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  • 残酷な初恋【ハーレクイン・セレクト版】
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    数年ぶりの帰郷で、オリビアは元夫ジョエルの迎えに驚いた。幼い頃から慕っていた彼と、大恋愛をして結婚したのは18歳のとき。だが流産を中絶と疑われ、オリビアは家を飛び出したのだった。離婚後、社会的にも成功したジョエルにもう少年の面影はなく、男性的な魅力と自信に溢れる彼は、目を奪うほどすてきだった。今もまだ、彼を愛している――それは疑いようもなかった。二人は失った時間を取り戻すかのように再び燃え上がったが、ジョエルのひと言が、オリビアの胸を切り裂いた。「君が中絶したことは、許す。だからやり直そう」あなたの子を何より欲しかったのは私なのに、なぜ信じてくれないの? ■若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人。なぜジョエルは頑ななまでにオリビアが中絶したと信じたのか? 激しすぎる愛ゆえに、ときに人は過ちを犯す――ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、アン・メイザーの筆が冴えわたります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛を止めないで
    完結
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    小さな画廊を経営し、モザイク画家でもあるリアノン。閉所恐怖症の彼女が普段は絶対に使わないエレベーターで手を貸してくれたのはニュージーランド有数の大企業の社長ガブリエル・ハドソンだった。それ以来、積極的に声をかけられるが、彼女には誰にも心を開くことができない過去の傷があった。ある日、ガブリエルはリアノンの作品で、会社の壁を飾りたいとまで言ってくれる。どんな女性でも選べる彼が、こんなやっかいな私に恋なんてするわけないのに、なぜ…?
  • 哀愁のプロヴァンス
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    病弱な幼い息子ジョナサンに転地療養が必要と医師に告げられ、ダイアンはうなだれた。私にそんなお金なんてないわ。いいえ、1つだけ残された希望はあるけれど……。ダイアンは意を決して、3年ぶりにプロヴァンスを訪れた。当時と変わらない美しい風景の中に、変わり果てた彼が現れた。本当にマノエルなの? 熱く輝いていた瞳は、今や氷のようだ。「なぜ会いに来た? 目的は金か?」嘲るように彼が言った。あなたの息子のためだとは口が裂けても言うつもりはない。富豪の彼に知れたら最後、奪われてしまうとわかっているから。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 来年の今日、ここでまた
    完結
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    大晦日の夜、ラスベガス。サマーは婚約者の浮気を目撃し、涙に暮れているところ、偶然いあわせた弁護士ジェームズに慰められる。彼はサマーの相談に乗り、つらい恋など1年も経てば忘れると言い、1年後どうなっているか試してみようと提案してきた。「来年の今日、ここでまた」とふたりは再会の約束をする。1年が経ち、約束どおり再会したふたりは、運命を感じ、衝動的に結婚してしまう。だが、仕事も住む場所も違うふたりの結婚には様々な障害が待ち受けていて───!?
  • 過去はささやく【ハーレクイン・セレクト版】
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    イヴが祖母とともにひっそりと暮らす郊外の館に、ロンドンで奔放な生活を送る母が男性を伴ってやってきた。母は30代と年齢を偽り、彼には娘の存在を秘密にしているらしい。そのハンサムな男性の名は、ジェイク・ロメーロ。若くして大成した、世界的な実業家だという。ジェイクは、若さに似合わず地味なイヴに関心を抱いたようで、館に滞在中、何かと彼女に優しい言葉をかけてくれる。母という恋人がいるのに、いったいどういうつもりなのかしら?イヴはジェイクに対してそっけない態度をとりつづけた――そうしなければ、初めて感じる胸のときめきに屈してしまいそうで。 ■ハーレクイン・ロマンスの黎明期から黄金期にその名を馳せた伝説的な作家、アン・メイザー。母の恋人に惹かれてしまったことに恐れをなすイヴですが、当のジェイクにとってイヴの母は恋人でもなんでもなく、誤解は複雑に絡み合います。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • プリンセスは逃走中【特典付き】
    完結
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    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!—1週間以内に結婚しなければ王位継承権がなくなるですって!?資金難の王室を守るため、プリンセスのジョゼフィーヌは花婿探しにアメリカへ旅立った。変装してロデオ会場にもぐりこんだ彼女を王国に連れ戻そうとする追手から救ってくれたのはとびっきり魅力的なロデオ・カウボーイのバック。そして、会場から逃げた2人はそのまま結婚式を挙げてしまう!!—これは王室を守るための偽造結婚・・・。なのに、なんでこんなに胸が高鳴ってしまうの・・・!?
  • 初めての夜に
    完結
    -
    政治家の家庭に生まれ、つねにルールと理性を重んじるよう育てられたエレン。数多の女性を虜にする大企業の重役クリストファーと恋に落ちても、彼女は慎重に交際を進めてきた。ようやくベッドをともにした夜、彼はある軽率な言葉でエレンの主義を冒涜した。見限り別れた3か月後――。休暇で知人の豪邸を訪れたエレンは、一緒に過ごすルームメイトの存在を聞かされる。部屋に行くとそこにいたのは、あろうことかセクシーな姿で不敵に微笑むクリストファーだった!!
  • 木蓮の咲く城で
    完結
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    トニはポルトガルで得た家庭教師の職を失って途方に暮れていたとき、旧友ポールと偶然再会する。婚約者の代わりをしてほしいと懇願され彼の祖母の家に連れていかれるが、そこはなんと伯爵家の城だった。大それた茶番劇に巻き込まれてしまったらしい。城主である伯爵ラウルを知ってさらに困惑が深まる。かつて事故にあいかけたときに助けてくれ、好意すら抱いていた男性が伯爵で、しかもトニを伯爵家の財産を狙う悪女と思いこみ、憎しみの目を向けてきたのだから!
  • 戸惑いの恋【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    レイチェルが切り盛りする小さなカフェにある日、上質の身なりをした紳士が突然現れ、店内がざわめいた。誰もが知る実業界の大物、ガブリエル・ウェブ――会うのは初めてだが、長身で強烈なラテンの魅力を放つ彼は、レイチェルの元恋人の父親だった。こんな場違いなところに、ガブリエルのような人がどうして?もしも息子と似ているとしたら、彼も冷徹な価値観の持ち主だろう。絶対に関わりたくないと思ったレイチェルの耳に、ガブリエルが囁いた。「とうとう君に会えてよかったよ」肉感的なぬくもりのある声……。若く見えるけれど白髪交じりで17歳も年上の彼に、いえ、それより、ひどい言葉で私を傷つけた男の父親に胸を高鳴らせるなんて……。 ■特別企画〈胸打つ名告白〉をお贈りします。本作は、多くの作家に敬愛される名作家アン・メイザーが描いた年の差ロマンス。友人に“貧民街”と揶揄されるレイチェルの店に突如姿を現したダンディな大富豪の狙いは、いったいなんなのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 間違いでさらわれましたが、たっぷり愛されています
    3.5
    巷では修道院から娘をさらって結婚する『誘拐結婚』が流行っていた。修道院を出たい娘たちも、むしろそれを望んでさらってくれる者を募集する始末。そんな中、マリエルはすでに婚期を逃し結婚自体あきらめモード――が、なんと誘拐されてしまった! 私にもいよいよ! と思いきや、それはラウルの間違いによるものと判明。ガッカリするマリエルだが当のラウルも自らの行いを反省。マリエルに謝罪、紳士的に接する。そんな実直な人柄にマリエルはビビビ! ときてしまう。修道院を出たい思いと初恋に揺れるマリエルは、衝動的に偽装結婚を申し出てしまうのだが――間違いでさらわれてしまったマリエルの恋の行方は!?

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  • この愛はぜったい秘密(カラー版)
    完結
    5.0
    サマンサは、とびきりハンサムでセクシーな社長ガイの秘書。胸に秘めた切ない思いが報われる日を夢みてきたけれど、彼は自分と正反対の女性とばかりデートして、見向きもされない。ついに耐えきれなくなった彼女は辞職を願い出た。だがそんな時、ガイの父親が入院する。唯一の肉親を失いかけて動揺した彼は、サマンサに命じた。「結婚する気はないが、僕の子供を産でくれる女性を探してほしい」と。――すると彼女は思わず口走っていた。「私があなたの子供を産むわ」※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 慕ってはいけない公爵
    完結
    -
    イギリス大企業のオーナーのひとり娘、ジュリエットの人生は父がすべて決めていた。そして夫までも決められそうになるが――愛のない結婚なんて嫌! そう反発し、行き先を告げずにひとり海外へ飛び出た。そして正体を隠し家庭教師として雇われた離島にある屋敷へ向かう。そこにはグレーの瞳で、射貫くような冷たい視線を向ける気難しい屋敷の主デュク。ジュリエットは生まれて初めての衝撃を覚えるが「僕は君を雇った覚えなどない」と言われ…!?
