配信予定・最新刊

作品一覧

  • ひねもすなむなむ

    ひねもすなむなむ

    小説・文芸

    4.4
    1巻784円 (税込)
    自分に自信のない若手僧侶・仁心は、岩手の寺の住職・田貫の後継としてはるばる高知からやってきた。田貫は供養の為ならゲームもやるし、ぬいぐるみ探しもする少々変わった坊さんだった。面倒に巻き込まれつつも師として尊敬しはじめる仁心だが、田貫には重大な秘密があり……。後悔のない人生なんてない。「今」を生きるための力をくれる物語。
  • 銀河の図書室

    銀河の図書室

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    「ほんとうの幸い」って、何だろう? 瑞々しく、愛おしく、胸に響く傑作青春小説! 県立野亜高校の図書室で活動する「イーハトー部」は、宮沢賢治を研究する弱小同好会だ。 部長だった風見先輩は、なぜ突然学校から消えてしまったのか。 高校生たちは、賢治が残した言葉や詩、そして未完の傑作『銀河鉄道の夜』をひもときながら、先輩の謎を追い、やがてそれぞれの「ほんとう」と直面する。 今を生きる高校生たちの青春と、宮沢賢治の言葉が深く共鳴する感動長編。
  • 文庫旅館で待つ本は

    文庫旅館で待つ本は

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,716円 (税込)
    しずかな波音、やさしい食事、ぬくもる温泉、そして何よりあなたのための一冊を。戦前から続く海辺の老舗旅館・凧屋の名物は様々な古書を収めた文庫=図書のコレクション。少しばかり“鼻が利きすぎ”な若女将がすすめてくれる「お客様と同じにおい」を纏った文豪たちの小説が、訪れる人の人生を揺らす―。
  • シェアハウスかざみどり

    シェアハウスかざみどり

    小説・文芸

    4.1
    1巻721円 (税込)
    好条件、好待遇の期間限定シェアハウスキャンペーンで集まった、年齢性別バラバラの男女4人。管理人を含めた共同生活の中、彼らの仲は徐々に深まっていくが、風見鶏がなくなったことがきっかけで、住人達は疑心暗鬼になっていく。彼らが集まったのは偶然? それとも――。明かされる真実に心が驚きと優しさで満たされる、爽快な余韻が残る傑作。
  • 江の島ねこもり食堂

    江の島ねこもり食堂

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    江の島に「ねこもりさん」と呼ばれる女たちがいた。それは島の猫の世話をするという、とある食堂の隠れた仕事。 1912年のすみゑ、1967年の筆、1988年の溶子、そして2017年の麻布。一家の女たちが、ねこもりとして生きたそれぞれの人生は、新しい命を結び、未来を繋いでいく。あなたの血にもきっと流れている、百年の物語。
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

    ペンギン鉄道 なくしもの係

    小説・文芸

    3.9
    1~2巻627~721円 (税込)
    電車での忘れ物を保管する遺失物保管所、通称・なくしもの係。そこにいるのはイケメン駅員となぜかペンギン。不思議なコンビに驚きつつも、訪れた人はなくしものとともに、自分の中に眠る、忘れかけていた大事な気持ちを発見していく……。ペンギンの愛らしい様子に癒されながら、最後には前向きに生きる後押しをくれるハートウォーミング小説。
  • 図書室のはこぶね

    図書室のはこぶね

    小説・文芸

    3.8
    1巻891円 (税込)
    10年ぶりに返却された本の謎―― 「はこぶね」のような図書室がつなぐ〈本と人〉の物語 10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜいま野亜高校の図書室に戻ってきたのか。 体育祭を控え校内が沸き立つなか、1冊の本に秘められたドラマが動き出す。 未来はまだ見えなくても歩みを進める高校生たちと、それぞれの人生を歩んできた卒業生たち――海を見渡せる図書室を舞台に描く、感動の青春小説! 第71回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書『銀河の図書室』の原点の物語 解説/松井ゆかり 装画/カシワイ
  • 寄席わらしの晩ごはん

