板谷敏彦の作品一覧
「板谷敏彦」の「日本人のための第一次世界大戦史」「金融の世界史―バブルと戦争と株式市場―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「板谷敏彦」の「日本人のための第一次世界大戦史」「金融の世界史―バブルと戦争と株式市場―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
Podcast番組「コテンラジオ」、第一次世界大戦回で紹介されていたので購入した。
わかりやすく丁寧に書かれているとの話だったが、元々歴史が大の苦手で基礎知識のない私は何ヶ月もかけて読むことになった。けれどどうにか読み終えたし、内容もわずかだろうが吸収できたと思うので、やっぱりわかりやすく丁寧な本だったと思う。
兵器、流通、金融など様々な視点から戦争の流れと長期化の理由が説明されていて非常に興味深かった。特に流通に関して、兵士や糧食の移動を考えれば当然大きな課題になるはずではあるが、その視点が全くなかったのでとても新鮮に思った。それにそれぞれの指導者の意見がこんなにも大勢に影響するのだなと。
Posted by ブクログ
2022/12/23 読み終わった
コテンラジオの第一次世界大戦回で紹介されていた本。概要がいちばんわかりやすいのがこの本だと言うことで。
ラジオ内で言及があった、「日本人にとって第一次大戦は馴染みがない」というくだりが印象に残っていた。確かにフラットに考えて、日本人にとって先の戦争といえば太平洋戦争だし、第二次大戦だと思う。どの国とどの国が戦ってどこが勝ったのか、も知らない人が多いのではないか、と。(自分は三国同盟三国協商ベルサイユ条約くらいは知っていたが、それ以上ではなかった。)ところが、ヨーロッパ人にとってはThe Warは第一次大戦だし、そちらの方がインパクトがあったとのこと。
Posted by ブクログ
2010年代の前半頃から、市井の経済学愛好家を中心に「リフレ派」と呼ばれるグループが現れ、財政・金融論壇を賑わせてきた。そのリフレ派の模範として度々名前が挙がっていたのが高橋是清であったが、残念ながら私は経済学徒でありながら日本史や経済史の学習にはさほど熱心でなく、高橋是清が成した財政・金融政策や当時の経済情勢を詳しく知らなかったため、リフレ派vs反リフレ派の論戦をただ傍観しているだけであった。
今般、高橋是清の評伝が出版されたことをSNSで知り、十数年の時を経て改めて学び直そうと思い、本書を手に取った。
上巻は出生から日露戦争終戦までの半生が綴られている。
米国での「奴隷」生活や芸妓のヒモ