検索結果

  • 新しい事例検討法PCAGIP入門 パーソン・センタード・アプローチの視点から
    4.0
    「批判しない」「記録をとらない」というグランドルールのもと、守られた空間が事例提供者を温かく支え、気づきや成長を促す。心理、教育、看護、福祉、司法などの対人援助職をはじめ、会社の人材育成やボランティア活動の場など、幅広い活用が可能。愛がある事例検討法PCAGIP。
  • 河合隼雄のスクールカウンセリング講演録
    5.0
    日本臨床心理士会が創立されてから20年、また平成7年から派遣の始まったスクールカウンセラー事業は今年で13年目を迎える。閉鎖的だと言われた学校現場に、はじめて外部から専門家を導入したこの事業は「平成の黒船」とまで言われた。本書は、混迷をきわめる学校現場に派遣され、教師と苦楽を共にしながら活躍する学校臨床心理士に向けて、毎年、全国研修会の場で著者が行った全11回の基調講演のうち8回分を収めた貴重な記録集である。
  • 神田橋條治 医学部講義
    4.7
    『精神科講義』に続く姉妹編。本書は前書と違い、医師や研究者を目指す医学部学生に向けて行われた大学での講義録である。自身の体験をもとに精神医療現場での治療や診断の問題点について語る内容は、マニュアル偏重主義の現代医療全体への痛烈な批判ともなっている。医師は、どんな状況でも患者のために何かできねばならないという強い信念と、後輩たちへの温かいエールに満ちた本書を、医学領域で生きるすべての援助者・研究者の方たちに贈りたい。
  • 神田橋條治が教える 心身養生のための経絡・ツボ療法
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    精神科医としての臨床歴が半世紀を超える著者が、現代の精神科医療のあり方に危機感を抱き、患者さんと医療の未来のために、切なる希望をこめて著した心身養生のための一書。東洋医学の「経絡」と「ツボ」、「気」を用いながら、心身の自然治癒力を回復させる独自の方法を紹介。目に見えないイメージを用いるため、著者の実際の施術の様子を、QRコードで視聴できるようにし、巻末には、十二経絡に関する概説を付録として添えた。
  • 神田橋條治 スクールカウンセラーへの助言100
    4.3
    2008年から始まった創元社セミナー「かしまえりこのスクールカウンセリング・ケースカンファレンス」の宿泊研修で、著者の一人神田橋條治が受講者の質問に答えるかたちで語った助言の数々を、セミナー講師であるかしまえりこが「カウンセリングの技法」「治療論」「問題とされる行動」「発達の課題」「医療と薬」などテーマごとに分類し、それぞれの言葉によって連想される現場からの考察を解説として追加し、まとめたもの。
  • 神田橋條治 精神科講義
    4.2
    1986年から2011年まで、26年間にわたって行なわれた精神科病院での講演録。現場の臨床の真っ只中で常によりよい治療に向けての工夫を重ねてきた著者の、新しい技法発想の萌芽と展開が一望でき、多数の著書の解説としても読める。「誤診と誤治療」をはじめ、「精神療法におけるセントラルドグマの効用」「問題点の指摘の仕方」「臨床力を育てる方策」「フラッシュバックの治療」「双方向性の視点」「治療者の偏見」など、どの講義内容も示唆と警鐘と破格におもしろいアイディアに満ちている。
  • 姿勢のふしぎ しなやかな体と心が健康をつくる
    値引きあり
    3.8
    はじまりは、脳性マヒの人の動かないはずの手が催眠術で動くことの発見だった!催眠術なしでこの動きを保つにはどうすればよいか?これを追究する中で開発されてきた「臨床動作法」は、肢体不自由者の体の動きの向上はもちろん、健常者、高齢者の体調を整え、リハビリに有効なばかりか、スポーツ競技者の身体意識を高め、うつ病やノイローゼなどの心理的不調の改善にきわめて効果的であった。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • スクールカウンセリングモデル100例 読み取る。支える。現場の工夫。
    4.4
    ますます深刻になりつつある子どもの問題。真に力のあるスクールカウンセラー(SC)の質の高い症例集が長く待ち望まれていた。本書は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、SCかしまが専門性を駆使して対処した100の事例を取り上げ、事例の概要と対処・解説・経過を述べ、精神科医、神田橋が卓越したコメントを付した。症例の数でも、内容の質と専門性の高さでも、他に追随を許さない圧倒的な充実度を誇る。全校必携の一冊。
  • 治療的面接の工夫と手順 人間学的力動論の観点から
    -
    精神療法とフォーカシングで著名な二人の専門家が、自身の臨床をめぐって対談。技法や知識の習得ばかりを重視する心理臨床の世界に疑問を投げかけ、「一人の人間」として患者に向き合うことの重要性を縦横無尽に語り合う。 「『真っすぐに治る』ということはあり得ない」など、長い臨床経験と専門性に裏打ちされた言葉の数々は、心理職に携わっている者、これから心理職を志す者に深い示唆を与えてくれる。
  • 治療のための精神分析ノート
    5.0
    「いのちの核はコトバでないものに支えられながら、ヒトの生はコトバによって支配されている」。著者は臨床の現場で、長くこの矛盾を乗り越えることをみずからのテーマとしてきた。コトバを治療の道具とする精神分析の治療の場で、文字言語を絶対的なものとせず、治療者と患者との間の時々刻々の関係性の変化に目をこらすことで、著者は治療の場に立ち上がってくるいのちの営みを掬い上げる。そうすることで、精神分析用語として知られるコトバの真に意味するところ、治療の本質を説いてゆく。精神分析の世界への導きに始まり、先達の教え(=理論)の咀嚼、さらには独自の技法と修練の方法を紹介するなど、半世紀以上にわたる臨床の集大成ともいえる著者、畢生の書。
  • 創元アーカイブス 壺イメージ療法 その生いたちと事例研究
    -
    壺イメージ療法とは「壺」をイメージの中に浮かべ、そこに出入りすることを治療者とともに協力しつつ行なうイメージ療法の一種である。本書は、1984年に広島で2日にわたり開かれた研究会の記録をもとに編まれた。創始者の田嶌誠一をはじめ、司会者:成瀬悟策、発表者:伊藤研一、栗山一八、冨永良喜、松木繁、討論者:倉戸ヨシヤ、栗山一八、中井久夫、増井武士、村瀬孝雄が参加。日本の臨床土壌から生まれた独自の技法を包括的に知るための格好の案内書。
  • どこへ行こうか、心理療法 神田橋條治対談集
    4.0
    精神科医・神田橋條治が、わが道を極めた三人の心理臨床家、成瀬悟策、村山正治、増井武士を相手に行った公開対談を一冊にまとめたもの。師弟関係にあった増井との時を経てなお温かさを感じさせる対話、さながらカウンセリングのような村山との対談、動作法の創始者・成瀬との緊張感に満ちた絶妙なやりとり等。神田橋の卓抜なインタビュアーとしての技が、三人の臨床家それぞれの特質を見事にとらえ、それを豊かに引き出してゆく。
  • PCAGIP法の実践 対人援助職を支える新しいパラダイム
    -
    PCAGIP(ピカジップ)法とは、話題提供者がファシリテーターや参加者と共に新しい取り組みの方向や具体策のヒントを見出すグループ体験で、通常のスーパービジョンとは異なる事例検討法として注目されている。本書では対人援助の領域ごとにPCAGIP法がどう実践・展開されているのかを紹介する。また、その領域でなぜ用いているのかも併せて論じ、背後にある「人間観」や「人にかかわることの意味」も伝える。
  • 複雑性PTSDとは何か 四人の精神科医の座談会とエッセイ
    4.5
    複雑性PTSD(Complex post-traumatic stress disorder;CPTSD)とは,心身への組織的暴力,家庭内暴力や虐待など長期反復的なトラウマ体験の後にしばしば見られる,感情などの調整困難を伴う心的外傷後ストレス障害(PTSD)である。国際疾病分類(ICD-11)において初めてPTSDと区別された診断基準として記載され,診断名として2022年1月1日から正式に発効された。その診断基準は,否定的自己概念,感情の制御困難及び対人関係上の困難といった症状が,脅威感,再体験及び回避といったPTSDの諸症状に加えて認められることとされる。 本書は,『複雑性PTSDの臨床――心的外傷~トラウマの診断力と対応力を高めよう』(金剛出版,2021)の発刊に併せて行われた四人の精神科医による座談会の記録と書き下ろしエッセイを収録したものであり,複雑性PTSDに関する最新の正確な知識・経験を読者に提供しようとするものである。日常臨床への有効なヒントを提供するであろう。

