文芸社作品一覧

  • 沈丁花 月のひかりは…
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    沈丁花は、春の季語にもなっている花。著者は舞い散るその匂いにインスピレーションを得た。女学校時代から歌を詠み、まだ二、三歳だった著者を歌会に連れていった祖母。能の謡から転校して詩吟をたしなんだ父。そんな文芸一家に生まれ育った著者が、満を持してまとめあげた歌集。日常のそこかしこに存在する愛の形や四季のうつろい、日々の営みを鋭く見つめ、時にひそやかに、時に情熱的に歌へと昇華させている。
  • 恋姫人形 上
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    1~2巻847円 (税込)
    眠りから目覚めるための口づけを待っている唇 恋姫人形(本書より)。穏やかな毎日の暮らしの中で感じたささやかな美しさや憧れ、深い喜び、切ない哀しみを、三十一文字の短歌のなかに込めた歌集。一つ一つの短歌に込められた大切な思いは、読む人それぞれが人生を重ね合わせることができる不思議な力を持っており、やさしく、繊細でしなやかな短歌の世界に浸ることができる。著者の作歌の軌跡をまとめた歌集を上・下巻同時刊行。
  • 12ヶ月の色世界
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    人はだれもがまゆ玉のような心で生まれる──おかいこさんの妖精が、生命の尊さを伝えながら、新潟の美しい風景と、先人が残してくれた美しい言葉で綴った絵本。1月は真綿色、2月は若菜色、3月はすみれ色、4月は藤色、5月は若竹色、6月は瑠璃色、7月藍色、8月は朱鷺色、9月は黄金色、10月は紅色、11月は金色、12月は白銀。12ヶ月の色の世界をお楽しみください。
  • バイトの色 14の仕事が教えてくれた大切なこと
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    ふと思い出すアルバイトの風景が、いつも色と一緒に浮かんでいることに気付いた時、「これを書いてみたい」と思い立った……。どんな仕事にも“初めて”の感動があり、経験して初めて得られる歓びがある。そして巫女、販売員、電話受付、口述筆記など、さまざまな仕事を通して色々な人に出会えたことは、かけがえのない財産となっている。そんな14のカラフルな体験を綴ったエッセイ。
  • 手のひらから
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    1巻847円 (税込)
    左頬に癌ができ、抗がん剤と放射線治療を始めた夫。時に、苦しさを妻にぶつける。一番辛いのは本人と分かってはいても、やり切れぬ思いをする。しかし、ある時から、声を荒げていたのは、それだけ元気だったということがわかる。癌は目から脳へと進み、残された穏やかな時間を夫婦で過ごしたいという望みもかなわず、夫は56歳で旅立つ。ともに戦った5年間の妻の想いを綴る。
  • 母の姿見 光、薫風となって
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    「辛いこと、心を重くすることがあって、失望させられることがいろいろあるのが人生よ。でもネ、私は失望しても、絶望はしないからね」「辛いとき、悲しいときは存分にその思いに浸りなさい。そんなときは涙を流し、悲しみにくれていいのよ。そしてまた、心を立ち上げて前に進んでいきなさい」……言いつくせない感謝の思いを込めて、母が遺した珠玉の言葉、思い出をまとめました。
  • 無臭の光
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    宇宙空間を生活圏とする新しい時代、対立する二つの人類─タイムトラベルができる五次元人(森のしずく派)とできない四次元人(神の啓示派)─の対立が激化していた。森のしずく派に所属するローマに暮らす69歳の日本人男性「西条」は、神の啓示派の襲撃を恐れ、フランスやドイツに逃避行を続ける。SF的でもあり、哲学的でもあり、不条理的でもある、じつに多彩な表情をもつ小説。
  • 20万円から始めよう 自分投資への第一歩 Jリートであなたもプチ資産家に!
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    1巻847円 (税込)
    ファイナンシャル・リテラシーの基本を身につけ、賢い投資家として、マイナス金利時代でも豊かに暮らすための実践的指南書。投資というと難しく、リスクが高いもの・資金がないとできないもの、と二の足を踏みがちな初心者でも、安全安心な資産形成の道はある。その代表格であるJリートを、NISA・ジュニアNISAに非課税枠を活用して運用する。その注目銘柄の選び方を学べる一冊。
  • ふぁーふぁさんのワクワク2つのおはなし
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    祈りがとどきますように──。宇宙動物園を舞台に初めての出会いを描いた「流れ星にのって… ~シロクマさんとペンギンさんの物語~」、思いがけず助けを求められたリスとネズミ夫婦を描いた「よくばリス」。「出会い」について描かれた2作品が収載されている。作者の想いがギュッと詰まったホッコリ温かな贈り物のような物語絵本。あなたにも、ワクワクする出会いが訪れますように。
  • イザナギ・イザナミ 倭の国から日本へ 1
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    『古事記』や『日本書紀』は、何を伝えようとしているのか。記紀の世界を暦年で綴る物語。紀元前82~62年。春秋戦国時代、祖国を滅ぼされた倭人達は、朝鮮半島南部にたどり着いた。その一部は、日本列島各地に倭人の国を築く。倭人の宗主国を自任する「高天原」。瀬戸内海を囲む「葦原中国」。イザナギとイザナミの運命は……。古代史の謎にせまる歴史小説、『倭の国から日本へ』第1巻。
  • 小さなお山の仲間たち 山から来た青い鳥ピッポ/泳げトットちゃん
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    1~3巻847~1,056円 (税込)
    オオルリの幼鳥を育てながら自らの子育てを振り返っていく母親と、成長していく小鳥を描いた物語「山から来た青い鳥ピッポ」。小さな池で鯉やおたまじゃくしたちに出会い、悩みを乗り越えて成長する金魚を描いた物語「泳げトットちゃん」。日本のベストドクターに選ばれる名医が心を込めて書いた二作の童話に、人気イラストレーターがモノクロの可愛い挿画を添えた素敵な一冊。
  • ある少年の詩
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    1巻847円 (税込)
    戦場の悲惨な実態の多くは語らず、戦後は家族には厳しい父として振る舞った父。その少年時代から最晩年に至るまでを娘の視点から描く叙事詩的作品を軸とした詩集。祖父、父そして子という世代をわたって一つの家族の歴史と変転を振り返るとともに、大正6年の真夏に生れ、体験した戦争の現実を胸に秘めて、その生涯を終えた父への思いを綴る父恋いの記。
  • 散華の遺産
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    日中戦争で遺児となった著者の人生と家族の軌跡を綴った半生記。いかなる苦難や悲しみが起ころうともそれを冷静に受け止めながら顔を上げて前に進もうとするしなやかな強さを育んだ著者と、そうなれなかった家族の生き様に、人の心に及ぼす戦争の影響の大きさを感じずにはいられない。また、戦争だけでなく、現代社会においても考えるべき「命の尊厳」について本書は一石を投じている。
  • 昼下がりの紅茶
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    イラクやカナダ等で生活した著者だけに、日常の暮らしの中でのお国柄の違いを女性ならではの視線で綴り、人間の暮らしへの慈しみを喚起するエッセイ集となっている。読者の知的好奇心をそそるテーマを柔軟な感覚で案内してくれるエッセイも楽しいが、たくさんの国のたくさんの人と気持ちを通わすことを大切にする著者の姿は、出会いが人生の醍醐味であることを改めて気付かせてくれる。
  • 赤ちゃん
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    3歳児から中学生、高校生を対象に、子どもができるまでの過程を著者のイラストも含めて真正面から描いた性教育絵本
  • 童話 手のり文鳥のはなし
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    1巻825円 (税込)
    愛らしい文鳥と村人とのふれあいを描いた童話。「ピーチャン物語」「星になっただだちゃん」「ピコちゃんは一等賞」の全3話が収録されている。物語の舞台は、著者のふるさとである愛知県弥富市。かつては文鳥飼育が盛んで「文鳥村」と呼ばれていたが、今は激減したとのこと。なんとか白文鳥飼育の歴史・文化を後世に残したいという思いが本書に込められている。
  • オンナごころがわからず彼女にフラれた俺がにょたいかしちゃったら!?
