検索結果

  • ビッグコミックオリジナル 2024年11号(2024年5月20日発売)
    NEW
    -
    ●創刊50周年超BIG読切巻頭カラー!! 『アオアシ ミッドナイト・ダイナー』[前編] 小林有吾  ●特別読み切り!! 『ふぁいやまん』 佐々木四太  ●釣りバカ日誌 やまさき十三+北見けんいち  ●ミワさんなりすます 青木U平  ●れむ a stray cat 山本おさむ  ●黄昏流星群 弘兼憲史  ●昭和天皇物語 能條純一 原作:半藤一利(『昭和史』平凡社刊) 監修:志波秀宇  ●父を怒らせたい おかくーこ  ●セシルの女王 こざき亜衣  ●深夜食堂 安倍夜郎  ●出かけ親 吉田戦車  ●看護助手のナナちゃん 野村知紗  ●卑弥呼 リチャード・ウー+中村真理子  ●人のために働く 岩崎真  ●ひがレッスン 鈴木良雄  ●前科者 原作:香川まさひと 作画:月島冬二  ●テツぼん 永松潔+高橋遠州  ●百年川柳 業田良家    ●充実コラム!!  [和食の喪失-海と川から絶えていく-] 芦野一青  [アメリカ大統領選を10倍面白く読む!] 小川寛大  [BY PLAYER LEGEND] 二宮清純      ※『ビッグコミックオリジナル』デジタル版には、紙版の付録、特典等は含まれません。
  • 居酒屋志願(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 会社の開発中枢にいる若者が突然提出した辞表に、他社の引き抜きを疑う上司や同僚たち。しかし本当の理由は、脱サラして居酒屋をやること…。信頼していた友人や恋人も白い眼を向ける。いよいよ開店の日が来たが…。
  • 鰻のたたき
    -
    松江市内の鰻料理(川郷)の店主がつくる〃鰻のたたき〃は、常連たちに定評がある。間口一間半の小さな店で、これを肴に呑む単身赴任のサラリーマンと、店主夫婦が板場越しに交わす〃人の情〃。それでも、別れは必ずついてまわるもの。「因果な商売だな、まったく」店主が、ふっと言った。市政の人々の温かいまなざしと人生の哀歓を描く、傑作選。
  • 鰻の寝床
    4.0
    〔辰巳屋〕は、店主の喜平が厨房を仕切り、息子の嫁・秀子が、おかみとして暖簾を守る老舗の鰻屋。息子の道介は、鰻を焼く匂いを嫌って家業を継がず、挙げ句の果てに外に子供までつくってしまった。その子も早18歳。ある日、秀子は道介に息子の将来を相談され、喜平に弟子入りさせようとするが……(表題作)。美味い料理に人情あり。心あたたまる隠し味。全9編収録。
  • おかあさんの ひがさ
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少女あこの、おかあさんを思う気持ちと、村の夏の景色が、まっしろな日がさに映える美しい絵本です。あこは、幼稚園の夏休みに、おかあさんといっしょにいなかのおばあちゃんの家にやってきました。ところが、おかあさんのぐあいが急に悪くなり、となり町の病院に入院してしまいます。あこは、おばあちゃんといっしょに毎日バスでおかあさんのお見舞いに行っていたのですが、ある日おばあちゃんの都合がつかず、お見舞いに行けないことになりました。がっかりしたあこは、玄関先でおかあさんのまっしろな日がさを見つけ外に出ます。そして、ふとそのまま病院まで歩いていきたくなりました。林の緑、小川の水色、ひまわりの黄色、そして赤とんぼ。病院までの道は、自然のさまざまな色に彩られていました。光の輝きと透明感、変化にとんだ色彩の美しさを画面いっぱいにもりこんだ力作絵本です。
