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3.9※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ほのかのマンションのゴミ置き場で放火騒ぎが起きた翌日、学校から帰ったほのかがエレベーターに乗ろうとすると、中にこわい顔をした置物があった。その正体は隣のおばあさんの家の土蔵にすむつくも神……。幼い頃、ほのかと兄が土蔵で遊んだ、根付け、吹き矢、風呂敷たちは、長い時間を経てつくも神となり、ほのか達に会うため、そして、立ち退きを迫られているおばあさんの古い家を守るために、蔵から出てきたのだった。
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3.0老朽化の進むマンションで、両親と中学に入って荒れはじめた兄と暮らすほのかは、古い土蔵がある隣の家のおばあさんが気になっている。近所でボヤ騒ぎがあった翌日、エレベーターで奇妙な人形を見つけたことをきっかけに、ほのかの身の回りでは不思議な出来事が起こり始めて――古道具に宿ったつくも神と人々の交流を描く、温かなファンタジー。巻末に岡本順による絵物語を特別収録。【『つくも神』より改題】