    -
    1巻825円 (税込)
    研究中の薬を誤って飲み、突然体が女になった男子高校生。元に戻る薬が開発されるまでの期間、女体の神秘を追求したいという好奇心が次第に暴走していく。周りの男たちの欲望も痛いほどわかるだけに、つい受け入れてしまう一方、女体の頼りなさ、心の動きにも気づいていく。そんな中、罠にかかり、不良たちの餌食となってしまい──。エロティックな冒険を圧倒的な官能シーンで描ききる!
  • 上田娘は動画で生きる
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    1巻814円 (税込)
    高校生の弥生は、友人の葉月に誘われ、地元・長野県上田市をネタに動画制作を始めた。弥生にとって葉月は「みんなが友達になりたい、魅力のある子」。一方、弥生は葉月にとって「本気になれば、すごいことをやってのける子」。二人は信頼し合い、その友情は無敵だった。しかし、大人気インフルエンサー・樹音が声をかけてきたことをきっかけに、二人の友情に危機が訪れて!?
  • ギンギツネ
    NEW
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    1巻792円 (税込)
    仲間とはぐれた黒い毛の子ギツネ。アカギツネの母に助けられ、育てられて、やがて厳しい自然と試練の中でたくましく成長。銀色の毛を輝かせるギンギツネの長となります。愛情を注いでくれた母との別れ、孤独な戦い、新たな出会い、そして命の継承を通して描かれるのは、生きることの厳しさと尊さ。大自然の中で懸命に生きる命の物語は、読む者の胸に静かな感動を呼び起こします。
  • 幸せの遭難者の終いの途
    NEW
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    1巻792円 (税込)
    人間の幸せについて考えさせられる一冊。不遇な幼少期、家庭崩壊、貧困、非行──何度も道を踏み外しかけた少年が、出会いと努力を重ね、人生を自らの手で切り拓いていく。どん底からはい上がり、仕事に恋に迷いながらも、「学び直し」を武器に教育の道へと歩み出す。人は変われる。何歳からでも、人生はやり直せる。迷い、道を見失いそうな人たちに、幸せへのヒントも提示する小説。
  • 気ままな仔リス チー助との120日
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    カゴの中に入れると、すぐに入り口をガタガタいわせて、「出してェ!!」とアピールします。お姉さんは、部屋の中をできるだけ自由に歩き回らせることにしました。これが、あとで大変なことになるとも知らずに──手のひらサイズのチー助に振りまわされるお姉さんとチー助の生活を描いた、実話をもとにしたエッセイ。そしてある日、チー助は……。
  • 亜由と歩けば
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    1巻792円 (税込)
    「この街は母が生まれた街。そして私が育った街。この街にいれば死んだ母も私を見守ってくれるはず。亜由はそんなふうに感じていた」(本文より抜粋)。幼少期に母を亡くし、祖母の深い愛情に包まれて育った亜由。人生の試練や心の傷と向き合いながら、自立と幸せを求めて歩み続けた先にあるものは、絶望か希望か──。家族の絆と愛着の大切さを繊細に紡いでいく物語。
  • 哀しくも美しき 言霊の詩
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    1巻792円 (税込)
    長い人生の中でたくさんのターニングポイントがあり、何気なく詩や短歌にしたためてきました。人生もゴール地点に近づいてきた今、それらが思いがけず心の奥の「宝箱」から飛び出し、こうして歌集の出版をすることが出来ました。身に起きた数々の出来事、関わってきたたくさんの人々、そして作品をお手に取ってくださった人々のおかげと、心より御礼申し上げます。(著者より)
  • 僕たちは、キスはしない。
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    1巻792円 (税込)
    彼女以外に心を開く事はないと思っていた。しかし恋人同士になった事はなかった。二人の関係は複雑に入り組んだ迷路のようだった──。あの頃、女の子にもてたいためにバンドに明け暮れた。今は三流大学卒、出世も夢も諦めたしがないサラリーマン。一人の女性に翻弄された僕の15年の軌跡を描いた恋愛小説。米長窓花が語る本物の恋の物語がここに。
  • 15歳のボクのちょっとした話
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    1巻792円 (税込)
    中学3年生のタケシは、特技もなく、やりたいことも見つからず、ただ日々をぼんやりと過ごしていた。そんなある日、交通事故に遭い、古代へタイムスリップ。その後もいろいろな時代でさまざまな人と出会う、奇妙であたたかい“旅”をする。時代も立場も違う人々との出会いを通して、少しずつ変わっていくタケシの心。自分の「生きる意味」に向き合いはじめた、少年の成長の物語。
  • 戦記〈双〉(1) 統率者たち
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    地球亡き後、宇宙に進出した人類は、娯楽として戦いを楽しんでいた。その一つが〈双〉と呼ばれるゲームだ。「緋色の詩人」に、〈双〉の戦士たちは思いを吐露する。死と隣り合わせゆえに、彼らは語らずにはいられない。そして、話から浮かび上がるのは、伝説的な二人の戦士の姿だった。フットボールと零戦に着想を得たゲーム〈双〉と、個性豊かな男たちを描くSFロマンシリーズの第一弾。
  • NO NAME
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    人を襲う、謎の生命体「D」が現れて13年。政府は「D」に対応できる人材育成のため高制大学を設けていた。高制大学に入学した鷹史、なつき、直浩、麻由香は、銃や刀など、特性を生かし、「D」出現現場で活躍していた。「D」の絶滅に近づいてきたかに見えていたが、恐るべき性質と目的を持つ「D」が現れ、絶体絶命の危機に! そのとき、彼らは…。
  • 疫病・災害と超古代史 神話や古史古伝における災禍との闘いから学ぶ
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    ギリシア神話や聖書などには古代世界を襲った様々な災厄が記されている。一方、「古史古伝」「超古代史」などと呼ばれる日本の史書には、古代の日本列島およびその周辺の国々が天災や疫病に見舞われたことが記されている。それらの物語に災禍のイメージが刻印されている意味とは何か? そこから何が学べるか?──パンデミックに襲われた2020年を総括しながら、考察する。
  • 理系少年の異世界考察
