浅井晶子の作品一覧
「浅井晶子」の「暗黒の瞬間」「ポルトガル限界集落日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「浅井晶子」の「暗黒の瞬間」「ポルトガル限界集落日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
スコットランドヤードの刑事ケイトは控えめで自己評価の低い性格が足を引っ張り凡庸な刑事だと思われていた
しかし世界でただひとりケイトを天才捜査官と認めるヨークシャーのスカボロー署の警部ケイレブの熱心な誘いに移籍を決意する
だが移籍前の休暇を利用した旅行の最中、銃撃事件に巻き込まれ、否応なく捜査の前面に立たされてしまう
しかも頼りのケイレブはまたしてもアルコール問題により停職処分となってしまう
孤軍奮闘捜査を続けるケイトはやがて事件の背景に隠された大いなる「罪」を暴いていく
物語が描くのは、まさしく「罪」だ
そして物語が紡ぐのは、「罪」を背負う者、「罪」に蓋をする者、「罪」を楽しむ者、そして
Posted by ブクログ
東京創元社の先読みキャンペーンに応募して発売前のプルーフ版ってやつを読ませてもらいました。
連作短編形式の法廷ミステリという点では確かにシーラッハを彷彿とさせる。けど、シーラッハ作品よりは人の温かみがあって幾分エンタメ寄りで、文章もマイルドで読みやすかったです。
何のための罪を誰のために裁くのか?って問いが読後じんわり身体に染みてきて、「良い本を読んだな〜」っていう満足感がある。第1の事件〜第7の事件が重なり合った上で第8の事件が決定打となって、遂に「私の暗黒の瞬間」である第9の事件に向き合うための扉が開く…っていう構成がバチッと効いてる。
且つ、一つ一つの短編がキャッチーで面白く、“これ
Posted by ブクログ
太宰の『人間失格』を読んで、この主人公は自分だ、と思ったなんて感想をよく聞く。
僕にとっては、この『トニオ・クレーガー』がそういう本だったようだ。
「ねえ、ハンス、『ドン・カルロス』は読んだかい?君の家の庭の門で約束してくれたね。でも、どうか読まないでくれ!」
「瞬間撮影写真の載った馬の本を読むほうがずっといいなんていう人たちを、詩のほうへ誘い込んだりしちゃだめなんだ!」
「君のようになれたら!もう一度最初からやり直して、君と同じように成長することができたら。」
トニオの愛の言葉は痛烈だ。憧れの裏返しや、少年時代の気の迷い、そんな言葉で片付けられるような生易しいものじゃない。
周りの世