検索結果

  • 運命の花嫁
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    親友の結婚式で友の幸福に涙するエリザベス。そんな彼女に温かな笑みを投げかける男性がいた。花婿の兄ジェイソン・コルトンだ。思わずときめいたエリザベスだが、次の瞬間はっとした。彼に恋してはならない。私はマンスフィールド家の末裔。両家の間には、三百年の長きにわたる反目の歴史が横たわっているのだから……。
  • 伝説の花嫁
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    モリーは衝撃的な経験をした。深夜酔った男に家に上がり込まれたのだ。男は自分が家を間違えたとも知らず、銃を向けるモリーを押さえつけて壁際に追い込むと、キスまでした!男の名はウィリアム・コルトン。近所に住む、伯爵家の放蕩息子だ。いくら彼が貴族で私がしがないお針子でも、もてあそばれてたまるものですか! モリーは怒りに燃えた。
  • プレイボーイに片思い
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    キャシーと幼なじみのカイルは偶然にも休暇の時期が重なり、それぞれの親が所有する隣同士の別荘で過ごすことになった。かつて一度きりのデートでふられてしまったキャシーは、カイルを諦めきれず、この機会に思いきって頼んだ。「あなたの誘惑のテクニックを披露してほしいの」。
  • サファイアの花嫁
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    気がつくと、サバナはハリソン・コルトンのオフィスを訪ねていた。彼は、かつてサバナの姉と婚約していた辣腕実業家。そして、サバナがひそかに思いを寄せていた男性でもあった。だから父親から意に沿わない結婚を強要されたとき、助けを求めずにはいられなかったのだ。だが事情を知ったハリソンは、予想だにしなかった解決策を申し出た。
  • ハリウッドに恋して
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    「あなたはわたしの命の恩人よ」無事に出産を終えたベスは、付き添っている男性に言った。路上で陣痛に襲われ苦しむ彼女を、彼が病院まで運んでくれたのだ。本当に親切な人ね。どこかで見覚えのある顔だけど。ベスは突然気づいた。あの有名な映画監督のプレスコットじゃない!
  • 遅すぎた求婚
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    ワイナリーの広告に使う絵の製作を頼まれ、 ディクシーは以前住んでいたナパ・バレーへやってきた。 仕事のほかに、もう一つすべきことがあった。 昔の恋人コールと対峙して、思いを断ち切るのだ。 相変わらず男を挑発する女だ。 コールは現れたディクシーを見ながら思った。 長続きするような相手ではないが、 短期間のたわむれにはうってつけだ。 コールはセクシーな笑みを浮かべて歩み寄った。
  • シークはお断り!
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    友人の経営する看護エージェンシーで働くため、アマンダはカリフォルニアへ引っ越してきた。初仕事は、スキーで大怪我をしたシーク・ラーマン・ハルーンを、住み込みで介護するというものだった。
  • 運命のウエディング 危険な花婿たち III
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    完璧すぎる婚約者との結婚に不安を感じていたステイシーは、店で買い物をしていたところを謎の男たちに襲われ、誘拐された。偶然現場に居合わせた青年ニックの機転でなんとか逃れるが、命懸けでステイシーを救おうとする真摯な彼の姿に、ステイシーは今までにない胸の高鳴りを覚えてしまう。
  • いとしの王子様
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    ローレンは友人の結婚式で知り合った魅力的なアレックスと、すばらしいひとときを過ごした。でも、彼が私を本気で好きになるわけがない。あの夜を忘れようとしていたローレンの前に、突然アレックスが現れ、意外な提案をした。
  • 狙われた億万長者
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    “今年注目の独身男性、億万長者タイ・ギャレット”雑誌に書かれた記事を読んだシエラは決心をした。もう二人の結婚に終止符を打とう。タイが私を置いて町を出ていってから八年もたつのだから。しかし会うなり彼はシエラの決心を覆すような頼み事をしてきた。
  • 危険な共同生活 夢をあなたに I
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    人生が大きく変わるような予感がしながら、アビーは住み慣れた町を離れ、ミラクルハーバーへやってきた。少し前、この町の弁護士から、不思議な知らせを受け取った。匿名の、ある人物に家を贈与されたというのだ。贈り主に心あたりもなく、不審には思ったものの、ずっと夢見てきたような家に住める誘惑には勝てず、事情もわからないまま、彼女ははるばる引っ越してきた。新居にたどり着き、アビーが鍵を開けようとしたとたん、背後から高圧的な男の声がした。「手をあげろ。振り向くな」どうしよう。きっと女性の帰宅時を狙う変質者に違いない。肩をつかまれた瞬間、アビーは向き直って相手を蹴飛ばしたが、たちまち男に押さえつけられてしまった。
  • 孤高の恋人
    3.0
    水質汚染の犯人として逮捕された父の容疑を晴らすため、弁護士のリビーはプロスペリーノの町に帰郷した。マスコミや市民の非難にさらされて立ち往生していると、見知らぬ男性が現れて助け出してくれた。いったい誰なのだろう?いぶかりながら帰宅したリビーはぎょっとした。前庭にあの男性が立っていたのだ。彼はレイフと名乗り、昔リビーの父に世話になった恩を返すため、調査を手伝わせてほしいと申し出た。まるで知らない男性とともに行動することに不安を覚えつつも、彼の不思議な目の光に促されるように、リビーはうなずいていた。
  • 情熱の掟
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    麻薬密輸組織の全貌を暴くため、FBI捜査官のダナは、容疑者の一人マーカスのボディガードになりすまし、覆面捜査をするよう命じられた。だがマーカスの魅力的な瞳を見たとたん、任務をやり通せるのか不安を覚えた。こんな美しい女性が僕のボディガードだと?無実の罪を着せられるという苦境にありつつも、マーカスは内心にやりとせずにはいられなかった。二十四時間警護してくれるなら、楽しい時間が過ごせるだろう。
  • 逢瀬の代償
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    父エイブラハム・ダンフォースに対峙するために、リーは父の主催するパーティに潜り込んだ。混血児と蔑まれ、迫害と貧困の中で過ごした恨みを晴らそうと。だが実際に向き合ったとたん、動揺のあまり泣き崩れて倒れそうになり、父のボディガード、マイケルに付き添われて帰宅する。それが熱い逢瀬の始まりだった。
  • 花婿の拒絶
    3.0
