日本人のための第一次世界大戦史 世界はなぜ戦争に突入したのか

日本人のための第一次世界大戦史 世界はなぜ戦争に突入したのか

1,899円 (税込)

9pt

日本人の視点から第一次世界大戦とその時代を俯瞰する類をみない一冊。
戦場が遠かったので、日本人にとっては縁遠い感もある第一次世界大戦だが、そこには、日英同盟を軸にしたたかな外交で強国の地位を確立していく日本の姿があった。
技術や産業が発達し人や金が国境を越えるグローバリゼーションが完成した時代、平和と繁栄を享受していた世界はなぜ戦争に突入したのか。戦争を生み出した「第一次グローバリゼーション」の世界を、金融、産業、技術、メディア等、国際金融のプロならではの視点から読み解いていく。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

...続きを読む

日本人のための第一次世界大戦史 世界はなぜ戦争に突入したのか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月08日

    最も印象に残ったことは、
    『これだけ緊密に経済と人材が関係しているから、どこかで誰かが手打ちするだろう。全面戦争になると思っていなかった』
    という点。

    まさに、現代と同じではないか。

    経済が絡みついていても、思惑が食い違って戦争に発展する様は、充分に起こりうる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月06日

    コテンラジオ本編で珍しく書籍名を挙げておすすめしていたので、手に取ってみました。確かに前半の第一次大戦勃発までの通信技術や戦艦の発展、鉄道網の整備による兵站の充実といったバックグラウンドは、高校歴史の授業ではあまり触れられない点。だけど、俯瞰的にこの大戦の成り立ちを理解する上では、非常に大切なトピッ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月07日

    第一次世界大戦の時代背景と現代は通ずるところがあるのではないかと興味を持っていて、この本では大戦に至る技術的、政治的な経緯が丁寧に解説されており、個人的にはとても良い一冊でした。

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月30日

    あまり馴染みのなかった第一次世界大戦が、当時の歴史の流れでいかに必然であったのか、その時代の転換点の先に今がある、ということがとてもわかり易く書かれている。手元において何度も読み返したい本。

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月08日

    第一次世界大戦の入門書として、大変良くまとめてあり、わかりやすい本です。教訓も沢山、小ネタもふんだんに盛り込まれています。

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月02日

    第一次大戦に関して戦闘そのものよりも各国の様々な動き、経済や産業など中心によくわかりました。 ナポレオン戦争やその後の欧州内での戦争からすでに遠因はあり、第二次対戦の遠因はこの第一次大戦にあるということも。 中東の混乱もこの第一次対戦頃から現在に至るということも。 19世紀以降になると当事国だけでな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月03日

    第一次世界大戦通史を豊富なデータ、グラフ、図でわかり易く解説している良作。時代背景も詳しく説明されているので読み物として面白い。日本人にとっては第二次世界大戦に比べると印象の薄い第一次だが、ヨーロッパからする世界大戦とは第一次のことであり、第二次と連続した大戦だったということが理解できた。第一次の経...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月04日

    日清→日露→第一次世界大戦→第二次世界大戦と繋がっているのだが、第一次世界大戦はどうしても馴染みが薄く、私の中でポッカリと期間が空いていた。この本はヨーロッパ、アメリカ、日本、中国などそれぞれの視点で、総括的に解説してくれているのでとてもわかりやすく、第一次世界大戦のみならず日露・第二次世界大戦につ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    第一次世界大戦に至る国際関係とテクノロジーの関係性、対戦中の流れが1冊に整理されている。
    第一次世界大戦の全体像に、初めて触れようと思って手に取って、ちょうど良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月04日

    世界史的に見て第一次世界大戦はどう位置付けることができるのか、全13章73話から成る本書は、大戦前のグローバリゼーションの進展、国民国家意識の高まり、兵器産業をはじめとする新しい産業の勃興、第0次世界大戦としての「日露戦争」などの前半の叙述を経て、後半は第一次世界大戦勃発から終戦後までが詳細に記述さ...続きを読む

    0

日本人のための第一次世界大戦史 世界はなぜ戦争に突入したのか の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

板谷敏彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す