共立出版作品一覧

  • Hydrogenomics: The Science of Fully Utilizing Hydrogen
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    As global energy and environment problems draw increasing attention, Japan has set a target of net zero greenhouse gas emissions by 2050. It has become even more important to promote the development of technology for fully utilizing hydrogen in the future, and also to explore fundamental science.However, since the foundational science related to hydrogen (hereinafter, hydrogen science) spans an extremely wide range of academic fields including engineering, chemistry, physics, and biology, sufficient opportunities have not been established for sharing cutting-edge trends and promoting joint research. Against this kind of background, the “Hydrogenomics: Creation of Innovative Materials, Devices, and Reaction Processes Using Higher-Order Hydrogen Functions” project was established under a Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas from the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (FY2018 to FY2022). Through this framework, research has been promoted with the aim of creating the science for mastering the advanced use of hydrogen. We call this research area “hydrogenomics” (hydrogen + omics [system of learning]), and strive to promote joint research related to the diverse physical properties and functions of flexibly and continuously transformable hydrogen through cooperation between researchers in a wide range of academic fields including engineering, chemistry, physics, and biology. Practical, systematic joint research into hydrogen science that spans such as wide range of academic fields is unprecedented worldwide and this is the first such attempt. This book summarizes the following to provide a practical guide for obtaining new directions and widely sharing the state of activities in this new academic field, hydrogenomics. Chapter 1 “Diverse properties of hydrogen in materials” gives an overview of the “high densification ability of hydrogen”, which is related to many of energy functions; the “interfacial localizability of hydrogen”, which is important for enhancing electronic functions and mechanical properties; the “fast migration ability of hydrogen”, which includes short- and long-range migration phenomena and coupling with electrons related to new conceptual devices: and “high activation ability of hydrogen”, which is related to new material conversion processes. In order to fully utilize hydrogen based on these properties, it is essential to also perform research into analyzing and predicting