松木武彦の作品一覧
「松木武彦」の「【6冊 合本版】シリーズ 地域の古代日本」「古墳」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「松木武彦」の「【6冊 合本版】シリーズ 地域の古代日本」「古墳」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
考古学の入門書として類書の中でもとりわけ初学者の方によい本だと思います。なぜ日本の古墳は世界の墳墓と比べて巨大なのか、縄文土器はなぜ派手な紋様をしているのか、という個別のトピックで興味を引きながらも、考古学という分野自体の歩みと危うさ、光と影もバランスよく扱っていてスッキリした構成となっています。
入門書としてよいと思ったのはまさに考古学のオーソドックスな解説をしながら考古学自体の意義を胡座をかかずに再考しているところで、ナチスと考古学の悪しき結びつきなどに警鐘を鳴らしつつも、そうした社会との関係を問う考古学を「パブリック考古学」と今は呼ぶとして学問への関心を持続させる書き方になっているのが
Posted by ブクログ
日本列島の文明化と国家形成を、中国を中心とする東アジア(漢字、仏教、儒教、律令)の相互作用として捉え直す試み。本書の特色は、前方後円墳や聖徳太子といった「定説」を、東アジア全体の激動のなかで最新データを用いてアップデートする点にある。
まず刺激的なのは、巨大前方後円墳を直ちに「大王墓」とするテーゼを執筆者自らが「撤回する」と明記している点。前方後円墳は、一義的にはリネージ(出自系統)やクラン(氏族)のランクを表示する葬送舞台であり、王権秩序とは別次元の組織形態を反映していたという整理は、権威の表現が複線的であることを示す。
都城史では、藤原京から平城京への遷都が、大宝律令への対応だけでなく
Posted by ブクログ
弥生時代から古墳時代のどの本よりも詳しい考古学的解説書。
松木武彦氏の研究の集大成。
弥生時代からの各地域圏での氏族の始まりから、大王、ヤマト政権へ至る流れ。
ヤマト政権の確立とともに徐々に畿内は古墳の縮小、消滅へとむかう。
・1-2世紀
北部九州:外交と交易の先進地帯、甕棺墓がなくなる、原の辻貿易。
山陰:日本海交易の拠点、四隅突出型墳丘墓。
北近畿:貿易技術立国。
瀬戸内:内海航路と農業生産。
近畿中央部:農業社会の伝統と変革。
東海:肥沃な三日月地帯の要衝。
北陸:倭国乱の焦点。
関東:弥生の新開地。関東と東海にわたりアヅマの醸成。
・3世紀
古墳は氏族のシンボル、東日本で発生した。個