    寄席わらしの晩ごはん

    小説・文芸

    3.8
    1巻682円 (税込)
    とある下町の寄席・八百万亭は、不思議な現象のせいで「おばけ寄席」と評判。そこへ腹を空かせた青年が偶然訪れる。彼はその現象を引き起こす寄席わらし・フクちゃんのご飯係「特座」となるが……!?
  • やるせない昼下がりのご褒美
    値引きあり

    やるせない昼下がりのご褒美

    小説・文芸

    3.7
    1巻585円 (税込)
    あの人と過ごす「おやつ」の時間が、今日を乗り切る力をくれる。 妻子ある相手と夜をともにした伊豆の山奥のホテルで。忘れられない同級生と屋上前の踊り場で。さまざまな果樹が茂る瀬戸内海の島の庭で。もうすぐ卒業するメンバーと取り組む最後の仕事で。幼い息子との思い出のドーナツショップで。憧れの女性たちと出かけたいちご尽くしのピクニックで。心とおなかの空腹をあたたかく満たしてくれる珠玉の6篇!
  • 逃がし屋トナカイ

    逃がし屋トナカイ

    小説・文芸

    3.7
    1巻641円 (税込)
    人生ってのは、なかなか難儀だ。目釜市岬新町――寂れた海辺の倉庫街にて「トナカイ運送」を営んでいる神則道と矢薙圭介。凸凹コンビの裏の稼業は、ワケあり客OKの逃がし屋だ。あるクリスマスの夜、産婦人科医・田巻毬子から「夫の暴力に苦しむ妊婦を助けてほしい」と依頼が入り……。DV・借金・ストーカーまでクライアントの悩みは多種多様。心が震える新感覚バディエンタメ!
  • 7日でできるキャラクター創作入門 ――想像って役立つの?
    NEW

    7日でできるキャラクター創作入門 ――想像って役立つの?

    小説・文芸

    3.3
    1巻1,496円 (税込)
    「人間」がちょっとおもしろくなる(かもしれない)。 === 漫画、アニメ、映画、小説、ゲーム、ドラマ、舞台……様々な形のフィクションの世界で活躍をする魅力的なキャラクターたち。実は、あなたにも創れます。リアルな自分の心から生まれる「好き」な気持ちや「嫌い」な気持ちを「想う」ぞんぶん素材にする、誰でもできるとっておきの入門レシピをこっそり伝授。 === 『7日でできるキャラクター創作入門』。このタイトルに惹かれて本書を手に取ってくれたあなたは、どんな人でしょうか?  キャラクターが立っているストーリーを考えてみたい人?  キャラクターを創ることに、多少なりとも興味を持っている人?  キャラクターを愛でることが好きで、“推しキャラ”を切らしたことがない人?  キャラクターにもキャラクター創作にも興味はないけど、知識が欲しい人?  最後のタイプはわかりませんが、その他のみなさんは大なり小なり“フィクション”に興味を持っているのではないかと思います。(……) 本書のタイトルに入っている“キャラクター”──辞書で引くと、「小説・映画・演劇・漫画などの登場人物。その役柄」──もまた、フィクションを突き動かすものの一つです。 そして私は、キャラクターでフィクションを突き動かしていくタイプの人だったりします。(……)  キャラクターをちゃんと創れば、執筆中にあまり迷いません。万が一迷っても、最後にはキャラクターが必ず正しい道に戻らせてくれます。もうダメだ、お手上げだ、と立ち止まっても、キャラクターに手を引かれ、ふたたび書きだすことができます。何より、ちゃんと創ったキャラクターを動かすのはおもしろい。(……)  だから、私にとってキャラクター創作は、永遠に終わらない夏休みの自由研究みたいなものです。どうやったらよりしっくりくるキャラクターを思いつけるか、どんな状態の時にどういうキャラクターが現れるのか、自分の頭や心を常に探っています。  難しいけれど、とても楽しい自由研究です。 (1日目「“好きなキャラ”って、やっぱり大切」より) 【目次】 1日目 “好きなキャラ”って、やっぱり大切 2日目 “嫌いな人”だって、あんがい大事 3日目 自分のことは、わりと知らない 4日目 個性は、肉より骨から勝負 5日目 うってつけ、ってなんだろう? 6日目 いざ、テスト走行へ 7日目 あるキャラクター創作者の告白 すこし長いあとがき──創作が仕事になったら
  • 飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語