    ソーシャルワーカーのスーザンは思い悩んでいた。かつてやむなく養子に出した息子を引き取りたいのに、独身のままでは親権を得られる見込みはほとんどない。苦悩のあまりスーザンは、普段は宿敵の市長マイケルに思わずすべてを打ち明けていた。「ぼくと結婚すればいい」返ってきた言葉にスーザンは唖然とした。名家の御曹子で有名人の彼が、なぜいつも対立している私と?聞けば彼は、病弱な父親の望みをかなえるため、一時的な契約結婚を望んでいるのだという。願ってもない解決策にうなずきつつも、スーザンの心にはかすかな不安が芽生えていた。
  • 子爵のトラブル カラメールの恋人たち I
    3.0
    メリサンド城でキュレーターを務めるキルステンは、いきなり上司として目の前に現れた彼の姿に唖然とした。アラゴン子爵ロウ・セヴラン。6年前、キルステンの家族を不幸に陥れ、そのうえ助けを求める彼女たちをあっさり見捨てた男だ。以来、ロウにだけはかかわるまいと生きてきたのに。それに今のキルステンは秘密を抱えている。ロウが知ったら、再び私の幸せを壊そうとするに違いない。そう警戒し、距離を置こうとするキルステンだが、ロウの強引な誘惑にあらがいきれずにキスをしてしまい……。■カラメール公国を舞台に繰り広げられる王族たちの恋を描いた、人気シリーズ第3弾『カラメールの恋人たち』1作目をお送りします。メリサンド城の伝説をめぐって紡がれる、3つの珠玉のラブストーリー。今回はアラゴン子爵ロウが主人公です。

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  • 恋のクレッシェンド
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    ヘザーは幼少のころからピアニストとして名声を勝ち得るため、親の操り人形のように生きてきた。自由も希望もないそんな生活にいやけがさし、すべてを捨てて、ベビーシッターとして雇われたトビー・ダンフォースの家へやってきた。ところが、そこで目にした光景に仰天する。トビーが激しい口調で息子をなじっていたのだ。思わず飛び込んで子供をかばったヘザーに向かって、彼は怒りとともに言い放った。「この家から出ていってもらおうか」
  • 熱いヘッドライン
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    新聞記者ジャスミンは、ダンフォース家の特だね記事を書こうと、彼らの友人ウェズリーの出したごみをあさっていた。ところがウェズリーに見つかり、大事なロケットを落としたのにも気づかず、あわてて逃げ出した。拾ったロケットを手がかりにジャスミンの素性を知り、ウェズリーは激怒した。家族同然のダンフォース家の周りを嗅ぎ回るなんて許せない。なんとかして阻止しなくては。そのとき、ウェズリーの頭に名案が浮かんだ。
  • 琥珀色のシャレード
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    最近感じる退屈と焦燥感を癒そうと、アンバー・コルトンは休暇をとり実家へ戻ってきた。そこへコルトン家の里子だったトリップが現れ、アンバーの気分はたちまちのうちに明るくなった。聞けばドクターである彼は、有名病院へ転職するために、後ろ盾を必要としているという。アンバーはときめきとともに提案した――彼女が婚約者のふりをして、後押ししてはどうかと。だがトリップは冷たく答えた。「退屈したお嬢さんの助けは必要ない」
  • 週末だけの恋人
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    蝶のように昼食会やパーティに飛び回る生活に辟易し、令嬢ヘザーは父の親友ジョー・コルトンの雑務を手伝うため、コルトン家にしばらく滞在しようとやってきた。到着したとたん、一人の男性に紹介された。サッド・ロウ――ジョーの狙撃事件を担当している刑事だ。荒削りでセクシーな容貌にヘザーはときめいたが、サッドのほうはろくに彼女を見ようともしない。私に関心はないのね。彼と親しくなることをあきらめたある日、サッドはヘザーを捕らえると、熱い口づけで彼女の唇をふさいだ。
  • 嵐の夜の誘惑
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    少女時代に二度もレイプされそうになった経験から、レベッカはデートすらあまりできずにいた。誰かを愛し愛されたいけれど、きっとかなわぬ夢に違いない。あきらめかけていたある日、魅力的なオースティンに誘われる。「きみが好きなんだ。きみと一緒にいたい」彼にセクシーな笑顔を向けられ、レベッカの胸に熱い何かがともった。
  • 花嫁の策略
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    シャイアンは母譲りの特殊な能力がある。物事を予知する“ビジョン”が見えるのだ。ある日心に浮かんだ男性の澄みきったグレーの瞳に、シャイアンは急いで映画館へと向かう。そして出てきた男性に驚いた。ジャクソン・コルトン――以前パーティで会って以来、忘れられずにいた男性だ。あのときとはまるで違う彼の暗い表情を目にして、シャイアンは悟った。運命が彼女に、ジャクソンを救うよう命じたのだと。
  • 億万長者のたくらみ
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    アシュトン邸のワイナリーを使った、さまざまなイベントを企画するのがペイジの仕事だ。小児癌協会に寄付する目標額の二万ドルまで、あと少し。このままいけば、チャリティオークションは大成功だ。高揚感に包まれるペイジの耳に、悪い知らせが届いた。女性がいなくなった?デート権を競りに出す張本人が?状況を説明しようとステージに上がったペイジに、競売人の声が飛んだ。「さあ、こちらの美女にいくらの値を?」どうしよう。完全に間違われているわ!前代未聞のオークションが始まった。
  • 恋は気まぐれ
    3.0
    ●『ハリウッドに恋して』(キャンディス・キャンプ著)「あなたはわたしの命の恩人よ」無事に出産を終えたベスは、付き添っている男性に言った。路上で陣痛に襲われ苦しむ彼女を、彼が病院まで運んでくれたのだ。本当に親切な人ね。どこかで見覚えのある顔だけど。ベスは突然気づいた。あの有名な映画監督のプレスコットじゃない! ●『最後のプロポーズ』(カーラ・キャシディ著)セレナ王女と結婚した義兄に招待されたレベッカ。パーティ会場で王子に誘われるまま、ダンスに興じることに。ダンスが終わったとたん、レベッカに大きな喝采が贈られた。いったいどうしたの?次の瞬間、彼女は王子の言葉に耳を疑った。「僕らは婚約した。きみはエデンバーグ王国の次期王妃だ」 *本書に収録されている「ハリウッドに恋して」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 禁断のときめき
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    シリーニは一人庭園のベンチに座り、ただ時が過ぎるのを待った。 父の政敵の資金集めパーティーにもぐりこんものの、命じられたとおりにスパイ行為を働く気にはなれなかったのだ。 「君は幽霊ではないんだね?」振り返ると、タキシードに身を包んだすてきな男性がいた。 男性はこのホテルの庭園に出るという幽霊の話を皮切りに、歴史や伝説を語り、心から楽しませてくれた。 やがて二人はあらがえぬ魔力に導かれるように踊り、口づけをする。しかし男性の名を聞いたとき、シリーニは慄然とした。 アダム・ダンフォース? 彼が政敵の息子だったなんて!
