ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
旅に病んで夢は枯野をかけめぐる──松尾芭蕉、最後の句として知られる死の四日前深夜の「病中吟」である。日々旅にして旅を栖とした俳聖の、最期のイメージに相応しい。けれども実はその翌朝、弟子二人を枕頭に呼び「清滝や波に散り込む青松葉」を遺している。「改作」というのだが、これこそが辞世の句である。「不易流行」「軽み」そして最後の一句へと、境涯深まる芭蕉最晩年の五年半に焦点を当て、その実像に迫る。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
松尾芭蕉の最後の句は、 「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」 ではなくて、 「清滝や波に散り込む青松葉」 であるという。6月に詠んだ「清滝や波に塵なき夏の月」の改作が最後だなんてイメージが壊されたが、俳句は「読み込み」が前提の芸術なのだから、論旨に付き合おうではないか。この句は嵯峨の奥の清滝川を詠んだも...続きを読むのだが、青松葉がどこまでも流れていくさまは松尾芭蕉そのものと重ね合わせることで深い感慨を覚える。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
芭蕉 最後の一句 ──生命の流れに還る
新刊情報をお知らせします。
魚住孝至
フォロー機能について
「筑摩選書」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
NHK「100分de名著」ブックス 宮本武蔵 五輪書 わが道を生きる
新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想
武道と日本人 世界に広がる身心鍛練の道
宮本武蔵 「兵法の道」を生きる
試し読み
宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想
「魚住孝至」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲芭蕉 最後の一句 ──生命の流れに還る ページトップヘ