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    現代日本の高校生・宇田川卓人は、気づくと魔法が当たり前の異世界の戦場に立っていた。妹も兵学校の仲間たちも彼にはやさしくしてくれたが、その社会はあまりにも過酷だった。価値観になじめない、魔法も使えない、どう生きるのが正しいのかもわからない。それでも、科学だけは、異世界にあっても変わることはなかった。俊英が送る“理系”異世界ファンタジーここに登場!
  • 再興は動かぬ船から
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    波打つ廃校、静まる教室、光る足跡──四十年前に閉ざされた島の記憶を追う男と謎の女は、過去・現在・未来を交差させながら「動かぬ船」で世界の再興を試みる。廃墟マニアの欲望、テレビ局の思惑、崩壊寸前のコンクリートが呼び寄せる希望と絶望。境界を越えたとき彼らが見るのは失われた故郷か、それとも新たな始まりか。時を超える壮大なSF群像小説。
  • 私の彼は財閥貴公子 ~今宵 断罪の幕は上がる~
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    1巻792円 (税込)
    派遣社員の舞の長年の恋人・優は、実は有名財閥の御曹司だった。財閥を継ぎ、舞との結婚話を進めていく優だが、一方の舞は彼との身分差に悩み、勤務先でのパワハラにも疲弊する。そんな恋人の窮状を察した優は、財閥傘下である舞の派遣先の内偵を行い、無能な社員たちに鉄槌を下す。不遇な女性を有能な貴公子が救う、爽快なロマンス&ビジネス小説。
  • これ“詩”なの?!
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    1巻792円 (税込)
    「日常茶飯事の小鳥といえば、雀、だったのに。今、身近に、まったく見ない。(中略)どこへ行ったの? いなくなった、雀で、時代を感じたくなんかない。」(「雀」より)。毎日の生活のなかで感じる小さな喜びや哀しみ、その微細な感覚や心の動きを巧みに表現し、新しい視点を提案します。日常の何気ない瞬間が、詩的な美しさを持つことを再認識させる一冊。
  • そらちゃんのスケッチブック
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    主人公の女の子は病気で入院中のそらちゃん。小学校に行ける日を楽しみにしながら病室で過ごしていたある日、パパとママからスケッチブックをプレゼントされる。お絵描きが大好きなそらちゃんがそこに星を描き、「楽しい夢が見られますように……」と願ったその夜、夢の中で不思議な出会いが。それは夢の世界だけでなく、未来につながる友情の始まりだった。
  • 黒犬と雷神
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    繰り返される怪物〈黒犬〉との戦い。その発生には秘密が?! 〈煤かぶり〉と呼ばれる怪物〈黒犬〉を狩るため、賞金目当ての冒険者が集う町リクソス。獣狩り集団〈銀の爪〉の若き狩人レンドは、〈記録師〉の少女ミーネとともに黒犬討伐に挑む。しかし、二人の特殊な力が、黒犬の知らせざる真実を暴き出す。これは、ただの狩りでは終わらない。衝撃の結末が待ち受ける。
  • アンタレス ~あるテレパスの告白~
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    テレパシー・フィールドと呼ばれる空間で意思疎通をする「テレパス」。彼らは権力者から疎まれる存在でもあった。テレパスの中でも唯一「サード」と呼ばれた、特殊な能力を持つ青年は、半ば強制的にアンタレス星系での調査に同行させられる。それから半世紀以上が過ぎ……彼が告白した真実に世界が驚嘆する。老若男女に向けた、明快にして王道のSF小説。
  • ヤンク
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    1巻792円 (税込)
    飼い犬が亡くなり家族の気持ちが沈んでいたところに、中学生の誠兄(まこにい)がつれてきたのは、ドテッと太くて、くせっ毛で、しかも動きもどんくさい子犬。のんちゃん・けいちゃん姉妹は、どうにも気に入らなくて! かわいくもかっこよくもないけれど憎めない犬・ヤンクと、家族のにぎやかな日常をつづったあたたかな物語。昭和30年代の古き良き日本の家庭の雰囲気が漂う秀作。
  • 黄身とミルク
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    1巻792円 (税込)
    「一つの星に夢を願ったところ/何だか嬉しくなってくるっと見渡すと/いくつもの星が見えてくる/きっと君はそんなものをくれたんだよ」(「君がくれたまるい月」より)……前作『星の後ろ姿』からつながる月や星をモチーフとした作品たちに、「君」という丸くて優しい存在が新たなエッセンスを加えて……透明感はそのままに、やわらかで明るい雰囲気が感じられる第二詩集。
  • 俊夫
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    1巻792円 (税込)
    昭和28年、山形県の人里離れた場所で生まれた俊夫。電気も通らない小さな集落で、家族と共に厳しい自然と向き合いながら過ごす日々が描かれる。成長する中で出会う喜びや悲しみ、友情や家族の絆が織りなす小説。この本は、戦後の日本の片田舎での生き生きとした生活を通じて、時代と共に変わる人々の心模様を描き出す。読者に郷愁と温かさを感じさせる、心に残る物語。
  • 隣に座った謎
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    OL弓場佐貴子が帰宅する電車に乗った時、隣に座った見知らぬ中年女性が話しかけてくる。ある強盗殺人事件が、計画的な殺人だったと言うのだ。彼女は次々にルポライターが突き止めた事件の概要を話してくる。一体、なぜ佐貴子にそんな話を? 一方、世間ではクイーンと名乗る義賊が話題に。捜査二課ではクイーンと強盗殺人事件の関係を知る。そして、明かされる驚きのラストは…。
  • カーテンコール
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    浮き沈みの激しい、時にはどん底を見る暮らしを経て、宣告されたがんとの戦い。しかし、著者は闘病生活の中でも、決して明るさとユーモアを忘れない。各章冒頭に心温まるユニークな「詩」を交え、過去を思い返し、そして明日に向かう姿を描く。祖父;祖母、父母、取り分け一歳違いの異母兄の生き方に学びつつ今思い返す──決して悲観的にならない生き方の見本を提示した半生記。
  • ブラックナイト
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    1巻792円 (税込)
    凄絶な人生を過ごしてきた少女、黒木小百合。自死を考える小百合をサングラスの男が雀荘へと連れて行く。そこにはそれぞれの人生に鬱屈を抱えている人々が集っていた──。小百合は麻雀によって卓を囲むメンバーと刹那の時間を共有し、徐々に世界の中での孤独感や居心地の悪さが薄れていくのを感じるのだった。牌譜とともに人間の心の闇を描く著者渾身の一作!
