作品一覧

  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

    考えることの科学 推論の認知心理学への招待

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻726円 (税込)
    日常生活での思考は推論の連続といえる。その多くは論理形式に従うより、文脈情報に応じた知識を使ったり、心の中のモデルを操作してなされる。現実世界はまた、不確定要素に満ちているので、可能性の高さを直観的に判断して行動を決めている。推論はさらに、その人の信念や感情、他者にも影響される。推論の認知心理学は、これら人間の知的能力の長所と短所とをみつめ直すことによって、それを改善するためのヒントを与えてくれる。
  • 認知心理学を知る

    認知心理学を知る

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 認知心理学とはどんな科学なのか? 人間の情報処理過程の段階にほぼ沿って、知覚から記憶、概念、学習、思考までを解説。コンピュータによる知識表現の問題などにも触れる。章の追加、本文の加筆修正等を行なった第3版。 (※本書は2009/9/1に株式会社 おうふうより発売された書籍を電子化したものです)
  • 勉強法の科学 心理学から学習を探る

    勉強法の科学

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    どうしたら上手く覚えられる? やる気を出すにはどうする?――自分に合った勉強法の見つけ方を、教育心理学者が手ほどきします。人間の記憶のしくみや理解するときの知識の使われ方などを知れば、コツがつかめて勉強が楽しくなります。受験に役立つと大好評の『心理学から学習をみなおす』の待望の改訂版。
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

    勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻946円 (税込)
    「いくら勉強してもわかるようにならない」「ちょっとした問題でも間違えてしまう」だとしたら,自分の勉強法に問題がないかな? 心理学の成果をもとに,数学,英語,国語などの問題にそって,なぜつまずいてしまうのか,もっとよいやり方はないか,具体的にアドバイスします.効率的で,しかも自分にあった勉強法をみつけよう.

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  • 学ぶ意欲の心理学

    学ぶ意欲の心理学

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻850円 (税込)
    勉強を強制するのでなく、子どもの自主性を尊重する日本の学校教育の方針は、世界の潮流に逆行しているのか? 教育施策の決定に影響力をもつ教育心理学が「自律的な個人」をモデルにすることで、社会階層差の拡大など社会全体のマクロな問題が見過ごされてしまうのか? これら最近の教育改革をめぐる議論を考えるために重要な鍵になるのは「やる気」すなわち「動機づけ」の捉え方である。本書では心理学の「動機づけ」理論の基本的な流れのコンパクトな解説に加えて、勉強方法との関係、文部科学省による学習指導要領などの問題点をめぐる、精神科医・和田秀樹氏、教育社会学者・苅谷剛彦氏との徹底討論も収録。さらには「充実・訓練・実用・関係・自尊・報酬」の六つのポイントから「やる気」の志向を分類する著者独自のモデルも紹介されており、私たち一人一人が勉強や仕事への「やる気」を高めて維持するためにも、大いに参考になる内容である。

ユーザーレビュー

  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

    Posted by ブクログ

    1997年が初版で、私が買ったのは2021年8月30日の16版でした。

    心理学の面白い実験がいくつか紹介されていて、興味深かったです。

    いちばん、不思議なのは三人囚人問題で、ヒントを与えられた後のほうが、助かる確率が下がってしまう、という話でした。

    0
    2023年12月04日
  • 学ぶ意欲の心理学

    Posted by ブクログ

    啓蒙読みものとして理想的だと思う。対談入ってるのもいい。トピック自体が魅力的ではあるんだけど、こういうのがたくさんあるとよい。

    0
    2022年02月15日
  • 勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス

    Posted by ブクログ

    大学を受験する高校生を対象にした「勉強法」を改善することを教えてくれる内容。小学生の勉強にも通用する部分は多い。
    子どもを持つ親はこの本を読んで理解しておくことは非常に役立つと感じた。
    (かなりのページに高校生が数学に望むときの勉強法が書かれているので、小学生を考えたときには不要で難しいけどこの部分は飛ばしておけばいい)

    0
    2020年06月23日
  • 考えることの科学 推論の認知心理学への招待

    Posted by ブクログ

     人間の判断過程・推論の仕方がどのようなものであるか、を描いた本書。
     私たちの推論やものの考え方というのが、統計学や確率論、論理学などに忠実かというと、そうではない(そうではないからこその、この一冊の本なのですね)。
     それどころか、人間の推論の仕方は、-この本ではいくつかの実験結果が紹介されていますが-、そういった正当・合理的なやり方と比べると随分プロセスが違ったりするわけです。

     「人間は合理的に考える生き物だ」なんというのは、たとえばミクロ経済学などを勉強すると、そんな仮定に出くわすわけですが、上のような事実を踏まえると、「人間は合理的に考える」というのは、どうやら怪しい、ということであります。
     (むろん、議論を進める前提として、そのような仮定や擬制を行うのは意味のあることですし、そういった仮定や擬制をすることがミクロ経済学にとってまずいことだ、といっているわけではありませんよ)
     かといって別に、断じて私たちの推論の仕方(繰り返しますが、これはしばしば合理的な手法にそぐわないことがあります)というのが、とるにたらぬ、出来損ないの機能かというと、それはそれで極論なんですね。
     ヒューリスティックというのは、それはアルゴリズムとは別の意味で、合理的な意味合いがあるのです(脳への負担を軽減するため、とか)。