hydrogen, which is difficult to detect in materials, with higher accuracy than ever before. Chapter 2 “Advanced measurements and calculations for hydrogen in materials” introduces cutting-edge hydrogen measurements driven by new methods, and the latest hydrogen calculations for “seeing” invisible hydrogen. Chapters 3 to 5 introduce some results related to fully utilizing hydrogen to explain the state of activities in “hydrogenomics”. Chapter 3 “Synthesizing new materials” explains the latest in high-pressure synthesis and thin-film synthesis technology, and then introduces hydride-ion conductors, hydrogen boride sheets, and other materials. Chapter 4 “Designing new devices” introduces new concepts for devices related to hydrogen and hydrides, such as hydride-based all-solid-state batteries, hydrogen-doped solar cells, rechargeable fuel cells, and proton-coupled electron transfer thermochemical cells. Furthermore, Chapter 5 “Providing new reaction processes and visualization technology” introduces new synthesis techniques for amino acids and ammonia, and new hydrogen visualization technologies using metal complexes. [Translation and revision from the Japanese language edition: The Science of Fully Utilizing “Hydrogen” Hydrogenomics, Kyoritsu Shuppan Co., Ltd., 2022]

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  • Human-in-the-Loop 機械学習 人間参加型AIのための能動学習とアノテーション
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    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学習データセットが高品質なら、単純な機械学習アルゴリズムでも実用的に十分な性能を引き出すことができる。 本書では、アノテーションのプロセスに能動学習という機械学習手法を導入して、アノテーションの品質とコストパフォーマンスを劇的に向上させるテクニックを軸に、AIと人が互いに助け合いながらより良いAIシステムを開発するために役立つ、幅広く、かつ奥深い知見を提供する。本書は4部構成の大著であり、Human-in-the-Loop機械学習や能動学習の解説だけではなく、アノテーションの品質管理手法やアノテーターの評価・管理手法、アノテーションツールの設計方法といった、実際の機械学習プロジェクトに必要な極めて実践的な内容を豊富に含んでいる。 データサイエンティストや機械学習エンジニアはもちろん、アノテーションの実務に関わる管理者・技術者にも本書を読んでいただき、人がより有効な形でモデル開発に関与する「人間参加型AI」の実現に繋げてほしい。 [原著: Human-in-the-Loop Machine Learning: Active learning and annotation for human-centered AI, Manning Publications, 2021]
  • フィールドジオロジー入門(フィールドジオロジー1)
    3.0
    1~9巻2,200~2,310円 (税込)
    本書はフィールドジオロジーを独学したい方にも十分理解できるように書かれています。 従来、フィールドジオロジーに関する調査技術は、大学の地質学関係の学科に入学した学生に対して、教員が個別職人的に伝授してきました。 初心者が本書を片手にフィールドに出て直接自然を観察することにより、フィールドジオロジーの基本が身につくように懇切丁寧に解説しており、調査道具の使用法や調査法のコツも他書よりも詳しく説明してあります。
  • 複素数入門
