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稲目以来、馬子、蝦夷、入鹿と大臣の地位を伝え、御世に権勢をふるう蘇我の嫡流。大臣入鹿の山背大兄王殺害を機に、蘇我の動きを危ぶむ中臣鎌子は、中大兄皇子との連繋を図る。国を憂え、打倒蘇我で結ばれた藤原氏の祖・鎌足公と若き日の天智天皇の欅の大樹の下の出合い──「川はある。水はある。山はある。緑はある。しかしまだこの国に、たった一つ国はない」。かくして六四五年六月の十二日、蘇我入鹿は、刃に斃れる。
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Posted by ブクログ
▼2巻は「物語 大化の改新(乙巳の変 )」。 あるいは、「物語 蘇我四代」、、、でした。 ▼橋本治さんの平家物語。腰が抜けるほど型破り。第1巻はほぼ全部、秦~唐の時代の中国王朝の、盛者必衰の物語だった。続く2巻はほぼ、「飛鳥の章」。 ▼日本古代史、天皇家の歴史をなぞりなぞる。興味深い。蘇我...続きを読む稲目~馬子~蝦夷~入鹿の成り行きを見せる。もともと謎めいてるので興味深い。中臣鎌足、中大兄皇子を主人公とする本格小説?に移行する。そして、蘇我入鹿暗殺という一大サスペンス、クライムストーリー、カタルシス。 相変わらず、ちょっとくどいけれど実に分かりやすく面白い。 ▼女性天皇誕生の背景。継体天皇のところで、血統入れ替わってる疑惑。橋本さんならではの熱量で(暑苦しいとも言える)明瞭な輪郭を描いて浮かび上がる。物凄い力業。一方で、「へええええ」ということもいっぱいあります。 「大化の改新以降(だったかな)、藤原不比等が台頭して権力を握るまで、歴代の天皇は、直前の天皇の子供を必ず殺している」 な、なるほど・・・・権力って大変だなあ。長子相続が根付いてないからと言うのもあるのでしょう。(そゆこと避けるために長子相続になったのか) ▼まだ平家の人は出てきません(笑)。と言うか、始祖である桓武天皇すら出てきてない。まだ飛鳥時代。このあと、奈良時代があって、ようやく平安。その末期が平家物語。 こうなるともう、何巻まで読んだら「平家」が出てくるのか、それが楽しみ。 ▼岩波ジュニア新書の「飛鳥・奈良時代」を以前読んだ記憶がまだ、おぼろげにあり、おかげで楽しめたかなあとも思いました。 あれはわかりやすい素晴らしい本でした。
蝦夷が入鹿に語る章は、まるで橋本氏が蝦夷になったような感覚を覚えた。説明の部分が多く、同じことの繰り返しも多々ある。
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