    飯テロ

    小説・文芸

    3.0
    1巻704円 (税込)
    定番のおかず、母親の味、特別なスイーツ、店の裏メニュー、皆で食べるおやつ――。真夜中に読むのは危険です!? 読むほどにお腹が空く、人気作家の書き下ろし短編やコミックも入った、垂涎必至の20人の食物語。
  • ふくろうハイムの扉をひらけば
    NEW

    ふくろうハイムの扉をひらけば

    小説・文芸

    -
    1巻2,200円 (税込)
    ある挫折をきっかけに大学を中退。マンション管理員のアルバイトをはじめた央次郎は、海に近い高台に建つ、総戸数わずか6戸、築古の個性的なマンション「ふくろうハイム」の担当になる。 央次郎にはある悩みがあり、極力、住人と顔を合わせないようにしていたが、ある日、『小さなスプーンおばさん』にそっくりな202号室に住む上田千依から声をかけられる。管理人補佐に立候補してきた千依とともに、“〈ふくろうハイム〉に女の幽霊が出る”という噂の真相を探り始めるが・・・・・・。 やがて、千依のおせっかいで、央次郎と他の部屋の住人との間でも少しずつ交流が始まっていく。201号室に住む高齢の父と息子、302号室に住む母を亡くしたばかりの双子の姉妹、301号室に住む同性カップル、401号室に住む謎の女性、402号室に住むシングルマザーと三きょうだい。 扉の向こうに広がっていた、それぞれの家庭の事情、それぞれが抱えて生きてきた傷に触れた央次郎の心にも変化の兆しが・・・・・・。「金曜日の本屋さん」シリーズ&『銀河の図書室』著者が贈る、“もう一度、人生を愛したくなる”ハートウォーミング・ストーリー! ■プロフィール 名取佐和子(なとり・さわこ) 兵庫県生まれ。ゲーム会社でシナリオライターとして勤務後、独立。 2010 年、『交番の夜』で作家デビュー。 15 年、『ペンギン鉄道なくしもの係』で第5回エキナカ書店大賞受賞。 23 年、『図書室のはこぶね』が各地の司書が選ぶ「イチオシ本」選定。 25 年、『銀河の図書室』で第35回宮沢賢治賞奨励賞受賞。 「金曜日の本屋さん」シリーズ、『逃がし屋トナカイ』『江の島ねこもり食堂』『ひねもすなむなむ』『文庫旅館で待つ本は』など著書多数。

ユーザーレビュー

  • ペンギン鉄道 なくしもの係

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1章から3章までは、普通の人が登場する。婚期を逃した女性、引きこもりに堕ちた高校生、嘘をそのままにした主婦。
    全編に登場するのが、達観した若造とジェンツーペンギン。ペンギンはペンギンとして登場し、擬人化はされていない。

    (題目から想像した内容とは、全然違う。。。)

    4章で怒りに燃えた親父が登場する。行く先々で、1章から3章の人々が再登場し、衝撃的な事実が明らかにされる。
    「4章はこの視点で進んでいたのか?」とびっくり。突き飛ばされた気がした。
    全ての謎が解かれ、伏線が回収される。

    この著者は、4章仕立てが得意のようだが、今回参りました。日付が変わる時刻を過ぎて読み終わったが、余熱が取れるまで、寝付けなかった。

    続編のリターンズが楽しみ。既に買ってあるが、楽しみは先送りにしよう。。。

    0
    2026年10月26日
  • 銀河の図書室

    Posted by ブクログ

    帯に「宮沢賢治」の文字があった為、興味を惹かれ読みました。
    タイトルも銀河鉄道の夜を思わせるし。
    私自身が高校を卒業したのはもう、十年以上前になるため、気持ちとか共感できるかな?と不安になりながらも読み進めた結果、号泣。