  • 雪の天使をつかまえて
    完結
    4.0
    2歳の息子を女手ひとつで育てるジョージアは、聖夜を前に車で実家に帰る途中、吹雪で立ち往生していた。目の前に古い屋敷がかすんで見える。あれは10代の頃、恋人のセバスチャンとよく忍び込んだ空き家。生涯を誓いあったのに、彼は大学卒業すると仕事ばかりに夢中になり、彼女は寂しさから別れを告げた。9年後、富豪となった彼はそこに住みはじめたと聞いている。彼女はすがる思いで車から飛び出した――思い出の屋敷から向けられるであろう、冷たい視線に怯えながら。
  • 秘書の小さな秘密
    完結
    -
    社長フィンの仕事を手伝ったお礼に、ホリーは自宅での夕食に招かれた。以前より密かに惹かれていたこともあり、自然に彼と夜をともにする。だが独身主義の彼は、一度限りのことだと冷たく彼女を突き放した。ある日、社長秘書に代役を頼まれ、ホリーは急遽、フィンのカリブ海出張についていくことになる。そこで垣間見たのは、恵まれない子どもたちにクリスマスの贈り物をする活動を始めた彼のやさしさだった。どうしよう…これ以上好きになっても傷つくだけなのに。
  • 秘書の秘密の宝物
    完結
    5.0
    嵐の夜、ポーシャは情熱に抗えず想いを寄せていた彼と一線を越えてしまった。資産家であり優秀な獣医でもあるハンサムなボス、イーストンと。あの晩以来、まるで恋人のように接してくる彼にポーシャの胸はときめく一方、複雑だった。イーストンは仕事第一で結婚も考えていない人。もしつきあって別れることになれば仕事も失ってしまう。ところが妊娠が発覚し…勇気を出して彼に伝えようとするポーシャだが「子供をもつつもりはない」という彼の言葉を聞いてしまい?
  • 失われた愛を探して
    完結
    5.0
    女優のジュリアが忽然と銀幕から姿を消して10年。その消息は完全にとだえていた。クインはテレビ局の上司に命じられ、彼女がいるというカリブ海の島へ出演交渉に来た。島へ降り立ったクインの前に、偶然ジュリアが現れた。あの日から忘れたことはない――彼がまだ10代だった頃、ジュリアに恋をして深い関係になった。しかし、彼女は理由も言わず突然姿を消した。その彼女が息子だという子どもと一緒に今目の前に…「失踪したのは、他の男と結婚するためよ」と彼女は言った。
  • ロマンスならおまかせ
    完結
    -
    エレンの母とジェイダーの父は、恋人同士だった。家族のようなつきあいの中、エレンはジェイダーに淡い初恋をしていた。母が恋人と別れてしまうまで。そして10年後…父の死に関して話があるとジェイダーから手紙をもらったエレンは、情熱の都リオを訪れた。10年ぶりに再会したジェイダーは昔と変わらない輝くような美しさでエレンを魅了する。ところが彼はエレンを見すえると「僕はまだ君を許していない。父の人生を台無しにしたことを」と冷たく言い放ってきて…!?
  • 冬の白いバラ【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    ジュディは幼い娘を伴い、ロンドンの屋敷へ帰ってきていた。二度とここへは戻ってこないつもりでいたのに。誰よりも深く愛したロバートにつけられた傷が疼くから。彼との別離に、傷ついた彼女を絶望の淵から引き上げ、生きる意味を与えてくれたのは、夫――ロバートの兄だった。だが夫亡きいま、ロバートのいる婚家に戻るより術はなかった。「ジュディ」声音の低さに、苦いものがありありとこもる。振り返らなくてもわかる。忘れもしない声。自分の娘を、兄の子だと思い込んでいる、かつての恋人……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 嘘と秘密と一夜の奇跡
    完結
    4.5
    ジョアンナは離婚について話しあうため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。別居して1年。彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、再会するなり思いがけず胸が高鳴り、ジョアンナは自分を叱りつけた。彼の魅力に流されてはダメ。これまで傷つけられてばかりだったのよ。冷静に話を進めようとするジョアンナだが、離婚を認めないマットの熱情にのまれ、気がつけば彼とベッドをともにしていた。翌朝逃げるように去ったが、やがてさらなる動揺が彼女を襲う!!
  • 薔薇の棘は鋭く
    完結
    -
    家庭教師の職の面接を受けるため、メキシコにやって来たベス。悲しい出来事が続いたイギリスから、一刻も早く逃げ出したかったのだ。雇い主は広大な牧場を所有する大富豪ジャイ・デ・ロハス。頬の傷さえ美しい彼は、虎のように威圧的な態度で面接を開始する。生徒は彼の甥。両親を亡くした少年は、伯父をひどく恐れているようだった。ベスは心から少年に同情し、彼自身が法律と豪語する尊大なジャイから守ってみせると決意する。しかし、彼に抱きよせられただけで身体が熱く…!?
  • 今夜だけあなたと【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    3.0
    レイチェルと大富豪の夫ジャックの仲は冷えきっていた。度重なる流産を怖れ悲しみ、別の寝室を使うようになって2年。仕事人間のジャックも家の外で過ごす時間が長くなる一方だった。また彼と愛しあえる日はもう、きっとこないんだわ……。そんなある日、かつて夫の会社に勤めていた女性が現れ、自分はジャックの愛人だと豪語しつつ、得意げに言い放った。「彼の子を身ごもったの。早く離婚して、父親になるチャンスをあげて」決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。愛する夫を失わないために、いったいどうすれば……?悩んだ末、2年ぶりの緊張に包まれつつ、寝室で夫の帰りを待った。 ■ハーレクイン作家たちが憧れる作家、アン・メイザーによる、一気読み間違いなしの名作をお届けします。二人の間に割って入ろうとする女性の存在が、ヒロインの心に影を落とし……。切ないほどにすれ違ってしまう夫婦の、愛の再生物語をぜひお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 約束できない愛
    完結
    5.0
    幼い頃、母親に捨てられた弁護士キャメロンは結婚否定論者だった。そんな彼の前に、素朴で率直な女性ジョーが現れ、キャメロンの姪を引き取りたいと切り出した。彼の母は家を出たのち妹を産んでいたが、不幸な災害で母と妹は亡くなり、妹の娘が遺されたという。妹の親友だったジョーが姪を引き取ることに異存はないものの、弁護士という職業柄、状況を精査するうち、思いがけない母の秘密を知らされる。そのうえジョーという女性に強く惹かれるようになって…!?
  • 潔癖ドクターの男子ごはんにすっかり陥落されました
    4.0
    内気で地味子の奈央の心のよりどころは愛犬チョコ。ある日ペットクリニックへチョコを連れていくと、担当医不在のため院長の榎田総二郎が診察してくれた。するとなぜか夜にもう一度来てほしいと言われる。不思議に思いながら出向けば「俺と、結婚を前提に交際してほしい」といきなりのプロポーズ。この総二郎、「腕はいいけど不愛想」という評判だが、顔もいい。なぜ地味で取り柄のない私を? 疑問を抱きつつ「まずは友達から」と答えると、総二郎は奈央を自宅に招待し、ビックリするくらい美味しい料理をご馳走してくれた。食べ物に絆されたわけではないが、美味しい料理と彼の愛犬ヤマトの存在に、奈央は少しずつ総二郎に惹かれてゆき……

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  • 慕ってはいけない公爵【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    父にむりやり結婚相手を決められそうになったジュリエットは、容姿の似た親友になりすまし、ひそかに遠く海外へ家出した。そこで、車椅子に乗った少女の話し相手の職を得る。いざ仕事先を訪れると、なんとそこはポルトガル貴族の邸宅で、彼女を迎えた美しいグレーの瞳の男性にひと目で惹きつけられた。その男性こそ、フェリペ・デ・カストロ公爵、少女の伯父だった。だが彼は怪訝な表情を浮かべ、誰かが勝手に求人を出したと言う。ジュリエットは傲慢な公爵に魅力を感じている自分が恐ろしかったが、少女の放った忠告がさらなる追い打ちをかけた。「前任者が首になったのは、伯父に熱をあげたからよ」 ■アン・メイザーは、多くの作家が“憧れの存在”として賞賛するスター作家です。ヒーローの強烈なカリスマ性に、否応なく惹かれていく若きヒロイン……。圧倒的なドラマで読ませます! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 恋はシュガー&スパイス
    完結
    5.0
    芸術家の街チェルシーに引っ越してきた若手建築家ダニエルは、個性的な住人たちの熱烈な歓迎にとまどっていた。特に出会った瞬間「あなた…おいしそうね」と冗談めかして言うマーゴットに圧倒されっぱなし。世界一のフードスタイリストを目指す彼女はいつも自然体、そして突飛なアイデアで周囲を驚かせる。素材は悪くないのにどこか野暮ったい格好のダニエルは、マーゴットの芸術魂に火をつけた。そう、私が彼を変えてみせるわ。この街にふさわしい私の理想の男性に…。
  • 断崖
    完結
    -
    弁護士事務所の秘書として働く18歳のジュリーは、単調な毎日に飽き飽きしていた。そんな時、新聞の求人欄が目にとまった。「引退した富豪、優秀な秘書求む」カリブの海と贅沢な毎日が私を待っている! 彼女の心は踊り、応募をすませ面接当日…。彼女を出迎えたのは、思っていたような老紳士ではなく、触れたら火傷してしまいそうな男性――ライスだった。秘書に受かるも仕事場は夢見たカリブ海ではなく、片田舎のさびれた屋敷で堅物な雇い主と過ごすことに!?
