原田誠一の作品一覧
「原田誠一」の「精神療法の基礎と展開」「複雑性PTSDとは何か」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「原田誠一」の「精神療法の基礎と展開」「複雑性PTSDとは何か」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
あらゆる臨床家に進めることのできる精神療法の指南書。
しかも引用や事例が豊富で飽きさせずきわめてリーダブル。
僭越ながら、著者にはもともとは精神療法のセンスが乏しい。しかし、だからこそどのように精神療法的に患者に関わるか、粘り強く修練を重ね、自ら得たもの、気づいたことを丁寧に後進に伝えてくれている。
それゆえこの本はすべての臨床家に役立つものとなっているのである。
最後の高木俊介との誌上討論は、いろいろなことを考えさせられる。
学びの材料にするにしても、他の医者の自死に終わった事例について、オレならこんなふうに治療をした、と論じる原田の神経は私には理解できない。
とはいえ、原田の臨床眼とそ
Posted by ブクログ
ICD11にてあらためて再評価された「複雑性PTSD」。精神医療を当たり前に出来るようにされている原田先生が座長?として、4人の精神科医の座談会とそれを補強する形で、エッセイを寄稿され、最後に原田先生の「複雑性PTSD」に対する考え方の変遷や現在の治療について述べられたものである。座談会はPTSD研究の第一人者である飛鳥井先生、稀代の先進療法家、神田橋先生、ACTから最近はODで有名な高木先生と多士済々のタレントをそろえての対談本でつまらないはずがない。まず飛鳥井先生から「型」の話があり、神田橋先生より「型」崩しの話、神田橋先生からコモンセンスサイキアトリーと言われる高木先生の意外?と基本的な