魚住孝至の作品一覧
「魚住孝至」の「新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想」「NHK「100分de名著」ブックス 宮本武蔵 五輪書 わが道を生きる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
『五輪書』はすごい本だった、ということが、ポイントが絞られてよく伝わってくる。『五輪書』の原文を読むかどうかはさておき、武道をやっている人間は、その内容について、一読の価値はあると思う。
大前提として、『五輪書』が、特に剣術での実践を中心とした武術書であることが、当たり前と言えば当たり前だけれども、意外だった。現代では、その精神論が強調されて、ビジネス書の文脈などで読まれることもあるが、この本を読むと、あくまで武蔵が実践で戦った剣術家であり、その中心は武術書であることがよく分かる。
「地・水・火・風・空」の五巻からなる『五輪書』は、その大部分「水・火・風」の三巻が、剣術の鍛錬法と兵法、各流派