清水潔の作品一覧
「清水潔」の「桶川ストーカー殺人事件―遺言―」「殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「清水潔」の「桶川ストーカー殺人事件―遺言―」「殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
息子の部屋の本棚に並んでいる中から本書を見つけて手に取った。高校の時に学校の推薦書となっていたとの事。
埼玉に住んでいたのでストーカー規制法のきっかけになったこの事件のことは知っていたが、詳しくは知らなかった。
FOCUSという写真週刊誌の記者が、
被害者の「遺言」をきっかけにこの事件にのめり込み、サイコパス的な犯人を最後まで追い詰めるまでにいたる執念。
杜撰な埼玉県警上尾署を追い込む事になる報道の力。
警察に操作されるマスコミの報道に対して、被害者家族が感じる憤り。
様々な社会的メッセージが盛り込まれているノンフィクション小説の傑作です。
事件からかなり時間は経っていますが、学ぶ事が多い
Posted by ブクログ
ノンフィクションを読んでいると、「すごい謎があって色々調べたんですけど、結論わかりませんでした。」という終わり方のものにたくさん出会います。もちろんノンフィクションの性質上、綺麗に終わらせることが難しいことはわかっているんですが、モヤモヤした終わりにはなりがちです。
そんな中この作品は、無期懲役囚の冤罪疑惑という激重で難解なテーマに切り込んで、真相まできっちり辿り着いています。この人の取材が大きな貢献をして、再審無罪という判決が出たんだと思います。
そこで綺麗に終わらせずに、司法に喧嘩を売る形で本を締めたところに気骨を感じます。あるべきジャーナリズムを感じました。
「小さな声に耳を傾け
Posted by ブクログ
実際の冤罪事件を追った記者によって書かれた一冊。普段は読まないジャンルなので読みきれるか不安だったけど、読んでみて本当に良かったし、多くの人に読んで貰いたいとも思った。
ミステリーのようにハラハラ一気に読み進められる文体と展開ながら、ノンフィクションなので司法や報道や社会構造の問題点など、非常に考えさせられる。
「足利事件」は1990年、栃木県足利市で当時4歳の女の子が行方不明になり、遺体で発見されたという痛ましい事件。警察は菅家利和さんという男性を逮捕して、DNA鑑定を根拠に有罪にし、無期懲役が確定した。しかし、その後の科学の進歩と再鑑定によって、DNA型が一致しないと判明し、2009年に