  • 家庭教師の恋わずらい
    完結
    -
    仕事を紹介されオーストリアの雪山に立つ美しい城を訪れたヴィクトリアは、ここなら不誠実な男性に傷つけられた心を癒せると期待する。しかし彼女を出迎えたのはハンサムだけど冷たくぶっきらぼうな男爵ホルストとひとり娘ソフィ。ヴィクトリアの仕事は住み込みの家庭教師だが、ソフィの不安定さが気になり男爵夫人について男爵に訪ねると…「ソフィの母親のことは話題にするな」と言われる。だが娘を思いやる横顔はやさしく――だめよ、彼にはきっとふさわしい奥様がいるのよ…。
  • 王子様のプロポーズ【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!大富豪の娘フランチェスカは、普通の女の子のように働きたかった。 しかし、マスコミに“富豪の娘がお茶くみ!?”などと書き立てられ、やんわりクビにされることもしばしば・・・。 そこで始めた本屋さん。経営も軌道に乗り、意気込んで出向いた見本市で出会った相手は王子様!! だけど・・・・・・眼鏡なしでは気づかなくて!?
  • ウィークエンド・ロマンス【特典付き】
    完結
    4.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー11Pを特別収録!実務経験のない私を快く雇ってくれたジャック。ハンサムで優しく、皆から慕われていたジャック・・・。そんな彼が事故に遭い、なんと記憶喪失に!!彼のもとへと急いだハンナは、とっさに「自分は婚約者だ」と嘘をつき彼を引き取り自分の別荘へとつれてきてしまった!―記憶が戻るまでよ・・・。罪悪感にさいなまれるハンナ。だけど魅力的なジャックとの週末はハンナの心に予想以上のトキメキをもたらして・・・。
  • 悲しみのウエディング
    完結
    -
    妹の結婚式の翌朝、ホテルのベッドで目を覚ましたジャスミンは驚愕した。彼女の隣には、妹の夫の義兄で実業家のプレイボーイ、コナーがいたのだ――動揺するジャスミンだったが、酔った自分を介抱してくれただけで、コナーとは何もなかったことを知る。しかし安堵したのも束の間、部屋を出た彼女はコナーを狙うパパラッチの餌食に…!! キリスト教立会主教の厳格なジャスミンの父は、この忌まわしい事態を収拾するために、ジャスミンとコナーに結婚を命じて――!?
  • 人魚姫の偽りの結婚
    完結
    -
    動物学者のモーリーンは就労ビザの期限が近づき途方に暮れていた。すると、同じ島に働くザンダーが偽りの結婚を提案してきた。彼はこの結婚により亡き妻の親に娘を奪われることを回避し、私は大好きな仕事を続けられると彼は言う。夢のような話だけれど、前から心を寄せていた彼からのプロポーズが偽りだなんて…。しかも自分を愛していない男性と形だけの結婚なんて、そんな残酷な日々を耐えられるのかしら? 優しくしないで…私、真実だと勘違いしてしまうわ――。
  • 黒騎士と悲しみの乙女
    完結
    4.5
    売れない舞台女優のケイトは、美しく明るい妹の陰に隠れるように生きてきた。ずっと片思いしていた男性と妹が結婚すると知ったときも、自分の感情を表に出すことはなかった。妹の結婚式で、ケイトは敏腕プロデューサーのブレイクに、突然、自分の映画に出演しないかとスカウトされる。驚くケイトだったが、彼は本気だった。どうして美人の妹じゃなくてこんな地味な自分に…。彼の説得に少しずつ心を開いていくが、周囲は猛反対。だが、ついに彼女は決心を固めて…!?
  • めぐり逢い
    5.0
    17歳のカレンは、プレイボーイの御曹司アレクシスに片恋をした。その恋は、人生を危うく狂わせるところで、何年もの間、彼への関心が亡霊のようにつきまとい、カレンを苦しめていた。だが、いまのカレンは仕事に打ち込み、優しい婚約者もいる。恋愛感情こそないが、このままいけば彼と結婚するだろう……。だがある雪の夜、カレンの安寧は突如として終わりを告げる。倦怠の暮らしから、スキー場へ逃れてきたアレクシスに、カレンはめぐり逢ってしまったのだ。瞬く間に過去の痛みが蘇り、これっぽっちも覚えてくれていないのに、彼から目が離せない。
  • 一年遅れのプロポーズ
    完結
    4.0
    没落し名ばかりとなった旧家の令嬢ペータは、親同士の思惑で大富豪リーアムと結婚した。条件は跡継ぎを産むこと。単なる契約結婚と割りきり、体を求めあうだけの関係をもち続けてきたが…1年後、跡継ぎを授からないことにあせるリーアムを前に、ペータは秘密を抱えていた。それは彼を本気で愛してしまったこと。そして愛してくれない人の子供を産むことがつらくて、思いつめた末ある行動に出たこと…。早く彼に自分が1年前とは違うことを伝えなくてはいけないのに…。
  • 幻を見ていた夏
    完結
    5.0
    母が幼い頃、自分を捨てた理由を知るためにバミューダ島を訪れたハイメイ。大学の職も捨て、偽りの名で島に住む母親カテリアナの秘書の面接を受けた。しかし、その屋敷は、彼女と若く精悍な義息ドミニクとの愛の住み家だった!! 母親の面影を探してたどりついたはずなのにこんなことって…。なんとか彼女の秘書として試用期間を設けられたものの、必要以上に接してくるドミニク。カテリアナのような美貌もない、地味な私をどうして彼は強引に誘ってくるの――…!?
  • 愛は繰り返す
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    彼女を弄んで捨てたはずのリードが、なぜここに――?まだ16歳だったヘレンは、20も年上の男性と恋に落ち、たった一夜の過ちで妊娠した。だが、彼は忽然と姿を消し……、遊ばれたと遂に悟らざるを得ず、ヘレンは娘を独りで産んだのだ。未だ心の傷が癒えないヘレンは、一人の若い男性と知り合い、ある日、バミューダにあるという彼の実家へ招待を受ける。広大な邸宅に驚くヘレンは、金融界の大物の父親を紹介されると、声にならぬ悲鳴をあげた。それはあの、リードだった。忘れもしない。しかし、リードはヘレンを覚えていなかった。
  • 聖夜の再会【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!クリスマスを間近に、グレッグは絶望していた。すべての銀行に融資を断られてゆきづまり、もうどうなってもいいと雪のなかに倒れこんでいたのだ。すると彼の前に、天使か悪魔か、銀色に輝く存在が現れてふいに尋ねた。「おまえの望みは?」と。これまでの過ちすべてが許されるなら…。妊娠した恋人に金だけ渡し、突きはなした10代。恩人への援助を冷たく断った20代。危篤の母のもとに駆けつけなかった30代。すると天使はただ1度のチャンスをくれて?
  • 天使のたくらみ【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!クリスマス間近のある日、ジュリーは、有名なIT企業社長ロイ・フレッチャーの車にはねられてしまう。だが彼は「接触などしていない、きみが勝手に転んだんだが訴訟はめんどうだ」などと言って示談金を寄越してきた。納得いかないジュリーがそれをつき返しに行くと、彼は美しい顔にとびきりシニカルな笑顔を浮かべて「金額をつりあげるつもりか?」と言い放った。なんて男なの! 激しく反発しながらも、ジュリーはどこか魅力ある彼の存在から目が離せなくなり…?