  • 令嬢はトラブルメイカー ブルーベイカーの花嫁
    3.0
    カロライナは途方に暮れた。デート中に逃げ出した男性を追いかけようと、乗っていた観光馬車の馬に鞭を当てたところ、馬車が暴走し、町のあちこちを破壊してしまったのだ。おまけに御者のハントとともに逮捕された。きっと有力者の伯父がなんとかしてくれる。だが、その考えは甘かった。彼女をわがままな金持ち娘と忌み嫌うハントと、二人きりでの奉仕活動。それがカロライナに課せられた刑罰だった。
  • ライバルはプレイボーイ
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    教師のアビーは父の遺志を継ぎ、町長選に立候補した。衰退の一途をたどるこの町をなんとかしなくては。改革の理想に燃えるアビーの前に、強力な対立候補が出現した。ボストンからやってきた御曹子、マックス・ベネットだ。なんてことだ。数日滞在するだけのはずが、町長選に担ぎ出されるとは。こんな小さな町がどうなろうと知るものか。だが、対立候補のアビーに会うと、気持ちは変わった。しばらく彼女と戯れるのも悪くない。
  • みんな誰かに恋してる
    -
    ローラは母と祖母とともに家業の花屋を切り盛りしている。祖父は数年前に他界し、父はローラと母を置いて出奔してしまった。目下のところ、母と祖母の関心事はローラの花婿探しだけだ。ティーンエイジャーから壮年まで、ギフォード家の夕食の席には毎晩のように花婿候補が招待されている。もううんざり。二人の関心を私から遠ざけるにはどうすればいいの?ローラは考えた末、逆に二人の恋人を探すことに決めた。まずは、獣医のビクターね。年齢的にも母にはうってつけのはずよ。だが病院を訪ねると、予想に反し若くハンサムな獣医ジョンが現れた。「きみはビクターのファンなのかな?」けげんそうに彼が言った。
  • サンタのくれた恋人 ボスは最高! IV
    3.0
    サマンサは目の前に立つたくましい男性を見て動揺した。リード・コナーズ。かつて夢のような時間を分かちあったあと、彼女を捨て去り、何の連絡もよこさなかった人。彼に恋した代償はあまりにも大きく、サマンサは自分の夢も家族も失い、懸命に生きてきた。ようやく心の傷も癒えたころに、なぜ現れるの?冷ややかな態度をとるサマンサに向かって、リードは陰りをたたえて言った。「ぼくたちは惹かれあっているんだ」
  • 恋は嘘から 聖夜はあなたと
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    どうしよう、パパがピッツバーグからはるばる訪ねてくる。ミンディは頭を抱えた。とにかく例の“相手”を調達しなければ。母が亡くなったあとの父の関心事は、もっぱらミンディの婿探しだ。パパはきっと覚えているはずよ。私が以前漏らした、お医者さまとつきあっているという、苦しまぎれの出まかせを。気づくとミンディは、ペットのコーギー犬を無理やり仮病に仕立て、獣医のエリックのもとへ押しかけていた。パパの滞在中だけでいいから、彼が恋人のふりをしてくれたら……。エリックは診察をすますと、千ワットの笑顔で言った。「僕に頼んでみたらどうです? あなたが頼みに来たことを」
  • 眠れぬ夜の果て 富豪一族の宿命 III
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    なぜか男性とのいい出会いに恵まれないシエラ。 家庭を持つという夢が遠のきかけた矢先、 突然、捨てられた赤ん坊を預かることになる。 困り果てた彼女を支えたのは長年の親友アレックスだったが、 じつは彼も家庭に縁遠いばかりか、赤ん坊が大の苦手で……。
  • 月夜の秘密 愛と癒しの島 I
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    つらい過去を思い出し、月夜の浜辺で一人泣いていたメル。 出会ったばかりのルークの優しさに触れ、思わず身を委ねた。 大胆な行為の結果を予測できないわけではなかったが、 素性も知らない彼に抱き締められ、心の痛みを忘れたかった。 それはまるで、魔法のようなひとときだった。
  • 恋は謎めいて ホワイトホーン・マーヴェリック I
    3.0
    ダーシーは、昼はカフェのウェイトレスとして、空いた時間は手作りのパンや菓子を売って暮らしている。隣人の刑事マークは彼女の人柄に惹かれ、親密な関係を持つが、ダーシーの部屋であるものを見つけてから考えが一変する。“彼女はいったい何者なんだ?”
  • 再会はベッドで キャラウェイ・ダンディーズ
    -
    久しぶりに帰郷したクレイは、キャラウェイ家主催のパーティで、かつて彼を捨てた恋人パメラと思いがけず再会した。動揺と深酒で正体を失った彼は、早々に部屋に引き上げた。翌朝、エロティックな夢から覚めたクレイは、ベッドの隣に見知った女性が眠っているのを見て愕然とする。
  • 愛しのエンジェル
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    “俳優として成功すること”がヘザーとトッドの夢だった。だが、結局トッドは安定の道を選び、二人の関係は破局した。四年後、ヘザーが小さな女の子を連れて突然トッドの前に現れた。少女の不思議な色合いの緑の瞳は、彼と瓜二つだった。ヘザーが言った。「あなたの娘に会ってもらうころだと思ったの」
  • 孤島で愛して ある運命の物語 XVII
    -
    ダニーがハワイの孤島に隠遁して四年が過ぎた。愛息の誘拐、妻の死……いまだ、心の傷は完全に癒えていない。ある朝、ダニーはビーチで倒れている女性を発見した。幸運にも、大きな怪我はないらしい。ほっとしたのもつかのま、彼女が言った。「私……自分が誰なのかわからないわ!」
  • 恋の冷めない距離 都合のいい結婚
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    真面目で、平凡。間違っても大声で怒鳴ったりしない男性。それがアンジーの理想とする夫だ。都会の生活で傷つき、数年ぶりに地元に戻ったアンジーは、意外なところで夫候補を見つけた――幼なじみのブレットだ。恋に落ちるなんてばかげてる。親友が夫なんて最高じゃない?
  • 戦士の腕の中で
    3.0
    「病気がよくなるまで、僕の家にいるといい」避難所のベッドに横たわるアシュレイをかかえ上げ、ジェフ・リッターはぶっきらぼうに言った。解雇されると思っていたのに、助けてくれるなんて!学費を稼ぐため、ジェフの会社の夜間清掃の仕事をしていたが、流感のせいで寝入ったところを彼に見られてしまったのだ。不運は続き、アパートメントの水道管が破裂して、彼女は流感が治らないまま避難所生活を送る羽目になった。冷たい目をした彼を恐れていたけれど、実は親切な人なのかもしれない。そう思い始めた矢先、病の癒えたアシュレイはジェフに呼び出され、残酷な言葉を聞かされた。「きみにはあの仕事は無理だ。辞めてもらおう」。
  • いけない花嫁
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    “いけない女”になりたい。そんな願いが思わぬ結果に……。■結婚式の日の朝、ジュリーは花婿に捨てられた。君は、僕にはもったいない“しっかりした女性”だと言われて。不愉快な記憶を消し去るため、ジュリーは一度も着ていないドレスを処分することにした。新聞に出した個人広告を見て連絡してきたのは、トム・ブランズウィックという、とてもセクシーな声の持ち主だ。妹のウエディング・ドレスが火事で台なしになり、急遽、代わりのドレスを必要としているという。会ってみると、トムはまさにプレイボーイの雰囲気を漂わせていた。この人なら、男性を虜にする方法を教えてくれるかもしれない。「“いけない女”になる方法を教えて!」それがどんな結果になるかも知らずに、ジュリーは思わず頼んでいた。
  • 愛は誇り高く 愛する人は他人? II
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    牧場で働く娘マリアは、流れ者として牧場にやってきたJ・Tにバージンを捧げた。少し陰のある笑顔が魅力的な彼に、すっかり心を奪われたからだ。だが、J・Tは突然マリアの前から姿を消した。それから四カ月後、マリアはふとした偶然からJ・Tの正体を知った。彼はテキサスの大富豪の御曹司ジャド・ウィトモーだった!これで赤ちゃんがおなかにいることを報告できる。マリアは素直に喜び、彼のもとを訪ねていった。しかし、再会した彼はまるで別人のように冷淡な態度をとり、厳しい声で言い放った。「目的は金か?」その言葉にマリアは打ちのめされた。マリアは知らなかったのだ。彼のまわりには、ひたすら富と名声を求める女性しかいなかったことを。
