家族の昭和 私説昭和史2

家族の昭和 私説昭和史2

1,100円 (税込)

5pt

3.3

「昭和」という時代と日本人は、戦争体験を経て激変した。
経済面ではすべてを失いながらも、瞬く間に飛躍的成長を遂げ、人びとの精神や生活習慣も大きく変貌した。
そしてその激動の原動力となったのは、家族の存在だった。
吉野源三郎、幸田文、向田邦子、鎌田敏夫。
時代を描く彼らの作品に登場するさまざまな「家族」の変遷から、「昭和」の実像をとらえる。
巻末に新たに「自著解説」を付す。

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私説昭和史 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 砂のように眠る 私説昭和史1
    1,210円 (税込)
    昭和とは何だったのか?  関川氏の一連の作品は、この問題を考えるヒントに満ちている。 本作で描写される「戦後」は、貧困に苦しみつつ、つねに明日を信じて努力した時代であった。一瞬の光芒を放ちながら、やがて輝きを失い、うつろな社会へと変貌していくその短い青春の時間を、著者自身の経験に拠った、一人称視点の主人公によって織りなされる小説と、時代を映したベストセラー(『山びこ学校』から田中角栄『私の履歴書』まで)の評論で、交互に照らし出す。 巻末には、「自著解説」を新たに書き下ろす。 「私説昭和史」三部作の第一弾。
  • 家族の昭和 私説昭和史2
    1,100円 (税込)
    「昭和」という時代と日本人は、戦争体験を経て激変した。 経済面ではすべてを失いながらも、瞬く間に飛躍的成長を遂げ、人びとの精神や生活習慣も大きく変貌した。 そしてその激動の原動力となったのは、家族の存在だった。 吉野源三郎、幸田文、向田邦子、鎌田敏夫。 時代を描く彼らの作品に登場するさまざまな「家族」の変遷から、「昭和」の実像をとらえる。 巻末に新たに「自著解説」を付す。
  • 昭和時代回想 私説昭和史3
    1,034円 (税込)
    初刊時、世が「平成」となって10年あまりが経ち、「昭和」はすでに懐かしむ対象となっていた。日本人のありようを見つめる著者が、自身の個人史的随想と昭和を生きた作家への思いを軸に、かつて確かに存在した清々しい日本の姿、静かなる停滞(=老い)へと向かう自身の内面を綴った「昭和」アンソロジー。穏やかだが切ない「関川文体」が気持ちにしみ通る一冊。巻末に書き下ろしエッセイを増補する。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

家族の昭和 私説昭和史2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    関川夏央『家族の昭和 私説昭和史 2』中公文庫。

    関川夏央による『私説昭和史』の三部作の第二作。第二作では、向田邦子、吉野源三郎、幸田文、鎌田敏夫といった時代を描く作家の作品に登場する様々な『家族』の変遷から、『昭和』の実像を捕える。巻末に新たに書き下ろした『自著解説』を増補。

    昭和を舞台にした

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    「本書は"家族の昭和"(2010年11月新潮文庫)を改題し、新たに自著解説を付したものです」という紹介が掲載されているが、本書はオリジナルではなく、既刊のものを、中公文庫が3巻シリーズの「私説昭和史」としてまとめたものの、第2巻である。
    第1巻の「砂のように眠る」は私の好みに合っ

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    「昭和戦前から昭和戦後へ、その家族像の推移を主題に据えて、小説、テレビドラマ、映画を読みこんでみた」(p286)とある。取り上げられるのは向田邦子の作品と生き方、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』、幸田文の『流れる』と『おとうと』、テレビドラマの『金曜日の妻たちへⅢ 恋におちて』と『男女7人夏物語』

    0
    2025年01月08日

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