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Posted by ブクログ
安定に面白い。もうほんと比嘉姉妹大好き。
今回はお姉さんのことが知れてもっと好きになった。
時系列的にはぼぎわんが来るを読んでたら、もっと深みが出ると個人的には思う。物語としてはホラー(怪異、幽霊)ってよりもヒトコワとか胸糞悪さ的なものを感じたかも。もちろんホラー要素が主軸で話は進んでるんだけど、そこだけの怖さじゃないって感じ。比嘉姉妹シリーズどれにも言えるけど、最強じゃないってところがいいんだよね、人間味があるというか…ししりばの家読んだからあぁ、お姉さんも人間なんだ…ってなる。本当はぼぎわんがくる読んでずうのめ人形読んでから読んだ方が面白味が増すけど、グロさ少なめで比嘉姉妹シリーズ読みたいなら私はこれが1番読めたかも。
Posted by ブクログ
比嘉姉妹シリーズ第4弾。今作の舞台は、いわゆる“幽霊屋敷”。
そしてこれは、姉・比嘉琴子が霊能者として覚醒した事件でもあります。
「ししりば」は、その家、そして家族形態そのものを守ろうとする存在。
砂を自在に操るこの怪異は、家庭内に潜む異質さや閉塞感を象徴しているようにも思えました。
ホラー作品でありながら、家庭の束縛や同調圧力を“砂”で表現しているようにも読めます。
当初は“砂=家庭の暗喩”かと思いましたが、読後には、むしろ安部公房『砂の女』へのオマージュのような、
自らその恐怖に回帰してしまう心理の構造に重なる印象を受けました。
幼い頃、逃げるしかなかった琴子が、
過去の後悔に向き合い、力を得て再び立ち向かう
これは霊能者としての成長譚としても読める一作です。
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