  • 突然シンデレラ 究極の結婚 II
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    気象学者で大学教授でもあるジェイクは、研究に明け暮れ、女性と交際している暇もない。ところが、息子を心配する父親の企みで一年間、孤島の調査を行う間、結婚生活を経験する羽目になる。一方、ウエイトレスのシェリーは、客の老紳士から相談を持ちかけられ、耳を疑った。「息子と一年間、結婚生活をしてくれれば百万ドル払う」自分の店を持とうと貯めてきた預金を婚約者に騙し取られ、結婚の夢にも破れた彼女は、新しい人生の一歩になると考え、承諾する。晴れて、初対面のジェイクとシェリーは式を挙げ、ベッドは共にしない条件で、孤島での生活をスタートさせた。だが、シェリーがすばらしいプロポーションであることを知り、ジェイクはこの条件つき結婚が困難なことを悟る。
  • 荒野のプレイボーイ キャラウェイ・ダンディーズ
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    キャラウェイ家のゴージャスな三人の息子たち、クリント、ケイド、マット。クリントは捜査官のパートナーと、ケイドは美人弁護士と、マットは魅力的な画家と、それぞれ激しい恋に落ちるのですが……。
  • 夫に恋して
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    たった一度の経験が、ノエルの人生を大きく変えた。妊娠の事実は幸せな未来をもたらすはずだったが、父親であるジミーはもうこの世にいない。そんな彼女に、ジミーの兄デヴリンがとんでもない提案を持ちかけた。“二年間だけ結婚しよう。そのあとで離婚すればいい”
  • 隣人は大富豪
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    不動産エージェントのアマンダは、湖畔のキャビンを借りたいと相談に来た父(おや)娘(こ)に好感を持った。気がつくと、普段なら絶対に勧めない特別なキャビン――彼女の隣家を勧めていた。翌日、新しい隣人のハドソンが、釣りを教えてほしいとアマンダに頼みこんできた。
  • 失われた記憶-契約結婚
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    目覚めたサマンサは、そばに座って手を握り、優しく語りかけている男性を見て、妙に安心感を覚えた。でも、いったい彼は誰?ここはどこなの?私は…?彼女は事故に遭い、記憶を失っていたのだ。やがて病室に医師が現れ、男性は彼女の夫で、おなかの赤ん坊も無事だと告げた。この魅力的な男性が夫…。そして彼の子供が私のおなかにいる…。サマンサの胸は誇らしさでいっぱいになった。けれども事実は複雑で、その背後には、恐ろしい過去が隠されていた。
  • ときめきは突然に
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    『花嫁の冒険』―グロリアは傲慢な婚約者から逃れてテキサスへやって来た。立ち寄った酒場で、彼女は偶然、隣席の男性の話を耳にする。「もう牛を売るしかないんだ。銀行は金を貸してくれない」気づくとグロリアは、そのつやと深みのある声の持ち主にとんでもない提案をした。 『胸騒ぎのオフィス』―働きながら、大学を卒業したインディ。社会でキャリアを重ね、大きな成功を収めるのが彼女の夢だ。週末の仕事先で彼女は偶然、男性の一糸まとわぬ姿を目撃する。頑丈そうな胸に、引き締まったおなか。なんてセクシーなの!驚いたことに、彼はすぐにも秘書が必要だと言うのだが……。
  • ひとときの追憶
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    初恋の相手に押された、財産狙いの女という烙印。■十七の夏、タニヤは記憶喪失の状態で発見され、施設送りになるところをエドワード・テイラーに引き取られた。恩に報いるべく、彼の農園で懸命に働くが、エドワードの息子デイヴィッドは彼女の存在を認めず、追いすがるタニヤを振り切るようにして出ていってしまった。それから五年の歳月が流れた。エドワードの死で涙に暮れるタニヤに向かって、帰郷したデイヴィッドは冷たく言い放った。「三カ月ここで暮らしてうまくいかなかったら、出ていってもらおう」
  • シークを誘惑
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    熱い恋の手ほどきも受けたい。令嬢の切ない挑戦が始まった。■イモジーンは早急にいい馬が必要だった。大事な顧客の牧場に馬を連れていくと約束してしまったのだ。急いで極上のアラビア産の馬を飼育している牧場へ駆けつけ、経営者のシーク・ラフィ・シェイカーに、馬を一頭貸してくれないかと交渉した。だがラフィは、乗馬技術のない人間には貸せないと言う。せっぱつまったイモジーンは訓練を受けさせてくれと頼み込んだ。するとラフィはセクシーな笑みを浮かべて告げた――三週間牧場に住み込んでレッスンを受けてもらう、と。
  • プリンセスにプロポーズ 世紀のウエディング:エデンバーグ王国編 I
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    どんな女性とでも結婚できるわけではないんだ。特に君なんか、絶対に問題外だよ。■エデンバーグ国王ミカエルの初孫の洗礼式を控え、王家の面々は幸せそうに談笑していた。国王が自動車事故に遭ったという知らせが届くまでは。末の王女ドミニクは、事情がわかっても、父が死んだとは信じられなかった。いてもたってもいられず、事故現場を見に行くという彼女に王室の最高顧問弁護士マーカスが同行を申し出た。体調がすぐれない様子のドミニクを案じたためだが、彼女の心はときめいた。まだ少女だったころから、マーカスに憧れていたからだ。だが、そんなドミニクの気持ちは届かなかった。彼はきっぱりと言い放ったのだ。
  • ウエディング・ベイビー
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    赤ちゃんの父親が戻ってきた!記憶をまったく失ったまま。■マギーは赤ん坊が生まれる日を指折り数えていた。でも、おなかの子の父親はそばにいない。八カ月前、マギーは海軍少佐ディランと愛を交わしたが翌日、彼は姿を消してしまったのだった。そんなある日、マギーは通りの角でばったり一人の男性と出会う。その男性は、誰あろうディランその人だった!だが、彼は記憶喪失に陥っていて、マギーのことを覚えていなかった。なんとかして記憶を取り戻そうとするディランに問いつめられ、マギーはついに真実を告げてしまう。「わたしのおなかにいる赤ちゃんは、あなたの子なの……」責任感の強い彼は、赤ん坊のために結婚を申し込む。マギーの心は激しく揺れた。愛の記憶が失われたまま結婚して、幸せになれるのだろうか。
  • プリンセスはきみ ロイヤル・ブライド III
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    “真実の愛”を見分ける女性の力を借りて花嫁をさがすはずだったが…。アンナは驚きのあまり、言葉も出なかった。自分の家のポーチに、ルーカス皇太子が立っているではないか。彼は、アンナの友人たちの夫でもあるエリック王子とウイット王子兄弟の勧めでこの町へやってきたと告げた。“真実の愛”を見分けるアンナの力を借りて花嫁を―王妃を見つけるのが目的だった。アンナは快く承諾し、ルーカスを自分の家に住まわせ、ごく普通の男性として過ごすようアドバイスする。ルーカスは彼女の紹介する五人の女性たちとデートを重ね、自分がもっとも心引かれる相手を決めようとするが…。
  • 拒まれた情熱 富豪一族の伝説 VIII
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    ガブリエルは炎上する車を呆然と見つめた。どうやら飛び出してきた馬をよけようとして、事故を起こしたらしい。今わかっているのは自分の名前だけで、自分が何者で、どうしてここへ来たのか、まったく思い出せない。そこへ、ワイアットと名乗る保安官が駆けつけた。何も覚えていないにもかかわらず、これほど魅力的な男性に会ったのは初めてだと確信した。彼女は記憶がないことを告げるが、ワイアットはまったく信じようとせずに言い放った。「どういうことなのか、白状するんだ」。
