おりづるの旅 さだこの祈りをのせて

おりづるの旅 さだこの祈りをのせて

1,200円 (税込)

6pt

4.5

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折り鶴は、病気平癒やスポーツの試合での勝利など、昔からさまざまな願いをこめて折られてきましたが、平和を願い、祈る象徴として折られるようになったのはそう古いことではありません。戦争が終わって10年たった昭和30年、原爆症のため広島の少女、佐々木禎子が亡くなり、その悲しみの中で級友たちは原爆で亡くなった子供たちの慰霊碑「原爆の子の像」をつくります。その慰霊碑は、回復を願って折り鶴を折りつづけた禎子をイメージし、大きな折り鶴を頭上に高く掲げた少女の像だったのです。折り鶴が平和祈願の意味をこめて折られるようになったのは、禎子と「原爆の子の像」がきっかけといっていいでしょう。そして、その折り鶴は今、平和運動の波にのって世界で折られるようになりました。この絵本は、禎子の死と折り鶴が世界に広まっていった過程を、絵と文でわかりやすく描いたものです。作家、画家の平和への祈りが伝わってくる感動の絵本です。

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おりづるの旅 さだこの祈りをのせて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    足が速く、いつもリレーの選手に選ばれていたさだ子さんは、被爆して9年も経ってから、急に体調が悪くなり、亡くなった。
     病魔と闘いながらも病室でせっせと折鶴を折っていたさだ子さんの事を思い、原爆でなくなった子ども達の慰霊碑をつくる為、
     同級生たちが募金活動をし、全国から集まった寄付金で「原爆の子の像

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    おりづるにこめられた願い・祈り・希望を後世に伝える。「原爆の子」像、そして「ヒロシマの少女のおりづる」という歌、1977年出版された『サダコと千羽づる』、「こども平和像」と平和を願う輪が広がっていく。

    0
    2012年10月15日

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