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  • 秘書物語【7分冊】 1巻
    無料あり
    2.7
    大企業インフェルノ社に採用された22歳のオリヴィア。希望する経理部への配属が決まっていたはずが、初出勤で言いわたされたのはCEOの代理秘書。CEOのタッカーは優れた頭脳と冷徹な決断力でのしあがった億万長者。断れば、くびになるのは明らか――とまどいを隠せない彼女の前に、長身の美しい男性が現れた。この人が…私のボス? 恐れと憧れのはざまで呆然とする彼女に向かい、タッカーは言いはなった。「きみは意見も質問もしてはいけない。言われた仕事だけすればいい」

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  • さよならまでの二週間
    完結
    -
    地味で真面目なライラが、スペイン人大富豪ミゲルの秘書になって1年。気さくなボスにひそかに恋心を寄せてきたけれど、彼が私をただの秘書としか見ていないのは明白。そばにいるのもつらくてたまらない…。退職を決めたライラに、ミゲルはとんでもない取引きをもちかけた。望みを叶えるかわりに2週間婚約者のふりをし、兄の結婚式に出席してほしいという。想いを胸に押しこめ、多額の退職金と転職先の紹介を条件に、ライラは愛する彼の婚約者役を演じるが…。
  • 美しすぎる億万長者
    完結
    5.0
    これからいったいどこへ行けばいいの?ロンドンの地下鉄のホームで、エーンズリーは途方にくれていた。ナニーとして住みこみで働いていた家で、いわれのない罪を着せられ解雇された。代わりの仕事も住む所も見つからないまま…。そんな彼女の耳に子供の泣き声が届いた。見れば高級なスーツに身を固めた美しい男性が、泣きじゃくる赤ん坊に悪戦苦闘している。エーンズリーは思わず男性に声をかけた。彼がシチリアからきた億万長者エリヤ・ヴァナルディとも知らずに…。
  • 迷える家庭教師
    完結
    -
    臨時の住み込み家庭教師となったアルシア。雇い主のクラークは3年前に妻を事故で亡くし、男手ひとつでふたりの子を育てている。最近、成績が急激に落ちこんだという12歳の兄と、家族にだけ耳元で話す3歳の妹。子どもたちを過保護なまでに束縛するクラークの姿に、アルシアは違和感を覚えた。問題だらけだった私の家族とは全然違うのに…なぜほころびを感じるの? この家族をほうってはおけないわ。クリスマスをきっかけに家族の絆をアルシアが繋ぎあわせて――。
  • 富豪と秘書の秘密の十年
    完結
    -
    18歳の春の終わり、シンクレアはならず者と悪名高いジョーと一瞬で恋に落ちた。セクシーでハンサムな彼はシンクレアにとって世界のすべてだった。「お子様相手はもう飽きた」と残酷に捨てられるまで…。あれから10年、投資会社に入社したシンクレアは仰天した。CEOがあのジョーだったのだ! 大丈夫、私はもう彼の青い瞳に魅了されたうぶな娘じゃないわ。ところが彼は何事もなかったかのようにシンクレアに近づくと、秘書として出張に同行しろと命じてきて…!?
  • 億万長者の忘れじの恋
    -
    愛娘が彼に笑いかけるたびに切なくなる。決して恋してはならない人だから。 1年前に他界した夫が莫大な借金を残したと知り、生後3カ月の娘を抱えたハーパーは途方に暮れていた。家を明け渡すまで、路上生活者になるまで、あと1週間。どうにもできず、恥を忍んでハーパーは亡き夫の親友を訪ねた。セス・マッカラン――ニューヨークきっての億万長者は、どきっとするほどハンサムな、夫の昔のルームメイトだ。当時、隣人だったハーパーは、彼のこともよく知っていた。驚いたことにセスは、しばらくうちで暮らせばいいと言う。華麗なる独身貴族が、一文なしの母親と乳飲み子と同居する?きっとすぐに追い出されるけれど、ほかに方法もなくて……。 ■『小さき絆がみちびく恋』の関連作です。自由気ままに生きるプレイボーイ・ヒーローですが、実は学生時代の彼にとって、親友の恋人だったヒロインは、手の届かぬ存在でした。奇妙な同居に始まり、やがては恋人のふりまですることになって……。
  • 小さき絆がみちびく恋
    -
    いくら甘い言葉をかけられても、二人の住む世界が違う事実は変わらない。 大富豪のジェイクと出会って恋に落ちたエイヴリー。だが、実業家の彼はニューヨークでも有数の億万長者で、3週間の逢瀬で身分の違いを痛感し、自ら終止符を打ったのだった。半年後、エイヴリーは偶然ジェイクと再会してしまう。目立ち始めたおなかはすぐに気づかれ、僕の子かときいてくる。変わらずセクシーな彼は、その切れる頭で戦略を練っているみたい。でも私の子が、愛も温もりもないお金持ち家庭で育つなんていや。迷惑をかけるつもりはありません、と告げるエイヴリーに、いらいらした様子でジェイクは言った。「いくらだ?」やっぱり思ったとおりね、子どもまでお金で買えると思うなんて! ■情感豊かなロマンスで人気のスーザン・メイアーが、とっても豪華なシンデレラストーリーをお届けします。目もくらむほどの、お金持ちすぎる男性と恋に落ちたら、誰だって畏縮してしまうかも……?