  • 恋は舞踏会で 結婚嫌いの三兄弟 II
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    ラーラはその知らせを聞いて愕然とした。敬愛する上司のアダムが結婚を機に社長の座を退いたあと、彼の弟のブライスが後任になったというのだ。女と見れば片っ端から口説くプレイボーイなのに、なぜか私のことは目の敵にしている彼が、新しいボスになるなんて。意地悪をされたあげく、くびになるに決まっている。ならば、こちらから辞めてやるまでだわ。ラーラは辞表を手にブライスのオフィスに乗りこんだが、意外にも、彼はとびきりセクシーな笑顔で迎え、会社にとどまってくれと懇願した。
  • 冷たいフィアンセ 夢見る三姉妹
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    ダニは新しく赴任した検察局で上司のセクハラに遭い、ホテルに仮住まいのまま、辞任を考えていた。職場の人間すべてが見て見ぬふりをするなか、ただ一人、検事のマイケルだけが何かと力になってくれた。彼に車で送ってもらったある日、ダニはホテルで上司が待ちかまえているのを見つける。途方に暮れて車から降りると、マイケルは彼女の腰に腕を回して上司に近づいた。「職場結婚は禁じられていませんでしたね?」その瞬間、午後五時までの婚約が成立した。
  • 独身貴族の憂鬱 スキャンダラスな家族 I
    -
    理想の独身男性の誉れも高い弁護士ネイサンは、今回は彼の魅力とは関係のないことで町中の噂になっていた。亡父が愛人との間にもうけた子を引き取ることになったからだ。同僚のケイトリンは彼の優雅な独身生活が激変したことに同情を覚えつつも、私生活には立ち入るまいと決めていた。貧しい子供時代を送った彼女にとって、仕事だけが生きがいだ。だが困り果てたネイサンから助けを求められると、断ることができず、必要以上に関わってしまう。恩を感じたのか、デートに誘われ、彼女は自分の気持ちを悟った。感謝なんていらない。わたしが欲しいのは…。
  • 恋はマリンブルー
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    『恋はマリンブルー』―弁護士のケイトは遺言執行のため、海兵隊司令部を訪れた。なんとしてもストライカーをテキサスに連れ帰らねば。そして、テキサス一の石油王の後継者に据えるのだ。だが、一つだけ重要な問題があった。ケイトは彼と面識があるのだ。それも一糸まとわぬ姿の彼と。 『条件つきのウエディング』―人工授精でめでたく亡夫の赤ちゃんを授かったカーリー。ところがある日手違いがあったと知らされた。赤ちゃんの父親は名家の御曹司ハル・ウォードだという。わたしは見ず知らずの男性の子供を宿してしまった!これから、いったいどうすればいいの。
  • 偽りのプロポーズ 愛の三姉妹 I
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    父親の遺した店を再建するため、彼女は一年だけの結婚に同意した。■亡き父親の店を再建するため、ケイトは資金集めに奔走していた。しかし、どうあがいてもめどが立ちそうにない。半ば諦めかけていたとき、新聞で願ってもない記事を読んだ。超一流企業の最高経営責任者ウィリアム・ハーディソンが、中小企業向けの融資事業を計画しているという。さっそくウィリアムのオフィスを訪れて頼み込んだものの、まったく相手にしてもらえず、ケイトはひどく落胆する。すると、ウィリアムの口からとんでもない言葉が発せられ、ケイトは一瞬、息が止まった。早く結婚しろとうるさい母親を黙らせたいから、一年だけの結婚に同意すれば資金を提供しようというのだ。さんざん悩んだ末、ケイトはウィリアムの提案を受け入れる。寝室は別々で夫婦関係はなし、という条件で。
  • 美女はお好き? ボスに夢中 I
    -
    とびきりの美女に変身したせいで、彼女は愛する上司に誤解されてしまった。■地味な秘書のシンディは、ずっと上司のカイルを愛してきた。なのに、カイルは筋金入りの仕事人間。彼女の熱い視線に気づきもせず、その誕生日さえ忘れる始末だ。落ち込んだシンディを元気づけようと、会社の友人たちが、有名な美容サロンに連れていってくれた。三時間後、まるで別人になったシンディは、胸を躍らせながら重要なプロジェクトの会議に臨む。カイルは信じられない美女に変身したシンディに目を見張り、思わず抱き寄せてキスした。だが、冷徹なカイルは美しい女性に強い不信感を抱いていて、秘書の変身を誤解してしまう。違う。私は上司にこびを売って昇進を狙うような女じゃない!ただ、あなたに目を向けてもらいたかっただけなのに……。
  • 罪なプリンス 愛する人は他人? III
    -
    ある日、彼女の前に現れたのは、身分を偽った億万長者だった!■ベッカは、ある財団から助成金を受けられることになり、レストランを開くという夢が実現する運びになった。ほどなく、レストランの建築業者として、ルーク・ホバートが彼女の前に現れた。じつは、ルークは財団の理事長だった。億万長者の彼は、ふつうの暮らしを楽しむために、身分を偽ってベッカの住む町にやってきたのだった。出会ったとたん、二人はたちまち惹かれ合ってしまう。だが、ベッカは十八歳のとき悲惨な目にあって以来、二度と恋愛をするつもりはなかった。そしてルークも、苦い結婚生活を経験していた。二人は深い関わりを持つことを、人を愛することを恐れ、互いに距離を置こうと努めるが……。
  • 運命の結婚式
    -
    行き場を失った花嫁を彼は愛してしまった。■外輪船の船長ジョン・バーモントは仰天した。船上で結婚式を行っている最中に、花嫁が資産家の花婿を河に突き落としてしまったのだ。夫となる男性の心ない言動に、堪忍袋の緒が切れたらしい。豪華な結婚式は台なしになり、花嫁のメガンは行き場を失った。ジョンは仕方なく、一晩だけメガンを自分の家に泊めた。ところが翌日、船で働く女性が急遽必要になり、メガンにその役を頼むほかなくなった。なりゆきで、彼女はジョンの家に住み続けることになる。やがて二人は互いに好意を抱く。だが、ジョンは愛や結婚を信じていない男だった。別れた妻が、財産目当てで彼に近づいてきた女だったからだ。ジョンは、できるだけメガンと距離を置こうと努めるが……。
  • 砕かれた情熱
    3.7
    はるかな大地で彼女に訪れたのは、真摯な情熱と、悲しい初恋。■ジェニファーは新しい仕事につくため、大都会での激務で疲れきった体にむち打って、はるばるテキサスの牧場へとやってきた。しかし、やっとの思いでたどり着いたとたん、険しい顔の男性が現れ、なんの用かと詰問した。何も聞いていないのかしら?ジェニファーはいぶかりつつ、雇ってくれたロバートの名を出したが、その男性は突然目をぎらつかせて言い放った。「なんの冗談だ? 弟は一週間前に死んだ」
  • 運命の舞踏会 ロイヤル・ブライド I
    -
    祖母の管理するアンダースポイント城で夏を過ごしていたジュリーは、王室舞踏会に招待され、憧れのエリック王子と踊った。彼女は思いを告白したが、すげなく拒絶されてしまう。それから九年後―。城の管理人となったジュリーは、病床にある国王から、王室舞踏会のいっさいを任された。忙しく立ち回る彼女の前に、突然エリックが現れる。舞踏会で婚約発表をし、国王を安心させたいというのだ。ジュリーは長い間抱き続けきた夢が破れたことを悟った。だが、事態は思わぬほうへ展開する。直前になって、婚約者が駆け落ちしてしまったのだ。「フィアンセのふりをしてほしい。国王が回復するまでの間だけ」エリックはジュリーに、冷ややかにそう申し渡した。
  • 禁断の絆
    -
    殺し屋に狙われて逃げ回る日々は終わり、最愛の母とともにコルトン家へ帰ってきた。安堵してもいいはずなのに、エミリーの心は沈んでいた。自分を守って命を落としたトビー・アトキンズに対する、罪悪感にさいなまれていたのだ。そんなある日エミリーはたくましい男性に出くわした。射るような視線を向けながら、彼はトビーの兄ジョシュだと名乗り、ひるむエミリーに対して言い放った――弟を殺したことは忘れさせない、と。
  • 甘い取り引き
    -