  • おりづるの旅 さだこの祈りをのせて
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 折り鶴は、病気平癒やスポーツの試合での勝利など、昔からさまざまな願いをこめて折られてきましたが、平和を願い、祈る象徴として折られるようになったのはそう古いことではありません。戦争が終わって10年たった昭和30年、原爆症のため広島の少女、佐々木禎子が亡くなり、その悲しみの中で級友たちは原爆で亡くなった子供たちの慰霊碑「原爆の子の像」をつくります。その慰霊碑は、回復を願って折り鶴を折りつづけた禎子をイメージし、大きな折り鶴を頭上に高く掲げた少女の像だったのです。折り鶴が平和祈願の意味をこめて折られるようになったのは、禎子と「原爆の子の像」がきっかけといっていいでしょう。そして、その折り鶴は今、平和運動の波にのって世界で折られるようになりました。この絵本は、禎子の死と折り鶴が世界に広まっていった過程を、絵と文でわかりやすく描いたものです。作家、画家の平和への祈りが伝わってくる感動の絵本です。
  • 御仕出し立花屋 狐の嫁入り
    -
    人情の機微をさまざまな形で作品に仕上げてきた著者が、はじめて舞台を江戸に移して描く長編時代ミステリー。主人公は、深川で仕出し専門の料理屋・立花屋を営む与七。三人の弟子を使って、四季折々の自慢の料理を供している。ある日、青物市場に買い出しに出かけた与七は、途中、元吉という少年と知り合う。少年は、付け火事件で親兄弟をすべて失った孤児だった。ちょうど下働きがほしいと思っていた与七は、元吉を連れて帰ることに。それから一月が経ち、与七について久しぶりに青物市場を訪れた元吉は、そこで付け火事件の犯人と思しき人物を見かけた。与七はさっそく、岡っ引きの正蔵親分に頼んで犯人捜しを始めるが、事件は武家を巻き込んで意外な方向へと展開してゆく……。ミステリーで味付けされたストーリーに、下町人情の隠し味が冴え、さらに江戸料理が彩りを添える。新境地を開いたエンタテインメントの佳編である。
  • 風のかたみ
    -
    2年前に大学を退官した木島が美奈子に再会したのは、イタリア・ミラノ郊外の修道院でだった。はじめて一夜を共にした翌朝、美奈子は風のように消えてしまった。「神さまに感謝しなくっちゃ」。彼女の口癖の苦い意味をのちに知った木島の胸に、愛しさがこみ上げる(「風のかたみ」)。懐かしい風景、昔日の心の傷――せつない人間模様を描く8つの作品を収録。
  • 風の渡る町(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 人はひとりでは生きられない。親子関係、近所の人たち、職場の人々…。いろいろな人間関係に助けられ、悩まされて生きていかなければならない。市井の人々を見つめる著者の目の温かさが身にしみる短編集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 蟹の町
    -
    処女作「雪洞にて」は、山岳カメラマンが朝の光で樹氷を撮ろうと雪の斜面に掘った穴に潜む短い時間の心理と回想を、瑞々しく綴った秀作。「蟹の町」は、詩性にあふれた筆致が不思議な町を浮かび上がらせる快作。他の2篇も、暖かい人々の情景を描かせれば日本一と注目を集める作家の、みごとな出発点となる小説だ。詩的感性あふれる鮮烈なデビュー作。内海文学の原点がここにある!
