作品一覧

  • 科学と非科学 その正体を探る
    値引きあり
    4.0
    1巻499円 (税込)
    本書は、科学と非科学のはざま、言うならば「光」と「闇」の間にある、様々な「薄闇」に焦点を当てた本である。「科学的」なものと「非科学的」なものは、そんなに簡単に区別できて、一方を容赦なく「断罪」できるのか? 「科学的な正しさ」があれば、現実の問題はなんでも解決できるのか? 何が「真実」で「異端」なのか? 分子生物学者が科学の可能性と限界を見つめ、私たちが生きる意味をも捉えなおしたサイエンスエッセイ
  • 生命のからくり
    値引きあり
    4.2
    1巻499円 (税込)
    現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。(講談社現代新書)
  • ウイルスは生きている
    4.1
    1巻869円 (税込)
    私たちのDNAの中には、ウイルスのような遺伝子配列が多数保存されており、生命活動で重要な役割を果たしている。極言すれば、我々の体の中にウイルスがいるから、我々は哺乳動物の「ヒト」として存在している。果たしてウイルスとは何者なのか? 生物の進化に大きな役割を果たしたウイルスは「ただの物質」なのか?それともやはりある種の「生命体」と見なすべきなのか? 一気読み必死のサイエンスミステリー
  • わからない世界と向き合うために
    3.6
    1巻968円 (税込)
    できればこの不安の根源となる「わからない世界」には、お引き取り願いたいものです。この先に何が起こるか、どんなリスクがあるのかきちんとわかれば、ずいぶんと私たちの選択は容易になることでしょう。科学がいつの日かこの世のすべてを解き明かしてくれる、そう信じたい気持ちもあります。でも、恐らくそんな日は来ないし、それをただ待ち続けるような心の在り様も何か少し違うのではないか、私はそう思うのです。(「はじめに」より)
  • 生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線
    5.0
    1巻1,045円 (税込)
    「わたし」の中に無数の生命が潜んでいる。あなたの中の「他者」とは何か? 異なる生命体の共存と融合が形作る「生命」。最新研究でわかった「驚きの生命観」 中江有里さん(女優)絶賛 生物は独りでは生きられない。 「他者」とつながり、体の内の「内なる下界」に 生かされ、長い時を重ねて私はここに居ると感じ入った。 「はじめに」より 本書が描く生命の姿は、複合体としての実在である。「わたし」の中には、実は多くの生命体が複合体として存在している。それは遺伝子という意味でも、細胞内小器官(オルガネラ)という意味でも、また生物種の共生体という意味でもそうである。どこに区切りがあり、どこからが「わたし」で、どこからが「あなた」なのか、その境界さえ判然としないものも少なくない。生命は合体し、新たな形の生命を生んでいく。「あなた」と「わたし」は混在しており、そしてその合体は、時に物理的な「わたし」だけでなく、「意識」や「心」としての「わたし」にさえ影響を及ぼしている。 「あなたはだれ?」 本書を読み終えた時、その問いかけに、果たしてあなたはどう答えるだろうか? 第32回科学出版講談社賞受賞作家が描く「驚くべき生物たちの姿」 読み始めたらとまらない ビックリ仰天のエピソード満載 ●オオカミを群れのリーダーにするトキソプラズマ原虫 ●ウシはウシだけでは ウシになれない? ●腸内細菌の移植で性格が変わる! 便移植で臆病なマウスが活発なマウスに ●光合成生物を取り込んだ生物を、さらに取り込んだ生物をさらに取り込む…葉緑体を巡る驚きの共生マトリョーシカ ●私たちの皮膚を守る保湿成分の生成にウイルス由来の遺伝子が関わっていた ●カマキリを「入水自殺」させる寄生者ハリガネムシの恐るべき宿主操作術 ほか
  • 遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか?  本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。

ユーザーレビュー

  • わからない世界と向き合うために

    Posted by ブクログ

    Y染色体で祖先まで男系は全て同じという話など、興味深い事が多く一気に読んだ。著者の誠実な人柄を感じる文章。面白い。

    0
    2026年03月26日
  • 生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線

    Posted by ブクログ

    良書である。

    『生物とは何か』という書名であるが、最終的に、哲学的な問いにつながっていく。
    最終章のタイトルは、『そして「わたし」とは何か』である。

    まさに、わたし自身の哲学的な関心・疑問に沿っている。

    ⚫︎第1章
    トキソプラズマ原虫(真核単細胞生物)について。

    ほぼすべての温血動物に感染可能。
    全人類の3分の1は感染者と推定される。
    感染者は、ドーパミンやテストステロンが増加し、リスクのある積極的行動をとる傾向がある。

    ⚫︎第2章
    腸内細菌についての話。

    植物のセルロース・ヘミセルロースなどは難分解性であり、草食動物でも自身では分解できないので、腸内細菌の作る酵素で分解される。

    0
    2026年03月22日
  • 生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線

    Posted by ブクログ

    とても刺激的な本だった。生命とは何かというタイトルで、特にキーワードは”共生”だろうか。扱うテーマがとても興味深い。例えば、

    ・トキソプラズマという寄生虫に感染するとアクティブな気質に変わる。人類の約1/3が感染している。感染された生物は、オオカミで言うとリーダー、人間でいうと起業家になる確率が高い。
    ・ヒトゲノムの中にウイルス由来のものがあり、スイッチとしての制御や遺伝子として利用されていたりする。
    ・カマキリを操り入水自殺させるハリガネムシ

    生命体は単独で生きているわけではなく、様々な他の生物との共生を通じて生き、進化しているということだろう。ミトコンドリアが他の生物を飲み込ん

    0
    2026年03月15日
  • 遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎

    Posted by ブクログ

    遺伝子の発見、研究の歴史をわかりやすく解説して、読んでいるうちに遺伝子のことがわかってくるとても良い本。

    0
    2025年12月12日
  • ウイルスは生きている

    Posted by ブクログ

    「はじめに」から最後まで、ずっとワクワクしっぱなし。すごく面白かった。インフルエンザの由来から、進化、生命観まで。

    幅広い学術知識を再構築した、素晴らしい科学読みもの。

    0
    2025年02月20日

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