  • 秘書物語
    完結
    4.5
    大企業インフェルノ社に採用された22歳のオリヴィア。希望する経理部への配属が決まっていたはずが、初出勤で言いわたされたのはCEOの代理秘書。CEOのタッカーは優れた頭脳と冷徹な決断力でのしあがった億万長者。断れば、くびになるのは明らか――とまどいを隠せない彼女の前に、長身の美しい男性が現れた。この人が…私のボス? 恐れと憧れのはざまで呆然とする彼女に向かい、タッカーは言いはなった。「きみは意見も質問もしてはいけない。言われた仕事だけすればいい」
  • ベネチアの愛の幻
    完結
    -
    冷徹な実業家ジョバンニ・マルチェロにいきなり唇を奪われて、レイチェルの胸は思惑とは裏腹に高鳴った。イタリアで誰よりも接触が難しい彼にやっと会えたというのに、キスひとつで主導権を奪われるわけにはいかないわ。私の妹が遺した赤ん坊がマルチェロの血を引く者だと、認めさせるために戦いに来たのだから。だが、若いレイチェルが百戦錬磨のジョバンニを敵にするなど無謀なこと。美しい彼が仕掛けるしたたかな官能の罠に彼女は身も心も翻弄されていく…。
  • 億万長者の予期せぬ求婚
    完結
    -
    グレナディ王国の秘書官クリステンの役目は、国の経済を立てなおすため大企業を誘致すること。パリのホテルで天才実業家ディーン・スミンスキーに話を聞いてもらおうとするが、傲慢で気難しい天才と噂の彼に冷たくあしらわれてしまう。「空港に向かう車中でなら話を聞く」と言うディーンについていくクリステンだが、なぜかそのままニューヨークにつれて行かれて!? さらに「10万ドル支払う代わりに今夜僕とパーティーに出席してほしい」と信じられない提案をされ…!?
  • シンデレラの子守歌
    完結
    5.0
    ホテルの清掃係のサニーは、客室で修羅場を目撃した。赤ん坊を乗せたベビーカーを押していきなり入りこんできた美女が、その部屋の客、魅力的な大富豪マックス・グレイランドに幼子を押しつけたうえに、マックスの老父をさんざん罵って出ていったのだ…。どうやら急逝したマックスの父親が女性に産ませた子らしい。途方に暮れたマックスは金に物を言わせて、サニーにベビーシッターを依頼する。サニーは退けられなかった…彼の無茶な願いも、胸のときめきも。
  • ナニーと最後の独身貴族【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!名門ブルースター家の老家長ノームに嫁いだ姉が事故で亡くなり、天涯孤独となったクリスティンは唯一の希望、その姉が遺した3つ子をひき取りたいと考えていた。そこでノームの息子3兄弟が親代わりをしているという屋敷を訪ねるが、偶然その日は末弟の結婚披露宴が催されており、正装した息をのむほど美しい長男グラントに出迎えられる。クリスティンは招待客と勘違いされたまま3つ子のもとへ案内され、世話係が足りないのを知りナニーを買って出るが…。
  • 恋はつぼみのままで
    -
