作品一覧

  • 危機と人類(上下合本版)

    危機と人類(上下合本版)

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻3,960円 (税込)
    『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ大絶賛! 「国家がいかに危機を乗り越えたか? 明快な筆致に引き込まれる。本書は、地球規模の危機に直面する全人類を救うかもしれない」 遠くない過去の人類史から 何を学び、どう将来の危機に備えるか? ペリー来航で開国を迫られた日本、ソ連に侵攻されたフィンランド、軍事クーデターとピノチェトの独裁政権に苦しんだチリ、クーデター失敗と大量虐殺を経験したインドネシア、東西分断とナチスの負の遺産に向き合ったドイツ、白豪主義の放棄とナショナル・アイデンティティの危機に直面したオーストラリア、そして現在進行中の危機に直面するアメリカと日本・・・。 国家的危機に直面した各国国民は、いかにして変革を選び取り、繁栄への道を進むことができたのか『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』で知られるジャレド・ダイアモンド博士が、世界7カ国の事例から、次の劇的変化を乗り越えるための叡智を解き明かす!
  • 第三のチンパンジー 完全版(上下合本版) 人類進化の栄光と翳り

    第三のチンパンジー 完全版(上下合本版) 人類進化の栄光と翳り

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    何がヒトを人間たらしめるのか? ダイアモンド博士の名著、完全版! 宇宙からきた生物学者は、ヒトを「第三のチンパンジー」に分類するだろう。なぜなら、ヒトとチンパンジーの遺伝的距離は驚くほど小さく、非常に近い関係にある鳥同士よりもずっと近い関係性だからだ。だが、わずか数万年の間に、ヒトは人間へと進化した。何が人間とチンパンジーとを分けたのか? ダイアモンド博士の原点とも言える名著に、原書ペーパーバック版のために書き下ろされた補遺2点も収録した完全版。王立協会科学図書賞受賞作。
  • 昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来

    昨日までの世界

    ビジネス・実用

    3.9
    1~2巻2,090円 (税込)
    「現代社会を深く考えるための必読書」――養老孟司 「ダイアモンド文明論の決定版的集大成」――福岡伸一 ■600万年におよぶ人類の進化の歴史のなかで、国家が成立し、文字が出現したのはわずか5400年前のことであり、狩猟採集社会が農耕社会に移行したのもわずか1万1000年前のことである。長大な人類史から考えればこの時間はほんの一瞬にすぎない。では、それ以前の社会、つまり「昨日までの世界」の人類は何をしてきたのだろうか? ■領土問題、戦争、子育て、高齢者介護、宗教、多言語教育……人類が数万年にわたり実践してきた問題解決法とは何か? ピュリツァー賞受賞の世界的研究者が、身近なテーマから人類史の壮大な謎を解き明かす、全米大ベストセラーの超話題作! 「本書はひとりひとりの人生や生活、日々の選択といった個人の興味関心に直接関係するテーマを扱っており、私の著作のなかではもっとも生活に身近な内容になっている」(「日本語版への序文」より)
  • 危機と人類(上)

    危機と人類

    ビジネス・実用

    4.0
    1~2巻1,980円 (税込)
    『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ大絶賛! 「国家がいかに危機を乗り越えたか? 明快な筆致に引き込まれる。本書は、地球規模の危機に直面する全人類を救うかもしれない」 遠くない過去の人類史から 何を学び、どう将来の危機に備えるか? ペリー来航で開国を迫られた日本、ソ連に侵攻されたフィンランド、軍事クーデターとピノチェトの独裁政権に苦しんだチリ、クーデター失敗と大量虐殺を経験したインドネシア、東西分断とナチスの負の遺産に向き合ったドイツ、白豪主義の放棄とナショナル・アイデンティティの危機に直面したオーストラリア、そして現在進行中の危機に直面するアメリカと日本・・・。 国家的危機に直面した各国国民は、いかにして変革を選び取り、繁栄への道を進むことができたのか『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』で知られるジャレド・ダイアモンド博士が、世界7カ国の事例から、次の劇的変化を乗り越えるための叡智を解き明かす!
  • 第三のチンパンジー 完全版(上) 人類進化の栄光と翳り

