【電子オリジナル】夕暮れブロッサム

柄十はるか / カキネ

物静かなエリート会社員×「みんなのお兄ちゃん」な喫茶店オ－ナー、優しく癒やされる年下攻トワイライト・ロマンス。幼い頃に事故で亡くなった両親が遺した喫茶店『デュオ』を夕が再びオープンさせてからおよそ十年。八つ年下の弟・愁は生涯の恋人を見つけてとうに自立したが、弟第一で生きてきた夕自身は、いまだに自分が幸せになる方法がわからない。そんな中、客足の途絶える夜の時間帯に訪れる青年・香ノ介とひょんなことから言葉を交わすようになり、客とオーナーの関係を超えて親しくなっていく。一回りも年下な香ノ介のそばは居心地がよく、だからこそ隠し事のある自分が心苦しくて…？

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社コバルト文庫
• 電子版発売日: 2020年02月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[Mikan · ★★★★☆]

ポエミーな部分が辛い…

お話としては面白いのですが…

とにかく！時々やたらめったら
ポエミーな叙述が出てくるので
筆者に中高オタク女子がのりうっつたのでは?!と
心配になりました。
特に修飾on修飾on修飾とか、どうしてもこのルビ振りたいですか的なルビ(例:感情-モノ)頻出とか、
物語への没入を妨げられます。

と思うとギャグに振り切れるので、
古の腐女子にはかなり辛かったです。

筆者の前作がとても良かったので、
ご自身で自由にキャラクターを動かせる方が
いいのでは…？
自由に動いてくれるアフターエピソードを読みたいです。(その際はポエムとルビ控え目でお願いします)

[めんとす · ★★★☆☆]

好みじゃなさすぎて厳しかった

たまには新規の作家さんを開拓してみようと手に取った作品。ちるちるのレビューが高かったので期待していたんですが、ちょっと自分の好みではなかったなぁ〜〜〜！地の文も会話分も私には癖が強くて、商業作品というよりはなろうの現代ものを読んでいるような感覚でした。これがマンガで、視覚的な情報があればここまでの違和感はなかったかも…？と思っていたら、漫画との連作ということで。妙に納得。ストーリーも私にはご都合の雨あられとしか受け取れなかった。しいて言うなら、一穂ミチさんが好きな人なら若干親和性あるかも……？と思いました(会話分の比重が高めなので)。BLって相性だなぁと改めて思いました。渋いレビューで申し訳ない。ちるちるのレビューは本当に高いので、そっちも参考になさってください。