    やっと見つけたこの恋は、つぼみのまま朽ちてしまうの……? 高圧的な父のもとで従順に育ったモーガンは、常に敷かれたレールを歩み、結婚相手さえも強引に決められてしまった。でも、わたしももう25歳。人生の一大事くらい、自分の意志を貫きたい。モーガンはありったけの勇気を振り絞り、教会の祭壇に向かう途中で逃げ出した!ところが、そんな彼女の前に、一人の男が立ちはだかる――父の取引相手であるスペイン人大富豪リカルド・オチョア。モーガンの父から、娘を連れ戻すよう頼まれたという。異国の魅力を漂わせる美しい彼に、彼女はときめきを禁じえなかった。だが彼にとらわれたら最後、望まぬ結婚に舞い戻らなければならず……。 ■ベテラン作家スーザン・メイアーが描く、真実の愛を求めるヒロインの切ない恋物語をお届けします。大好評を博した『さよならまでの二週間』に登場したリカルドがヒーローを務めます。彼は意外にも、モーガンを父親のもとに戻さず、自国スペインへと連れ去って……。
  • 三日だけの花嫁【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    5.0
    広報部で働くモリーはこの4年、上司のジャックに片思いをしていたが、ただの部下としか見られず、切ない気持ちを胸の奥に隠してきた。頭では密かに、彼の花嫁になった姿を思い描きながら……。会社でパーティが開かれたある日のこと、モリーは憧れのジャックからダンスに誘われ、うっとりしながら彼に身を預けた。そのとき、周囲で突然起きた喧嘩に巻きこまれ、モリーは転んで頭を強く打ってしまう。大事をとってジャックの家に運ばれるが、目覚めたとき、彼女は信じきっていた――自分はジャックの妻なのだ、と。 ■けなげなヒロインと大富豪の波瀾の恋を描く、“切ないシンデレラ”企画の第2弾! 片思い中のモリーは、大好きなボスのお嫁さんになりたいと自分に暗示をかけすぎたあまり、事故で記憶の取り違えを……。なんともほほえましい記憶喪失騒動をお楽しみください! *本書は、シルエット・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ひめやかな情事
    完結
    -
    プログラマーのアイビーは、出張でアドリア海にある島国ランタニアに来ていた。偶然知り合ったコンサルタントのマックスと意気投合し、純潔を捧げてしまう。彼にとってはたわむれとわかっていても夢のような一夜…。それから2か月、彼女はタブロイド紙でとんでもない記事を目にする。それはランタニアの王子の熱愛記事。あろうことかそこに写っていたのは、マックスとアイビー自身だった。そんな…どうしよう…。お腹の子どもの父親が王子様だなんて――!
  • 氷の富豪と愛のナニー
    完結
    -
    クレアが勤める養子斡旋所で、赤ん坊ベラは4日間も放置されていた。ようやく迎えに来たのはなんと複合企業のCEOマット。ベラの後見人の彼は、クレアに「育児の手伝いをしてくれたらいくらでも払う」と言う。過去に男性から裏切られた経験のあるクレアは彼の魅力をおそれ一度は拒む。が、ベラのため彼の豪邸で住みこみのナニーとして働きはじめる。ここにいるのは恋に落ちるためではない、私はただの使用人だと揺れる心に言いきかせるが…!?
