京太郎作品一覧
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4.0鉄道には、ファンだけではなく、ふだん鉄道を利用している人も「これはなぜ?」と思うことがあるはず。そんな鉄道の秘密を徹底的にご紹介。 ■CONTENTS 第1回 銀色の通勤電車が増えた理由 第2回 何のために線路に石を敷くのか 第3回 『JTB時刻表』1000号は、999号のようでやはり1000号なのだ 第4回 駅の非常通報ボタンを押すとどうなる? 第5回 通勤電車の端の窓、他の窓より小さいって知ってた? そしてその理由は?? 第6回 日本で唯一! 地下鉄に踏切があるのを知っている? 第7回 神奈川・湯河原の西村京太郎記念館では今も「事件」が起きている!? 第8回 電車の「ガタンゴトン、ガタンゴトン」という音が消えた? 第9回 全長200m以上の「ロングレール」はどうやって運ぶの? 第10回 東海道新幹線は同じ形式でも2種類ある! 第11回 JR東海の特急電車には、JR東日本の線路を通らずに新宿へやってくる電車がある 第12回 つくばエクスプレスには「快速運転するエスカレーター」がある 第13回 線路幅は違うのに……実は、京浜急行とJR横須賀線の線路は繋がっている 第14回 たった290円で新幹線車両に乗車できる区間がある 第15回 いまも広島で、被爆した電車が現役で頑張っている 第16回 渋谷の忠犬ハチ公像が見つめる"アオガエル"の正体 第17回 九州で、現役力士の名前が由来の特急列車が走っている 第18回 浜松町駅のホームに立つアイツ、実は月ごとに着替えている 第19回 特急列車が特急列車を追い越す……実はJR在来線では珍現象 第20回 山手線原宿駅にある未使用のホーム、いつ使う? 第21回 山手線はチンチン電車!? - 電車の運転席から聞こえる「鈴の音」のナゾ 第22回 「山手線、ホントはまるくない」説に鉄道ファンがこだわる理由 第23回 「1番線」「2番線」……はどうやって決める? 第24回 一都市に2つの地下鉄事業者があるのは東京とソウルだけ 第25回 昔の山手線がチョコレート色だった理由は蒸気機関車にあり 第26回 京浜東北線と山手線の併走区間、どっちが速い? 第27回 寝台特急「北斗星」に……344回も乗った人がいる! 第28回 シンデレラエクスプレス発車時の「気まずい45秒」 第29回 特急用車両で運行するおトクな普通列車がある 第30回 羽田空港の地下に、JR在来線の線路がある 第31回 10番線の隣が20番線!? 東京駅のホーム番号が不規則な理由 第32回 東海道新幹線と東北新幹線の直通計画があった 第33回 新大阪駅は「3番線」から「10番線」まで欠番になっている!? 第34回 日本一運賃が安い「北大阪急行電鉄」に存在する謎のトンネルとは? 第35回 駅のホームにあるバス停留所のマーク、 これは何を示すのか? 第36回 お客さんが乗ったり降りたりするための扉がない電車がある 第37回 都電荒川線の電車は誰でも「1両まるごと貸し切り」できる 第38回 離れているのになぜ? - 高崎線のトラブルで総武線が遅れる理由 第39回 電車についている“よじ登り対策”という部品、対象は人ではなく……?? 第40回 全国版時刻表の重さは1kg以下に制限されている 他10話を収録。
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-幹線鉄道の西村京太郎、ローカル線の辻真先……ミステリ評論家にそう評される、本格ミステリ作家クラブ会長であった筆者が、なんと、自身の作品の裏側をばらす?! 多数のペンネームを操り、伝説のテレビ番組の演出や人気アニメの脚本、そして鉄道ミステリ小説を生み出してきた筆者。古今東西、懐かしの路線や列車から、暴走の果てに作り上げてしまった妄想路線まで、筆者の軽妙な語り口とともにいざ、紙上の鉄道ミステリ旅行へ……。 辻 真先(つじまさき) 1932年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒。