中原中也の作品一覧
「中原中也」の「中原中也詩集(新潮文庫)」「学研の日本文学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中原中也」の「中原中也詩集(新潮文庫)」「学研の日本文学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人の性格が数種類に異なるように、文学のあり方も幾通りかあるだろう。例えば、活力に満ちた起伏のある物語もあれば、静的で浮き沈みのない、人生を冷静に観察する物語もある。夢想を語るものもあれば、美に耽るものもある。文学は、書き手の性格と発想のスタイルが作り出したものではないか。◆私が勝手に名づけている文学スタイルの一つに「自己言及」がある。自分の内面に沈潜し、闇に閉じこもり、やっと出てきた言葉を紡ぐ時、その言葉は、もはや闇を纏わず、光を発する言葉となって、聞く人を勇気づける。中原中也はその典型だ。例えばこの詩。「あゝ、おまへはなにをして来たのだと/吹き来る風が私に云ふ」(「帰郷」)。◆詩人は元来自己
Posted by ブクログ
中也全詩集を時間をかけて読んだ。今彼の詩を読んで所謂名作と言わてるものが物凄く際立っているように思えた。
好きだった作品をあげてみる。
山羊の歌より
・帰郷
・失せし希望
・汚れちまった悲しみに……
・生い立ちの歌
・時こそ今は…
在りし日の歌より
・冷たい夜
・湖上
・骨
・北の湖
・一つのメルヘン
・冬の長門峡
未発表詩篇より
・春の夕暮
・(概念が明日となれば)
・(秋の日を歩み疲れて)
・秋の日
・幼なかりし日
・夏の海
・夏
・湖上
・砂漠の渇き
・(吹く風を心の友と)
・(疲れやつれた美しい顔よ)
・コキューの憶ひ出
・細心
・酒場にて(定稿)
・脱毛の秋
・いちぢくの葉
・朝
・
Posted by ブクログ
乙女の本棚シリーズから、中原中也さんとまくらくらまさんのコラボ作品「詩集『山羊の歌』より」です。この作品のイラストがスゴイんです!!画集としても楽しめるとうたっている、乙女の本棚シリーズの中でピカイチです。飾っておきたくなります。
「汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる」
あまりにも有名なフレーズ…中原中也さんの詩だったんですね!!この詩って、中原中也さんの失恋に基づく詩らしいです。
「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」
こちらは、「サーカス」という詩で…なんか、頭から離れなくなりますよね。サーカスの空中ブランコの描写らしいです。
この独特な世界、そしてホント美