  • 禁じられた愛の島
    完結
    -
    亡き母が昔描いた風景画の裏側から、ゾーイは書類と写真を発見した。書類にはギリシアの島にある別荘ヴィラ・ダナエを母に贈ると記されているが、古い写真に写るハンサムな男性に心当たりはない。秘密を直感したゾーイは、謎を解き明かすために島を訪れる。紺碧の海を背景に立つ別荘は海運王のものだった。ゾーイはそこで魅力的な庭師アンドレアスと出会い、美しい黒髪と漆黒の瞳に心惹かれていく。その先に、出生の秘密と禁断の愛が待っているとも知らずに…。
  • さよならまでの二週間
    -
    そばにいて見向きもされないのなら、いっそ“さよなら”を伝えよう……。 里子だったライラがスペイン人大富豪ミッチの秘書になって1年。地味でまじめな彼女は初めて会った日から彼に恋心を寄せてきたが、ボスの目に浮かぶのはいつだって、友達以下の感情しかなかった。思いが募るほど切なさで胸がくるしくなり、もう限界……。そんなとき、ミッチがとんでもない取引を提案してきた。なんでも願いを叶えてあげるかわりに、2週間のあいだ、ぼくの婚約者のふりをして兄の結婚式に同伴してくれないか、と。生き別れた母を捜す資金のため、何より、つらい片思いを諦めるため、ライラは断腸の思いで、いい転職先を紹介してほしいと告げた。そして、愛する彼の婚約者を精一杯演じようと、さえない眼鏡を外した。 ■献身的なヒロインを描かせたら右に出る者がないS・メイアーより、またまた切ない恋物語が届きました! ボスへの報われない片思いをやめるために、退職する決心をした秘書のヒロイン。それなのに彼の偽りの婚約者になると、ボスの視線は急に情熱的になり……。
  • あの千切れた愛を【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    名家の御曹司マックスとケイトは、誰もが羨む理想の夫婦だった。ところが、父親の汚いビジネスを継ぐことを嫌ったマックスが怒りを溜めこみ冷たくなり、思い余ったケイトは家を出た。まだ彼に知らせていないお腹の子のために、できるだけ遠くへ。時が過ぎ、入院中の家族を見舞いに訪れた病院で、ケイトは偶然にマックスと8年ぶりの再会をはたす。かつての夫の姿がよみがえり、ケイトは恐れおののくが、彼は初めて恋した頃の、穏やかな自信あふれる男性になっていた。でも彼の魅力に屈してはだめ。だってわたしには秘密が……。そのときエレベーターの扉が開き、7歳になる娘が走り寄ってきた。 ■HQイマージュで長年ベビーもののロマンスを書いて人気の作家スーザン・メイアーが贈る、夫婦の復活愛とシークレットベビーの物語です。問題を克服し、継いだ会社を健全な方法でさらに大きく成長させた元夫に惚れ直すヒロイン、共感度100%です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ナニーと最後の独身貴族〈ブルースターの忘れ形見 III〉
    完結
    -
    名門ブルースター家の老家長ノームに嫁いだ姉が事故で亡くなり、天涯孤独となったクリスティンは唯一の希望、その姉が遺した3つ子をひき取りたいと考えていた。そこでノームの息子3兄弟が親代わりをしているという屋敷を訪ねるが、偶然その日は末弟の結婚披露宴が催されており、正装した息をのむほど美しい長男グラントに出迎えられる。クリスティンは招待客と勘違いされたまま3つ子のもとへ案内され、世話係が足りないのを知りナニーを買って出るが…。
  • 放蕩王子が見初めた娘〈ザヴィエラの花嫁 II〉
    完結
    4.0
    王女エヴァは婚約者と会うためザヴィエラを訪れていた。すると、厩の前でいきなり美男子に馬の世話を言いつけられる。婚約者のアレックスだわ! 私を使用人と勘違いしているのね。名うてのプレイボーイと噂の放蕩王子と、かたや使用人と間違えられる冴えない私。不安を感じるエヴァだが見かけと違い優しく誠実な彼なら…と、国の繁栄を思い結婚を決意する。でも、結婚に興味のない彼をキスはおろか恋したこともない恋愛初心者の私が、その気にさせるにはどうしたらいいの――?
  • この恋期限切れ?
    完結
    5.0
    秘書のオリビアは、仕事中毒で社内恋愛に否定的な堅物上司ジョシュに4年間片思い中。でも望みなき恋に疲れ新天地を求めてついに退職願を出す。間が悪いことにジョシュは出張中。おまけに彼の帰国が延びてしまい、とどめのメール事故…。彼とは最後まで縁がないのね。オリビアが溜め息を漏らし家で荷造りをしているとジョシュが慌てて訪ねてきた。淡い期待虚しく秘書としてのオリビアをひきとめるための行動だったが、これが同時に恋の最後のチャンスを呼ぶことに!?
  • 愛は白馬に乗って
    完結
    -
    アビー・コンウェイはずっと信じていた。ハンターは私のもとに必ず帰ってくると。そして今、7年間待ちつづけた彼が目の前に立っている。でもアビーには彼の現れた理由はわかっていた、自分ではなく息子のタイラーに会うためだろうと。7年前アビーが妊娠してるのを知りながら、ハンターは突然この街から出ていった。ところが、学校から帰ってきたタイラーを見ても彼はなんの反応も示さない。アビーが息子に「あなたのパパよ」と告げると、ハンターは驚きの声をあげ…!?