    第三のチンパンジー 完全版

    ビジネス・実用

    3.9
    1~2巻1,100円 (税込)
    何がヒトを人間たらしめるのか? ダイアモンド博士の名著、完全版! 宇宙からきた生物学者は、ヒトを「第三のチンパンジー」に分類するだろう。なぜなら、ヒトとチンパンジーの遺伝的距離は驚くほど小さく、非常に近い関係にある鳥同士よりもずっと近い関係性だからだ。だが、わずか数万年の間に、ヒトは人間へと進化した。何が人間とチンパンジーとを分けたのか? ダイアモンド博士の原点とも言える名著に、原書ペーパーバック版のために書き下ろされた補遺2点も収録した完全版。王立協会科学図書賞受賞作。
  • 変革の知

    変革の知

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻990円 (税込)
    激変の時代をどう生き抜くか? ジャレド・ダイアモンド、ダニエル・ピンクなど世界最高峰の学者、経営者ら18人が集結。現実を見通し世界を変革するための珠玉の言葉が詰まったインタビュー集。序文・田坂広志。
  • 未来を語る人(インターナショナル新書)

    未来を語る人(インターナショナル新書)

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻891円 (税込)
    これから世界はどうなる? 地球温暖化、パンデミック、国際紛争、そして格差拡大……。世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義で解決できるのか。人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。世界の知性を代表するジャレド・ダイアモンドをはじめ、ブランコ・ミラノヴィッチ、ケイト・レイワース、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、いま最も注目される学者8人に、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本の進むべき道について訊いた。
  • コロナ後の世界

    コロナ後の世界

    小説・文芸

    3.6
    1巻880円 (税込)
    新型コロナウイルスが国境を越えて感染を拡大させる中、現代最高峰の知性6人に緊急インタビューを行い、世界と日本の行く末について問うた。 このパンデミックは人類の歴史にどんな影響を及ぼすのか? これから我々はどんな未来に立ち向かうのか? 世界史的・文明論的な観点から、冷静かつ大胆に2020年代を予測する。 [主な内容] ・ジャレド・ダイアモンド「21世紀は中国の時代にはならない」 (カリフォルニア大学ロサンゼルス校地理学教授。著書『銃・病原菌・鉄』) ・マックス・テグマーク「AIで人類はもっとレジリエントになれる」 (マサチューセッツ工科大学教授。著書『LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ』) ・リンダ・グラットン「ロックダウンが日本人の新しい働き方を生んだ」 (ロンドン・ビジネススクール教授。著書『ライフシフト 100年時代の人生戦略』) ・スティーブン・ピンカー「人間の認知バイアスが感染症対策を遅らせてしまった」 (ハーバード大学心理学教授。著書『21世紀の啓蒙 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』) ・スコット・ギャロウェイ「パンデミックでGAFAはますます強大になっていく」 (ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。著書『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』) ・ポール・クルーグマン「経済は人工的な昏睡状態。景気回復はスウッシュ型になる」 (ノーベル経済学賞受賞者。著書『格差はつくられた 保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』)
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻869円 (税込)
    日本の未来はどうなるか――? 養老孟司 ユヴァル・ノア・ハラリ ジャレド・ダイアモンド 福岡伸一 ブレイディみかこ 角幡唯介 東畑開人etc. 22人の論客が示すアフターコロナの針路!朝日新聞大反響連載を書籍化新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり多くの命と日常を奪った。すべての人に平等に降りかかるこの感染症によって、社会は様変わりしてしまった。第2波の懸念も高まり、感染への恐怖が消えない中、私たちは大きく変容する世界をどう捉え、どのように考えればよいのか。現代の知性たちのパースペクティブを通し「コロナ後」を思考する糧を届ける。
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

    未来を読む

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻850円 (税込)
    『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』のリンダ・グラットン氏、『サピエンス全史』のノア・ハラリ氏……。世界最高の知性たちは、現代の難問と世界の未来について何を語るのか。 ●資源を巡り、文明の崩壊が起きる ●“役立たず階級”が大量発生する ●人生百年時代と都市集積が到来する ●デジタル経済では、人類とサイボーグが融合する――など、慧眼の士が、それぞれの見立てを披露する。それは時にショッキングな内容であり、時に思いもよらない視座をもたらしてくれる。AI(人工知能)と格差が勃興する現代において、私たちはどう考え、何をなすべきか? 知の頂上から見通す未来は、今を生きるわれわれに重要な示唆を与えてくれる。

ユーザーレビュー

  • 昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来

    Posted by ブクログ

    狩猟社会から農耕社会、文字が現れ、今に至るまでの壮大な人間史が書かれています。
    宗教がどうやって生まれたのか、言語の多様化など、戦争も含めて人間が生きていく上で必要だった歴史が記されています。
    文章は硬めではありますが、その情報量の多さと内容の濃さに、夢中になって読みました。

