作品一覧

ユーザーレビュー

  • 天災と国防

    購入済み

    初出が1934年ということで、日中戦争や第二次世界大戦前の暗鬱とした空気感を漂わせる。
    原発事故が代表的だが、技術者や決裁者は「起こり得ない」ことなど無いということを改めて肝に銘じていただきたい。
    災害大国の日本に住む身として、いつどこでも災害は起こり得ることを忘れずに備えたい。

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    2026年02月27日
  • 漱石先生

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    漱石の門下生と言われる人々の中でも、早くから漱石に師事した寺田寅彦。物理学者にして文学・俳諧を理解する寺田氏は余程漱石先生が好きだったんだな~。漱石が亡くなった直後の記者の聞き書きによる記事から始まる本書。根岸庵(正岡子規)訪問記、津田清楓へのエール、そして俳諧を機縁とした漱石の俳句を松根東洋城、小宮豊隆と論ずる座談と、読み応え満載。解説に相当する「寺田寅彦先生」「冬彦夜話」は、奇しくも寺田寅彦没後に書かれているのも感慨深い。

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    2024年12月15日
  • 柿の種

    Posted by ブクログ

    随筆だと思っていたのだが、読んでみるとそれよりも短い掌編が多く、箴言集のような趣もあるし、軽いスケッチのような感じもする。なんとも言えないユーモアが楽しめる。

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    2024年11月13日
  • 天災と日本人 寺田寅彦随筆選

    Posted by ブクログ

    災害の多い日本だからこその随筆集。大勝から昭和初期に書かれたものだが、災害の様子も寺田寅彦の語る内容も、これって現在のことか?と思えるものばかり。

    『天災と国防』昭和9年(1934年)11月
    災害の無い時に準備をしなければいけないのに、それをせずに「非常時」と騒いでしまうことについて。
    日本は、地理の問題として世界の国々との関係が特殊になり、多くの仮想敵国を想定して防衛の準備をしなければいけない、それと同時に、気象学的地球物理学的にも極めて特殊な場所であるので、常に特殊な天変地異に晒されていることを忘れてはならない。
    日本は、陸海空の軍備の他に、科学的国防の常備軍が必要なのではないか?転々の

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    2023年04月11日
  • 柿の種

    Posted by ブクログ

    寺田寅彦が俳句雑誌「渋柿」に載せた短文を集めた「柿の種」「橡の実」からの176篇をまとめたもの。随筆の名手の、さらに短い文章が、寺田寅彦の心境、想いを、より深く伝えているようで、興味深く読みました。

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    2022年09月04日

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