    「わたしが臨時の妻になってあげるわ」ラナはチャンスに申し出た。少女のころから彼に憧れていた。たとえ遺産相続のための一時的なものでも、彼の花嫁になれるのならかまわない。「きみのなんの得があるっていうんだ?」遺産の山分けが目当てだろうと言わんばかりのチャンスに、ラナは頬を染めて答えた。「赤ちゃんよ」
  • 長すぎた別離
    -
    細々と営むアンティークショップに入ってきた男性を見て、アニーは凍りついた。ワイアット・ラッセル!彼がなぜこんな田舎町に?ワイアットは大学時代の恋人だった。ところがアニーが父の病気で帰省を余儀なくされたとたん、彼はあっさり別れを告げた。以来彼女は傷心を抱え、故郷の町で質素な暮らしをしてきた。やっと乗り越えたかと思ったのにまた現れるなんて。身をこわばらせたアニーに、ワイアットはよりセクシーさを増した微笑を向けた。
  • ドクターの告白
    -
    安否の知れないいとこの身を案じるあまり、体調を崩し声の出なくなった歌手、ライザ・コルトンは診察に訪れたニックの診療所で倒れてしまう。仕方なく入院したものの、今度はライザまでもが何者かに狙われる。公演を続けることも帰宅することもできない。途方に暮れるライザに、ニックが救いの手を差し伸べた。「ぼくの家に来ればいい」彼の目が放つ強い光に不安を覚えつつも、ライザはうなずくことしかできなかった。
  • 入れ替わった花嫁 結婚への道 I
    -
    婚約者そっくりの美女!いったい彼女は誰なんだ?■母親の死を機に、サラは自分が本当の子供ではないことを知り、実の両親の手がかりを求めてテキサスの町にやってきた。町に着いた早々、いきなり見知らぬ男性に怒鳴りつけられた。その男性は地元の医師ルーカス・ダニエルズ。よく話を聞いてみると、今日は結婚式のリハーサル当日なのに、婚約者が姿を消してしまったという。サラが婚約者にうりふたつだったので間違えたらしい。もしかしたら私には双子のきょうだいがいるのかしら?ルーカスに頼まれて、サラは彼の婚約者をしばらく演じようと決めた。自分の出生の秘密を知ることができるかもしれないと期待して。しかし、事態は思いがけない方向に進む。
  • シンデレラは逃走中 ブルーベイカーの花嫁 III
    -
    結婚式の翌日、花嫁は逃げだした。彼女の身に何が起こったのか?■エラは、お菓子作りの腕を見込まれ、ブルーベイカー家のキッチンスタッフとして雇われた。初仕事の日、エラは一家の次男マックに出会って胸がときめいた。マックのほうも、青い瞳のエラに心を奪われた。大富豪の息子と、身よりのない使用人の関係を気にしながらも、だんだん二人の愛は燃え上がっていく。二カ月たったある日、とうとうエラはマックのプロポーズを受け入れ、二人はひそかに結婚式を挙げた。翌日、屋敷を訪れた客にお茶を出していたエラは、ふと耳にした会話に顔色を失った。マックは良家の令嬢と結婚することになっていたのだ。やはり、わたしは彼の妻にふさわしくないんだわ!妊娠していることも気づかずに、エラは屋敷を逃げだした。
  • 秘められた記憶 愛する人は他人? I
    -
    あなたがわたしの夫……。でも、なぜ冷たい目で見るの?■事故に遭って目覚めたとき、ジェニーのそばには見知らぬ男性がいた。上流階級の雰囲気を持つ彼は言った。「きみはぼくの妻だ」だがジェニーは記憶を失い、彼のこともまったく覚えていなかった。夫だと名乗るクリストファーのもとへ身を寄せたのはいいが、すべてを勝手に決めようとする彼に、ジェニーは我慢できなかった。「わたしはいままで、黙ってあなたの言葉に従っていたの?」以前とはまるで違う妻の言動に、クリストファーはとまどった。じつは、事故が起こる前、家には無言電話がかかるようになり、ジェニーは不審な態度を見せていたのだった。もしかしてジェニーはほかの男のもとへ行っていたのでは?クリストファーはこみ上げる疑念を抑えることができなかった。
  • 大富豪とシンデレラ
    -
    二人の住む世界は、あまりにも違いすぎた。■ケイトは、海辺の避暑地に住むアーティスト。だが、芸術だけで生活するのは難しく、パーティー会場に出張して余興を披露することで生計を立てている。ある日、ケイトは名門パリッシュ家の広大な別荘に出かけていった。別荘の庭で開かれるパーティーの余興に雇われたのだ。そこで、彼女は長身の魅力的な男性と出会い、ときめきを覚える。その男性は、別荘の持ち主ジェファーソン・パリッシュ三世だった。膨大な富と建築家としての名声にもかかわらず、過去の悲劇的な出来事のせいで、彼は空虚な日々を過ごしていた。そんなジェファーソンから交際を申し込まれ、ケイトは苦悩する。やっと本当に愛することのできる男性にめぐり合えたのに、わたしの手の届く相手ではないなんて!
  • ひそかな憧れ
    -
    彼女は偽りの結婚を承諾した。たとえ苦しむはめになろうとも。■美容院を営んでいるグレースのもとに、ある日、十年ぶりに少女のころからひそかに憧れていたジョニーが現れた。青い瞳と黒髪の彼は相変わらず魅力的だ。「僕と結婚してもらいたい」開口一番、ジョニーは言った。十代のころ、あれほど夢見ていた言葉を耳にして、グレースは今にも気を失いそうになった。昔からわたしを邪魔な妹ぐらいにしか思っていなかったのに、どういうつもりだろう?だが、詳しい話を聞いてグレースは納得した。亡き妹の遺児の養育権を手に入れるためには独身ではだめだと弁護士に言われ、ジョニーは彼女に見せかけの結婚を申し込んだのだった。
  • 宿命の再会 ロイヤル・ブライド II
    -
    熱い愛の日々を過ごしたあと、彼は去り、新しい命が残った。かつて、ドルーとアンダース王国の王子ウイットは、誰に知られることもなく、恋人の関係になった。輝く夏の日、二人は何度も愛を交わした。だが別れはやってきた。ウイットはドルーのもとを去り、彼女のおなかには小さな命が宿っていた。マスコミから“愛の王子”として騒がれている彼に―父親になるつもりのない男性に真実を告げるべきだろうか。悩み抜いた末、ドルーは一人で育てていく決心をする。それから七年―。ドルーとウイットは運命の再会をした。
  • レディの傷心
    3.0
    サンフランシスコに住むソフィー・コルトンは、ある夜ナイフを持った暴漢に路地裏で襲われ、顔にも心にも深い傷を負った。静養のため故郷へ戻ってきたものの、母に傷跡の醜さを罵られるつらい毎日が続いた。誰かにすがりつきたい。そんな思いで、ソフィーは初恋の相手リバーのもとへと向かう。だがリバーは以前彼女を拒んだときと同じ、冷たい口調で言った。「きみはしっぽを巻いて帰ってきたんだ」
  • プレイボーイのためらい ボスは最高! VI
    -
    父が独身重役の一人と結婚させようとするのを阻止するため、エミリーは候補の重役たちの縁結びに奔走した。努力が実り、五人の重役たちが花嫁を見つけた。これで安心して仕事に専念できる。だが、安堵したのもつかのまだった。なんと父は彼女に、最後に残った独身重役ジャックとリノへ出張するよう命じたのだ。しかもホテルではなく自分の別荘に泊まれとまで言う。怒りに打ち震えながらも、社長である父には逆らえず、エミリーはうなずくことしかできなかった。
  • 急ぎすぎた結婚
    -
    夫はいらないけれど、子供はほしい。そんなサバナの願いを、精子バンクに勤める兄が叶えてくれた。人工授精で首尾よく妊娠し、サバナの人生は薔薇色だった。だが幸せは長く続かなかった。精子を盗んだかどで兄が逮捕され、サバナのおなかの子の父親が判明したのだ。イーサン・マッケンジー。名門一族の御曹子でかつての上司。彼はサバナを訪ねてきて、驚くべき提案をした――スキャンダルを避けるため、半年間だけ結婚しよう。そうすれば兄への告訴も取り下げ、子供の親権も要求しない、と。まるでビジネスの話をするかのようなプロポーズに、サバナは動揺し困惑したが、イエスと答えるしかなかった。
  • 恋する花嫁
    -
    欲しいのは子供だけと知っていても、彼を愛さずにはいられない。■人工授精を行った病院のミスで、ゲイルが亡き夫の忘れ形見だと思っていたおなかの子の父親は、会ったこともないジャックという男性だとわかった。彼は子供を自分が育てると言い張り、ありとあらゆる方法でゲイルを懐柔しようと試みた。甘い言葉での説得に贈り物、そして共同生活による共同養育の提案。ゲイルはすべてにノーと答えた。愛しい我が子は渡せない。いくらジャックがたくましくセクシーな男性で、彼の望みをかなえてあげたいと思っても……。やがてベッドをともにしないという条件つきで、ジャックはゲイルにプロポーズした。
  • 花嫁に変身?