  • 氷の富豪と愛のナニー
    -
    “氷の富豪”は噂どおり傲慢で、泣きたくなるほど優しかった。 「今週、僕につきあってくれたら、いくらでも払おう」大富豪のマットに誘われたのはナニーとしてだと知りながら、養子斡旋所で働くクレアは赤面した。彼はとびきりゴージャスなのだ――急死した友人の赤ん坊を引き取りに来て、途方に暮れていてもなお。確かにクレアはこの4日間世話した赤ん坊と別れがたく思っていた。でも、マットと行動をともにして、彼に惹かれずにいられるかしら?仕事中毒の彼に特別な想いを抱けば傷つくのが目に見えているのに……。だが迷った末、クレアは彼の豪邸で住み込みのナニーとして働き始めた。ここにいるのはマットと恋に落ちるためではない、私は一介の使用人なのだと、揺れる心に言い聞かせながら。 ■協力して育児にあたるうち、二人は強く惹かれあいますが、愛を知らないマットは愛を夢見るクレアに自分はふさわしくないと冷たく距離を置こうとして……。人気作家S・メイアーが繊細な筆致で愛の哀しみと尊さを描く、奇跡のようなハッピーエンド・ロマンス。
  • ボスの受難
    完結
    -
    タイ・ブライアント…辣腕家のうえに完璧な容姿まで備えた大企業の社長。またの名を“地獄から来たボス”――。広報のマデリンはそんな彼のイメージ改善を課せられた。噂どおり辛辣なタイは初日早々マデリンのプランを一蹴し、解雇を言いわたす。そこへ赤ん坊をつれた弁護士が現れ事態は急変。タイがこの子の後見人? 住み込みで子守りをすれば私の要求にすべて応じるですって!? マデリンは迷わずイエスと答えた。彼のかりそめの誘惑に翻弄されるとも知らずに…。
  • 三日だけの情熱
    完結
    3.8
    夫、貸します――。その新聞広告の見出しにキャリアウーマンのポーラは飛びついた。まさに救いの神だわ! 独身者の出世を認めない時代錯誤の社長に架空の結婚報告をしてから2年。罪悪感を覚えながらも嘘をつき続け、人一倍の努力で昇進してきた。なのに今栄転のチャンスを前に社長が出した条件は私の夫との食事会。この窮地を乗り切るには最善の策ね…ポーラはすぐさま電話した。雇う相手が想像の夫なんかよりずっと魅力的で心乱されることになるとも知らずに!!
  • 億万長者の予期せぬ求婚
    -
    不機嫌な大富豪がふと見せた笑顔。でも心の奥までは見えなくて……。 グレナディ国の王女付き秘書官のクリステンにとって、アメリカ人の天才実業家ディーンが最後の頼みの綱だった。祖国の景気回復のため、彼の企業を誘致しなければならないのだ。パリのホテルでつかまえた彼は目を奪われるようなハンサムだったが、傲慢との評判どおり無愛想で冷たく、彼女のことなど歯牙にもかけない。恐怖に震えつつも、クリステンは話を聞いてほしいと食いさがった。すると、リムジンの中で聞く、飛行機の中で聞くと言われながら、けっきょく話す機会を与えられないままニューヨークに着いてしまった。そして、振り回され疲れ果てた彼女に、彼は思いがけない提案をする――「10万ドル払うから、今夜僕とパーティーに出席してほしい」■さすが億万長者らしい破格の提案をするディーンと、魅力的なうえに多言語を操る敏腕実業家の彼を畏怖するクリステン。超然とした大富豪と世慣れていない純真なヒロインが繰り広げるクリスマス・ロマンスをお贈りします。本作は〈ザヴィエラの花嫁〉関連作です。
  • 恋するベビーシッター〈ブルースターの忘れ形見 II〉
    完結
    -
    7年前に交通事故で両親を亡くし、あたたかい家庭に憧れていたリリー。しかし婚約者に裏切られ、街中の噂になった彼女は耐えられずひとり故郷を離れた。そしてペンシルベニアの名士ブルースター家の遺児たちの子守りの仕事の面接を受けるが…魅力的な雇い主のひとり、チャズにひと目で心を奪われそうになってしまう。だが彼は冷たい視線を向け反対した。「私を雇うことを渋っているのは『ブロンドは頭が悪い』という決めつけからじゃありませんか?」
  • 奇跡を授かったシンデレラ〈ザヴィエラの花嫁 I〉
    完結
    4.3
    高校に勤めるジニーは仕事を通じて、親善のためアメリカにやって来たザヴィエラの皇太子ドミニクと知り合う。誘われるままに夢のような一夜を過ごしてしまうが、異国の王子とは住む世界が違う…と美しい思い出を胸に別れる。しかし、1か月後、妊娠していることに気がつく。急遽、ザヴィエラにつれて来られたジニーの前に現れたドミニクは、あの夜とは別人のような冷たい表情で彼女を見すえた。そして、世継ぎを産んだあと、すぐに離婚するという契約結婚を迫られ…!?