  • 筒井順慶の悩める六月
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    日本史上屈指のクーデター・本能寺の変。織田信長に臣従しながら、明智光秀とも懇意にしていた筒井順慶は、恩と義、そしてお家の存続と政治力学の板挟みとなる。本能寺の変と山崎の戦い、その間に筒井家にどのような苦悩があったのか? 「日和見順慶」との風評被害を受ける筒井順慶の真の人間像と武将間の駆け引きを、リアルにユーモアたっぷりに描き切る傑作歴史小説。
  • Worthless Treasures ~ジパングの黄金伝説~
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    1巻792円 (税込)
    地方都市の高校に通うIQ180の留学生、リリー・シャーウッド・橘は、同級生のスポーツ特待生・三船飛鳥の依頼を受け、行方不明の飛鳥の兄・弥生の行方を調査することに。弥生の遺した研究ノートを手掛かりに、東京、奈良、大阪と、本州を巡っていった2人は、やがて驚くべき古代の謎と対峙する……! 軽快なテンポで送る、冒険ロマン快作、ここに登場!!
  • 人華の園 那須は独立国だった
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    その男には野心と夢が。那須与一が、平家方の家族に背き源氏に付く決心をしたのは、冠木原衛門という男と出会ったからである。与一は平家との戦いで武功と名を上げていく。そんななか、与一と原衛門は平家滅亡後の世を見据え、後白河法皇を倒し、那須が中心となる国を作ろうと思い始める…。地元愛とともに、地元のヒーロー・那須与一をいきいきと描く歴史ロマン。
  • 夢幻のような……パラレルワールド
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    2050年代を舞台に、人類とアンドロイドが共存する世界で繰り広げられる感動の物語。主人公・谷田真守は、心を持つアンドロイドCとの出会いを通じて、人間とアンドロイドの境界を越えた絆を育み、共に成長していく。この小説は、夢幻のようなパラレルワールドで、人間性、愛、そして未来について深く問いかける。読み手を新たな可能性と考察の旅に誘います。
  • カタツムリ飼育だより
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    年末、ある老夫婦のもとに鹿児島県阿久根市から届いた親戚からの正月用の荷物。その荷物の中に紛れ込んでいた小さな客人、それがカタツムリだった。いまいち生態のよく分からず、飼い方も不明な動物(?)ではあるが、老夫婦はこのカタツムリを飼ってみようと決心する。まずはツーチャンと名前を付けて……。ほのぼのとした文体が印象的な愛溢れる物語。
  • 人生 ふれあいと美と音楽
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    結局何があれば生きていけるか。紙、ペン、時計、これだけで良い。いやいや、待て、欲を云えば数冊の愛読書と数枚の愛聴盤、こうなるとプレーヤーが必要となる──。(本文『時間の遠近』より) 文学を愛し、詩を好み、音楽を聴くことを日課とする著者が、芸術に触れることにより、自身の深奥の本質へと思いを馳せ、普遍的真実を見出す、芸術人生論的なエッセイ。
  • 旅路 遠い空
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    若者がリュックひとつでユースホステルを泊まり歩くのが大流行した時代である。トシエは、幼なじみのチエミと北海道旅行をした。名所をすべて回る意気込みで計画立てたものの、チエミは恋人が恋しく、すぐに帰りたいという──若い頃の旅程を綴りながら、過去と現在を行き来しながらさまざまな思い出を汲みこんだエッセイ。市井に生きる女性の人生の足跡が、生き生きと描かれた一冊。
  • 夜が地上に降りるまで
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    1巻792円 (税込)
    55歳となり役職定年が見えてきた祐二は、恩師である元上司の訃報を受け、職場結婚した妻の麻美との数十年を振り返る。いっぽうの麻美は、夫には言えない小さな秘密を抱えていた。雇用機会均等法施行とともに歩んできた世代の、家庭と仕事に対する意識や社会構造を巧みに織り込んだ小説。誰にも明かすことのない思い。それぞれのモノローグで綴る、平成を生きた夫婦のクロニクル。
  • 爽やかな風
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    最愛の夫を亡くす前後の心境を中心に、日々の暮らしで感じるささやかな思いを綴った詩とエッセイ。何気ないことから記憶がよみがえる切なさ、自然の変化とともに心が癒されていく様子、前向きになろうとする姿勢に心を揺さぶられる。「涙があふれてきた時は 庭をのぞいてみよう 今まで気付かなかった 小さな花の芽たちが 「もうすぐ春だよ」と 励ましてくれる」という優しい視線。
  • 昇龍の笛 ─平安仇討秘抄─
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    山歩きの途中、偶然にも帝の命を救い、右近衛の少将に取り立てられた凛々しき青年・正時。正時の部下となった右近衛将監・高明は、都を騒がす謎の女性・陽炎と出会ったことをきっかけに、正時の意外な正体と、この若き少将の秘めたる大望を知る。十三年前に右大臣家で起きた凄惨な事件の真相が今、明らかとなる! 筆者の「心の中の平安京」を舞台に繰り広げられる、きらびやかな物語。
  • アーバンドラゴン ゲリラ豪雨と神様
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    1巻792円 (税込)
    豊かな暮らしを求める人間にとって産業の発展は必須だが、自然に配慮しない行為が環境に悪影響を与えていることを子供たちに知ってもらえるようファンタジーとして描いた童話。40度近くまで気温が上がった夏の日。都心のほうに巨大な積乱雲が突然湧き立ち、ゲリラ豪雨が発生。雲が竜巻を生み、内に潜む黒い竜が地上をむしり取る。神様たちは、その黒い竜を水神様の住む池のほうに呼び寄せる!