  • 帰郷ツアー
    5.0
    男たちには、生まれ育った故郷に帰れない理由があった。それぞれの思いをこめて、いま橋を渡っていく。ひとりひとりの笑顔の奥にある、数々のドラマが優しく紡がれていく……。という表題作ほか、心の琴線に触れる慈愛に満ちた珠玉の短編8話を収録。思わず心が震えてしまい、読む人の気持ちまで優しく豊かにしてくれる小説集。
  • 木々にさす光 リーリと真也のハートフル・ストーリー
    -
    1巻1,200円 (税込)
    「おじいちゃんのリーリが引っ越しをした。大きな屋敷を売り払って、ぼくのうちのそばの小さなアパートに住むようになったのだ」一代で築き上げた木工所を倒産で失ったリーリこと井上理一。60歳半ばの彼は、また裸一貫で出直しをはからなければならなくなった。しかし、昔のように若いエネルギーはもうない。何もすることがなくなった毎日で、感じるのはむなしさばかりだった。そんな日常のなかで唯一の楽しみは、孫の真也と十分に語る機会ができたことだった。倒産の事情もよくわからない小学五年生の孫と話すうちに、リーリは失いかけていた生きる力を取り戻していく。また、真也もリーリと語らううちに、パパやママにも話せない真情を伝えるようになっていく。ある日、顧客からの家具の修理の依頼ハガキを手にしたリーリは真也を助手にしてアフターサービスのために活動することを決める。……祖父と孫の心の交流を描いた感動の物語です。
  • 郷愁 サウダーデ
    -
    哀切なファドの調べが流れるポルトガル・リスボン。カメラマンの桑田は、南蛮屏風や螺鈿(らでん)細工などの撮影にやって来ていた。老いの入口に立つ彼の胸に去来するのは、あり得たかも知れないもう一つの人生。異国の地で思い惑う男の情感(表題作)。過ぎ去った時の重みを捨て去りかねて、最終幕への一歩手前でたたずむ男たち。そのうしろ姿を細やかに描く傑作短編集!
  • 欅通りの人びと
    3.3
    一人暮らしの自転車屋さん、喫茶店の女主人、退職して犬を飼い始めた老人、駆け落ち結婚の十代の若夫婦……、郊外の町にひっそりと真摯に生きる人たちのドラマを温かく見守るのは、大通りの欅並木。さり気ない思いやりと心温まるふれあいから、小さな発見に満ちた生活から生まれ、思いがけない感動と涙となる。NHKドラマ原作にもなった名作。
  • けんじ先生 宮沢賢治・幸福の授業
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 童話作家として有名な宮沢賢治。彼の、岩手県花巻農学校教師時代の、今見ても型破りでユニークな、幻の授業風景を再現する、感動のノンフィクション絵本。賢治研究家としても有名な作家・畑山氏が、当時の教え子たちのもとを何回も訪ね、取材を重ねた内容に基づく物語です。現代の荒れた教育現場に警鐘を鳴らす、賢治ファンのみならず、先生・親子・子どもと幅広く読んでほしい本。この本では細胞の授業を再現。すべての生物の体は、細胞が集まってできています。そして、私たちが何かしようとすると、ちゃんと前から知っていたようにやってのけます。なぜか? それは、細胞一つ一つが、先祖からつながる何万年分もの記憶を持ちつづけているからです。細胞は新しい記憶も貯えます。ですから、みんなが少しでもいい記憶を細胞に持たせてやろうと努力することは、未来を明るく幸福にするための第一歩なのだと、賢治は教えているのです。
  • 湖畔亭
    5.0