日本アニメ界を黎明期から支えた人物の一人。NHKに入社し、『バス通り裏』や『お笑い三人組』などの演出を担当する一方で、『鉄腕アトム』などの脚本を執筆。『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を受賞。2009年には牧薩次名義で発表した『完全恋愛』で第9回本格ミステリ大賞を受賞。『仮題・中学殺人事件』以来40年間書き続けた鉄道ミステリをはじめ著書多数。3代目本格ミステリ作家クラブ会長。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
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-戦争はまだ終わっていない!? 十津川警部、特攻の真実に直面する。 東京と金沢を結ぶ北陸新幹線開通が翌春に迫り、終戦から69年経った8月15日、元海軍航空隊中尉の小暮義男が扼殺された。93歳であった。小暮は金沢の出身で、12年前に妻を亡くすと金沢から東京へ出て暮らしていたのだ。被害者の戦中・戦後を調べる十津川は、小暮が戦争末期に、「私もすぐ、君たちの後に続く」と言って特攻隊員を送り出していたこと、さらに、40年前に元陸軍中将の莫大な遺産を相続し、同時に「特攻とは何だったのか、調べてほしい」と託されていたことを突き止める。十津川は、特攻で亡くなった若者にも思いを馳せ、複雑な心境で殺人事件を追うのだが……。(「東京と金沢の間」改題)
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-伊予灘の絶景で死の直前に父が見たものとは。 一人暮らしの老人が失踪、その後遺体で発見された。死の謎を解こうと父の足跡を追い始めた息子小菅明。十津川警部は小菅ととも捜査を進めていくが、生前に老人がカメラで撮影していた対象が事件のキーポイントであることに気がつく。しかし思いもよらぬ人物が執拗に捜査を妨害してきた……。 定年を前に退職し、以来疎遠になっていた父・小菅信一郎が失踪したとの連絡が息子明の元に入った。行方不明者届を出した二日後、父は自宅マンションで遺体となって発見された。死因は溺死で殺人の可能性が高いという。その後信一郎を訪ねてきた若い女性・平川綾乃の話から、父が瀬戸内海を望む、愛媛の下灘駅に滞在していたことが分かった。なぜ四国の無人駅に行ったのか、事件の鍵を探すべく明も下灘駅に向かう。そこで、父が死の前に「海の宝石」と呼ばれるものを撮影していたことを知る。事件を追う十津川警部は信一郎が最後にカメラで撮影した対象を割り出す。そして興信所所長の坪内正明という男が事件に関わっていることに気づく。坪内をマークし捜査を続けるなか、突然坪内への捜査中止命令が下る。一体彼は何者なのか――襲い掛かる黒い策謀に、十津川が敢然と立ち向かう! ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
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3.0土讃線で起きた列車爆発事故の真相を暴け! 四国土讃線を走る人気観光列車「四国まんなか千年ものがたり」で起きた謎の死亡事件と国際先端技術開発の闇を十津川警部が追う!技術力で世界に知られた緒方精密電気。その課長補佐である神崎には社長の緒方から受けた密命があった。それは緒方が国際会議でホノルルへ行っている間、才色兼備の秘書・高見沢愛香の四国へのプライベートな旅行に同行することだった。緒方は愛香との結婚も考えており、神崎に慎重で綿密なスケジュールを組ませ、愛香の身の安全を求めた。二人が徳島の祖谷渓を訪ねた日、名所かずら橋から若い女性が転落死する。女性の背格好や服装が愛香に似ていると知った神崎は、愛香と間違えて殺されたのではと疑う。そして「四国まんなか千年ものがたり」の車内で突然の爆発事故が起きる。血まみれの車内で愛香の運命は!?これは緒方精密電気の技術を狙ったテロなのか……。国際的な先端技術開発と複雑な人間関係の裏側に迫る十津川警部が探り出した驚愕の真実とは!