  • ソーシャルワークの神様
    3.0
    1巻792円 (税込)
    美咲は、育休を経て、診療所でソーシャルワーカーとして働き、忙しいが充実した日々を送っていた。問題を抱えた患者さんも多く、周囲の人たちの助言やサポートにも幾度も助けられたが、上司の田村さんにだけはなぜか釈然としないものを感じていた。ある時、患者さんへの対応について、田村さんの意見に同調できず、つい……。複雑な思いが綾なす人間模様を描いたヒューマン・ノベル。
  • 50カラット
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    〈50男〉の徒然を通して渋味や苦味、えぐ味といったもっぱら雑味を披露するつもりでいたがこの有り様。だがじつを言うと、そんな自分も何処か嫌いではない──。40代で世に問うた『40~ズ』から10年ぶりとなる50男渾身のエッセイ。初老の私に常に伴走し勇気付け、発破をかけ続けてくれたシジュウカラとゴジュウカラの両氏に、この場を借りて心から礼を述べたい。
  • 一遍踊って死んでみな
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    娯楽がない鎌倉時代、人々に刺激を与えたのは踊り念仏だった。家族も財産もすべてを捨てて阿弥陀仏の導きに従う一遍は、念仏を唱えて日本全国を行脚する。一遍とともに僧達が床板を叩く足音のリズム、次第に加速する念仏、上昇する心拍数を表すかのような鉦の音。時衆が繰り広げる激しいパフォーマンスは、見る者の心を鷲掴みにする。念仏はロックだ! 破天荒かつ繊細な捨聖、一遍の物語。
  • 永うぼちぼち歩みましょ
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    「窓に映る私の涙目の顔に、また彼が私を追ってくる姿が重なる。だがそこに映った背景には、優しい現在の生活がある。外はぼんやりとした夕暮れ。雨も上がって、涙する私のほおを夕陽が照らしてきた。どこかで止まっていたであろう雨の雫がすっと二筋、窓辺を伝って消えた」(本文より)。著者の自伝的エピソードがふんだんに盛り込まれた作品集。
  • 出逢い ~いつか貴女に伝えたい。この奇跡と感謝の気持ちを~
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    1巻792円 (税込)
    中学時、女性にトラウマのある私は、おはるさんに恋心を抱く。その後、おはるさんに気持ちを打ち明けられぬまま別の女性と付き合い始める。親の離婚。彼女との別れ。私の行動が引き起こした祖母の死。そしておはるさんとの再会。挫折感に壊れ始めた私に“生きる意味”を気付かせてくれた幸運な出逢い…。家族とは。夫婦別姓とは。倫理とは。ある男の半生を通して描く。
  • おばあちゃん大学生
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    おもしろい子/えんぴつ削り/肉が嫌い/健康優良児/交換日記/ワガママ娘/和文タイプ/ロンサム・カーボーイ/non・no/結婚/祝電/新婚/お母さんって凄い/100kmマラソン/主人と私/夢は叶う/病院(目次より抜粋)──少女時代から80年代の青春、結婚、シニアとなった現在まで、自分の過ごしてきた半生をエッセイで振り返る──。
  • 戦争と昭和の追憶
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    国土を広げたい、利益を奪いたい一部の力のある国の組織のトップ等と組むことで、団体・企業・個人が利益を手に入れられるとなると、戦争が始まり、終らない。多くの人間の幸せが、人間のなすべき一番大切なことだと思うのだが──。人間って何なのだろう。過去を振り返り、未来を見つめる……。著者の戦前、戦中、戦後の追憶と、日々の思いを綴った「未来に向けて」のエッセイ集。
  • ユウキとだるまのおじさん
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    1巻792円 (税込)
    ユウキは運動が苦手な小学生の男の子。ある年の初詣でお父さんにだるまを買ってもらいます。それは、顔の線が曲がっていたり、左右が対称でなかったり、色がはみ出していたり……ちょっと不格好な福だるまでした。でも、ユウキにとっては特別なだるま。そのだるまに見守られ、教えを受けとって、挫折を乗り越えて不思議な友情を育んでいく姿を描いた物語です。
  • おにのおしごと
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    1巻792円 (税込)
    おにの三きょうだいが、人間の世界でこっそりべんきょうしてきました。そして、周りにいる人を気づかうこと、やさしくすること、いつまでも平和な世の中にするためにどんなことをすればいいかを考えることを学んできました。おにのお仕事って、私たち人間の仕事と、あまりかわらないのかもしれませんね。みなさんも周りの人と一緒に、自分が今できること、するべきことを考えてみませんか。
  • ばあばが小さな女の子だった時のこと
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    1巻792円 (税込)
    「『ぜいたくは敵だ 欲しがりません 勝つまでは』/欲しがりませんなんていったって/欲しいものなんてありゃしない/この世の中から消えていた」(「まだまだ続く戦争中」より)「日本は負けた/神風信じてた私たち子どもは/どうして吹いてくれなかったの?/馬鹿な話なのに……/あちらこちらに 父も母も/祖父も祖母も お隣りのお父さんたちも/泣き声が続いていた」(「終戦」より)
  • お便り ─風より─
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    1巻792円 (税込)
    「君に手紙を書こう/まだ何も知らず/わがままで/夢見がちだった君が/外の世界へと足を踏み出しかねて/じたばたとあがいていた/あの頃の君に」(「君に手紙を」より)──優しいそよ風か、吹きわたる強風か、はたまた大嵐か…さまざまな人々の人生模様に、風は問いかける。「あなたは あなたの心の主人ですか?」と。“風”からのメッセージ10編を、挿絵入りの特別な一冊に。
