悼みの海

悼みの海

1,320円 (税込)

6pt

4.3

東日本大震災発生時、仙台の職場にいた川島聡太は、ライフラインが寸断されているなか、両親の安否を確かめるため、沿岸の故郷へ向かう。
半世紀後の同地は巨大な防潮堤に阻まれ、小学三年生の呼人は生まれて一度も海を見たことがなかった。
時を超えて二人に訪れる真の復興と奇跡を描く、著者渾身の感動長編。

本書は宮城県気仙沼市がモデルの架空の町を舞台とする「仙河海サーガ」シリーズの1作。
(『潮の音、空の青、海の詩』改題)

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悼みの海 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    仙河海のは何回目だろうか、毎回深く考えさせられる。今回も3.11なんだが、未来を描くって初めてかもね、でも自然と共存せずにコンクリート壁だけで全ての問題を解決する気仙沼市に住まない官僚の考えを押し付けた、問題提起する大事な事です。我々は本当に何も知らない無知でメディアの公平性が世界70位とかのくだら

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    ※注意※
    本作は震災がテーマとなった作品ですのでレビュー閲覧にご注意下さい。

    「小説を読めない小説家」であった熊谷達也さんが書かれた『悼(いた)みの海』は、東日本大震災の稗史(はいし)とも言える作品でした。

    概要です。
    2011年3月11日の震災後、この街はすべての光を失った。川島聡太は仙台市内

    0
    2024年02月20日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災の日、
    私は卒業式の前日で教室で待機中だった。

    もうすぐで下校時間だな~
    と読書をしながら考えていたら突然
    先生達が教室に走ってきて
    テレビを点けるように言われた。

    そしたら津波の映像で
    私たちが住むこの日本で
    本当に起きていることなのか
    信じりなくて夢を見ているようだった。

    自然

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    宮城県気仙沼市が、この書に出てくる「仙河海市」のモデルになっている。これは、2011年の東日本大震災に関連した物語である。

    第一部:仙台で働いていた川島聡太は、東日本大震災に遭い、両親と連絡がつかないことが気にかかり、故郷の仙河海市に向かう。
    仕事中にビルの大揺れから始まり、歩いて塾生を送り、ライ

    0
    2024年05月17日

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