  • シンデレラは涙をふいて【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!元婚約者の手ひどい裏切りに傷ついたダーニは、心機一転して新しい人生を歩もうと、住む町も仕事も変える決意をした。シアトルを離れて訪れた海辺の小さな町で、アンティークショップのアシスタントとして運よく雇われることになった。しかしボスのジョンは、ダーニが夏の間のバカンス期だけリゾート地にいて辞めていく軽薄な女性と決めつけ、ことあるごとに冷たく当たる。過去の傷を引きずるふたりだったが、一緒に働くうちに互いの本当の姿に触れあいはじめ――!?
  • 残酷な初恋【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!15年ぶりに故郷の空港に降り立ったオリビアは、迎えに来るはずの姉の姿を捜した。と、そこには再会を恐れていたかつての夫――ジョエルがいた! ふたりは愛しあいながらも、若さと貧しさとプライドゆえ離婚したのだった。再び彼を前にして、オリビアは後悔の念にさいなまれた。今や歳月が彼に大人の落ち着きを加え、女性なら誰でも無視できないほど魅力的だ。でも、この想いに従うことはできない。ふたりの間には互いに決して許せない過去が存在しているのだから。
  • サンチェス家の花嫁
    -
    二十歳のレイチェルは、ロンドンへ出張に来ていた年上の大富豪、アンドレ・サンチェスと熱い恋におち、結婚した。サンチェス家はバハマ諸島のあちこちに別荘やホテルを所有する名家。だが若い彼女は仕事中毒の夫との虚しい生活に疲弊し、流産したショックもあいまって、心の傷を癒やそうと帰国した――。それから5年、父は死の床にあり、事業は傾いていた。レイチェルは悩んだすえ、夫の援助を求め、バハマへ戻る。そこで目にしたのは、名ばかりの夫の冷たい視線と、見知らぬ女性の姿。その瞬間、レイチェルは胸の痛みを覚えた。まさか……嫉妬? 私はまだこの人を求めているの? ■1979年に刊行されたハーレクイン・ロマンス初期の話題作をリバイバル刊行します。うぶなヒロインと、大人の魅力たっぷりの年上の億万長者との恋をご堪能ください。傲岸不遜で情熱的なラテンヒーローの魅力がたっぷり詰まった逸作です
  • 熱い目覚め
    完結
    5.0
    テーラーメイドのスーツを着こなし、運転手つきの高級車でパトリックは田舎町にある小さな店を訪れた。目的は、姉の夫の不倫相手イゾベルを調べることだ。ところが店の扉を開けると、そこにいたのは鈴蘭とばらの香りがする不倫とは真逆のタイプの女性だった。しかし、あんなだぶだぶの服を着たさえない女と義兄は浮気するのだろうか? それとも、しとやかな顔の裏に希代の悪女の素顔を隠しているのか? パトリックは彼女のことばかり考えてしまうようになり――!?
  • 恋と冒険のはじまり
    完結
    4.0
    親の言いなりになってばかりの自分を変えたい。令嬢ジェナは、思いきってルームメイトと一緒に夜の街へと繰り出す。社交界デビューは目前。親の言いなりに結婚するよりも…恋がしたい。ジェナは危険な魅力をもつ男性ブレントと出会い、目が離せなくなる。ぐっと抱きよせられるだけで胸の高鳴りが止められない。手ほどきをしてもらうなら、たとえプレイボーイでも彼のような人がいい。だが、彼は「お嬢さんの遊びにつきあう役はごめんだ」とまるで子供扱いで…!?
  • まぼろしのプリンス〈カラメールの恋人たちIV〉
    完結
    5.0
    “ガース・レミーを捜しだし、宮殿へ連れてくるように”――カラメール公国王宮警護隊に属するセリーナは、ローヌ大公に極秘任務を命じられて驚愕した。高校時代、スポーツ万能だが周りと群れない一匹狼の彼にセリーナは想いを寄せていたからだ。彼が王家の血をひくプリンスかもしれないなんて…。久しぶりに再会した彼は、大人の魅力あふれるたくましい男性になっていた。淡い想いを秘めながら、セリーナは王室を取り巻く謎を彼とふたりで探ることになり――!?
  • 永遠の一夜【ハーレクイン文庫版】
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    カリブ海の小島に身を隠したオリヴィアのもとに、亡き夫の会社を継いだクリスチャンから電話が入った。夫のところにいた息子が、事故で大怪我をしたのだという。足場を失ったかのように、オリヴィアはその場にくずおれた。すぐにでも飛んでいきたかったが、クリスチャンに居場所を突き止められたショックが大きすぎる。彼の子を身ごもっているのを知られたらどうしよう?幻滅していた夫が死んだ夜に、犯した過ちを繕う術はもうない。オリヴィアは誰にも告げず、ひとり出産しようとしていた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シトロンの香る島
    3.0
    ギリシアの実業家で、大富豪のミコノスはマーサの愛する夫だが、二人はしばらく別居している。娘が生まれたとき、夫は、マーサが不貞を働いたと罵った。マーサの知人男性を名指しして、あの男の子どもだろう、と。あまりの言いがかりに、マーサは赤ん坊と家を飛び出した。夫が誤解を悔いて迎えに来てくれるのを待ったが、5年もの月日が流れ、ついに夫が現れたとき、マーサの期待は残酷にも打ち砕かれた。夫は娘を自分の子だと認めた一方で、ベビーシッターを雇い、娘をマーサから引き離そうとしたのだ。いや、それとも、マーサを娘から引き離し、妻を再び自分だけのものにするためか……。■ロマンスの大御所A・メイザーが70年代に執筆した、古典の雰囲気漂う夫婦元さやの物語です。富も愛も惜しみなく注いでくれていた夫は、なぜ突然あらぬ誤解をしてしまったのでしょう。ラスト、思わず絶句するような秘密と愛憎劇が明かされます。
  • プリンスと見た夢〈ダイヤモンドの迷宮 III〉
    完結
    2.5
    17歳のホリーは一世一代の恋をした。相手はオーストラリアの生活を体験するためにやって来たアリスト王国のアンドレアス王子だ。身分違いとわかっていても燃えあがる恋を止めることなどできはしない。彼はホリーが知らなかった大人の世界を教えてくれたが、ともに生きることはできなかった。そして10年後、ホリーはアリスト王国の男たちに拉致された。かつての情事が暴露されることを恐れた王室が、スキャンダルを封じるため王子との結婚準備を進めていたのだ…。
  • 愛人には幼すぎて
    完結
    -
    夕闇にまぎれ、裸でカリブ海を泳いでいたリリーは、最近NYから越してきた大富豪のレイフにその姿を見られてしまう。ひとまわり以上も年上の彼にはよくない噂がつきまとう。真面目な牧師の娘リリーは、彼に近づいてはいけないと理性ではわかっていても、レイフの危険な魅力に心奪われ、誘いを拒むことができない。夢中でキスに応えてしまうリリーにレイフは警告する。「これ以上、僕に近づかないほうがいい」どうして!? 彼を想うだけでこんなにも胸が苦しいのに……!
  • 富豪との許されざる恋
    完結
    -
    年の離れた亡き夫の願いをかなえるためにニューオーリンズを訪れたサマンサ。そこで知りあったレストランのオーナー、ルイスに強く惹かれ、一夜の関係を結んでしまう。夫を亡くしたばかりなのに私はなんてことを…。しかも、その相手ルイスこそ彼女の捜していた、亡き夫の婚外子だったのだ! 義理とはいえ親子で関係を持ってしまうなんて。愛と理性の間でサマンサは煩悶する。ニューヨークに戻った彼女を待っていたのはスキャンダルに飢えた人々と、愛の疑惑…!?
  • プロポーズは大胆に
    完結
    -
    カーリーは養子のボビーを必死に育てていた。そこに突然、ボビーの父親と名乗るアレックスが現れ、息子を引き取りたいと言いだす。独身で仕事命の男性に赤ん坊を育てられるわけがない…。ボビーは絶対に渡せないわ! 引き渡しを拒むカーリーに、ボビーと一緒に自分の家で同居しないかと持ちかけるアレックス。ボビーのためにしぶしぶ承諾するが、生まれも育ちも趣味嗜好も正反対、水と油のふたりは一緒に暮らしはじめたあとも、何かと衝突してばかりいて…!?