    0
    2026年06月03日
  • 昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来

    Posted by ブクログ

    狩猟社会から農耕社会、文字が現れ、今に至るまでの壮大な人間史が書かれています。
    宗教がどうやって生まれたのか、言語の多様化など、戦争も含めて人間が生きていく上で必要だった歴史が記されています。
    文章は硬めではありますが、その情報量の多さと内容の濃さに、夢中になって読みました。

    0
    2026年06月03日
  • 第三のチンパンジー 完全版(下) 人類進化の栄光と翳り

    Posted by ブクログ

    30年経っても色褪せない名著。情報量も多く知的好奇心を刺激してくれる。なぜ新生代第4期に突如として高度な文明を発達させる動物が出現したのか、宇宙には我々のような進化を遂げた生物がいるのか、誰もが一度は抱いたことのある疑問だと思うが、博士が提供する答えはやはり凡人とは視野の広さが全く違う。キツツキの進化を例にもってきて説得力ある説明をしてくれる。こういうユニークな発想を自分も出せるようになりたい。
    印欧語の起源や拡散など、言語に関する考察も非常に興味深かった。

    0
    2025年01月14日
  • 昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来

    Posted by ブクログ

    自分が持っているあらゆる価値観が絶対的ではないと知る。とはいえ、その価値観はその文化を育んできた背景の中で、より平和で幸福な方向へと向かってかなり合理的に決定されてきているのだと考える。わたしはいまの世界の価値観を受け入れつつ、変えるべきことを変えていきたい。

    ——-

    ・伝統的社会 社会的ネットワークが強調される。同じコミュニティでは勝ちも負けもない。
    ・現代国家社会。特にアメリカ 個人の重要性が強調される。自己利益最大化、自分本位の個人主義、個人間の優劣

    ▲子供に優劣、競争させ、のべつまくなしに指示を与える→子供の発達を阻害
    ○人と会話して過ごす。受け身ではなく能動的に遊ぶ。社会性を身につける。


    【現代国家と違う】
    ・放任主義の子育て。幼くても自分の行動に責任を持つべき。火のすぐそばで子どもが遊ぶ、火傷をすることも、ナイフを握ったり口に入れたり振り回すことも許容

    ・介添なしの出産=人間は強くあるべきで、自力で困難に向かうべき

    ★アロペアレンティング=アカビグミー族では1時間に平均8回いろいろな人に手渡される

    【背景となる合理性】
    ・国家社会 VS 非国家社会
    ・国家社会は子供に利害をもっている。有能で従順な市民、労働者、兵士にする必要。
    ・中央集権的に決められ、道徳の範囲が決められる。

    ・狩猟民族では、食糧確保における女性の貢献度が高いと、父親の子育てへの貢献度が高い
    ・ニューギニア高地では男性は戦うもの、家族を守るもの、と考える

    ・狩猟民族は所有物が少ない=体罰が少ない
    ・農耕民族や牧畜民は所有物や財産が多い。=家族や集団全体に被害を与えるようなことを子供がしないように体罰。

    ・狩猟採取民族は徹底した平等主義。
    ・子供の発達が親の責任とは考えない

    ・狩猟採取民族は高齢者や病人を帯同できない。よって遺棄、殺害する。

    ・現代国家高齢者は社会的に孤立する傾向。利用価値が昔より低い。

    ★子ども夫婦の子育てを助ける
    ★加齢とともに向上する心身の属性を生かす=専門分野にかかわる知見や経験、人間や人間関係についての理解力、自分のエゴを抑えて他人を助ける力、多面的知識データベースが関与する複雑な問題の学際的思考の組み合わせ力
    ★管理、監督、教育、助言、戦略立案、取りまとめ
    ★高齢者が得意とし、かつ、やりたいことを任せる

    0
    2023年02月19日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジャレド・ダイアモンド氏、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、リンダ・グラットン、ニック・ボストロム氏、ダニエル・コーン氏、ウィリアム・J・ペリー氏、ジョーン・C・ウィリアムズ氏、ネル・アーヴィン・ペインター氏の世界の識者8名の方への大野和基さんのインタビュー編です。

    8名の方々のインタビューからはとても思うことや共感することがありました。
    本書を制作されたPHP新書を始めとする方々、インタビューアーの大野和基さんは、観点がとても素晴らしいです。
    本書のテーマに共感せざるをえない日本人が大勢いるはずの内容です。