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    1巻2,530円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の目的は、複素関数論あるいは複素解析学に入る前の段階までの数(カズ)としての複素数について厳密性を維持しながらできるだけ平易に解説することである。新しい工夫としては、通常の教科書ではあまり触れられることのない数の超越性の初等的部分を扱う点と、複素数と「定規・コンパス」の組み合わせを強調したことである。 自然数から数を順次拡大する必然性を“代数方程式の原理”(根の存在)に求め、これを柱に複素数の理論を展開する。代数方程式の定理(ガウス)の証明を実数の完備性に基づき厳密に証明する。応用として、超越性の判定において古典的なリュービルの定理や、eやπの無理数性と超越性の初等的証明を与える。一次変換と等角性を解説し、その結果を用いて非ユークリッド幾何学を平易に解説する。 各所に複素数の演算を「定規とコンパス」で実現する解説と演習が与えられている。この延長線上で最終的には、非ユークリッド双曲幾何を定規とコンパスで描くことを実行する。本書を最後まで読まれた読者は、非ユークリッド双曲幾何の無矛盾性がポアンカレモデルを通してユークリッド幾何のそれに帰着し、結局は実数論の無矛盾性に帰することを経験することになる。一見抽象的と思われるロバチェフスキー・ボリアイの非ユークリッド双曲幾何もその原理は定規・コンパスで紙上に実現されるということを体験することとなる。 巻末補足では、対称式、代数的数の四則、集合論的実数の構成の解説をする。
  • フリーズの数学 スケッチ帖 数と幾何のきらめき
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二人の天才数学者、コンウェイとコクセターが発見した美しい数字のパターンがフリーズ(frieze)である。 フリーズの数学は、多角形の三角形分割と組合せ論、連分数、射影平面上の点配置、球面幾何学など、整数論はいうにおよばず、グラフ理論や幾何学、より高度な代数学へと驚くべき広がりを見せ、現在も活発な研究が続いているホットな話題である。 本書はそのフリーズを基本から解説した、数学の初心者から研究者までがたのしめる日本で最初の「フリーズの数学」への入門書である。
  • 物理数学 量子力学のためのフーリエ解析・特殊関数
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    1巻2,530円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・予備知識がなくても理解できるように工夫しました。 ・数学的な詳細だけでなく、学んでいる内容の位置づけが理解できるように配慮しました。 ・最後までつまずかないように途中の式変形を丁寧に記述して、分かりやすく解説しています。 ・解答、解説付きの演習問題がセットになり、独学で読み進めながら、理解度を確認することができます。 ・量子力学の教科書と一緒に読むことで、より深く正確に量子現象を理解できるようになります。 ・素粒子や電子の波動性と量子化の概念に触れることができます。
  • プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠
    4.1
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、アメリカの標準規格として1988年末に提出されたC言語のANSI規格にもとづいて第1版を全面的に書き直した新版である。ごく常識的に言えば、C言語はリッチー博士がベル研で1973年に開発して以来、多くのプログラマに使われているから、その仕様変更はちょっと不可能ということになるが、アメリカはあえて、そのCの仕様変更・機能拡張をやってのけた。これでCが近代的なプログラミング言語としてよみがえったのだからすばらしい。 本書の付録Cの要約でもわかる通り、ANSI規格による変更(機能拡張)はそう大幅なものではないが、重要な改良点を多く含んでいる。Cによるプログラミングは、これまで自由度がありすぎて危険だとよくいわれてきたが、ANSIによって改良された結果、Cによるプログラミングの安全性は大いに向上した。これでCの寿命は一段と長くなり、Cは今後ますます広く使われることになるであろう。
  • プログラミング言語Standard ML入門 改訂版
    -
    MLを初めて学ぶ者を対象に、Standard ML言語によるプログラミングの基礎から基本ライブラリ (Standard ML Basis Library) の利用法までをわかりやすく解説した定番テキストの改定版である。初版の刊行から20年が経ち、Standard MLを取り巻く環境も大きく変化したことに伴い、改訂版では、著者らが開発を行ってきた新しいStandard ML系言語「SML#」が使用するコンパイラとして採用されており、SML#が提供するシステムプログラミング機能の解説が新たに加えられた。MLプログラミングの基礎を、最先端のSML#コンパイラを用いて習得できる点が特徴である。さらに、初版刊行時にはまだドラフトであった標準ライブラリ (Standard ML Basis Library) の仕様の確定に伴い、第II部のライブラリコードをすべて見直したほか、Standard MLの言語仕様の不十分さを補うSML#の機能であるレコード多相性、オーバーロード多相性、およびランク1多相性の解説を追加した。姉妹書である『SML#で始める実践MLプログラミング』(共立出版、2021)と併せて学ぶことで、本書が提供するStandard MLの系統的な知識を活用し、高度なシステム開発をMLで安全かつ快適にプログラムする技術を身につけることができる。大学でのプログラミングやプログラミング言語の入門コース用テキストとしても最適の一書である。

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  • ヘンテコ関数雑記帳 解析学へ誘う隠れた名優たち
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校や大学教養課程の教科書に登場する関数たちは、何回でも微分でき、積分も可能なものばかりだ。関数はこのようにお行儀の良いものばかりなのか? 否、教養課程の教科書に載らない「ヘンテコな関数」の方がずっとずっとたくさん生息しているのだ。 このようなヘンテコたちは、数学史のターニングポイントを演じたり、様々な専門分野への橋渡しも担っている。 本書は「ヘンテコで刺激的な関数」を寄せ集めたカタログである。関数たちが織り成す信じがたい現象をきっかけに、現代解析学への扉を開く一冊である。