  • モリーの明日
    完結
    -
    女友達とデリバリーレストランを始めたモリー。順風満帆で、男なんていなくても生きていける。でも、私は心から愛してくれる男性と巡りあい、ささやかでもいいから幸せな家庭を築きたい。そう思っていたのに…なぜか誘ってくる男性は結婚している男性ばかり。しかも、先日は、バカンス先で知りあった男性の義理の兄リチャードから悪女のように扱われ、屈辱的な言葉を浴びせられたのだ。ふりきって仕事にはげむモリーだったが、呼ばれた豪邸にいたのは…リチャード!?
  • 甘美な交換条件
    完結
    -
    大企業に勤めるスザンナは、社長の命を受け彼の婚外子だというアマードに会いに行くことになった。親子関係の証明にDNAを提供してもらうためだ。余命幾ばくもない社長の頼みを断ることなどできない。出迎えに現れたアマードのあまりに魅力的な姿に、彼女は思わず息をのんだ。ああ、今からこの人の人生を180度変えてしまうかもしれないなんて。彼女が意を決して用件を伝えると、アマードが驚くべき条件を口にした。「君が僕とひと晩、ベッドで過ごすなら…」
  • つらい別れ【ハーレクイン文庫版】
    2.0
    やむにやまれぬ事情から別れたウィルこと、リンガード伯爵が住む屋敷へ、フランセスカは車を走らせていた。半年前から、正体不明の不気味なストーカーにつきまとわれて、怯えを感じた彼女が頼れる先は、元夫のウィルしかなかったのだ。5年ぶりに見る皮肉めいた彼の表情は、相変わらず魅力的で、胸に封印していた恋心をたやすく揺さぶり起こす。だが、恋愛絡みの相談と誤解され、突き放されたうえに、ウィルには既に再婚話まで持ちあがっているという。彼の幸せを祈り、フランセスカは気持ちを押し隠して去るが……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あぶないダーリン
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    いきなり告白されていきなりH。 サプライズ好きの彼氏に毎晩いろんなプレイでアソコを開発されちゃってます☆ こんなにカラダが合うなんて運命の王子様だって思ってたけど…!?
  • 愛より深く
    完結
    3.0
    「愛なんかいらないわ――」バーのオーナーであるチャーリーは、誰にも心許さず、妹を守るために必死で働く毎日。父親に捨てられ、母と妹と暮らしはじめた12歳の時から、そして、母の死後もそれは変わらなかった。ある日、町の商店で突然ごろつきたちが店主と客を脅しはじめ、現場にいた私立探偵のハリーと一緒にトラックに押し込められたチャーリー。雨の中命からがら逃げたが、ずぶぬれのふたり。互いの体を温めるため「抱きあおう」とハリーは提案してきて…。
  • 偶然のシンデレラ
    -
    パーティでケータリングをするサマンサに、男性が声をかけてきた。マシュー! ハンサムな彼はイギリスとギリシアの血を引く、船舶会社アポロニアス・コーポレーション後継者という有名人だ。彼は、祖父の誕生日パーティの手伝いをしてほしいのだという。仕事の話にしては、まなざしや態度が親密すぎる気がしたが、彼のような男性がわたしなんかに興味を持つはずがないと、サマンサは恥ずかしくなり、慌てて仕事を請け負った。まさかそのパーティが、ギリシアの美しい孤島で催され、その間ずっと、マシューと寝食をともにすることになるとは――そしてそれこそが彼の思惑だったなど、彼女はまだ知らなかった。 ■ハーレクイン・セレクトもめでたく500号を迎えました。これもひとえに、いつもご愛読くださる皆様のおかげにほかなりません。感謝を込めて、ハーレクイン・ロマンスを代表する作家アン・メイザーのシンデレラ・ストーリーをお贈りします。
  • シンデレラは涙をふいて
    完結
    4.0
    元婚約者の手ひどい裏切りに傷ついたダーニは、心機一転して新しい人生を歩もうと、住む町も仕事も変える決意をした。シアトルを離れて訪れた海辺の小さな町で、アンティークショップのアシスタントとして運よく雇われることになった。しかしボスのジョンは、ダーニが夏の間のバカンス期だけリゾート地にいて辞めていく軽薄な女性と決めつけ、ことあるごとに冷たく当たる。過去の傷を引きずるふたりだったが、一緒に働くうちに互いの本当の姿に触れあいはじめ――!?
  • ボスとの秘密の関係
    完結
    4.3
    アメリカ一の大富豪ハードキャッスル氏が莫大な財産を譲る後継者を探している。そう連絡を受けたのはドミニク・ディ・バリ。幼い彼と母を追い出した父からなんて何も受け取りたくはない。ずっと復讐を願っていたはずだが、父の余命が3か月と聞いて戸惑う自分に気がつく。会社を見てまわるドミニクは、ベラという研究員と出会い、どうしようもなく気になりデートに誘う。ベラは心臓が破裂しそうだった。実は彼女も復讐のため、偽名を使って会社に忍びこんでいたのだ!
  • 拒絶された億万長者【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    仕事でブラジルを訪れたイザベルは、ディナーの席で仕事相手から義理の息子を紹介されて凍りついた。アレジャンドロ!彼とは3年前、運命的に出会い、燃えるような一夜をともにした。だが翌朝、彼は緊急の用件でブラジルへ帰国してしまったのだ──かならず戻ってくるという言葉だけを残して。巨大企業を経営しているというアレジャンドロは、片足が不自由になり、すっかり気難しい人物に変貌していた。いったいこの3年でアレジャンドロに何が起きたというの?さらに彼女を怯えさせたのは、彼が秘密を知っていたことだ。あの一夜で授かった、かわいい娘がいるということを。 ■ベテラン作家アン・メイザーの2010年刊行の人気作をお届けします。彼女に憧れてロマンス作家になったという新人作家が多いのもうなずける、ドラマティックなシークレットベビーの傑作です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 侯爵家からの招待
    完結
    4.0
    過労で体を壊したグレースはしばらく療養させてもらうため、イタリアで暮らす友人の家を訪れた。そこで出会ったのが、ハンサムな侯爵マッテオ。思わず見惚れるほど魅力的な男性で、友人は得意げに、 実は彼の子供を妊娠しているのだとグレースに打ち明けた。しかし数日後、なぜかマッテオはグレースに誘いをかけてくる。 親密な恋人がいながら、私に声をかけてくるなんて! 憤慨してすぐさま誘いをはねつけたが、 彼の熱烈なアプローチはとどまることがなく――?
  • 熱いオークション
    完結
    5.0
    ジェニファーはボスのアレックスにずっと思いを寄せていたが、彼はいっこうに振り向いてもくれない。いいかげん新しい恋を探そうと、男性とのデート権がかかったオークションに参加した。ところが、落札したのはよりによってアレックスだった! なぜ彼がこんなところにいるの!? アレックスは相手がジェニファーであっても気にもせずデートを実行するつもりらしい。即座に断ろうとしたジェニファーだったが、唇を奪われた瞬間、何も言えなくなってしまい…?
  • 情熱のとりこ
    完結
    5.0
    秘書のジェンマは、取引き先であるギリシャ人レオン・ステファーデスに会ったとたん思わず目を奪われ、微笑みに心臓が破裂しそうになった。だめよ、彼は両親やボスと同じ人種。縛られるのが嫌いな、恋多き独身主義者だわ。しかし、ジェンマの熱い視線に気がついたのかレオンは彼女をひきよせて甘くささやいた。「いっさいの条件も約束もなしだ。ただし、終わりがくるまで僕は君だけの男になる」自分勝手な条件に憤りながらも、ジェンマはされるがままキスをされて!?
  • アンダルシアの休日【ハーレクイン文庫版】
    -
    カッサンドラは大資産家の息子に求婚されるが、彼の兄のエンリケに恋してしまう。しかしそれは、結婚を阻止するための罠だったのだ。スペインの旧家デ・モントーヤ家出身のエンリケは、彼女を金目当てのふしだらな女だと決めつけた。罠に気づいたときは、抗しきれず身をまかせたあとだった。男性に幻滅したカッサンドラは妊娠したことさえ告げず、彼の一族と関わりを絶った。二度と会うこともないと思っていた。だが、運命はいたずらにふたりを引き寄せる。その10年後……。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 嘘つき天使
    -
    17歳まで修道院で過ごした天涯孤独のアレクサンドラ。父亡き後、共同事業者だったジェイスンに引き取られるが、生まれて初めて優しくされて、彼に恋心を募らせていく。だが、20も年の差があるジェイスンにははなから相手にされず、アレクサンドラの小さな胸は締めつけられるのだった。ある夜、アレクサンドラは彼の寝室へ行き、嵐が怖いと嘘をついて、添い寝をしてほしいと懇願した。するとジェイスンは低く押し殺した声で、少女を厳しく叱った。「自分が何を望んでいるのか、知るには早すぎるんだ」
  • 屈辱の楽園で
    完結
    3.3
    会社の金を横領した兄を助けるため、兄の会社社長、デイモンを訪ねた看護師のエマ。じつはエマには、7年前デイモンに求婚されたが、身分違いの恋だと泣く泣く身をひいた過去があった。彼は兄を助ける代償として、エラに残酷な要求を突きつけてきた――住み込みの看護師として盲目の愛娘の世話をしろというのだ。冷たく非情な態度のデイモンにエマは打ちのめされる。これは罰なのね…あなたの愛を踏みにじった私への…私はまだこんなにもあなたを愛しているのに!!