    -
    ボスと一緒のベッドで眠る。彼女の震えは止まらなかった。■「妻が必要なんだ。君ならうまくやれるだろう」アンジェラは聞き間違いかと思いながらボスを見つめた。プレイボーイで独身主義者のハンクが結婚ですって? 私と?どうやら大事な顧客がハンクを既婚者だと思いこみ、夫婦そろって自分の農場で過ごすよう、招待したらしい。地味なアンジェラは妻役に適任だと彼は言うのだ。破格のボーナスにつられて妻のふりをすると承諾したけれど、農場に着いたアンジェラは唖然とした。これから一週間、彼と同じ部屋で生活しなくてはいけないうえに、夫婦の絆を強めるためのセミナーに出席する予定だという。アンジェラは不安でたまらなくなった。ひそかに抱いている、ボスへの憧れを隠しておけるのだろうか?
  • 百万ドルの新妻 ある運命の物語 XVI
    -
    “きみの子供の父親は、トレント・クロスビーだ”レベッカはそう聞かされて、激しいショックを受けた。ある事情から精子提供を受けたものの、まさかこんな現実が待ち受けていようとは……。数日後、トレント本人から完璧な“提案”が持ちかけられる。
  • ラスベガスの熱い夜 都合のいい結婚
    -
    クレオは、母親と同じような生き方だけはしたくなかった。ダンサーだった母はカジノに集まる大物たちとの恋を繰り返し、奔放な一生を送った。だけど、私は母とはちがうわ……。平凡で真面目な男性との未来を描いていたクレオの前に、ある日突然、カジノの帝王フレッチャーが現れる。
  • 御曹子の求婚
    4.0
    ジョー・コルトンのバースデー・パーティが開かれた夏、マヤはコルトン家の次男ドレイクと結ばれた。ずっと憧れてきた人との夢のようなひとときは、ある朝突然終わりを告げた。“ぼくの人生に妻子の入る余地はない”そっけない手紙だけを残して、ドレイクは去っていったのだ。しょせんは身分違いの恋。かなうはずもない。そう自分に言い聞かせ、マヤは彼を忘れようとした。だが、甘い逢瀬がもたらしたものは、傷心だけではなかった。
  • 嘘つきな秘書
    -
    辣腕弁護士ランド・コルトンの元秘書だったおばに頼み込まれ、ルーシーは気が進まないながらも彼の臨時秘書を引き受けた。聞きしにまさる横暴さと人使いの荒さに辟易するものの、彼のセクシーさと、ときおり見せる優しさに、しだいに心を惹かれていく。そんなある日、ランドが背中を怪我して動けなくなり、治るまでの間、ルーシーは彼の自宅へ出勤することになった。バスローブ姿のランドのたくましい体を目にして、彼女の思いは危険なまでに募り……。
  • 花嫁にプロポーズ
    -
    セクシーな新任部長が命じた業務とは、一年間の契約結婚だった。■カイラは病気の祖母を抱え、死んだ父親の遺した借金を返済するために、昼は不動産会社、夜はレストランで働いている。新任の部長であるジェームズに能力を買われ、アシスタントにならないかと誘われたけれど、残業のできないカイラは断るしかなかった。事情を知ったジェームズは諦めたように見えたが、ある夜突然、カイラのもとを訪れた。問題をすべて解決する、特別なプロジェクトを考えたと彼は言う。本当にそんなものがあるのだろうか。いぶかるカイラは、ジェームズの申し出を聞いて呆然とした。結婚ですって? 彼と?
  • ボスとの一夜
    -
    名家の令嬢キャサリンは、両親の支配から逃れて自立するために身分を偽り、ダンフォース海運の臨時秘書として働き始めた。初めての経験なのでわからないことも多いけれど、努力して認めてもらえるようになるつもりだ。ところが社長であるボスのイアンは、まじめに働くキャサリンに何かにつけ文句を言い、冷たく当たる。しかも雇われたばかりというのに、解雇を言い渡されたのだ。不当な扱いに我慢できなくなって抗議すると、思わぬ返事が返ってきた。「そばにいられると、君が欲しくなってしまうんだ」。
  • 御曹子とスキャンダル
    3.0
    家業のベーカリーを手伝い、姉たちの相談に乗る。真面目で責任感のあるティナのそんな毎日は、名家の御曹子リードの出現とともに変わり始めた。いくら距離を置こうとしても、リードは引き下がるどころか、女性を魅了してやまぬセクシーなほほえみで誘いをかけてくる。あらがえなくなったティナはついに、彼の胸に飛び込んだ。めくるめく情熱の夜は想像以上にすばらしく、ティナはすべてを忘れて夢中になった。逢瀬の代償がどんなに高くつくか、初めて恋した彼女にわかるはずもなかった…。
  • 一夜の魔法 富豪一族の宿命 XIV
    -
    カイラの人生の目標――それは会社で昇進することだ。私生活は皆無に等しかったが、少しも苦にならなかった。あとは上司のギャレットさえ私の実力を認めてくれたら……。ある日、出張先で突然の猛吹雪に見舞われたカイラは、ギャレットと二人、小さなキャビンで一夜を明かすことになる。
  • 御曹子を誘惑! 聖夜はあなたと
    -
    彼を誘惑して秘密を聞き出す。 甘い任務がスタートした。 長年匿名で慈善行為をしている、ダルトン・デパートのサンタクロースの正体を暴くため、記者のクラウディアは妖精(エルフ)として雇われた。このスクープをものにできれば、大手新聞社で正採用される可能性が高くなる。心を躍らせるクラウディアの前に邪魔者が現れた。デパートの社長トーマスが、ことあるごとに彼女の行動を監視し、つけ回すのだ。これではサンタクロースにも近づけない。窮地に陥ったクラウディアは、ある決意をした。
  • あなたの腕で眠らせて
    -
    「君はいい友達だ」その言葉がリズを打ちのめした。■病院のボランティアに応募してきたジョーを見て、リズは思った。きっと下心があるんだわ。目当ては看護婦ね。子供のころ、リズの家庭は父親の浮気のために崩壊寸前だった。父親はハンサムなプレイボーイ。そう、この人のように。だから決して心を許してはいけない。リズは冷ややかな態度をとり続けるが、ジョーは思いのほかまじめにボランティアに取り組んでいる。どうやら誠実で信頼できる人柄らしいと、リズは友達になることを約束した。しかし二人のいい関係は長くは続かなかった。いつしかリズの胸には別の感情が芽生えたというのに、ジョーはかたくなに永遠の愛を否定して……。
  • 伝説の指輪
    -
    まったく、ばかばかしい。指輪が未来の王妃を決めるなんて!■地中海に浮かぶサンモンティコ王国。その宮殿では、リシャール皇太子の三十歳の誕生日を祝う盛大な舞踏会が催されていた。じつは、その舞踏会は皇太子のお妃選びをかねていた。王室に代々伝わる指輪をはめて抜けなくなった女性と皇太子は愛し合うようになるという伝説があるからだ。そんな女性が現れたら、一週間以内に結婚しなければならない。冗談じゃない! たとえ両親がそうして結ばれていようと、皇太子は指輪の魔法などまったく信じていなかった。ところが、伝説どおり、ひとりの女性から指輪が抜けなくなる。その女性は、平凡な結婚を望んでいるクリスティーナ。二人はなんとかして指輪をはずそうと奮闘するが……。
  • シークとの取り引き
    3.7
    金持ちで傲慢、夜ごと会う女性の違うプレイボーイ。今度のクライアント、シーク・アリ・エル・エトラは、フェイスのもっとも嫌いなタイプの男性だった。だが小さなコンピューター・コンサルト会社を軌道に乗せるには、アリの企業からの依頼を受けないわけにはいかない。しぶしぶ働き始めたフェイスだったが、アリの端整な容貌と見事な肉体に魅せられ、しだいに憧れを抱きはじめる。そんななか、アリが魅力的な笑みを浮かべ、ある危険な取り引きを持ちかけてきた。
  • めざすはシンデレラ
    -