  • それぞれの純愛
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    1巻792円 (税込)
    銀座がまだ粋で大人な街だった頃、私たちはそのど真ん中で出会った、いや再会した。最初はありきたりのナンパかと思った。けれど、よく見たら中学時代の同級生。彼は名門大の学生になっていた。私は百貨店のエレベーターガール。いつもなら軽く断るんだけど、性格のよさそうなところにほだされて、「いいよ」と──。誰もが未来を明るく思い描ける時代、恋に真剣に向き合った二人の物語。
  • 山本五十六と大東亜戦争 山本提督は自由主義圏で再生する日本に賭けた
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    1巻792円 (税込)
    連合艦隊司令官として真珠湾攻撃を発案・統括した山本五十六。しかし軍人の中でも世界情勢に精通し、日本とアメリカの国力差を熟知していた彼が、なぜ敗北が避けられないと思われる戦争へと進んでいったのか。そこには明治維新より続く陸軍と海軍の対立、陸軍主導の共産主義革命とソ連による日本占領への危機感があった──。山本五十六の生涯を通して歴史の真実に触れる書。
  • 白い血溜り
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    1巻792円 (税込)
    幼馴染みで、共に受験生の歩と好遥。二人は好遥が推薦を決めている大学に歩が進学できるように、勉強会を重ねている。夏休み、人気者の好遥と手を繋いでいる場面を目撃され、歩は同級生の男子たちに吊るし上げられそうになるが、この事件をきっかけに引っ込み思案で友達のいなかった歩にも仲良くしてくれる友人ができて、クラスにも溶け込むようになる。そんな姿に好遥は……。青春小説。
  • 福祉街道50年 II
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    ひたすら社会福祉の道を歩んできた。広島県職員として福祉行政を38年、その後は福祉系の専門学校などで後進の指導育成にあたってきた。自分自身の研鑽も怠らず、中国の遼寧師範大学に短期留学をし、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士などの資格も次々取得。地元自治会や学校の同窓会へも積極的に参加。今後の夢もまだまだある。常に向上心をもって前に進もうとする著者の自伝。
  • 真夜中を切り裂け! 僕らをつなぐビブリオバトル
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    1巻792円 (税込)
    高1の来斗は同級生の鳥谷部から嫌がらせを受けていた。大好きな本を心の支えにひたすら耐える日々。ある日、同じクラスの央に文芸同好会に誘われた来斗は戸惑いながらも入部する。ビブリオバトルを通して自分の想いを言葉にする力を身につけていく来斗。とうとう鳥谷部と対峙するがーー。みずみずしくまっすぐな“青春”と、こころの支えにもなる“読書”を熱く魅力的に描いた感動作!
  • 揺れ動く天秤に身を任せれば
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    1巻792円 (税込)
    「公園に小学低学年位の男の子と女の子が現れたの。男の子がシーソーを見つけて女の子に『乗ろうよ』って云ったのね」「シーソーの両方に人が乗ったらどっちが勝ったって思う?」「下に沈んだ方?」「じゃもう片方は高い方? そっちが負けたと思うの?」。日常という現実の先にある欲望と後悔は、日常という現実の先にある邂逅の意味によって揺れ動く天秤に身を任せるのだろうか…。
  • 霊的覚醒
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    1巻792円 (税込)
    「人は、生きていく意味を、見つめ直す時が来る」川村竜一は、技術者として会社勤めをしてきたが、肺癌の手術を機に、ヨガによる治癒能力の向上に関心を持つ。インドのミーユ師のもとで厳しい修業と自給自足生活を始めた竜一だったが、心身に変化が。そう、覚醒し始めたのだ。竜一はミーユ師とともに霊界を訪れるまでになるが、そこで、人としての生きる意味を知っていく…。
  • とんだ官費旅行 ~若き海軍志願兵の南方戦線~
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    日本の敗色が色濃くなった昭和十九年、十六歳の伊三は、近所に住む十歳年上の満州からの復員兵・貞吉がしきりに口にする「官費旅行は、ええぞ」の何気ない一言に興味を覚えた。タダで暖かい南洋に行け、旨い飯も食える、給金ももらえると聞いて海軍兵となり、フィリピン行きを志願。しかし、彼を待っていたのは……過酷な戦場であった。生還することで将来が変わり、未来が見える物語。
  • 窓辺の気色
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    1巻792円 (税込)
    コロナ禍で生活のリズムがことごとく崩れ、窓から外を見ざるを得ない日々。空模様と心模様が融合して、身の内から湧き出る言葉。それが詩集となった。季節の移り変わり、人生について、人を見たり報道を見て思うこと、かけがえのない家族、友達、愛犬、個展や美術展へと思いは広がる。そして、コロナ禍に対して、率直な疑問などを書き留めた。素直な言葉で綴った詩集。
  • 白いひすいの虎
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    ジャスミンは、チャイナタウンの不思議な店のドアをあけると、1880年代の大陸横断鉄道建設時代に来ていた。そこで父を探す中国人少年のケーアンに出会う。彼の一族は精霊ブライドジェイドの呪いを受けていて、父と呪いを解くという白いひすいの虎を探していた。彼女は彼と行動を共にしようと決心するが…。カナダ人作家ジュリー・ローソンのタイムスリップファンタジーの本邦初翻訳!