     私たちの思考・判断過程と、合理的な推論・思考の仕方にはギャップがある。
     この現状認識は、ぜひ心得ている必要があるとおもいます。
     そしてそれこそが、考える葦の面目躍如だと思うのです。

    0
    2018年11月12日
  • 勉強法の科学 心理学から学習を探る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■要約 :『考えることの科学』『勉強法の科学』『勉強法が変わる本』市川伸一著 より、KJ的にひも解いてみた。
     
     『世の中にある問題というのは、初期状態、目標状態、操作がはっきりとは決められないものが数多く』、『どのような手が使えるか…を考え出すことがたいへんなのである』。
     『何らかの認識にいたるというときには、つねに推論がからんで』おり、『考えてアイデアがいきなり湧いてくる…、けっしてそうではない』。これらとどう向き合うかというのはとても重要なテーマだ。
     
     問題を解くには、推論したり、創造したりする必要があるが、この際、『事実を関連づけていくことが決定的に重要な役割を果たす』ようである。
     うまい手は『知っている問題にもちこむ』ことといわれるが、そのためには、『知識を使って「この問題はどんな問題か」を把握』せねばならない。
     知識といっても表面的な知識ではない。『関連をもってつながっている』知識、『構造化された知識』や『スキーマ』でなければならない。
    『公式だけ覚えていても問題が解けるようにはならない』といわれるのも同じことだ。『方略というのは、それ自身を言葉で覚えていてもだめで、使えるようにならないと意味がない』からだ。
     
     また、問題は『解きながらそれがしだいに決まっていくということが少なくない』。解くうえでは、『定義や具体例を通じて意味を理解しておく』ことに加え、『手を使いながら、頭を使う』ことが大切であるとされている。
    『書くということを通じてこそ、人は自分の考えを進めたり、新しい考えを出したりできる』、『何も書かずにうなっているだけの人は、まずいない』、『「考えたことを書く」のではなく「考えるために書く」』ことが大事であると説かれている。『(文章ならば)移動したり、削除したり…、段落の順序を入れかえたり…』、『紙の上に図や式を書きながら考え…』など、『ジタバタしてみなければ解けない』。
     このような行為によって、『もやもやとしていたことがらが形をなしてくる/思いもかけなかったような新しいアイデアに思い至る』こともあるし、『表現するという行為を通して心の中にあるものが変化』していったり、『制作過程を通じて自分自身が変化していくことを感じる』ようだ。
     
     『「思考のツール(道具)」として使える推論に関する学問(論理学、確率論、推測統計学)』の活用も重要だ。人には『確率判断を求められたときに、それを代表性に置き換えて判断してしまうというヒューリスティックス』など、ある『考えに流されやすい心理的な傾向』があるからだ。『ランダム、標本抽出、大数の法則、相関などの確率・統計的な概念を用いたデータを扱い、現象を理解するといった方法論をとることにより洗練された解釈をする』ようになる。
     
    『学習は、量と質』、『量よりも、何が身についたかを気にかける』必要があるのだ。
    『いい仕事をしている人/熟達者/成績がいい人/良い成績の学生』は、『豊かな知識』『豊富な「問題状況のパターン」』をもっている、『トップダウン的な処理をする』、『統計学の訓練を受けている』などの傾向があり、『問題の考え方のセンスがいい』ようである。
      『人はついどのような考えに流されやすいか』ということと、人はどのように認識、解釈(ボトムアップ⇒スキーマ呼び出し⇒トップダウン)し、『考えを進めるかという指針』を知っておいたうえで、『経験から一般的な教訓を引き出し』たり、『自分で学習観や学習方法を作っていく』などしながら、『自分の知識をより完全なものに』していかなければならない・・・これこそが学びだ。
     
     心持ちとしては、『「いつかわかってやるぞ!」という気持ちを秘め』、『何か問題意識を感じて「なんとかしたい」と思うこと』など、『基本的には「理解したい」という方向付けをもつ』必要があるが、『「これをやればいい結果になる」という確信をもてる内容にすると同時に、「これなら自分でもできそうだ」という実行可能性の高いものにしないと、やる気は湧いてこない』。『外発的動機づけの視点からすると、何をめざしてやっているのか、目的・目標が見えにくいときにはやる気が出ない』、『内発的動機づけの視点からすると、知的納得感、達成感、進歩の実感などが満たされなければ、およそやる気になれない』が、『どの動機でもいいので、とにかくやってみることです。やってみたら、できるようになった、おもしろくなった、という経験をつかむこと』も重要であるとある。
     一方、『意味が理解できなくても手続きへの慣れを先行させたほうがいい』ことや、『伝統的な枠組みの中にどっぷりとつかる時期があってもいい』、『わからないことにじっと耐えるというのも、重要な学習』ともあり、とても人間的だ。考えるとはいかなることかについてより理解を深め、人の思考のくせを認めつつ、とにかく四苦八苦し、『自分なりに方略をつくっていく力』をつける・・・ということなのであろう。

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    2018年01月18日

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