  • メイドを拾った億万長者
    完結
    3.3
    メイドのベラは朝食を運んだスイートルームで凍りついた。マッテオが女性とベッドにいる! 5年前に別れた恋人が…。故郷のシチリアを出た彼は今や実業家として名を轟かせている。ベラが働くホテルも彼が買収するらしいと噂だ。かつて18歳のベラが娼婦として売られる前日、ベラは彼に純潔を捧げ、ふたりはマフィアの支配する島を出ようと約束した。しかし、ベラは待ちあわせ場所へは行けなかったのだ。再会したマッテオは冷たい憎悪に満ちた瞳でベラをにらみ…!?
  • 三度恋する
    -
    重役秘書ライアは18歳のときに母を亡くして以来、頻繁にトラブルを起こす妹の世話を懸命にやいてきた。その妹もようやく看護師として就職し、やっと肩の荷が下りたと安堵していた矢先、ライアは突然の妹からの電話に凍りついた。無免許運転で自動車事故を起こしてしまい、同乗していた恋人はいまだ昏睡状態だというのだ。すすり泣く妹に呆れながらも、ライアはなぜか突き放せずにいた。すると今度は、妹の恋人の叔父だという大富豪のジャレッドが訪ねてきて、甥に付き添うこともしないライアを厳しく責めた。ああ、なんてこと! 彼は私を妹と勘違いしているんだわ。■トラブルメーカーの妹の後始末をさせられてばかりだったライア。しかし、今度のトラブルは彼女と大富豪ジャレッドを引き合わせてくれました。絡み合った糸がほぐれていくにつれ、愛も深まり……。
  • 実らぬ純愛
    完結
    -
    レオ・ハートは街一番の花婿候補だが、本人に結婚する気はない。ジャニーは初恋の彼をずっと想ってきたが、15歳も年上の彼からはまるで子供扱い。親友マリリーから「彼は泥だらけになって働く女性が好きよ」とアドバイスを受け――男の人に気に入られる方法なんて知らなかった…。でも私、彼のために変わるわ! 料理もがんばって、彼の大好物ビスケットもおいしく作れるようになってみせる。しかし、美しく着飾ったマリリーがパーティで彼にエスコートされるのを見て!?
  • 再会がくれた苦しみ
    完結
    -
    レポーターのメリッサは10年ぶりに訪れた故郷で、かつての恋人ローガンと再会した。メリッサの脳裏に彼のプロポーズを断って町を飛び出した苦い過去が蘇る――。この町の記念祝典を取材すれば、地元の名士であるローガンに会うだろうと覚悟はしていた。気持ちの整理はとっくについているはずなのに、さらに魅力的になった彼にドキドキしてしまうなんて…。距離を置こうとするメリッサに、ローガンは彼女が隠してきた別れの理由を今になって聞き出そうとしてきて!?
  • 心の雨があがるとき
    完結
    3.2
    7月に最愛の妻を亡くした獣医ニックは夏になると憂鬱になる。そんな彼を案じた双子の弟ニールは、いたずらっぽい瞳でひと夏の入れ替わり生活を提案した。都会で暮らすプレイボーイ、人気のテレビ番組をもつ弟として暮らすのはいい気分転換だったが、共演者のセクシー女優コーリンの熱いキスに演じることを忘れてしまいそうになる。そんな自分に戸惑いながら、スキャンダラスなコーリンに振り回されるニックだったが、彼女もまた何かを演じているようで……?
  • メイドが愛した億万長者
    完結
    3.5
    ルカはマフィアのドンの息子。ソフィーはドンの部下の娘。ふたりは子どもの頃、幼い愛を誓いあっていた。しかし大人になったふたりは自分の意志ではなく、ドンの命令で結婚式を挙げることになってしまう。親を嫌っていたルカはソフィーとの結婚を断固拒否する。そんな時突然、ドンとルカ、そしてソフィーの父親が逮捕されてしまう。その後、ドンとルカは無罪放免。なぜかソフィーの父親だけが有罪判決を受ける。この瞬間からルカはソフィーの敵となってしまい…!
  • 恋はポーカーフェイスで
    完結
    -
    双子の妹になりすましてパーティーに参加していたイライザは、ドレスの胸元に無遠慮な視線を向ける妹の恋人に、いつベッドにひっぱりこまれはしないかと気が気でなかった。どうやって逃げ出そうかと思案していたとき、人波から現れたのは初恋の人であるジャイルズだった。彼を見るなり苦い記憶が蘇るも、今頼れるのは彼だけ。イライザは事情を打ち明け、彼に助けを求めた。「でも、手を貸すにはお礼が欲しいな」言うなり、ジャイルズは彼女を抱き寄せ唇を奪い…!?
  • 小さな悪魔
    -
    白々とした冬の館――年若いジョアンナは、悪魔の異名を持つ娘アニヤを躾けるために、家庭教師として赴いていた。アニヤの父ジェイクもまた顔に、悪魔のように痛ましい傷があり、世捨て人のように暮らしている。だが、20も年の離れたこの人は、ジョアンナに女性としての意識を呼び覚ます謎めいた魅力があった。ある日、アニヤの悪口を吹聴する家政婦を叩き出す事件が起こる。「べっぴんさんとふたりきりで楽しみなさるがいい」去り際の家政婦に、まるで男女の関係があるかのように揶揄され、以来、ジョアンナはジェイクに避けられるようになって……。
  • 再会にご用心【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    5年前に別居して以来初めて、夫のデメトリが訪ねてきた。ゆえあって再婚するので、正式に離婚したいという。夫の浮気を許せずに家を出たジェーンだが、まだ彼を愛している。彼女はパニックに陥り、慰めようとした夫と愛を交わしてしまう。衝撃の再会から数週間後、妊娠が判明した。だが、再婚を考えている彼に言えるはずもない。悲嘆にくれているとき、デメトリから電話があった。「死に瀕した父が君に会いたがっている。ギリシアへ来てくれ」迷い抜いたすえにジェーンは承諾し、旅立った。愛しいデメトリと、彼の再婚相手が待つ島へ。 ■ロマンス界の生きる伝説ともいえる大御所作家アン・メイザーが描く夫婦元さやロマンスです。ギリシアの名門一族に嫁いだヒロインが、婚家のいじめや夫の浮気疑惑に苦しめられながらも、一途な愛を貫きとおす感動作。長年のファンも初めての方も、きっと虜になります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 雨と幸せを連れてきて
    完結
    -
    動物病院に勤めるリサは無類の馬好き。結婚には興味のない彼女だが、同級生の獣医ニックにだけは好意を抱いていた。「交配するなら優秀なニックと!」と、彼の子どもが欲しいことを伝えるが、あえなく断られてしまう。諦めきれないリサ。そんな時ニックの双子の兄ニールが、ある提案を弟に持ちかけた。気分転換のゲームに、NYで人気者の自分としばらく入れ替わって生活しないかと。しかしニールは知らなかった。リサがニックに大胆な頼みごとをしているのを…。
  • ダーク・モザイク
    -
    列車で向かいに座った女性を見て、セシリーは、似ていると思った。高級な毛皮のコートを着て、身なりこそ違うけれど、目鼻立ちも、すみれ色の瞳も、ライトブラウンの髪も、わたしと同じ。――とその時、列車が轟音とともに急ブレーキをかけ、激しく揺れた。病院で目を覚ました彼女は、記憶を失っていた。彼女の名前は“ジェシカ”といい、亡くなった父親の遺産相続のため、町に向かう途中の事故だったと、亡父の従弟ジェイムズが教えてくれた。ジェイムズの屋敷で静養することになったが、なにか腑に落ちない。スーツケースにあった服はどれも派手な高級品で好みではないし、ジェイムズがわたしを訝しむようなまなざしで見るのは、なぜ……?■伝説の作家アン・メイザーの、ミステリアスな記憶喪失ロマンスをお贈りします。列車事故と記憶喪失がもとで、別の女性と入れ替わってしまったセシリー。数奇な運命によって引き寄せられたジェイムズと、記憶という迷宮の中で恋に落ちてゆきますが……。
  • 苦しみのあとに
    -
    ここに来たことを、ローラはもう後悔し始めていた。家庭教師の求人広告を新聞で見たばっかりに。そこには5年前、ローラのもとを去った男と同じ名があった。ラファエロ・マドラレーナ。それを見たとたん、ひとめでいい、ただ会いたいという欲望にかられるままに、ここまで来たのだ。マドレーナ家――彼は代々続くスペインの領主で、やがて国に帰り、許嫁と結婚するのは免れない運命だった。わかっていたのに。辛い過去がよみがえりローラの胸は痛んだ。あれほど愛されていたのに、なぜ別れなければならなかったの……。
  • 君が美しすぎて
    完結
    1.8
    恋人に幻滅し、仕事にも疲れたブレットは、心と体を癒やそうと故郷に帰った。ところが自宅にはジョアンナという女性が留守番として住み込んでいた。美しくて純粋な彼女をひと目見たとたん強く惹かれるが、厳格な家庭で育ち、まだ幼さすら残すジョアンナのあまりの無垢さに、ブレットは彼女の保護者のようにふるまうことを心に誓う。そんな彼の気持ちに気づきもしないのか、ジョアンナは無邪気に接触してくる。やがてブレットの自制心は悲鳴をあげ始め…?