    ただしとても残念なことですが、日本人の問題点は、本書の内容を受け止めていくべき存在の多くの日本人たちは、この本を手にとることがなさそうなことですが。

    ◆受け止めなくてはいけない、覚悟をしなくてはいけない一貫しているテーマとメッセージは、「“世界中で明らかに格差が進んできて、未来を生きていくためには格差が明らかに存在していることを自覚して、覚悟して、現在や未来に向けて行動して生きていくしかないのだ”」ということです。

    世界中で評判の高いイスラエルの、ユヴァル・ノア・ハラリさん
    “近い将来「役立たず階級」が大量発生する“と断言されています。
    目の前にあるものが現実なのか虚構なのかを区別し、その上で虚構の奴隷になるな、虚構を利用して利益を上げよ、虚構が我々のために機能するようにしなければならないと、述べられています。
    両者を区別するベストな方法は、「対象とするものが、苦痛を味わうだろうか」と考えることです。

    近代になって科学技術が発展したのは、「わからないものはわからない。だから研究を続けるのだ」ということ。

    ストーリーを正当化し、守るために、戦争が生まれる
    現代は新しい技術が発展したことで、現実と虚構の区別をつけることが、さらに難しくなった。

    人類は今、石器時代の何千倍のパワーを手に入れました。しかし何千倍も幸福になっているわけではありません。人類はパワーを獲得することにはたけていますが、パワーを幸福に転換する方法はわかっていません。
    『サピエンス全史』でわたしが最も指摘したかったのは、まさにこの問題なのです。

    経済や社会が変化するスピードが加速し、あまりに多くのことが、あまりに早く、あまりに同時に起きているのか正確に把握できなくなる。20年先、30年先がどうなっているのか、状況を誰も予測できていない。
    実はこれは、人類の歴史上、初めてのことです。

    有権者は、世界を支配するルールは自分たちを無視していると感じている。実際、そのとおりなのです。

    将来の人類の説得あるビジョンを示せている人は皆無。政治家も有権者も置き去りにしたまま、テクノロジーだけが劇的に変化を遂げ、人々の生活や国政をも変えているのが現状です。

    いまの変化はテクノロジーの結果であり、これまで何度もテクノロジーは歴史を動かしてきた。

    21世紀の問題は常にグローバル。今後数十年の間に、人類は3つの大きな脅威に直面します。核戦争のリスク、地球温暖化(気候変動)、テクノロジーによる破壊

    戦争に直結する2つの大きな要素は宗教とテクノロジー。
    普及した大きな背景は『武力』。植民地支配の時代にはそれがエスカレートしました。

    実際に歴史の流れを変えルノは、誰もが考えもしない何百万人もの人々の努力。
    ジャガイモや小麦のような新しい食料、農産物の普及の方が大戦よりも歴史を変えたのです。

    われわれはいかなる時代と比べても、暴力によって命を落とす確率の低下している平和な時代を生きている。戦争や犯罪による1年間の死者数は60万人~70万人、ところが交通事故の死者数は130万人、肥満とそれに関連する疾患による死者数は300万人。

    人間の愚かさを警戒していく。
    人間の愚かさは常に内面に潜み、いつそれが燃え上がって愚かな行為をするかわかりません。

    平均的なアメリカ人は、テロによって死ぬよりも、マクドナルドのハンバーガーを食べすぎて死ぬ確率の方が高いのです。テロとの戦いにコストをかけるより、バランスが取れた食事に投資したほうが自分のためです。

    AIは過去のテクノロジーと違い、新たな仕事が出現することが本当に起こるかわかりません。 『役立たず階級』が大量発生する。

    AIが代替できない『第三の能力』がまだわかっていない。存在するのかどうかすら不明。
    人間には基本的に肉体的能力と認知能力の2つの能力があります。
    新たな仕事ができても、何十億人という人の仕事がなくなり、経済的価値がなくなり、それにより政治力もなくなる。

    大学でも、将来の労働市場のために、今なにを教えるべきスキルかわからない。
    子どもたちに教えているほとんどのことは、彼らが40才になる頃には役に立たないでしょう。

    ベーシックインカムでは、仕事がなくなったとき、彼らに何らかの人生の意味を提供し、与えなくてはいけません。

    人類がまもなく経験する『次の革命』―消えない専門職はごく一部。

    21世紀の人類は、『狩猟民族』に学べ
    『人間には生涯を通じて、どんどん自分を変えていく能力が必要』、しかし必要なことはわかっていても、具体的な方策は現時点では見えにくい。