    温泉地の老舗旅館に、ひょっこり現れた初老の小笠さん。悠々自適の湯治客と思ったら、ある日、湯番を買って出た。湯かげんはもとより、料理、笛に新内、なんでもイケて、物腰もやわらかく、にこっと笑えば名推理。難事件をつぎつぎ解決し、人助けに精を出す。そんな「小笠さん」の正体は……? たっぷりのお湯と美味とユーモアで、心の底から温まる連続小説。
  • 白い自転車、おいかけて
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぴかぴかの白い自転車を買ってもらったゆかのお姉ちゃん。一方、補助輪付きの自転車しか乗れず、お姉ちゃんと遊んでもらえなくなり、退屈なゆか。ある日、ゆかは、お姉ちゃんの自転車の鍵をこっそり隠してしまいました。お姉ちゃんは困りましたが、お母さんが予備の鍵をもっていたので、大丈夫でした。あくる日、お姉ちゃんは、隣町のスポーツ公園まで出かけましたが、夕方になっても帰ってきません。スポーツ公園の入口に停めていた自転車がなくなり、遅くなったのでした。次の日、ゆかは、補助輪付きの自転車で、お姉ちゃんの自転車をさがしに出かけます。ところが、スポーツ公園の手前で転倒、ひざをすりむいてしまいます。ゆかが、途方に暮れていたところ……。悪いことをしてしまったと、罪の意識にさいなまれるゆかの心の動きが手にとるように伝わってきます。第14回日本児童文芸家協会・創作コンクールつばさ賞(幼年部門)優秀賞受賞作。
  • すぐにともだちできるから
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 しょうたは町はずれの牧場の子です。犬のジョンと子牛のゴロウだけが友達でした。幼稚園に行くことになっても、入園式の翌日から泣き叫んで行きません。困った大人たちは、ジョンとゴロウに手伝ってもらうことにしました……。
  • その夏 ぼくらがしたこと
    -
    悲しいことがあると訪ねる保育園のケヤキの木とツリーハウス。小4になっても弱虫のぼくは、ことあるごとにそこをおとずれる。でも、そこに懐かしさを覚えるのは、ぼくだけではない。ケヤキの木とツリーハウスは、昔から地域の人に愛され、守られてきた場所なのだ。ところが、そんな憩いの場に突然、福祉施設建設の話が持ち上がった。「あの大切なケヤキの木は……」「思い出のツリーハウスは……」人びとの思いを置き去りにして、建設計画は進んでいく。弱虫のぼくも、じっとしている訳にはいかなくなった。いじめっこたちとも協力して、ぼくは子どもたちでできる「ケヤキを守る会」を立ち上げた。ぼくたちは懸命に署名を集めた。夏休みが終わり、始業式にぼくたちは市長さんに署名を届けに行く……。弱虫でいじめられっこだった「ぼく」が、ケヤキを守る運動に参加することで、自分の意見を言える逞しい少年に成長していく姿を感動的に描写した物語。
  • だれもが子供だったころ
    -
    布団の中で数えた天井の顔、子供だけで乗った新幹線、両親の喧嘩、父親の死――子供の目線で世界を捉える49の掌編集。日常を丁寧に描き、教科書や入試問題にも長年採用されてきた作家の名作を新装復刊。
  • 父から娘に贈る「幸福論」
    -
    人生とは何か、幸せを感じながら生きていくにはどうしたらよいのか、きみたちにどうしても伝えておきたいことがある。――市井の人びとの姿を等身大で描くことで定評のある著者が、愛娘たちに向けて、父親の内心、愛、結婚、友人、仕事、生きがいについて、ときに優しく、ときに不器用に、ありのままの心情を綴る。父親とすれ違いがちな貴女にぜひ読んでほしい、心にじんと響くエッセイ集。
  • なかよしおまもり、きいた?