  • あの夜のあなたへ
    完結
    3.7
    若きデパート王トロイに、ショーウインドウ・デザインをまかされたクロエ。大抜擢にはりきる彼女は雨の夜、いつもスーツで決めている堅物の彼が上半身裸で踊っているのを見かける。まるで別人のような一面を見て、クロエは恋に落ちてしまう。しかし、オフィスの彼はあいかわらずクールなまま。フロリダ出張で再び情熱的な顔を見せる彼はトレントと名乗り、彼女を甘く誘惑してくる。彼流のゲームなのかしら。帰国後、トロイは一緒に過ごした夜を忘れているようで?
  • この愛が罪でも
    完結
    -
    カリブ海に浮かぶサン・フェリペ島を訪れたミーガンは、迎えに現れた甥レミーの逞しく成長した姿に目を奪われた。彼に会うのは16年ぶり。15歳のときに両親が別れて、母が島に住むレミーの祖父と再婚して以来。奔放な母を許せず、実父と暮らすことを選んだ私は、大好きだったレミーやこの場所から距離を置いた。そう…永遠に置いておくべきだったんだわ。ミーガンの瞳に潜む欲望を誘い出すかのように、レミーが熱い視線を絡ませる。禁断の恋が始まろうとしていた。
  • ワインの裏切り
    完結
    4.0
    祖父の経営するワイン輸入会社で支店長をまかされているジーナは、取引き先の社長の名前を聞いて驚いた。アントニオ・ラミレス! 8年前、ジーナの純粋な愛の告白を踏みにじった男だった。再会した彼はいっそう魅力的になっていた。アントニオは過去など忘れてしまったのか、臆面もなくジーナに接近し、あげく結婚を申し込んできた。今度こそ彼も本気なのかもしれない。無邪気に喜ぶジーナは予想すらしなかった――彼女の愛が再び踏みにじられることになるなんて。
  • 冬の白いバラ
    2.0
    ジュディは5歳の娘を伴い、6年ぶりにロンドンへ戻ってきた。もう二度とここへは戻ってこないと思っていた。かつて愛し、結婚まで誓ったロバートとの破局を思い出すから。身も心もずたずたになった彼女を絶望の淵から引き上げ、結婚を申し込んでくれたのは、ロバートの兄マイケルだった。夫亡き今、ジュディは裕福な義実家に戻るよりすべがなかった。当時から苦手だった義母が迎えに来ているはずだが――「ジュディ」男の低い声が名前を呼ぶ。ジュディは凍りついた。振り返らなくてもわかる。忘れもしないこの声は、ロバート。娘エマの父親はマイケルだと思い込んでいる、かつての恋人……。 ■ロマンス界の重鎮アン・メイザーの旧作は、今読んでもまったく古さを感じさせないドラマティックなストーリーが魅力。言ってしまえば、昼ドラも真っ青のドロドロ・ズブズブの愛憎劇です。軽いロマンスではものたりないわ、という方はお見逃しなく。
  • 再会にご用心
    完結
    -
    ジェーンは5年前から夫デメトリと別居していたが、今になって突然夫が現れ、正式に離婚を申し入れてきた。ジェーンは自分でも意外なほどショックを受けた。夫は今も変わらず魅力的。私はまだ彼をこんなにも愛しているんだわ。パニックを起こしたジェーンは、慰めようとするデメトリと愛を交わしてしまう。が、それはしょせん一時の過ちとして、結婚生活のけじめをつけようとしたふたりを、運命は思いがけない方向へと導いた。なんとジェーンが妊娠してしまったのだ!
  • キスもくれないプロポーズ
    完結
    3.0
    ウエディングドレス姿のジュリエットは、教会の控え室で妊娠検査薬を呆然と見つめた。まさか…。お腹の子の父親は花婿ではない。リード――婚約者に暴力を振るわれ悩んでいたとき、心奪われたハンサムな探偵。いけないとわかっていたから、彼を忘れると決めたのに…。いたたまれず教会から駆けだし、別荘に隠れ住む彼女を見つけたのは他ならぬリードだった。「なぜ結婚式から逃げたんだ?」――あなたの子を身ごもったからなんて絶対に言えないわ。
  • お嬢さまの恋
    完結
    3.5
    人気コラムニストのクレイマーは後悔していた。新聞業界の大物を父にもつメアリアンに対し、“大事にされすぎて自立できていない”と指摘したのだ。その結果、彼女は父の手配した仕事を辞め、警備員つきの高級アパートから出ていくと言うのだ。責任を感じたクレイマーは正気になってくれと説得するが、仕事も部屋も自らの力で得たいと譲らないメアリアン。仕方なく隣の部屋に住まわせ安全を確認する日々が始まった。それが眠れない夜を過ごすことになるとも知らずに…。
  • せつない誘惑
    完結
    4.0
    オリビアは有名女優のダイアンから、伝記を書いてほしいと依頼を受けた。伝記作家としては一生に1度の大チャンスだが、簡単には受けられない理由があった。ダイアンは5年前、オリビアから夫のリチャードを奪いとった張本人なのだ。今になってなぜ私を指名するの!? 当惑しつつも仕事に向かったオリビアは、ダイアンの新しい恋人でホテル経営者の大富豪ジョーと出会う。ひと目で彼に惹かれてしまったオリビアだが、彼から思いがけぬ蔑みの言葉を投げつけられて…。
  • 秘められた絆【ハーレクイン文庫版】
    -
    外交官の夫が勤務地の南米で悲劇的な死を遂げ、サラは4歳の息子ベンとともにイギリスに戻ってきた。やむなく亡き夫の実家に滞在することになったものの、屋敷には夫の弟、アレックスがいる。しかもここは5年前に“あの過ち”が起きた場所――長くとどまるわけにはいかない。だがベンを連れて出ていこうとするサラにアレックスは告げた。ベンはこの4年間、君と暮らしたのだから、今度は父親であるぼくと暮らす番だ、と。 *本書は、初版ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 禁断の夢
    -
    恋に破れてあとにした故郷に、再び帰る。苦い思い出がローラの胸を刺した。■ローラは三十歳、ニューヨークの出版社に勤務している。離婚し、キャリアガールを目指す日々だ。そんな彼女のもとに故郷ウェールズから父の訃報が届き、急ぎ帰郷する。十年ぶりの故郷だった。ローラの産みの母は彼女が少女のころ亡くなり、ほどなく、彼女より三歳上の息子オリヴァーを連れたステラが父の後添いになった。ローラが十六の年に、それまで仲良しの兄と妹だったはずの二人の間に、突然、恋の炎が燃え上がった。しかしオリヴァーが館を出て、幼い恋はピリオドが打たれた。そして今日、やはり葬儀のために館に帰ってきた義兄と再会し、ローラはいまでも彼を愛していることに気づいて思い悩む。破局はステラの仕組んだ筋書きだったとも知らずに。
  • 麝香と薔薇〈大富豪の飽くなき愛 III〉
    完結
    1.0
    兄がザリフから巨額の借金をしていたですって? ザリフは砂漠の国バシルの王、そして3年前にエラが求婚を拒んだ相手。エラは彼を愛していたが、彼の目的はただ身体と跡継ぎだけと気づいて別れを告げたのだ。破産宣告を受けて父の会社は危機に陥り、母は倒れてしまう。屈辱に身を切られるような思いでザリフのもとへ赴くと彼が出した条件は――期間限定の情事! 王家の面目を保つため、愛人関係は1年かぎりの結婚を装うという。これは求婚を断った復讐なの!?