    狩猟民族から2つの重要なことを学べる。
    一つは、自分たちの願望に会うように環境を変えるのではなく、自分自身を環境に適合させること。
    狩猟民族は自分たちは絶えず環境を変えられない世界で生きてきた。現代人よりもはるかに柔軟性や適応力がある。これこそがわれわれが学びたいスキル。
    もう一つは、自分の身体や五感に対して、鋭敏であること。狩猟民族は生き延びるために、目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅ぐこと、すべてに関して研ぎ澄ました感覚が必要。
    現代人は、生き抜く力が低下している。自分の五感に注意を払う能力を失っている。

    われわれができる唯一のことは、異なる可能性を描いてどの可能性が実際に実現するかを予測すること。危険な可能性を含めて、なにか好ましくない可能性が考えられれば、それについて対処することもできます。

    予測する意味とは、起こる可能性があるけれど、ある危険性を感じるなら、今すぐ何とかしてください、ということです。

    危険な可能性が現実になることを避けるために、恐怖を感じるなら、行動を起こすのは一人一人の役割、準備をするのは今、ということ。

    これからの長寿社会人生100年時代生き方は教育仕事引退という三ステージの人生だけではなくマルチステージの人生が到来する。複数のステージが存在する人生。年齢を重ねてからの学び直しが重要になる。
    個人レベルだけではなく企業や国家も考え方を変えなくては大きな壁にぶつかるだろう。

    真に人生を豊かに生きるためにはどうすればいいか、という点を私は伝えたかったのです。

    引退ステージのためにお金を蓄積することも大事です。
    お金や物などの有形資産と、それ以上に健康や仲間変化への対応力といった無形資産が重要です。
    寿命が伸びるとお金を蓄積するより、より長く働くための資産を蓄積する必要があります。それこそが生産性資産、活力資産、変身資産からなる無形資産です。
    重要なのが余暇の時間を意味するレクリエーションではなく、リクリエーション(再創造)に時間を使うことです。 余暇の時間は引退後だけではなく.人生のあらゆるステージに細切りにやってきます。その時間を学ぶ時間として使うべきです。

    学習法について5分で学べることを、週末に学べること、2~3ヶ月のサバティカル(研究休暇)で学べることを整理し、それぞれについて計画を組み立てるべきだと考えています。
    重要なのは人生の最期ではなく、人生の途中にそうした時間を入れることです。

    人間関係は無形資産の中で最も重要な要素です。社会学では社会関係資本と呼ばれています。社会関係資本を持つものは人脈が人脈を生み、スキルがスキルを生む、そして人生の新たなステージを切り開くことができる。この流れは昔から変わりません。
    社会関係資本の多寡が健康状況を作用する事も以前から分かっていました。活力資産(肉体的、精神的な健康や幸福状態を保つこと)にも該当する話ですが、良い人間関係を持ってる人は健康に過ごせます。

    年齢差別は日本の悪い一面です。ただでさえ日本には高齢者が多いのですから、35歳以上は転職できないなどの、年齢差別をしている場合ではありません。現在の高齢者は昔の高齢者に比べてずっと健康的で活力があります。少なくとも72歳までは問題なく働けると思います。

    よく言われることですが、今の六十歳は、昔の四十歳と同じぐらいの健康状態を保っています。

    ライフシフトの内容は人生の目的と、人生の意味の組み合わせでもあります。同時に積極的な選択の組み合わせでもあります。

    人生100年時代で、避けてはいけないテーマとして、過去と比べてすべてが変わった世界で、ひとつだけ変わっていないことは、女性が子供を産める年齢である、ということです。

    これは人生100年時代を考える上で興味深くいささか心配なことです。子供を産める年齢という問題は、多くの緊張や不安を生み出しています。

    日本のような歴史上かって前例のなかった超少子高齢化国家では、60代以上の人達に生産的な活動をするよう奨励しなければなりません。そして企業も国もそれをサポートする必要があります。人々が六十歳で働くのやめ、なおかつ出生率が下がれば、待っているのは明白なカタストロフィ(破局)です。

