大正時代の極寒の地シベリア、サハリンに生きる人々の息吹が胸に染みてくる。 モデルのいない主人公と歴史的事実を無理やり繋げている感じはするが 裏切り、人種差別、戦争、狩、革命、恋愛を通じて当時の生活習慣とともに時代に翻弄されるマタギの矜持の描写が本当にお見事!ミステリ&冒険小説だなこれは。特に真冬の旧間宮海峡を犬ぞりで渡るシーンの描写は圧巻です。作者も実際に渡ったとの事。凄い!

    0
    2012年02月24日

    Posted by ブクログ

    マタギ三部作の最終話です。
    今度は時代を遡って、日露戦争後の樺太です。
    その当時は日本の領土になってた南樺太を縦横無尽に駆け巡る冒険小説です。

    主人公はマタギだったのですが、日露戦争従軍後に帰還した後、故郷で事件が起こってしまい、故郷を後にします。
    主人公を敵として付け狙う人間付で…。

    樺太では旅仕事を重ねていき、一つのところには留まりません。
    行く先々で、『ここに留まって根をおろせ』みたいなことを言われるのですが、必要以上に親しい人を作ろうとはしません。
    その中でも親しくなってしまう人がいます。

    食堂のお姉さんと、樺太アイヌの一家です。
    主人公はかなり良いヤツで、昔の正統派ハードボイルドってかんじのキャラです。

    樺太の国際色豊かな人間関係の中で、マタギで鍛えた銃の腕をついに披露しなければならない状況になってしまいます。
    その時、主人公はどのような考えで、どのような行動をとるのか???

    日露戦争直後という時代の中で、自分の行動規範で自分で責任を持って行動する。
    かなりカッコいい主人公でした。

    作者は樺太を体感するために、わざわざ冬の樺太を訪問したそうです。
    そのため、樺太の寒さを感じられる文章になっております。

    期待して読み始めましたが、期待通りの出来でした。
    この人の作品が出たら、即買いですね。

    0
    2011年05月21日

    Posted by ブクログ

    「森」シリーズの完結編の主人公はまさかまさかの矢一郎。
    第一部でチラっと登場した主人公のお兄さんです。
    第二部があまり満足のいく作品ではなかったので今回は大満足!
    すべてを凍り付ける極寒の地で、自分自身の心も凍てつかせる矢一郎。彼の心を溶かす朝焼けの空がまぶしい。

    0
    2010年09月09日

    Posted by ブクログ

    3部作の完結というよりは別な物ととらえた方が入り込めると思う。時代設定を含めた背景の描写が緻密で物語をイメージしやすい。波瀾万丈の人生!主人公の精神力に感銘!

    0
    2014年11月26日

    Posted by ブクログ

    マタギ三部作の3作目。元猟師で日露戦争従軍兵だった男の逃亡劇と女たちとのロマンスを描いたハードボイルド。三部作のなかで最もカッコいいマタギが、ゴルゴ13ばりのライフルさばきを見せる。おすすめ。
    舞台は異なるが、映画『八甲田山』を先に見ておくと物語のイメージがグッと深まります。
    しかし、これも映画化されたらおもしろそうだが、現在日本の近辺諸国(ロシア、中国、韓国、北朝鮮)との情勢を考えると難しいかな。

    0
    2014年09月13日

氷結の森 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    「森」シリーズ
  • タイトルID
    :
    282642
  • ページ数
    :
    576ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年12月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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