  • ひとときの追憶
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    初恋の相手に押された、財産狙いの女という烙印。■十七の夏、タニヤは記憶喪失の状態で発見され、施設送りになるところをエドワード・テイラーに引き取られた。恩に報いるべく、彼の農園で懸命に働くが、エドワードの息子デイヴィッドは彼女の存在を認めず、追いすがるタニヤを振り切るようにして出ていってしまった。それから五年の歳月が流れた。エドワードの死で涙に暮れるタニヤに向かって、帰郷したデイヴィッドは冷たく言い放った。「三カ月ここで暮らしてうまくいかなかったら、出ていってもらおう」
  • 情熱の系譜
    完結
    3.0
    父が亡くなり、天涯孤独となったヘレン。住み込みのナニーとして働き始めるが、実際にはひどい下働きとしてこき使われていた。ある時雇い主の一家とともにカリブ海を訪れたヘレンは、空港で困っていたところを見知らぬ男性に救われる。お礼をしようと話しかけたが、彼の名を聞いて凍りつく。まさか! 彼は幼い頃に自分を捨て、家を出た母の再婚相手では? この若くすてきな男性が母の愛人だなんて。嫌悪から逃げようとするが、彼はヘレンに興味を示して…。
  • ボスに求婚
    完結
    -
    ローズは美貌の義妹リリーに群がる男たちを警戒していた――女優志望で軽はずみなリリーは私が守るわ! ある夜、リリーがニックと名乗るゴージャスな男性をアパートにつれ込んだ。必死で追い出そうとするローズに、ニックが痛烈な言葉を放つ。「君は生き方を変えて休日は自分のために使うべきだ」最悪の出会いだったのに、以来ニックは姉妹になぜか過剰に親切にしてくれる。警戒を解かないローズも、ついに彼の好意にすがらなければならない事態に陥ってしまい…!?
  • 願いごとは秘密に
    完結
    4.0
    山のふもとに住んでいるチャーリーは、怪我で動けなくなっていたデンヴァーを助けた。怪我の手当てをしているとき、彼女は彼の身体に銃で撃たれたような傷跡を見てしまう。彼には何か秘密があるのだろうか? 一方、彼女にも誰にも打ち明けられない秘密があった。彼女は元夫から逃げていたのだ。そして、元夫の探偵が彼女の近辺に現れた。危険を察知したチャーリーは、デンヴァーに助けを申し出る。しかし、彼を信用してもいいのだろうか? そして、彼の秘密とは?
  • 恋がよみがえる島で
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    これはあなたから逃げだした私への復讐?それとも、何か別の理由があるの?■元婚約者に呼び出されたはずのペイジ・テナントは、別の男が席に着いているのを見て戸惑った。ニコラス……。苦い恋の思い出が脳裏によみがえる。ところが彼は、何気なくペイジに仕事をもちかけた。ギリシアのスキアポリス島で、彼が後見している少女のコンパニオンをしてほしいというのだ。過去のことを思えば断りたいのが本音だったが、父が負債を抱えて亡くなり、高校生の妹を抱えるペイジは結局その依頼を引き受けざるを得なかった。あの島に再び赴く……。かつてニコラスと夢のような日々を過ごし、その後悲嘆のどん底に突き落とされた島へ。それにしても、ニコラスはどうしてこんなことをするのだろう?
  • 美しきいけにえ
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    父の自殺で孤児になった少女セアラ。幼いころ会ったきりの叔母から“私の世話係にならないか”と誘いの手紙を受け取ったときには、神の救いのように思えた。一抹の不安を抱えつつ、汽車を乗り継いで到着した叔母の館には、さんさんと明るい陽光が降り注いでいる。だがひとつだけ、影があった。叔母の若い愛人ジュードの存在だ。黒髪に憂いを帯びた瞳、謎めいた美貌――セアラはひとめで惹きつけられてしまう。隣家の令嬢ヴェネティア・バドレーもすっかり彼に夢中のようだ。そんなある日、バドレー卿からパーティの招待状が届き……。 ■叔母の愛人から人目を忍ぶキスをされたセアラ。罪の意識に苛まれながらもジュードには抵抗できませんでした。壮麗な屋敷で美青年に翻弄され、溺れてゆくヒロインに待ち受ける衝撃の真実とは? 大御所アン・メイザーの、めくるめく愛の世界をご堪能ください。
  • 美しき誤解
    1.0
    貴族令嬢ヘレンの世界は一夜にして崩壊した。父が賭事で大損をしたあげく事故死したのだ。一文無しとなって途方に暮れる彼女を救ったのは、叩き上げの億万長者ジェイク・ハワードだった。優美な調度品としての妻を求めていた彼は冷ややかに、寝室をともにしない名目だけの結婚を申し出た。それから3年、ヘレンは妻の役割を淡々とこなしてきた。しかしある夜、幼なじみの男性と外出したヘレンにジェイクが激怒し、封印された情熱は解き放たれて……。
  • 二人のミレニアム
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    優しい男性と静かな幸せを築こう。そう決心した矢先、死んだと思っていた夫が……。■夫のモーガンが生きているですって!モーガンは四年前、新妻だったフリスを置いてアフリカに行き、内戦に巻きこまれて死亡したと信じられていたのだった。命を絶ちたいと思うほどの苦しみからようやく立ち直り、フリスは田舎町で教師として新しい生活を始めていた。精神的に支えてくれた牧師グレアムと婚約もした。モーガンへの愛は力強く情熱的で嵐のようだったが、危険を冒して旅立った彼には今も許しがたいものを感じている。一方グレアムは、もっと穏やかな愛のかたちがあると教えてくれた。しかし、複雑な思いを胸に再会したモーガンはフリスを圧倒した。その荒々しい男性的魅力は四年前のままだった……。
  • 十七歳の恋
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    1年ほど前から、ヒースはなぜかよそよそしくなった。ヘレンにはそれがとても悲しかった。ヒースは継母の弟で、父と継母を事故で失った3歳のヘレンを引き取り、これまで14年間、男手ひとつで育ててくれた人。血のつながらない“叔父”への思いは、いつしか恋心に変わった。だが後見人としての使命感に忠実な彼はまるでとりあってくれず、それどころかヘレンを手に負えないやんちゃ娘だと思っている。ヒースはしつけのために家庭教師を雇い入れるとまで言いだした。わたしが派手な失敗をするのも、彼の注意を引きたい一心なのに。17歳のヘレンには、この恋を成就させる道が見えなくて……。■作家が憧れる作家、アン・メイザーの1980年代の名作をお届けします。若き乙女が身近な年上の男性に胸をときめかせる初々しい初恋物語。少女が大人の階段をのぼる瞬間がみずみずしく描かれています。6/5刊のHQロマンスの未邦訳旧作にも、乞うご期待!
  • 買われた花嫁
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    レイチェルは18歳のとき、父の借金の形として、マルカムという親子ほど年の離れた腹黒い男に泣く泣く嫁いだ。牢獄のような暮らしが始まって3年がたったある日のこと、マルティネス侯爵と名乗る魅力的な男性が突然訪ねてくる。彼の母と旧知の仲であるマルカムに侯爵邸で静養してもらうため、わざわざポルトガルから迎えにやってきたという。だが、レイチェルが妻だと知った侯爵は、なぜか顔色を変えた。どうしてそんな軽蔑のまなざしで私を見るの?底知れぬ不安を抱え、彼女は病弱の夫につき添って旅立った。
  • メディチ家の薔薇は白く
    完結
    -
    ロンドンのホテルで働くスザンヌは友人のピエトロの実家で休暇を過ごすことになった。そこはイタリア貴族の末裔が住む壮麗な邸で、若き当主マッツァーロは事故で体中に怪我を負った男性だった。スザンヌは彼を目にした瞬間、その圧倒的な存在感にひき込まれてしまった。彼にはあんなにも美しい妻と子供がいるのに! どうしてこんなに惹かれてしまうの? そんななか、スザンヌは彼の妻も知らない秘密を知ってしまう。嵐のように激しい愛の渦に巻きこまれて…。

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