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  • 不確かさの中を 私の心理療法を求めて
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 それぞれの生い立ちから、家族のこと、友人・同僚・ライバルのこと、師匠との出会い、クライエントとの関係、別れについて、「治る」ということ、治療者の祈りについて、後輩を育てるということ、治療者の訓練など、自身の臨床のあるべき姿を求めつづけた二人の臨床家のこころの旅路。
  • 「本」を遊ぶ 神田橋條治書評集
    -
    1巻2,530円 (税込)
    どのような書物を選び、それらから何を感じ何を読み取るか。そこに個性があり、その人らしさがある。著者は独自の感性で切り取った本の世界とたわむれ遊ぶ。そこでの連想は、読む者をさらなる連想へと誘う。時系列に並んだ連想群は、わが国の精神医学・医療の歴史を俯瞰し、未来へ向けての著者の祈りを伝える。
  • リラクセーション 緊張を自分で弛める法
    4.2
    心は身体を適当に緊張させながら生活や環境に立ち向かう。緊張の仕方が不適当だとストレスは強化され緊張を強めたり弱めたりできるのは自分自身。それには身体の隅々まで心を行き渡らせる心理的な努力が必要。四十肩や五十肩、肩凝り、腰痛をはじめ、長年の間に無意識のうちに自分で貯めこんでしまった過剰で不当な緊張を自分で弛める方法を詳しく伝授。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 臨床心理学の科学的基礎
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 主要内容 臨床心理学の基礎/精神病理学総論/基礎的人格理論の展望/発達心理学的視点/社会学・社会心理学的視点/脳と心/客観性と主観性/ケーススタディ論/特論:知覚の心理と病理/他
  • 私のカウンセラー修行 村山正治心理臨床エッセイ集
    -
    日本のロジャーズ受容の第一人者であり、長年、心理臨床の世界で先頭を走る著者が、カウンセラーを志し、その道を歩み続けてきた過程を、余さず切り出したエッセイ集。 時に迷い・立ち止まることの意義を肯定し、臨床の本質を問い続ける著者のあたたかな言葉が、カウンセラーを目指す人、臨床家としてのアイデンティティに悩む人、後進の指導にヒントを得たい人など、心理臨床をめぐって悩む人たちと伴走してくれる書である。
  • 私の治療的面接の世界とスーパーバイズ 新人間学として
    -
    長年独自の立場から心理臨床家として面接とスーパーバイズの実践を重ねてきた増井武士氏の集大成となる一冊。第Ⅰ部では、患者さんとの一対一の関係性を第一に考え、副作用が少なく、かつ出来るだけ早期によくなる方法を探求してきた増井氏が独自の治療的面接について、具体的なやりとりを示しながら語る。第Ⅱ部では、増井氏のスーパーバイズを長年受けてきた方たちが、そこで考えたこと、感じたことなどの体験を率直に語る。

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