市川伸一の作品一覧
「市川伸一」の「考えることの科学 推論の認知心理学への招待」「認知心理学を知る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「市川伸一」の「考えることの科学 推論の認知心理学への招待」「認知心理学を知る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人間の判断過程・推論の仕方がどのようなものであるか、を描いた本書。
私たちの推論やものの考え方というのが、統計学や確率論、論理学などに忠実かというと、そうではない(そうではないからこその、この一冊の本なのですね)。
それどころか、人間の推論の仕方は、-この本ではいくつかの実験結果が紹介されていますが-、そういった正当・合理的なやり方と比べると随分プロセスが違ったりするわけです。
「人間は合理的に考える生き物だ」なんというのは、たとえばミクロ経済学などを勉強すると、そんな仮定に出くわすわけですが、上のような事実を踏まえると、「人間は合理的に考える」というのは、どうやら怪しい、ということ
Posted by ブクログ
■要約 :『考えることの科学』『勉強法の科学』『勉強法が変わる本』市川伸一著 より、KJ的にひも解いてみた。
『世の中にある問題というのは、初期状態、目標状態、操作がはっきりとは決められないものが数多く』、『どのような手が使えるか…を考え出すことがたいへんなのである』。
『何らかの認識にいたるというときには、つねに推論がからんで』おり、『考えてアイデアがいきなり湧いてくる…、けっしてそうではない』。これらとどう向き合うかというのはとても重要なテーマだ。
問題を解くには、推論したり、創造したりする必要があるが、この際、『事実を関連づけていくことが決定的に重要な役割を果たす』ようであ