沙林 偽りの王国(下)(新潮文庫)
  • 最新刊

沙林 偽りの王国(下)(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

3.5

医師たちが目の当たりにした地下鉄サリンの犠牲者・被害者たちの症状は、戦慄すべきものだった。約二か月後、教祖逮捕。公判が始まった。次々に明らかになる殺害事件の詳細、洗脳の恐怖、化学兵器の数々。教団の闇に迫った医師はついに証人尋問に臨んだ。精確で豊富な医学の知見と毅然とした態度で――。未曽有の事件の端緒から終結まで、医師として関与した目で描き上げた類を見ない大作。(解説・國松孝次)

...続きを読む

沙林 偽りの王国 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 沙林 偽りの王国(上)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    1995年3月20日月曜日の朝。東京の地下鉄は突然、阿鼻叫喚に包まれた。複数路線での同時テロ。車内では正体不明の液体が異臭を放ち、通路で地上で人々は次々と倒れた。毒物はサリン。その治療法を熟知していたのは九州大学医学部だった。九大チームは、前年の松本サリン事件でいち早く毒物を特定、捜査方針に大きな疑問を呈していたのだ……。医師で作家の著者にしか描けないオウムの全貌。
  • 沙林 偽りの王国(下)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    医師たちが目の当たりにした地下鉄サリンの犠牲者・被害者たちの症状は、戦慄すべきものだった。約二か月後、教祖逮捕。公判が始まった。次々に明らかになる殺害事件の詳細、洗脳の恐怖、化学兵器の数々。教団の闇に迫った医師はついに証人尋問に臨んだ。精確で豊富な医学の知見と毅然とした態度で――。未曽有の事件の端緒から終結まで、医師として関与した目で描き上げた類を見ない大作。(解説・國松孝次)

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

沙林 偽りの王国(下)(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    和歌山砒素カレー事件を題材にした『悲素』は18年に読んだ。本作も、語り手は九州大の沢井教授。冒頭は、『悲素』のサリン事件回想の場面とほぼ同じ展開。現実の事件を基にした物語とは言え、テーマが変わったからといって関連する場面を変えたりしない、作者の姿勢が見えた気がする。
    インチキ宗教に、高等教育を受けた

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションを読んでいる気分だったし、それくらい恐ろしいほど取材されたのだろう。オウム真理教のサリン事件を、事件に関わった医師の立場(著者自身ではない)から描いた作品。
    当時は子どもだったのであまり記憶がなかったのだが、ここまでひどいやり方だったのかという驚き。修行とか、なんで信じちゃうんだよと

    0
    2023年09月26日

沙林 偽りの王国(下)(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

帚木蓬生 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す