せんせい。

せんせい。

539円 (税込)

2pt

先生、あのときは、すみませんでした──。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。『気をつけ、礼。』改題。

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せんせい。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月08日

    同業だからこそ共感できることも腹立たしいこともたくさんあった。しっかり向き合えた時も逃げてしまった時もあった教員生活。「こんな先生でありたい」にたくさん気付かせてくれる一冊でした。

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    Posted by ブクログ 2023年12月14日

    わたしは先生が好きです。
    号泣ものでした。
    素晴らしいです。
    先生という存在が、いかに大切かわかりました。

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    Posted by ブクログ 2023年12月09日

    重松清さんの作品は本当に心暖まります。今回も大満足。後味も最高です。
    特に「泣くな赤鬼」は涙が止まりませんでした。
    通勤電車だったのですが電車で読んではいけませんね。
    「白髪のニール」はロールすることの素晴らしさと凄さを感じました。

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    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    先生を目指しているひとは読んでください

    6つの短編が収録されています。
    泣くな赤鬼は号泣ものでした。
    主に先生と生徒の関係が終わったそのあとの話が書かれています。
    先生にとって、あのころの生徒とは。生徒にとって、あのころの先生とは。時が経ったいまだからこそ言えるお互いの本音が書かれています。

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    Posted by ブクログ 2023年03月31日

    特に「ドロップスは神さまの涙」と「泣くな赤鬼」が好きですが、一番印象に残ったのは「にんじん」でした。
    教師という子どもを教え導く者でも間違いはあるし、自分と同じ人間なんだということに気付かされました。

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    Posted by ブクログ 2022年08月26日

    大人になった今この本を読むと、登場する7話すべての先生、そしてかつての自分の先生が愛しく思えてきました。

    「マティスのビンタ」のエピソードに、認知症になっても元学校の先生だけは、「先生」と呼ばれると振り向いたり、返事をしたりする、弁護士や医者はそういうことはない、というのがありました。
    ヘルパーさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月20日

    「教師だって人間だ。」(にんじん)
    そう自分のことも思ってる。
    でも、周りの教員のことを受け入れる自分がいるかというとそうでもない気がする。

    もっと心の大きな人間になりたい。
    もっと些細なことを気にしない人間になりたい。

    教師は教師である前に人間。
    だから、やっぱり人間として成長しないとな。

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    0

    Posted by ブクログ 2022年03月29日

    どの短編も面白かったが、一番心に残った話は「にんじん」である。
    実は私も、高校時代… 担任の英語教師に嫌われていた。私自身も先生のことが嫌いだったけれど、きっと先生も嫌いだったはずだ。でも、先生だって人間だから、好き嫌いだってあるに決まってる。

    大人になった今なら分かる。
    そんな懐かしい記憶に触れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月18日

    祖父から贈られた教員になるために読んで欲しい物語。私は今大学生で校庭で走り回ってた日々はつい昨日のように思い出し、教壇に立つことを夢見ている私にとってとても面白い小説でした。

    先生は完璧ではない。
    子どもは大人が考えているよりもっともっと考えている。

    それぞれの短編集の中でどうするのが正しかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月08日

    やばいやばい。

    先生と接してきた経験がある方。
    ほぼ全ての人だと思うが、
    この物語はとても良い。

    誰に何を言われても、間違いなく、
    児童及び生徒と先生には、
    特別な出会いがあったと思う。

    私に今まで出会った先生達は、幸せな人生を
    歩んでいるだろうか。
    高校を中退した私を許してくれるだろか。

    ...続きを読む

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せんせい。 の詳細情報

  • 映画化

    「泣くな赤鬼」

    2019年6月14日公開
    出演:堤真一、柳楽優弥、川栄李奈

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