  • 甦えるセツ
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    「力はお前の腕や脚に満ちている。どう動かすかは気持ち次第だ」。原始、山奥の小さな集落に住む少年セツが、仲間と獲物を追っていると突然大男に出会い、一緒に行動するうちに獲物や海についてさまざまな話を聞き、カドタの村へ行くと百軒という盗賊の存在を知る。そして村を守るためにさらに大国ムギバンタへ向かっていろいろ学び、未知の地で体験する冒険物語。
  • とりさん、とりさん
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    「とりさん、とりさん」のよびかけに「はい。わたしは……」と答えてつぎつぎあらわれる、かわいい「とりさん」。スズメやハトや、フランミンゴやハシビロコウ……みんなのしっている「とりさん」いたかな? 子どもから大人まで、みんなで「とりさん」を楽しもう。ひとりでよんでも、みんなでよんでも、たのしいよ! ユル~いキャラクターに笑顔がこぼれるしあわせな一冊。
  • 震災、自然、人間
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    1巻792円 (税込)
    「戻らぬ昨日/永遠に帰らぬ日/募りくる絶望/三月の夜の闇にいよいよ深く/明日の日の閉ざされし地に/ただ鎮魂の/雪降り積む」2011年3月11日、東日本大震災発生。青森県生まれの著者の見た、被災地の姿とは? ほか、新しい季節への期待や希望が感じる四季を歌った詩など、磨き上げた美しい言葉で表現した詩のほか、世界の名曲に関する考察など、軽妙なタッチのエッセイも収載。
  • よく遊んだ
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    私は鹿児島で第三子として生まれた。姉兄を赤痢で亡くしたことから、両親は私を大切に育ててくれた。父は勉強しろとは言わず、母は家と家族をしっかりと守った。父の仕事の関係で引っ越しの多い家庭ではあったが、その中で私は伸び伸びと育った。今の子供達と比べても、遊びの多い子供時代だった。そしてそんな子供時代を持てたことを喜ばしく思う。日本がまだ大らかだった頃のお話。
  • 天風×通雲(あまつかぜにかようくも)
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    1巻792円 (税込)
    高校生男子の熱い友情と成長を描く学園ドラマ+心霊ファンタジーシリーズ第3弾。夏期講座や部活動、文化祭の準備に追われる笙太、諒平、昴のトリオ。さらに、病院で目覚めないままの美里の今後についても心配なうえ、病院の七不思議といわれる幽霊達も成仏してもらう必要がある。人生で一番忙しく、心を揺さぶられる夏休みを三人は駆け抜ける。笙太の保護者的霊、キワさんの謎も解明!
  • ふるさと再発見「自由律俳句の森」へようこそ ~愛知版~
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    1巻792円 (税込)
    「のぼりまつりと鉄砲隊、鯉のぼりが覗いたよ」。五七五や季語にとらわれることなく、思ったことや考えたことを広大なカンバスに描くよう詠み上げた「自由律俳句」。さあ、あなたも新たな扉を開いてみよう! 新たな地での生活から生まれた「第二のふるさと」への郷土愛と魅力を綴った、前作「埼玉版」に続き、愛知県を中心とした文章を組み合わせ構成した作品集第2弾。
  • 生と死を見つめて ─序章─ 在宅訪問医二十五年の思い
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    「無名の一市井人であろうが、名を馳せた有名人であろうが、人が生きてきた世界はそれぞれに大きい。生きてきたこと自体に意味があり、尊い」在宅訪問医としてのこれまでの経験から、印象的だった症例を紹介し、「生」と「死」について考える。自然で安らかな死を迎えるために、看取るために……高齢社会の今必読の、死と向き合うことの大切さを教えてくれる書。
  • 冬のアサガオ
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    1巻792円 (税込)
    周りと違う体の特徴を持っている女性・悠亜は、生活にどこか生きづらさを感じていた。ある時、母との会話の中で自分が実の娘でないことを知る。自分は何者か、居場所はどこにあるのか、悩みつつも悠亜は花屋で働き始めるが、初対面であるはずの店主・吉沢の顔に何故か懐かしさを感じていた。実は彼は悠亜のある秘密を知っていたのだ──。一人の女性が悩みながらも自分の居場所をみつける物語。
  • Play Ball Play Game
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    1巻792円 (税込)
    高校に入学して二か月、部活が終わって携帯電話を失くしていることに気づいた。部室から校門までのどこかで落としたに違いない。目を凝らして探してみたが、見つからなかった。すると「もしかして、これを落とした人?」。これが恋の始まりだったのかもしれない。高校を卒業して三か月、母校野球部の予選観戦する二人。そうだ。勝ってもらわなくては困る。私はこの試合に賭けているのだ。
  • さよちゃんのおくりもの
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    “さようならの精”さよちゃんから「おばあさんとちゃんと“さようなら”をして」と言われたやんちゃな男の子のたっちゃん。おばあさんと過ごした日々を思い出し、今まで言えなかったお別れが言えた時、さよちゃんからもらった小さなガラスのびんの中には、薄むらさき色のきれいな粒が光っていました。出会いと別れを重ねて成長していく男の子の姿を丁寧に描いた物語。
  • HSC不登校の小学生 ~学校や会社以外にも居場所はあるよ~
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    1巻792円 (税込)
    「僕は今、学校というみんなが行っている場所に行けないし。行かない。理由は、HSC(Highly Sensitive Child)だからだ(本文より)。小学5年生の男の子による、不登校の経験とホームスクールでの学びや未来への思いが綴られています。ぜひ親子で読んでほしい一冊です。(帯には「#不登校は不幸じゃない」発起人 小幡和輝氏による推薦文をいただきました)
  • しあわせ かんちゃん
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    1巻792円 (税込)
    昭和40年代。正看護師の職を捨て、家族や親類すべての反対を押し切って、私は三世代同居の長男の元に嫁いだ。一年目に長女が生まれた時、「さあ、嫁に根がついた」と食事のおかずが半分になり、その二年後、次女を生んで家に帰るなり、「べさばっか(女ばっかり)と義理の両親、その祖父に言われる──男尊女卑の空気が色濃く残る地方にあって、負けずに生き抜いた嫁の、壮絶な半生記。
  • 鎌倉 ひとり 10km
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    1巻792円 (税込)
    近づき過ぎないことが思い遣りでもある現代。人の役に立ちたいけれどもどうしたら良いかな……と考えている方のヒントになるかも知れないお話です。寝坊して一人でボランティアに参加した万歩と、彼女を支える母やいとこ。6年前のボランティアウォークで出会った少女・妙華。そして、鎌倉の道中で出会う人々とのあたたかい触れ合いをお楽しみください。
  • 星の後ろ姿
    -
    1巻792円 (税込)
    急に怖くなって夜空を見上げる/星が一つ浮かんでいた/教えてください/私はどうして私でいられない/ねえ 答えてください/私はまだ見なければいけないのですか/精神的な問題を抱えて苦しんだ過去を心の内に包含して、今の自分がいる……流れ星のように頬を伝う涙、希望の象徴としての星……夜空に煌めく月や星をモチーフに、揺れ動く心象風景を巧みに表現した著者初の詩集。
  • 虹色の架橋
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    1巻792円 (税込)
    「咲かせていくよ 不器用にでも/咲かせていくよ ひとりぼっちでも/いつか君に会えた その時は/どうか どうか 受け取っておくれ」プライドを守るために助けを求められない人、繊細な感覚のために痛みを伴っている人、周りの人たちの言うことや期待、不安に巻き込まれて困っている人……そんな人々に届きますように。一気に生み出された作品の中から厳選した、キラリと光る詩40編を収録。
  • もののふうさぎ!