  • 三日だけの花嫁
    完結
    4.3
    広報部で働くモリーは、この4年あまり上司のジャックを密かに想い続けていた。頭のなかでは、彼の花嫁になった姿を思い描きながら――。ある日、広報部の打ち上げに参加したモリーは、憧れのジャックからダンスに誘われて、うっとりしながら彼に身を預けた。そのとき、突然起きた客同士の喧嘩に巻きこまれ、彼女は転んで頭を強く打ってしまう。大事をとってジャックの家に運ばれたモリーが目覚めたとき、彼女は信じきっていた。自分はジャックの妻なのだと――。
  • 胸騒ぎのオフィス
    完結
    2.0
    貧しい家庭で育ったインディは働きながら通っていた大学を卒業したばかり。就活中だが、週末は母親の代理で家政婦の仕事を手伝っていた。朝、間違えて開けてしまった扉の先に、ハンサムな男性の一糸まとわぬ姿が! なんてセクシーなの…。彼女は慌てて謝罪し部屋を出ていったのだが、その姿は目に焼きついて離れなかった。この時の彼女は知るよしもなかった。まさか自分がこの男性、パーカーが会社社長で、彼のビジネスアシスタントを務めることになるなんて…!?
  • 運命の日曜日
    完結
    3.8
    グレースは以前上司だったダニーの子供を密かに産んだ。理想の男性と思っていたダニーは、一夜かぎりの関係をもった私が妊娠を告げると豹変し、結婚目当ての小賢しい女だと決めつけて拒絶した。ひとりで育てる覚悟だけれど、この子が父親を知らないまま育つのはかわいそう。最後にもう一度彼の気持ちを聞いてみよう…。赤ん坊を抱えてダニーの家に向かう彼女はまだ知らない。これから彼と争うことになるだけでなく、その抗いがたい魅力に再び翻弄されることになるなど。
  • 置き忘れた愛の日々
    完結
    4.0
    今回こそ受賞できるはず。そう思っていたサマンサの期待は打ち砕かれた。彼女を抑えアメリカ広告機構の栄えある賞を受賞したのはマイケル・ルイス。サマンサの元恋人だ。彼は7年前、婚約までしながら「君は僕より家族を選んだ」とサマンサをののしり、ニューヨークを去っていった。それなのにライバル会社に移籍して帰ってくるなんて! 彼と話すと昔の私に戻ってしまう…敵と親密になるわけにはいかないわ。そんな彼女の思いをよそにマイケルは唇を奪ってきて…!?
  • ラスベガスの花嫁
    完結
    -
    ジーナが目を覚ますと、そこはどこかのホテルだった。生まれたままの姿でシーツにくるまる私。バスルームから出てきたのはタオル1枚の男性――副社長のゲリック!? 「今さら何を恥ずかしがっているんだい?」彼が甘くキスをしてくるが何も思い出せない。薬指を見るとそこにはマリッジリング。彼とふたり、バーで乾杯したのは覚えている。私たち、情熱に駆られてラスベガスで結婚したの!? パニックのジーナに父が倒れたという知らせが届き…もう、どうしたらいいの!?
