せんせい。

せんせい。

539円 (税込)

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先生、あのときは、すみませんでした──。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。『気をつけ、礼。』改題。

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せんせい。 のユーザーレビュー

4.2
Rated 4.2 stars out of 5
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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    知人に勧められて手に取った1冊。

    著者の作品を初めて読みましたがとても読みやすかったです。
    個人的には『泣くな赤鬼』が1番好きなお話しでした。
    他の作品も読んでみたいと思います。

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    泣ける。
    先生の人間くさい感情が、大人になった今読むと、あー、先生も完璧じゃないんだなと安心できる。
    学生が読むと、また別の感情になると思う。

    学生時代、もっと先生に心を開いて話をすれば良かったなとも思うし、それはあの頃には無理な事だとも思う。
    短編集なのだが、3回は泣いた。それも、結構な流涙。先

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    私は現在、小学校の先生になるために大学の教育学部で教職課程をとりつつ、ボランティアやアルバイトで小中高校生と関わっている。
    その中で感じるのは、
    「教師の仕事は勉強を教えることだけでは無い」
    ということだ。

    子供たちが生きていくために大切なことを悟らせる、子供たちと一緒に人間として成長していく。

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    物語全編通して、ほんとに個性豊かな「せんせい」たちが出てきて、面白い。学校という場では生徒に焦点が当てられがちだけど、先生もやっぱり1人の人間で、みんな自分を生きてるんだろうなと感じた。

    「白髪のニール」
    「キープ・オン・ローリングなんよ。」、「止まらん、いうことよ。」、「終わらん、いうことよ。」

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    同業だからこそ共感できることも腹立たしいこともたくさんあった。しっかり向き合えた時も逃げてしまった時もあった教員生活。「こんな先生でありたい」にたくさん気付かせてくれる一冊でした。

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    2024年02月08日

せんせい。 の詳細情報

  • 映画化

    「泣くな赤鬼」

    2019年6月14日公開
    出演:堤真一、柳楽優弥、川栄李奈

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