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みくは、かれんちゃんが大好きですが、かれんちゃんとまゆちゃんの二人が仲良しであることが気に入りません。ある時、かれんちゃんはパパからのお土産「なかよしのおまもり」を、二人にあげます。つやつやした淡い水色の石で、ピンクの袋に入っていましたが、二つの石は微妙に違っていました。ところが、その日のそうじの時間、教室で男の子たちのけんかがあり、みくやまゆちゃんの机は倒れて、机の中のものが散乱してしまいました。たまたまその場にいたみくは、あせりましたが、ピンクの袋はすぐに見つかり、ずぼんにしまってもって帰りました。しかし、家に帰ったみくが袋の中をあけてみたところ、それは、みくのものではなく、まゆちゃんのものだったのです。「きっと、わからない。この石を、わたしのにしちゃっても」「でも、これはまゆちゃんのだよ。」みくの頭の中で、二つの声がします……。罪悪感にさいなまれる少女の心理を丁寧に描いた幼年童話。
  • 懐かしい人びと
    -
    勤め先の上司にほのかな恋心を抱いた子持ちの女性。定年を迎えた日に、別れた妻に花束を届け、感謝の気持ちを伝えた男。子供たちがいなくなった家で、インコをかすがいに生きる老夫婦――。さらにボタンを掛け違えてしまった嫁と姑や、孤独ゆえに心を寄せ合う隣人同士など、日常生活の中の何気ない一コマを描いた物語が、渇いた心にしみわたり、忘れていた人生の記憶を呼び覚ます。切なく、心温まる人間ドラマが満載された本書。読み進めるうちに、なぜか心の澱みが洗い流されたような気持ちになるのは、著者の端正な筆致ゆえか。生きることに疲れていても、本書を開くと、いつでもやり直しがきくような気がする。内海隆一郎の世界は、こんこんと湧く泉のごとく涼やかでありながら、その実、明日へのエネルギーに満ち溢れているのである。生きていることが、いとおしくなる24篇。解説は詩人で文芸評論家の安宅夏夫氏。内海文学の真髄を語り尽くしている。
  • バロン、いっしょにあるこう!
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もうどう犬のバロンは、目の不自由なお父さんと何年も一緒に過ごしてきました。バロンにとって、お父さんの役に立てることが何よりも幸せでした。ところが、年をとってきたバロンは、最近思うように体が動かなくなり、失敗をするようになりました。そして、ついにバロンは、もうどう犬としての役目を終えて、お父さんと離れることになってしまいました。新しい家族に引き取られたバロン。ところが、バロンは新しい家族に馴染めず、何もやる気が起きません。小学生のみきちゃんに誘われて散歩にでかけても、転ばせてけがをさせてしまいます。もう誰の役にも立てないと思ったバロンは、すっかり落ち込んでしまいました。そんなある日、家族と一緒にピクニックに出かけたバロンに、思いもよらない出来事が起こり……。新しい家族と再出発するリタイア犬の心の機微を、丁寧な筆致で描いています。誰かの役に立つこと、人を思いやることの大切さを伝えます。
  • パンプキン・ロード
    4.0
    唯一の家族だった母が震災で犠牲になってしまった六年生の早紀は、母の親友に案内され、初めて会う祖父との二人暮らしを決心する。不安を感じていた早紀だが、知り合いになったペンションの人にも助けられながら新しい生活が始まるが……。
  • 人びとの季節
    -
    見ず知らずの家出娘をやさしく見守るパン屋の夫婦。グミの木のある寺で子供に戻る、痴呆症の老人。離れ離れの3人の継母と結婚式で再会を果たす花嫁。あふれる愛情、微かな胸の痛み、ささやかな幸せ。――何気ない夫婦の会話、隣人たちとのふれあい。そんな日常のひとこまが生んだ小さなドラマの数々を、等身大で描く。心にしみる優しさと、温かな想いが息づく珠玉の24編。
  • 人びとの情景
    -
    後継者のいない老舗の豆腐屋を継ぐと言いだした孫息子。一人娘を嫁がせようと大芝居を打ったクリーニング店主。少年に約束したクワガタムシを渡そうと病院の待合室に通いつめる老人。何気ない市井のひとこまの人の情、忘れていた記憶、ささやかな幸せ。――心の機微が失われゆく現代という時代を静かに見つめながら、そこにひっそりと息づく人間の善意と無償の愛情を、そのままの大きさで描きだす。「木綿豆腐」「待合室」ほか珠玉の二十四編を収録。
  • ひみつの花園
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 両親をなくし、おじさんの家にひきとられたメアリー。わがままで気むずかしい少女でしたが、うつくしい花園や人びととのふれあいの中で、いきいきとした心をとりもどしていきます。冬から春をむかえ、植物が芽吹き、花開いていくように成長していく少女の姿をみずみずしく描いている名作です!
