草河遊也の作品一覧
「草河遊也」の「魔術士オーフェンはぐれ旅」「魔術士オーフェン 無謀編(コミック)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「草河遊也」の「魔術士オーフェンはぐれ旅」「魔術士オーフェン 無謀編(コミック)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1993年『HARD DIVER』(原作:都築 由浩)でデビュー。『魔術士オーフェン』(秋田禎信)、『レディ・ガンナー』(茅田砂胡)、『月と闇の戦記』(森岡浩之)などの小説でイラストを手がける。
ハーティアとコンスタンツ
黒魔術士の最高峰である牙の塔。そのエリート街道から外れてしまい、左遷も同然に商都トトカンタの支部に、ひっそりと勤める事になったハーティアの、とある派生の物語。
優秀(?)なキリランシェロの二人の姉達に、悪友として一緒に振り回されていた頃から、常にお調子者で日和見主義だった彼の元に、出世欲に燃えるコンスタンツが上司と共に、厄介な依頼を持ち込ん来るのだが…。
結局、最後の見せ場は謎だらけな執事キースが持って行く事にw
小説の本編だと一巻でしか出番の無かった彼が、プレ編(学生時代)以外で出番があるとは、当時は思いもしなかったですね(約二十五年位前…あの頃は自分も若かったw)。
Posted by ブクログ
オーフェンの第一部開始までの時間軸を描く第二弾。
主役はコミクロンに続いてハーティア。そこにコギーとキースまで巻き込んで一気に無謀篇の空気に。
コミクロンについて掘り下げた前作とは変わって、これぞ無謀篇とはぐれ旅の融合といった今作。
ハーティア、コンスタンス、キース、マリアベル、ケシオン、岬の楼閣と濃いキャラ大集合。バトル、ナンセンスギャグ、心の実在と幅広く網羅する秋田先生の無茶なキャラを崩さずにシリアスへと取り込んだストーリーの巧さが光る。
隙間編というコンセプトの通り、無謀編時点でのハーティアはなんであんなになっていたのか、トトカンタが戦場になったときになんであんなことするに至ったのか、と
オーフェン漫画で一番オススメ
読み終わった後に「これぞ無謀編!」と思わずにはいられなかった。
何より素晴らしいのは、作者が原作の雰囲気をよく掴んでいること。
無謀編のあのなんとも言えないギャグシーンを、漫画としてうまく落とし込んでいる。
漫画を読んでいて思わず笑ってしまったのは久しぶりでした。
背景やその他の細かい描写も見事で、キャラクターの生活感まで滲み出ているのがすごい。まるで生きているようです。
原作とはまた違った視覚的楽しみが味わえるのは、いちファンとして非常に嬉しい。
無謀編が好きな方へ、ぜひオススメできる作品です。