    脱出する方法は60代以上の人が働けるようにする、そして女性が働けるようにすることしかありません。この二つは日本で十分に活用されていない資産です。

    日本では女性という類まれな資産が十分に活用されていません。多くの聡明な日本人女性達が。これは日本にとって明らかな損失です。

    過去を懐かしんでいる場合ではありません。過去を見るより、現実を見なければなりません。

    しかしマスメディアや政治家は、人々の目を現実から背けさせ、論点をずらしたりしています。このやり方はひどいです。

    真実をありのままに伝えることは、大人と大人の関係を構築する、一番の道だと考えています。

    自分が労働市場で通用する人材でなければなりません。そこで自分のキャリアを常に考え、新しい知識やスキルを獲得することが求められるのです。

    人生100年時代に企業や国家のリーダーに求めるものはないしに国民の生活の現実を認めることです。そして彼らをサポートする施策を実行しなければ何ません。 定年退職制度の廃止は急務です。これほど時代にそぐわない仕組みがありません。
    その上で生涯学習に重点をおくべきです。教育は何も子供たちのためだけに使われるべきものではありません。大人向けの教育プログラムを国を挙げて構築すべきです。

    人生100年時代への対応は遠い道のりです。だからこそ私は本を書き、インタビューを受け、様々な形で声を届けようとしているんです。企業や国家を人生100年時代に向けて作り変える志あるリーダーが出現することを期待しています。

    ニックボストロム氏
    宇宙資源の賦存量とは、宇宙にに膨大な資源の貯蔵があることです。 もし将来成熟したテクノロジーを開発すれば、莫大な量の物質やエネルギーを人類が利用できるかもしれない。基本的なテクノロジー上の能力は物理の法則と合致しています。その膨大な量に比べれば、今われわれが持つ資源はパンくずのようなものです。

    もし我々が時期尚早に地球を破壊した場合現在持っている資源のみならず宇宙資源の賦存量という無限の可能性も失うことになります。人類の存在論的リスク、滅亡リスクと関係している問題なのです。

    テクノロジーが早く開発されるか、遅れて開発されるかという重要な問いもあります。
    例えば破壊的なテクノロジー X とそれに対して保護的なてくれる Y があるとします。 XとY どちらが先に開発されるかで、テクノロジーを制御できるかが変わってきます。

    AI が一つの特定の会社や国に対してではなく、人類すべての恩恵になるように使われるように、重要なアクターがより協力的な環境を作るためには先立って何ができるのか、こうしたことを考えていくのです。

    ダニエルコーン氏
    テクノロジーこそ格差を生み出す根源になっているのです。人口の半分が新しいテクノロジーをもたらす恩恵にあずかれないの場合を考えてみてください。それだけで経済成長率は半分になります。

    現代社会に成長が必要なのは、社会的出世の道が開けていると、すべての人に感じさせることが重要だからです。出世街道を歩む能力をすべての人に提供しているという感覚を与えなければならないからです。

    20世紀においてこれほど早く頑張って経済大国になったのは日本だけです。他に例がありません。

    ジョ-ンCウィリアムズ氏
    多くのブルーカラーのアメリカ人はプロフェッショナルになりたいとは思っていません。彼らはありのままの自分で生きていたい。既に独自のカルチャーの中で心地よく暮らしており、それを名誉にすら感じている。わざわざ知らないカルチャー飛び込みたいとは思わないのです。

    ワーキングクラスとプロフェッショナルの生活は文化的にかなり異なっています。プロフェッショナルの生活は個人の業績、功績、自己開発に、かなり重点をおいており、すべての分野で先端にいきたいと思っている。一方、中間層も安定と自己鍛錬にかなりの精神的な重点を置いています。 この安定というのがとくに大事に考えれていて、彼らの生活を精神的に支えているのです。

    彼らが強い憤りを感じているのは、少し成功するための地歩する失い貧困に向かって滑り落ちているからです。

    最初から夢が単に夢2にすぎないことを知ったら、残るのは絶望、そして怒りだっかもしれません。

    心の奥底で自分達が現在の地位を手に入れたのはワーキングクラスより頭がいいからと思ってることです。こうしたプロフェッショナルの思い込みこそがワーキングクラスから尊厳を奪う理由になっています。尊厳も奪われた男性ほど危険なものはありません。女性は尊厳を奪われることに慣れているのでもう少し柔軟性があります。

    社会的階級が民主主義を変えるー今や世界が気づき始めた。

    私が「ホワイトワーキングクラスという人々」という本を出すまで、社会的不平等を研究してる人達も、誰も関心を示さなかった。

    ネルアービンペインター氏
    2016年から白人の間に「自分たちが犠牲者である」という意識が広まっています。 特に共和党の支持者では大半の人が「自分達は差別されている」と思っている。
    自分たちが当然受けるべき尊敬を受けておらず、不当に扱われているーという感覚を持っている。アメリカ社会の大きくて深い分断の溝がここに存在する。

    0
    2022年12月18日

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