    私はコロナのせいで学生時代の色々な経験をつぶされたわけでもないし、18歳で成人になったわけでもない。
    それぞれ登場人物の抱えたものは、私にはなかったけど(恵まれていると思う)きっと当たり前に抱えている人は沢山いるのだろうな、と今更ながら実感。
    自分以外に鈍感になったり、自分を出せなかったり…。
    高校生らしく恋愛模様もチラリ、見えたり。
    (キョンヘもチカも失恋しちゃった…けど、相手の背中を押せるいい男じゃん!いつか素敵な人が現れるよ!と思ったりした笑)

    多感な時期だからこそ抱えたトラウマを乗り越えるまだまだ小さく頼りない背中を押せる大人でありたいと思った。

    0
    2026年10月24日
  • 文庫旅館で待つ本は

    Posted by ブクログ

     とても面白かったので、いっきに読んでしまった。
     短編連作というには、個々の短編のつながりは浅い。第1話と最終話が密接という感じだろうか、途中で『この話は、終わりの形としては良いけど、なんか中途半端だな』というものも最終話で回収していく。分かりやすい伏線がきちんと回収されていくので何かと整合性に意識がむきがちな特性持ちの私には読んでいてストレスがなかった。
     主人公は大変鼻の利く女性である。相手の感情なども読み取るという、どこかの鬼退治漫画の主人公のようである。もしかすると、そこから着想を得たのかもしれない。とはいえ、この物語の重要アイテムである文庫本、しかも古本というもののことを考えたら、『匂い』というのは最適なフックだと思う。
     本といっても文庫本というのはある意味特殊だ。
     最近では単行本で出版された本が、一年以内に文庫本として発売されることも珍しいものではなくなったが、昔はそうではなかった。『売れる』と確信のないものは文庫本にならなかった。それを考えると古典で文庫本となっているものは、過去も現在も手にとる者がいるという前提で発行されているものなのだろう。
     話が前後するが、本を描写する方法には視覚による見た目、触覚による質感がある。五つの内のこのふたつは第三者にも分かりやすい。残り三つの味覚、聴覚は特殊な場合を除いては本の描写には使われない。(聴覚は異論がありそうだ。頁をめくる音は確かにある)最後のひとつ嗅覚である匂いは、明確にありながら第三者に伝聞するのが難しい。匂いによる体験はあまりにも個人的過ぎて、一般化が難しいからだ。その癖、本そのものの個性を描写するのに、匂いほど実感があるものもない。本棚にしまい込まれた埃のそれや、紙自体のそれ、印刷会社ごとに違う製本に使うインクや糊の匂いは、それがそれだと実感させる。(昔、匂いで何処の印刷会社の本か分かる知人がいた)その匂いをフックにして、本と登場人物を結びつけるというのは、なかなかに面白いアイデアだし実感に紐付いてリアルでもある。
     また底本にある本のチョイスも良い。知っていそうで、実は全部を知らないような、そんな本を選出している。
     旅館とという舞台設定からして普通ならばあり得ない、現代劇のファンタジーなのだが不思議なリアリティがあり、とても面白い本だった。

    0
    2026年10月18日
  • 文庫旅館で待つ本は

    Posted by ブクログ

    本の巡り合わせがやっぱり好きだなとなる一冊は持っておきたい本。若女将とお客さんが話す時に用意する茶菓子セットが好き。

    0
    2026年09月07日
  • 文庫旅館で待つ本は

    Posted by ブクログ

    ずっと気になってて、読み始めたら一気読み

    若女将、実際にいたら絶対旅館に泊まりに行くと思う。
    それで今の自分の心情とそっくりな本を見つけて欲しい。

    小説の世界って、色々なヒントがある。
    実際誰かに相談するよりも、物語に出てくる文章がヒントになったりアドバイスになったり。
    今回読んで、今の私の心情がこの小説と結びついたのかもしれない。

    0
    2026年09月06日

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