  • メタヒューリスティクスの数理
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 メタヒューリスティクスとは、難度の高い最適化問題を解くための経験的手法(ヒューリスティクス)を有機的に結合させたものであり、最近では、実務的な問題を楽に解くためのフレームワークとして、実務家の間でよく用いられる最適化アルゴリズムとなっている。実際問題を解くとき、ある程度のプログラミングの腕と、メタヒューリスティクスの選択眼と、設計のコツさえつかんでいれば、比較的短時間でロバスト(頑強)な解法を設計できる。本書では、メタヒューリスティクスを単なるアイディアの羅列ではなく、なぜそのアイディアがうまく働くのかを、数理的に説明することを試みる。また、数理計画とよばれる最適化の一分野とメタヒューリスティクスの融合についても解説する。一般的なアルゴリズムの記述だけでなく、種々の具体的な応用への適用を通して、自分で一から効率的なメタヒューリスティクスを設計できるようなコツを伝授する。
  • やさしく学べる基礎数学 ―線形代数・微分積分―
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 線形代数と微分積分を1年間で学べるよう、エッセンスをしぼり込んだ内容です。数学を必要とするあらゆる分野(特に医学・歯学、薬学、看護・福祉系、経済・経営系など)で、必須となる重要テーマを、著者独特の丁寧な解説と例題・演習を通じて学ぶことができます。既刊2点と同じく、数学の不得手な学生にとって、間違えやすい難所を丁寧に解説しています。演習問題には詳細な解答を巻末に掲載。本文2色刷です。
  • やさしく学べる線形代数
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学、短大への進学率50%に達しようとしており、またすでに社会に出て働いている人が、再び勉強をしたいという要望も増えています。大学開放化の変化のなか、新入生の学力レベルは多様化して来ています。本書は、このような教育的・社会的変化の下に書かれました。 本書を学んでいくのに予備知識はほとんど必要としません。行列、行列式、連立1次方程式などは、計算だけに注目すれば四則演算の延長に過ぎず、練習問題を繰り返し解くことで、誰でもできるようになります。線形空間、内積空間も、2次元や3次元の空間実ベクトルの勉強から始めて、具体的なイメージを読者がつかめるよう図を多用して解説していきます。練習問題にはすべて、詳細な解答がつけられていますので、自学自習にも最適です。公式集などポイントとなる記述には、イラストを配置して、読者の目を引くように工夫しています。[本文2色刷]
  • やさしく学べる統計学
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “やさしく学べる”シリーズの待望の統計テキスト。理工系、社会科学系を問わず、幅広い分野で必要とされる確率統計を、著者一流のやさしく具体的な解説により、数多くの例題、練習問題を解きつつ、「わかった!」「統計処理の結果はこう見るのか!」と実感しながら身に付けることができる。本文の随所に、イラストによる注意事項、ワンポイント解説を配して、読者の理解を助ける工夫を凝らし、数式の展開も丁寧に行い、計算力も同時に高めることもできる。すべての練習問題には解答がついているので、自習書としても使える。
  • やさしく学べる微分積分
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 進学率50%という大学大衆化と社会人への大学開放化の変化の下、新入生の学力レベルは多様化して来ています。この本は、このような教育的・社会的変化に対応して書かれた微分積分のテキストです。 微分積分を学んでいくのに必要な基本的な関数を、直線や放物線といった高校数学の復習から紹介しています。微分積分の基本的知識の習得が目的ですが、それとともに、より高度な数学への学習の足がかりにもなるよう配慮しています。学ぶ人の立場に立った内容構成で、新しい知識は、例題とそれに対応した練習問題を解くことにより、理解できるようになっています。 練習問題にはすべて、詳細な解答がつけられていますので、自学自習にも最適! また、数多くのグラフを用いて、曲線・曲面の形を直感的にわかるようにしています。公式集などポイントとなる記述には、イラストを配置して、読者の目を引くように工夫しています。
  • やさしく学べる微分方程式
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理工系諸分野で必須である微分方程式の解法を、数多くの具体的な例題や演習問題を解くことで、「わかった!」「こう解くのか!」と実感しながら身に付けることができます。解答も、自習を助けるために、計算過程を省かず掲載しています。また、本文の随所に、イラストによる注意事項の解説や公式集を配して、読者の理解を助ける工夫を凝らしています。[本文2色刷]
  • やさしく学べるラプラス変換・フーリエ解析 増補版
    4.0
    1巻2,310円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フーリエ変換を理解するための予備知識である複素数・複素平面の準備から複素関数までを解説してのち、フーリエ変換を学ぶといった内容構成ですので、複素数の復習をしながら、読者の理解を助ける工夫をしています。[本文2色刷]
  • やさしく学べる離散数学
