作品一覧

  • バタをひとさじ、玉子を3コ

    バタをひとさじ、玉子を3コ

    小説・文芸

    4.8
    1巻880円 (税込)
    よく食べよう、よく生きよう――元祖料理エッセイ『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』著者の単行本未収録作を集めた食エッセイ集。50年代パリ仕込みのエレガンス溢れる、食いしん坊必読の一冊。
  • 女ひとりの巴里ぐらし

    女ひとりの巴里ぐらし

    小説・文芸

    4.7
    1巻660円 (税込)
    キャバレー文化華やかな一九五〇年代のパリ――戦後の芸術文化が華やかに咲き誇った街で、日本人歌手としてモンマルトルのキャバレー<ナチュリスト>で一年間、主役をつとめた著者による自伝的エッセイ。楽屋生活の悲喜こもごもや、まだ下町らしさの残るパリでの暮らしを、女性ならではの細やかな筆致で生き生きと描き、三島由紀夫にも絶賛された「貴重な歴史的ドキュメント」。
  • 私の小さなたからもの

    私の小さなたからもの

    小説・文芸

    4.5
    1巻704円 (税込)
    使い込んだ料理道具、女らしい喜びを与えてくれるコンパクト、旅先での忘れられぬ景色、今は亡き人から貰った言葉――私たちの「たからもの」は無数にある。名手による真に上質でエレガントなエッセイ。
  • 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

    巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

    小説・文芸

    3.9
    1巻880円 (税込)
    下宿先のマダム特製のオムレツ、仕事後の夜食で食べたグラティネ…1950年代のパリで歌手として暮らした著者による、半世紀以上にわたって読み継がれる料理エッセイの名著、昭和の大ベストセラー。 ★食いしんぼう必読 ★読み継がれて半世紀以上!  ★昭和のレトロ感あふれる料理エッセイの大ベストセラー 「今夜はオムレツよ」 戦後まもなく渡ったパリで、 下宿先のマダムが作ってくれたバタたっぷりのオムレツ。 レビュの仕事仲間と夜食に食べた熱々のグラティネ―― 一九五〇年代の古きよきフランス暮らしと 思い出深い料理の数々を軽やかに歌うように綴った、 昭和の料理エッセイの金字塔。 ◎解説=犬丸一郎/堀江敏幸 【新装版】 【この本に登場する料理の数々】 各種オムレツ|ヴェベールの卵|人参のサラダ|クレソンとビーツのサラダ|サラダ・ニソワーズ|プレ・ココット(トリ料理)|ブイャベーズ|ラタトゥイユ|リエージュ風のこうし|ノルマンディー風じゃがいも|ミラノ風スパゲティソース|ブルギニヨン|フォンデュ|グラティネ|ポトフ|ブイヤベーズ|ベーコンと豆のスープ|スタッフドトマト|雪卵|パエリャ…… 【著者略歴】 1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。料理エッセイの元祖とも言われる1963年刊行の本書で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ベストセラーに。その他著書に、姉妹編である『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』や、没後編まれた『バタをひとさじ、玉子を3コ』(ともに河出文庫)等がある。2010年、逝去。
  • パリ仕込みお料理ノート

    パリ仕込みお料理ノート

    小説・文芸

    3.8
    1巻693円 (税込)
    なぜかしら音楽家には食いしん坊が多いのです とろとろのチーズトーストに、二時間煮込んだシチュー、たきたてご飯にバター、しょうゆ、おかかを混ぜ、おみそ汁のお豆腐をのせた現代版ウツミ豆腐……戦後シャンソン歌手としてデビューしたパリで“食いしん坊”に開眼した著者が、人生で出会った忘れがたい料理と世界の友人たちを自在に綴るエッセイ集。
  • 東京の空の下オムレツのにおいは流れる

    東京の空の下オムレツのにおいは流れる

    小説・文芸

    3.7
    1巻880円 (税込)
    貧乏人のキャビア、トリの煮込みにパエリャに油揚げとセリのすきやきふう。訪れた世界各国の味、家族や友人との食卓、そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った名著。『巴里の空~』の姉妹編。 ★食いしんぼう必読 ★読み継がれて半世紀以上!  ★昭和のレトロ感あふれる料理エッセイの大ベストセラー ナスで作る〈貧乏人のキャビア〉、 たまには和食でセリと油揚げのすきやきふう。 あるときはスペインの浜辺でパエリャに舌鼓をうち、 またあるときはカポーティのベイクドポテトに想いを馳せ、 なべ料理に亡き夫を思い出す。 訪れた世界各国の味、家族や友人と囲んだ食卓、 そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った料理エッセイの名著。 『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』姉妹編。 ◎解説=高山なおみ/平松洋子 【新装版】 【この本に登場する料理の数々】 ロールキャベツのグラタン|各種スフレ|ほうれんそうのスープ|アジャン地方のトリ|ナスのキャビア|ムサカ|リンズ・ルラーデン|コッコ・オ・ヴァン|ベトナム風前菜|スコーン|ラザーニャ|スパゲティ・ボンゴーレ|タラのトマト煮込み|アブゼリ|クネル|ピンク色のスモークサーモンのムース…… 【著者略歴】 1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。本書の姉妹編となる1963年刊行の『パリの空の下オムレツのにおいは流れる』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ベストセラーに。その他著書に、三島由紀夫に絶賛された『女ひとりの巴里ぐらし』、没後編まれた『バタをひとさじ、玉子を3コ』(ともに河出文庫)等がある。2010年、逝去。
  • いつも異国の空の下