  • 奇跡を授かったシンデレラ ザヴィエラの花嫁 I
    3.0
    たとえ一夜でも私には一生の思い出だった。小さな命を授かったとわかるまでは……。 高校に勤めるジニーは仕事を通じて、親善のためにやってきたザヴィエラの皇太子ドミニクと知り合う。容姿端麗なのはもちろんのこと、彼の魅力的な人柄に心を奪われ、誘われるままにめくるめくような一夜を過ごした。美しい思い出をそっと胸にしまい、ジニーはドミニクを見送ったが、数週間後、体調の異変に気づき、彼にその事実を知らせた。すると、ドミニクはあの夜とは打って変わってよそよそしく、世継ぎのためだけの契約結婚を迫ってきた。しかも、子供が2歳になれば別居や離婚も視野に入れると言い、決しておとぎばなしのような幻想は抱くなと釘をさされた!■イマージュの代表的作家S・メイアーによる心温まる2部作〈ザヴィエラの花嫁〉をお贈りします。18歳まで一緒に暮らした父との過酷な生活から、ジニーは幸せな家庭に憧れる一方、結婚はできないと思っていました。そんな彼女に突きつけられた愛なき結婚の行方は?
  • 青い瞳の大富豪【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!静かな暮らしを求めて片田舎のコテージに引っ越してきたウィローだったが、2度も火事を出しかける始末。隣に住むモーガンは、立て続けの不手際に腹を立てて怒鳴り込んだ。ところが見るからに落ち込んだ彼女の姿に、思わず救いの手を差し伸べたくなる。けれどウィローはかたくなに必要以上の援助を断り、心を開こうとしない。いったい彼女はどんな事情を抱えているのだろう。いつの間にか彼は華奢な姿とは裏腹に独立心旺盛なこの女性に強烈に惹かれていたのだった。
  • 社長秘書はナニー〈ブルースターの忘れ形見 I〉
    完結
    3.0
    名門ブルースター家の会社で社長秘書を務めているクレア。ある日、敬愛する社長が不慮の事故で亡くなり、疎遠だった3人息子たちが会社をひき継いだ。が、遺されたのは会社だけでなく、3つ子の赤ん坊もだった。そんななか、なぜか冷たい態度を取る新しいボス。うまくやっていけるのかしらと不安を抱え帰宅した夜、次男で社長のエヴァンからSOSの電話がかかってきた。昼間は秘書、夜はナニー!? こんな魅力的な男性と一緒なんて、いったいどうしたらいいの?
  • うたかたのシンデレラ
    完結
    4.5
    法律事務所の臨時事務員をしているエロイーズは、やりがいもなく賃金が安い今の仕事を辞め、新しい仕事に就きたいと悩んでいた。そんな時、偶然パーティーで知り合ったハンサムな実業家リッキーに就職先の斡旋の見返りに恋人のふりをしてほしいと頼まれた。家賃の支払いもままならない暮らしから脱するためには仕方がない。でもクリスマスまで12回も、とびきり素敵な彼とパーティーに行き、しかも彼を好きになってはいけないなんて…無理難題だわ!
  • 禁じられた誓い〈愛と絆のモンゴメリー家 II〉
    完結
    4.4
    億万長者チャンス・モンゴメリーの双子の赤ん坊のナニーとして派遣されたトーリー。が、父親であるチャンスは「他人の手を借りるつもりはない」と冷たく言いはなつ。戸惑うトーリーだが4人で一緒に暮らすうち、子供たちに惜しみなく愛情をそそぐ彼に次第に心惹かれていく。一方チャンスも、誠実なトーリーに魅力を感じていた。互いに惹かれあうふたりだが、トーリーの悲しい過去がそれを許さなかった。彼に惹かれてはだめ。わたしは新しい恋なんてしてはいけない。
  • 聖夜の告白
    -
    ゲイブは神妙な面持ちでこう切りだした。「家賃は、ただでいい。僕の“婚約者”として、祖母と一緒にクリスマスを過ごしてくれないか」大富豪の彼は、カサンドラのアパートメントのオーナーでもある。常日頃からその派手な生活や、ついてまわる女性たちを見て、カサンドラは彼に対して反感をおぼえずにはいられなかった。なぜ私なの? ほかにいくらでも適任の女性がいるでしょうに。だが、カサンドラはゲイブの祖母が余命僅かだと聞かされると、断ることはできなかった──秘密を明かせぬまま。カサンドラには密かに育てている赤ちゃんがいるのだ!■ハーレクイン・イマージュの人気作家スーザン・メイアーが描く、クリスマスにぴったりの心温まるロマンスをお楽しみください。
  • 氷と炎
    3.6
    姉夫婦の乗る飛行機が墜落――そのニュースにモーガンは茫然とした。悲しみに暮れる間もなく、彼女は思わぬ人物の訪問を受ける。アレックス・ハモンド。姉の夫の兄で、一族の企業を経営する男性。姉の結婚式で会っただけなのに、強く印象に残っている。彼は、モーガンが尋ねた姉夫婦の安否を否定するも、生まれたばかりの甥は生きていると告げた。そしてモーガンとアレックスは甥の後見人に定められたという。そのうえ彼と結婚しなければならなくなってしまい…?