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-太平洋戦争の悪行が70年後に暴かれる! 浜名湖の湖岸にある「フジタ浜名湖地震津波研究所」のビルが炎上し、そこから男の焼死体が発見された。男は、主宰者の藤田武。妻の美里には、何のために武が死んだのか分かっていた。 時代は一気にさかのぼり、太平洋戦争の末期。武の祖父徳之助は、「フジタ地震津波研究所」をつくり、息子の健太郎とともに研究をしていた。 米軍による日本本土への空襲が勢いを増す中、敗色濃い戦時下に政府、軍部が国民に強いたものは、言論統制、報道管制だった。その圧制下にあって大地震・津波の襲来を予知し、警鐘を鳴らそうとしたのが藤田親子だった。 ついに、1944年12月7日に大地震が東海地方を襲った。後に言われる昭和東南海地震である。これが次の大地震を誘発すると警告する藤田親子を、当局は拘留し迫害した。そして、翌年1月13日には三河地震が起こったのだった。しかしながら、徳之助は鉱山に、健太郎は沖縄戦線に送り込まれ、徳之助は行方不明に。それを命令したのが、川崎憲兵隊長だった。 戦争での悪行を暴くために、戦後、藤田健太郎と武は、それぞれの時代に動き始めた――。 ※この作品は、『一九四四年の大震災――東海道本線、生死の境』(単行本版)の文庫版となります。
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-韓国と京都を結ぶ未解決殺人事件を追え! 余命いくばくもない無期懲役囚の堀友一郎が、突然十津川警部に会いたいと言ってきた。網走刑務所で対面した彼から、十津川は意外な依頼を受ける。それは、15年前に仙山線の八ツ森駅で知り合った愛(めぐみ)という女性に自分の写真を渡してほしいというものだった。しかし、秘境駅で人の利用もほぼ無い八ツ森駅はすでに廃止が決まっており、愛の消息も全く掴めない。そんな中、現地で出会った鉄道マニアの小林雄作から、秘境駅マニアの山中愛という女性の存在を知らされる。果たして彼女は捜していた愛なのか。一方、堀から預かった写真立てからは、京都で起きた16年前の未解決の韓国大使殺人事件に関連すると思われる言葉が書かれていた。さらに、山中愛からは事件の真相に迫る、ある重大な事を知らされる。しかしそれは、事件解決へのほんの入口に過ぎなかった……。仙台から京都へ。事件の裏に渦巻く歴史の闇に十津川が果敢に挑む、鉄道ミステリーの巨星渾身の大作! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女』 の文庫版となります。
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1.5十津川警部、ついに十津川村に立つ。 財団法人〈日本の自然と伝統を守る会〉理事長が十津川と名乗る男に殺された。現場に残された血書“義によって天誅を下すものなり”。自らの名を騙られた十津川警部は驚き戸惑いながらも捜査に乗り出す。その命名の由来となった奈良県十津川村、世界遺産に登録され脚光をあびる日本一広い村に足を踏み入れた十津川の前に次々と起きる殺人事件。その背景に、維新以来、歴史の闇に翻弄され続けた十津川村の存在が浮かび上がってくる。 全国津々浦々を駆け巡り事件を解決してきた名警部十津川シリーズにあって初の十津川村捜査行に拍車がかかる。
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-十津川警部、新たな事件のため南紀白浜へ 東京池袋署の刑事・伊熊武敏は、会社社長未亡人殺人事件を担当していたが、独断専行を指摘され、上司から非番を命じられ、南紀白浜へ旅立った。紀勢本線特急「くろしお19号」車内で、ひょんなことから、東京中央エレクトリック企画課長の白川健一郎と知り合い、白良浜で会う約束をしたが、翌日砂浜に行ってみると、白川が死んでいるのを発見する。地元の警察署から要請を受けた伊熊は、捜査に当たることになった。 この事件が、伊熊刑事が関わっていた殺人事件とリンクしていく。美貌の未亡人の名は、立花庸子。亡くなった夫は、東京中央エレクトリックの前身、中央電気の社長だった。莫大な遺産を手にした彼女は、数々の浮き名を流していたが、1ヶ月前に自宅で殺されたのである。彼女の過去をたどると、今や廃墟と化した白浜の豪華ホテルの歴史に行き着いたのだった。 事件は広がりを見せ、白川を知るクラブのママや関係者も白浜に現れて、ついには十津川警部の登場となる。 十津川警部が暴いた真相とは!
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5.0十津川警部、最後の事件! SLやまぐち号の5号車と乗客32人が消えた。 事件発生前、JR山口線を旅していた亀井刑事は、寺の住職から、 ある現代女性が高杉晋作に綴った恋文を託されていた。 一方、十津川は、消えた乗客名簿の中にアメリカ出身の会社経営者を発見する。 この会社から身代金らしき2億円が何者かに渡されたことが判明。 事件解決かと思われたが、乗客一人の遺体が発見される。 十津川は、事件解決のヒントが、謎の恋文にあることを突き止めるが……。 捜査で浮かび上がったのは「奇兵隊」をめぐる悲運の物語だった。 2022年3月に永眠したベストセラー作家、西村京太郎の絶筆。
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