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “やさしく学べる”シリーズの続刊テキスト。コンピュータサイエンスの基礎をなす“離散数学”を、著者一流のやさしく具体的な解説により、数多くの例題、演習問題を解きつつ、「なるほど」と実感しながら身に付けることができる。本文の随所に、イラストによる注意事項、ワンポイント解説を配して、読者の理解を助ける工夫を凝らし、数式の展開も丁寧に行い、計算力も同時に高めることもできる。もちろん、詳細な演習問題解答もこれまでどおり掲載しているので、自習書としても使える。
  • ルベーグ積分超入門 関数解析や数理ファイナンス理解のために
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、純粋数学としてのルベーグ積分を学ぶことはもちろん、このルベーグ積分の発展的な側面として活用されているいまどきのテーマである、量子力学、フーリエ解析、数理ファイナンスなどの理論物理や応用数学にも目を向けた形でまとめている。実際には「わからない」という理由で数学科の講義では最も人気のない科目であるが、微分積分、位相の一部の復習からはじめること、なるべくシンプルな身近な話題で話を展開すること、上であげた応用面での活用に向う、というはっきりとした目的で展開させている点などの配慮をしている。
  • 例からまなぶ微分積分
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    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学を専門とはしないが必要とする学生向けの微分積分学の教科書。計算の仕方だけではなく、「これから何をやろうとしているのか、これは何のためにやるのか、それはなぜ成り立つのか、それはどのようなことに応用されるのか」といった点について、分かりやすく解説していくことを目標とした。 各節の構成としては、まず、その節で身につけてほしい内容をPointとして簡潔に述べ、次にそれを用いた例題を掲げた。このスタイルは、その節でどのようなことをやろうとしているのかを予め概観し、その上で詳しい内容を学ぶ方が理解しやすいとの考えに基づいたものである。ところどころ、節の最後に「これをやったらアウト!」というコラムも入れた。これは著者達の経験に基づき、学生諸君の犯しやすい誤りを掲げたものである。また、冒頭に述べた本書の対象者に鑑み、ε-δ論法は採用しなかった。様々な定理の証明も「厳密さ」より「どのようにして示すか」が理解しやすいように述べることを目標とした。あえて証明を省略した定理もある。 付録として高等学校までに学習している初等関数の基本的な性質やグラフなどを、復習を兼ねて掲げた。本文も、特に高校における「数学III」を未履修のまま理工系学部に入学してくる学生の増加を考慮して、高校で履修すべき内容も復習を兼ねて、その意味が伝わることを目指して論述した。 ※本書は2018年8月に(有)牧野書店から刊行された『例からはじめる微分積分』を共立出版(株)が継承し発行するものです。
  • レベニューマネジメント 収益管理の基礎からダイナミックプライシングまで
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レベニューマネジメントの精神とも呼ぶべき基本的な考え方は、「適正な商品・サービスを、適正な価格・タイミングで、適正な消費者(客)に、適正な量を販売・生産する」ことである。このような販売方法と価格付けを可能とする商品・サービスは陳腐化商品としての共通の特性を備えている。航空機の座席やホテルの空室および電力などのように、供給量が短期的には限定された陳腐化商品はある時点以降は商品価値がなくなるという特性を持つ。 本書では、そのような商品・サービスの特性を産業ごとに具体的に述べ、レベニューマネジメントの基礎からダイナミックプライシングの最近の研究成果まで、応用事例やその問題点、実施に際しての注意点も踏まえて解説する。また、全く新しい応用事例として、欧米の類書でもほとんど取り上げていない感染症大流行時の感染症の数理モデルをレベニューマネジメントのモデルとして考察した(第8章)。そこでは社会距離を保つ政策を人と人との接触率の視点から分析し、さらに医療資源の配分問題をレベニューマネジメントの観点から論究している。第9章では、大規模な災害後の復興モデルおよびM&Aに関する評価を将来収益の交換という観点から論じている。
  • 統計的因果推論の理論と実装 潜在的結果変数と欠測データ
    5.0
    本書は,統計的因果推論の理論(数理的メカニズム)と実装(Rによる数値解析)の両方を統一的にカバーしたものである。具体的には,ハーバード大学統計学科のDonald B. Rubinの提唱した潜在的結果変数の枠組みによる統計的因果推論を扱う。また,データの一部が観測されない場合の因果推論も扱っており,これは類書にはほとんどみられない本書の特徴である。本書の数理的な理論解説は,できるだけ高校数学の範囲内で理解できるように工夫した。微積分や線形代数も,ほぼ登場しない。さらに,必要な数学的知識は,登場する箇所で解説を加えた。また,Rを使った数値計算により,数学が苦手な人にも統計的因果推論のメカニズムを理解してもらえるように工夫している。そして,数式とRコードとの対応関係をRの初心者も理解できるように,できるだけ1行ごとに完結するコードを書くよう心がけた。さらに,Rを使って統計的因果推論の実証研究を行うための実践的な内容も盛り込んでいる。本書の解析結果は,シミュレーション結果を除いて,すべて,本書の中に記載されているRコードを使って再現できるようにした。そして,本書で使用したデータはすべて,本書のサポートページからダウンロードして使用できるので,本書記載のRコードと一緒に活用することで,統計的因果推論を実践的に学ぶことができる。

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