    いつも異国の空の下

    小説・文芸

    3.7
    1巻660円 (税込)
    身ひとつで飛び込んだ米国から、第二の故郷ともなるパリへ。欧州各地、ショービジネスの本場ニューヨーク、革命前の狂騒のキューバまで――。大きく変貌してゆく時代と社会のなかで、戦後の占領下に日本を飛び出し、日本人歌手として女ひとりで異国に暮らし、生きるために歌い、契約書一枚で世界を三周した八年間の移動と闘いの日々の記録。
  • いつも夢をみていた よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし

    いつも夢をみていた よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    没後10年。華やかなステージや、あたたかな料理エッセイ――しかしその背後には、大変な苦労と悲しみがあった。秘めた恋、多忙な仕事、愛する人の死。現代の女性を勇気づける自叙伝。解説=川上弘美

ユーザーレビュー

  • バタをひとさじ、玉子を3コ

    Posted by ブクログ

    おいしそうなタイトルに惹かれて手に取った。パリ仕込みの家庭料理や世界の料理など、これでもかと並ぶ目次にわくわく。豊かな気持ちになれるエッセイ。

    0
    2026年10月06日
  • いつも異国の空の下

    Posted by ブクログ

    海外へ行くなど夢のまた夢であった時代に、ニューヨークやパリを渡り歩きシャンソン歌手として働いた石井好子の随筆。

    かなり細かく日々の日記を書いていたであろう、仕事やそれに付随する人間模様が興味深い。かなり面白かった。

    0
    2026年09月28日
  • 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

    Posted by ブクログ

    本のジャケ買いという、とんでもなく珍しい選び方で購入。
    最初のオムレツ話の描写が、アニメ映像+香りで立ち上がってきて、著者とご夫人のやり取りをこっそり覗き見している気分になりました。
    数日に分けて読みましたが、2単元くらい読むとふぅとひと息つきたくなるボリュームでした。
    他の作品も読んでみようと思います。

    0
    2026年09月07日
  • パリ仕込みお料理ノート

    Posted by ブクログ

    目次を見てもうわくわくした。和食・洋食問わず大好きな料理と、料理を通して出会った人々との交流がたくさん詰まったエッセイ。表紙も素敵。

    0
    2026年07月08日
  • 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東京の空の下オムレツのにおいは流れる、に続く本作。1963年度にニホンエッセイストクラブ賞を受賞したとか。シャンソン歌手として活躍した著者は、海外生活とそこでの料理や食事をいくつかのエッセイに書き残した。本作はそのうちの一作で、初版は1963年。

    著者は1952年に、フランスはパリへ訪れ、モンマルトルのナチュリストというクラブと契約を結び、そこで1年間毎晩歌い続けたという。
    その後の作品も同様だが、文章のやわらかさとみずみずしさが読みやすい一方で、他人に対する観察眼や描写はなかなか鋭く感じる。カフェはキャフェ、バターはバタという表現もおなじみだ。たまの贅沢な食事はもちろん、日々のちょっとした食事の描写もまた楽しい。

    フランスでもほかの外国でも、日本でも、色んな人との出会いと別れが続き、その出来事と悲喜こもごもと、その間に詰まった食事とがつながる文章は、読んでいてとても面白い。著者とその家族の食事や好みも、ありのままに書き記しており、家族同士の健康や程よい距離感を取り持つために、食事の内容に気を使っていたと見える。お互いの好みをきちんと理解したうえで、同じ食事の準備をするなど、基本ながらも難しいことだと思う。

    歌と食事と料理と、旅をすることも愛していることが、伝わってくる。本作"パリの空の下~"と"東京の空の下~"はとりわけ食事の要素が強く、エッセイを読み慣れない人や、読みやすいエッセイを求める人には、強くおすすめしたい作品である。
    著者のエッセイは、いずれも内容が多少は重複することがあるが、海外を渡り歩いたことの紀行ものとして、歌で人生を切り開いてきた私の履歴書としてのエッセイが多く感じる。

    食も紀行も、いずれもその時代を生きた人の記録として、とても貴重で面白い。戦前に生まれ、戦後に海外へ歌を学び、歌を生業にした人は、なかなかいないようだ。著者自身も、フランスで日本人に会えた時の喜びはひとしおだったのか、日本人同士で日本食をどうにか用意したエピソードがとても微笑ましい。相手をもてなしたい、という原動力が、美味しい料理を作ろうという気持ちにつながるのは、古今東西誰もが同じなのだろう。

    0
    2026年06月10日

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