    ■私が妻としてふさわしいと、絶対に証明してみせる。■田舎町の食堂(ダイナー)で働きながら夜学に通うジョリーンは、ハンサムな億万長者、カール・ランドンにプロポーズされた。小さなころからおとぎばなしのような結婚を夢見てきた。まさに絶好のチャンスなのに、なぜか婚約に踏みきれない。ためらう彼女に、カールは彼の実家にしばらく滞在するよう勧める。ジョリーンは誘いを受けたが、迎えには来たのはカールではなく、ランドン一族のはみ出し者と悪評高い、彼の弟ジェイクだった。カールとはあまりに違う、危険な雰囲気を持つ男性。「君のような女が、あんな男と一緒になってどうするんだ?」彼の言葉にジョリーンは怒りを隠せなかった。私のような田舎娘は、カールに釣り合わないと言いたいのね。負けるものですか! 彼女はこぶしを握りしめた。
  • イカロスに抱かれて
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    空軍大尉のジョシーは無人偵察機の改良に取り組んでいた。完成も間近なある日、議会からプロジェクトの監視委員が派遣される。やってきたのは空軍の伝説的パイロット、ディエゴだった。飛行中の事故で今や飛べなくなってしまった、かつての“神”に、ジョシーはうかつにも同情を寄せ、たちまち彼の逆鱗に触れる。「今度ぼくを哀れんだら、キスで何も考えられないようにしてやる!」

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  • 熱いハプニング
    -
    ある朝、ハーレーは目覚めて愕然とした。ベッドの隣に見知らぬ男性が寝ている!ここはラスベガスのホテル。昨夜は親友の結婚式で、相当酔っていたせいか、何も思い出せない。起きた男性が笑顔で言った。「ぼくは君の夫だ」

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  • 傲慢なプロポーズ
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    エイブラハム・ダンフォースはいらだちを覚えていた。困難な選挙戦に打ち勝った今、やっとニコラとの逢瀬をゆっくり堪能できると思っていたのに、なぜか彼女は距離を置こうとするのだ。エイブラハムは決意した。なんとしてでももう一度、彼女をこの腕に抱いてみせる。ニコラ・グランビルは困惑していた。エイブラハムが当選を決めた今、スキャンダルは禁物なのに、なぜか彼はかかわりを断とうとはしないのだ。でも、どうしても彼のもとを去らなければ。吐き気をこらえながら、ニコラは自分に言い聞かせた。

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  • 眠れぬ花嫁
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    ラリサは不安と緊張を覚えながら、ジェイク・ダンフォースの帰宅を待っていた。四年間も彼に隠してきた秘密を告げなくてはならない。私を見るジェイクの優しい笑みが嫌悪に変わるのも、時間の問題だった……。僕に三歳の息子がいる? ジェイクは信じられない思いで、ラリサの突然の告白を聞いていた。こんな重大なことを黙っているとは許しがたいが、今のダンフォース家にはいかなるスキャンダルも禁物だ。いやでも、彼女の面倒を見なくてはならないだろう。

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  • 禁じられた誘惑
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    キムは名家の令嬢には珍しく身なりもかまわず、小さな家で一人、海洋生物学者として研究に打ち込んでいる。静かな生活に満足し、誰にもその世界を壊されたくなかった。とくにいきなり現れた、たくましいザック・シェリダンには!彼は、キムの身を案じる父がボディガードを頼んだ相手だった。助けは必要ないから帰れと言うキムに、ザックはひるみもせずセクシーな笑顔を向けた。「きみを好きにならずにはいられないよ」その瞬間、予期せぬ熱い何かがキムの全身を貫いた。

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  • 熱き週末
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    獣医の学位を取得したばかりのアビーは、休暇もかねてナパ・バレーのアシュトン家に滞在していた。怪我をした馬の手当てをしたのがきっかけで、ワイナリーで働くラスと親しくなる。たくましい彼に心惹かれつつも、すぐに帰郷する身で恋などしてはいけないと、アビーは自分を戒めていた。だがある日、ラスはセクシーな笑顔で、週末一緒に出かけようと誘ってきた。

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  • 場違いな求婚 魔法のランプ I
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    なんて男なの! レイチェルは怒りに震えた。彼女が諸事情から一時的に預かっている赤ん坊の伯父、ジェイク・フレッチャーが養育権を求めて訴訟を起こしたのだ。彼には絶対に娘を渡さないでくれと、レイチェルは母親から頼まれていた。お金があるからといって思いどおりにはさせない。彼女は断固法廷で闘う決意を固めたが、出た裁定は意外なものだった。二人は共同で養育に当たるよう、申し渡された。■ランプがもたらす不思議な恋物語をお楽しみください。
  • 偽りのシンデレラ
    -
    慣れないスーツにハイヒールという格好で、T・Jは怯えながら空港でクリストファーを待っていた。いとこで広告代理店社長のテレサに頼み込まれ、テレサになりすまして彼と商談を進めることになっていたのだ。たとえ外見はうりふたつでも、地味な私がセクシーないとこの行動をまねできるわけがない。だが、現れたクリストファーを見て、T・Jは予期せぬときめきを覚え、精いっぱいあでやかな笑みを浮かべた。

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  • ターゲットはプリンセス
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    おとぎばなしのようなハッピーエンドなんてありえない。傷ついた過去からインブルク公国王女アーニャはそう悟り、公務に没頭する日々を過ごしていた。だがその日常は、突然届けられた手紙によって壊されてしまう。アーニャ王女の命を狙うと、何者かが手紙で告知してきたのだ。事態を重く見た大公は王女を守るため、警備専門家として名高いリーヴ・ストラットンを雇うことに決める。彼に引き合わされ、事実を告げられたアーニャは狼狽した。こんな人と四六時中一緒にいることには耐えられない。彼は無愛想で傲慢で……それに魅力的すぎる。

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  • シークの孤独 アラビアン・プリンス I
    -
    魔法と魅惑とロマンスの王国、エル・ザフィール。アメリカ人のペニーは意欲と能力を見込まれ、王女の秘書としてこの国にやってきた。しかし宮殿で実際にボスとして現れたのは、世界中の女性の憧れ、ラフィーク・ハッサン王子だった。ペニーは予想外の展開に戸惑いつつも、漆黒の瞳を持つ魅力的な王子にしだいに心奪われていく。傷ついた過去から二度と恋をしないと決めていた彼女は、王子への思いを抑え込もうとするが、ラフィーク王子は突然キスをしてきて……。

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