  • ふくびき
    4.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 人の世にある「ぬくもり」をおとどけします。 大好きなお母ちゃんにクリスマスプレゼントしようと、商店街に出かけた幼い姉と妹。でも、二人のおこづかいをあわせても、なんにも買えません。 そのとき、歳末の福引きの鐘が、カランカランと鳴り響きます。「そうや、福引きでハンドバッグを当てよう!」と思いついた姉弟ですが……。 さあ、二人がお母ちゃんに贈った、すてきなクリスマス・プレゼントとは……?町の人々のやさしさが心にしみる絵本です。 2009年度の課題図書「おこだでませんように」の作者・くすのきしげのり先生が贈る、心があたたかくなるお話です。 ●くすのきしげのり先生からのメッセージ● 大好きなおかあちゃんへの、クリスマス・プレゼントを買いに出かけた幼い姉と弟。おかあちゃんのことを思う、やさしい「おとうと」。 正直であろうとした「おねえちゃん」。 そんなふたりのために、福引の補助券を出し合う、親切な「おとなたち」。 そして、子どもたちに「やさしい心」や「」正直な心」がそだっていることを、最高のクリスマス・プレゼントとして受け取ることができた「おかあちゃん」。 人の世にある「ぬくもり」をお届けします。 (底本 2010年12月発行作品) ※この作品はカラーです。
  • ぼく、ようちえんにいくんだ!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おねえちゃんは、毎日幼稚園にかよっててとっても楽しそう。入園がまちきれないじゅんは、ある日、おねえちゃんの通う幼稚園へ仲良しの子犬のジョディとでかけてしまいました。そこへカラスがとんできて大騒ぎに……。
  • みどりいろの風
    -
    幹彦兄さんの事故死が原因となって、梢太の家族は、じいちゃん一人を残して「山の家」を去る。月日が流れ、とうさんは、山仕事をやめ家族と離れて暮らすようになった。そんな悲しい過去を背負った梢太の家族のところに、従兄の洋司がやってきた。洋司もまた、両親の離婚問題で、傷ついていた。最初のうちは、仲がいいとは言い難かった梢太と洋司。しかし、「山の家」を訪ねるうちにお互いの心を通わせるようになっていく。自然の恵みをこよなく愛する山の人との出会い、ゴミを不法投棄する業者の追及、行方不明者の探索――。事件と遭遇するとき、梢太の前に現れて、進むべき道を指し示す謎の白い影の少年。自然の恵み、家族の絆、について深く考えさせられる作品となっている。読み進むうちに、作者の創作モチーフとなっている「生きる」とは何か、という深い問いかけが、子どもたちに自然と伝わることだろう。
  • みんなの木かげ
    -
    美幸と姉の美穂、母の容子の3人は、大きなイチョウの木の下の小さなアパートに越してきた。人々との出会い、そして別れを、季節の移りかわりの中に感動的に描く。 【目次より】1.姉妹とその母 2.雛あられ 3.小さな実 4.木のぼり 5.おびえた犬 6.父の声 7.ギンナンひろい 8.落ち葉 9.裸の木 10.心と技 11.春風 12.梢の若葉 13.キジバトの巣 14.お見舞い 15.からっぽの部屋 16.贈り物 17.イチョウの木の下で
  • ゆめうらない
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏まつりの前の日、神社の境内でサキは夢占いのおばあさんに呼びとめられました。バスケットの中から取り出された一輪の白い花。その花の香りをかぐとサキは不思議な世界の中へ……。そこで亡くなったおばあさんと出会います。 ――美しく心に残る感動絵本。
  • レ・ミゼラブル
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たったひとつのパンをぬすんだ罪で、十九年間も監獄に入れられたジャン・バルジャン。すっかり身も心もすさんでしまいますが、やさしいミリエル神父に出会い、生まれかわる決心をします……! 激動期のフランスを舞台に、必死に生きる人びとの姿を描いた名作『レ・ミゼラブル』を親しみやすい文章と絵でお届けします。

最近チェックした本