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    1巻781円 (税込)
    網戸うさぎは居合道部の2年生。武道に打ち込むことで中学時代の弱い自分を乗り越えようとしているが、いまだに過去の自分から脱却できない。そんな中、うさぎに「女子剣豪大会」の話が舞い込んだ。形試合ではなく、実際に剣を交えるのだという。手練れのもののふ居合女子たちを相手に、うさぎの本当の闘いが始まった! 第6回文芸社文庫NEO小説大賞優秀賞作品。
  • サディスティックな青空とカシオペア座に捧ぐ
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    1巻772円 (税込)
    作者独自の言葉のセンスや感覚を自在に発揮して編まれた印象的な作品集です。小説やエッセイ、詩など、ジャンルに縛られない自由な形式が特徴で、独特の雰囲気・リズムを醸し出しています。これまで存在しなかった、新しい文芸作品を生み出そうとする、作者の意気込みが伝わってくるチャレンジ作品です。新鮮で読み応えのある佳品に仕上がっています。
  • 遠州の昔話 なみこぞう
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    おしょうさんが道をあるいて行くと、田んぼのすみにかかしが捨てられていました。おしょうさんはかかしを持って帰ると、かかしにもうひとはたらきしてくれるよう、たのみます。「お前、海へ行って、どうか天気を知らせておくれ。」そして、かかしは天気を知らせる「波小僧」となるのです。──遠州の不思議の一つとして主に遠江地域に伝えられてきたお話を絵本にしました。
  • 人生泣き笑い 勝てぬ馬が勝った!!
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    戦後の混沌の時代を経て家業を継いだ著者は、当時はまだ周りに何もなかった土地でアパート経営をスタート。次々に事業を展開していく中で馬と出会い、競馬が人生の一部となっていく。同時に所有馬が一勝することの難しさも思い知らされるが、そんな勝てない馬だったからこそ味わえた喜びもあった。競走馬との関わりから自らの人生を振り返るエッセイ。
  • 静けさの向こう側
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    1巻770円 (税込)
    「少しずつ声を取り戻し、再び歌えるようになって、静寂や静けさは美しい音とともにあると知った。これからも歌とともに生きたい。これからも歌い続けなければいけない。せかいにひとつしかない自分の声の可能性を信じ続けたい。静けさの向こう側にある美しい世界に向かって」──無音の彼方から木霊する言葉の調べ。頁を繰るごとに行間から旋律が立ち上がってくる、ポリフォニックな詩集。
  • 短歌集 空からの羽根
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    1巻770円 (税込)
    30年分の追体験──「空白の想いが色を取り戻す/隣に君がいない日常」「いつの日か夢がまことになるという/言葉を信じた十五年前」「僕たちの背丈追い越す向日葵の/黄色眩しき夏の日の午後」……不思議な感覚とともに空から降りてきた言葉をきっかけに短歌を詠むようになった女性の作品集。31文字に凝縮された過去の景色の中からキラキラ輝く美しい時間を感じられる1冊。
  • 亮さんの 山に行ってきた
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    1巻770円 (税込)
    山歩きの魅力を存分に味わわせてくれる紀行。亡き妻への報告でもあるが、文章はユーモアがあって楽しく読める。そこに亡き妻への愛情、山への愛情が感じられる。著者はエンジニアだけあって、ディテールにこだわる。採った山菜の食べ方なども丁寧に記してあり、便利。中心は首都圏周辺の1000m前後の山なので、これから山歩きを楽しもうという人には絶好のガイドブックになるだろう。
  • 蔵人匡房の一番長い日 後三条帝御即位記
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    出自は恵まれてはいないが、自身の努力で蔵人にまで出世している大江匡房は、帝の覚えもめでたい28歳。優秀な頭脳をフル回転させ、官僚としての仕事を日々実直にこなしている。そんな匡房が任された天皇の一世一代の御即位礼。これは、絶対に間違いは許されない大仕事だ。予期せぬ出来事を上手く捌いて、長い一日を無事終えることはできるのか。宮中を舞台にした平安官僚物語。
  • 謎解きに砂糖、ミルクはいりません
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    不器用で無口な圭介は、亡き父の珈琲店を継ぐために故郷へ戻ってきた。数年後、高校の同級生・由美子と結婚し、静かに店を切り盛りする日々を続けていた。しかしある朝、由美子が何の前触れもなく姿を消す。残されたものは1冊のノートだけ。訳あり客たちのそれぞれの事情に巻き込まれながら、圭介は由美子の不在に向き合い、少しずつ真実に近づいていく。
  • Scream Out!!
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    1巻770円 (税込)
    誰にも負けてる気がしない。自分の思考回路が好きすぎて! 「いつだって心透明でいたいのです」「脳内ディスファンタジア」「カラフルポップの憂鬱」の3章からなる、大人乙女の全身全霊の叫び(Scream)。「荒んだ自虐的な感情を愛おしく思うの/攻撃の矛先を自分自身に向けているんだよ」……退廃的だけど熱く温かく、美しくて身につまされる強烈な言葉があなたを襲う!
  • せっかく離婚したのに
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    冴えない中年男の再就職先にいた社長は、大変身した「元妻」。さらに、現在、同居している女の「元夫」がそこに……。二組の元夫婦を軸に、個性的な面々のエピソードが楽しく展開する小説である。「最初の結婚と反対の甘い生活を送りましょうね」と復縁を宣言し、オープンカーで男を迎えに来る女性の明るさとたくましさと美しさに未来への希望が輝く。
  • 交換日記
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    63歳でこの世を去った夫“へいぼん”。残された妻“まるぞう”は、交換日記という形で、夫への思いを綴る。ときにユーモアを交えながらも、ひとり残された寂しさを“へいぼん”にぶつける“まるぞう”。不思議なふたりのやりとりの先に、“まるぞう”は、大切なあることに気づく……。見えなくても、聞こえなくても大切なものは、ここにあることを。

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