検索結果
-
3.9
-
-
-
-
-
-この気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。 ――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。 それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。 ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。 それには、別の理由があるようで……。 好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。 ※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
-
3.3
-
4.2渋谷は松濤に屋敷を構える元侯爵櫻井家の若様、春之は人も羨む美貌の持ち主だ。末っ子として家族中に甘やかされ、友人たちからちやほやされ、気づけば負けず嫌いで、我が儘で、そのうえ傲慢な若様になっていた。そんな春之にはひとつだけ、誰にも知られたくない秘密があった。それは覆面作家、小櫃由布であるということ……。憧れの挿画家・松前千種にいつかは絵をつけてもらいたいと思っていた春之だが、ある日、紳士倶楽部で出逢った見知らぬ男に松前千種の悪口を言ってしまう。ところが、その男こそが松前千種だった!?
-
5.0「君を僕のものにする」「君に触れさせて。君が僕のものだって信じさせて」アンリエットは幼なじみのセルジュと両想いで、同じく幼なじみのダニエルとフローリアも両想い。親には秘密で清らかな関係を続けている。四家が集まったある夜、セルジュの父から、アンリエットとダニエル、セルジュとフローリアの結婚を決めたと告げられる。貴族階級のセルジュやフローリアと違い、自分たちは新興富裕層。しかも親の命に背けるはずもない。アンリエットは恋を諦めようとするが、「僕を信じて」というセルジュに抱かれてしまい…?【目次】マリッジスイッチ~はつ恋の食べごろ~/【特典SS】――はじめての内緒ごと――/あとがき
-
4.0
-
3.9
-
4.2
-
4.4
-
3.8
-
3.8
-
3.6
-
3.7
-
4.1
-
4.1
-
2.7物静かなエリート会社員×「みんなのお兄ちゃん」な喫茶店オ-ナー、優しく癒やされる年下攻トワイライト・ロマンス。幼い頃に事故で亡くなった両親が遺した喫茶店『デュオ』を夕が再びオープンさせてからおよそ十年。八つ年下の弟・愁は生涯の恋人を見つけてとうに自立したが、弟第一で生きてきた夕自身は、いまだに自分が幸せになる方法がわからない。そんな中、客足の途絶える夜の時間帯に訪れる青年・香ノ介とひょんなことから言葉を交わすようになり、客とオーナーの関係を超えて親しくなっていく。一回りも年下な香ノ介のそばは居心地がよく、だからこそ隠し事のある自分が心苦しくて…?
-
4.2
-
4.2
-
3.3「きみは楡崎圭吾と別れたほうがいいよ」 画家である亡き父の偲ぶ会があった夜に知り合った男から、早坂蒼はそんな言葉を投げかけられた。それがすべての始まりだった。楡崎圭吾――彼は、亡き姉の夫であり、いまはひとつ屋根の下で暮らしながら、蒼を抱く男でもある。常に倦怠感を身にまとい、なにを考えているのかわからないが、初めて出会った子供のときから、蒼は圭吾に惹かれ続けてきた。互いに強く想いあいながらも、独占欲を押し殺し、むしろ終わりをさぐりあうかのように、一種の緊張感のなか、ふたりは身体を重ね続けている。けれど、ひとりの男の登場により、ふたりが築き上げた均衡は壊れはじめて……
-
-
-
4.0
-
4.1
-
4.3潔癖、偏屈、偏食で意固地な経理部会計主任の堂島 蛍がこの世で一番愛するものは、静寂と清潔だ。人に好かれたいと思ったことはないし、恋愛とか結婚とか、わずらわしいことは人生から排除している。だから、今はとても幸せだ。……幸せな状態のはずだ。そのはずなのに、なぜか胸がざわざわして、蝶のつがいにさえいらついてしまう。そんなある夜、酔っぱらった蛍は勢いで恋人代行業の便利屋に電話してしまう。現れたのは、清潔な匂いのするハンサムな男だったけど!? 【『眠り王子にキスを』の宮村さん&篤史のショートストーリー『その後の眠り王子』も同時収録★】
-
4.0高校入学早々、校内の不良のトップでカリスマ的存在のリヒトに宣戦布告したユキ。その日から瞬く間に命知らずの新入生と噂され、一躍注目を浴びる――が、実はユキとリヒトは恋人同士。ライバル宣言は、関係がバレないようにする為のカモフラージュだった。しかし、本当は堂々とイチャイチャしたいユキは、頑なに関係を隠そうとするリヒトに温度差を感じ始める。「同情で付き合ってくれてるんじゃ…」と不安になる中、周囲の煽りによりまさかのリヒトとタイマン勝負することになってしまい――!?