野尻抱介の作品一覧
「野尻抱介」の「太陽の簒奪者」「アフナスの貴石」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「野尻抱介」の「太陽の簒奪者」「アフナスの貴石」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1992年『ヴェイスの盲点』で作家デビュー。『太陽の簒奪者』第31回青雲賞日本短編部門、『ふわふわの泉』で第33回青雲賞日本長編部門を受賞。その他に『クレギオン』シリーズ、『ロケットガール』シリーズ、『銀河博物誌』シリーズなどの作品を手がける。
Posted by ブクログ
太陽系規模の危機を扱いながら、「未知とどう向き合うか」を描くSFとして非常に密度が高かった。導入の時点でスケールの大きさに引き込まれ、ヴァルカン計画やビルダーをめぐる調査・対立・交渉の流れが、緊張感を切らさず続いていく。科学的なアイデアが物語の推進力になっていて、読み味はとてもスリリング。
また、ラウルのような存在が終盤で効いてくる構成も印象的で、単なる対決では終わらない着地に作品の個性を感じた。人類側の論理と、ビルダー側の論理がすれ違いながら接続されていく過程が面白く、読み終えたあともしばらく設定を考え続けてしまった。ハードSFのスケール感、政治的な駆け引き、そしてファーストコンタクトものの
Posted by ブクログ
2006年、水星から出現した物質により、太陽にリングが形成された。このリングにより、日照量が激減し人類は絶滅の危機に瀕する。主人公 白石亜紀は、異星文明へのあこがれと人類救済のため宇宙艦に乗り、リングの破壊ミッションに挑む。
太陽の簒奪者(さんだつしゃ)は2002年4月に刊行されたハードSF小説です。刊行は20年以上前なのですが、そのプロットのため非常に興味深く読めました。近年、話題になっているSF作品のアレ※1とアレ※2にそっくりじゃーんとなります。分量もちょうどよく、非常に楽しめます。
まず「なぜリングが作られたのか?」というホワイ・ダニットが楽しめます。そして徐々に「なぜ」が解決され