  • あの千切れた愛を〈愛と絆のモンゴメリー家 I〉
    完結
    4.2
    入院した父のため、故郷を訪れたケイトの気分は重かった。かつて永遠の愛を誓った元夫、会社社長のマックスと病院で偶然出会ってしまったから。身を焦がすほどに愛した彼のもとを、歯がゆくみじめなすれ違いのせいで逃げるように去って8年。離婚したいと何度連絡しても彼は決して「うん」と言わず、まだふたりは夫婦関係にある。2度と会いたくなかったけれど、忘れたことなどなかったひと。でもまさか、彼に隠しつづけてきた娘の存在を知られてしまうなんて…!
  • 百本の薔薇に抱かれて
    完結
    3.0
    ネットなんて信用しなければよかった…。視界に入った男性を見てスージーは言葉を失った。彼女はデートサイトで知りあった男性と、レストランで待ちあわせしていたのだが、現れたのはプロフィールと全然違う中年男性だった。困った彼女は、店の奥にひとり座っていたセルジオに恋人のふりをしてもらい、なんとかこと無きを得る。偶然出会ったふたり。お互いタイプではなかったものの、惹かれるものを感じ、いつしか体だけの関係に。ところが彼女に新しい命が宿り…!?
  • 結婚からもう一度〈富豪三兄弟の秘密 Ⅲ〉
    完結
    4.4
    小さな町のダイナーで働きはじめたスザンヌは見知らぬ男性に、「僕の町でなぜ勝手に働いている」と責めたてられた。僕の町ですって、なんて横暴な人なの?しかし、彼こそがスザンヌがこの町へ捜しに来た目的の人、ケイド・アンドレアスだった。こんな身なりで億万長者だなんて信じられないけれど、男らしくセクシーな魅力につい惹かれてしまいそう。でも今は、彼に祖母の遺産の株を買ってもらうことが最優先。でも、この抑えきれない気持ちをどうしたらいいの?
  • ミラノの夜のシンデレラ
    完結
    3.5
    デザイナーのベラは予期せぬ人物との再会に言葉を失った。ルキーノ・モンティセリ――罪なほどセクシーなイタリアの大富豪。昔、巧みに誘いをかけながら、妻子の存在が知れるとあっさりと私を捨てた人。今さらなぜここに? ベラの雇い主マリアは彼の叔母で、ベラがマリアから不正に資金をひき出したと誤解したようだ。ルキーノはベラに、償いとしてビジネス上有利なように、偽の恋人を演じることを強要してきた。1度では足りずまた私を愛の罠に陥れようと言うの!?
  • 隣人は別れた恋人/いとしのローサ
    完結
    3.0
    高校生の頃、ケルシーとエリックは恋人同士だった。青い情熱に浮かされた、甘く幸せな日々。でも彼は、突然何も言わずに消えてしまった。卒業パーティーをすっぽかすという最悪の形で。あれから10年。再会した彼は実業家として成功し、いまだにひと目で胸をざわめかせるほどの美しさでケルシーを翻弄する。でも惑わされてはだめ! シングルマザーの私は、彼の会社で仕事を貰わなきゃいけないんだから。表題作「隣人は別れた恋人」ほか、「いとしのローサ」も同時収録。
  • 秘書はシンデレラ
    -
    貧しくて醜いあひるの子の私が、憧れの彼の住み込み秘書に……? 同居していた親友が結婚し、家賃を払えなくなったローラ・ベスは、住み慣れたアパートメントを引き払うことになった。失業中で次に行くあてもなく、途方に暮れていたとき、親友の結婚式で会った知人のイタリア人老富豪から、息子であるアントニオの秘書になってほしいと頼まれる。ローラ・ベスは何年も前からアントニオのことは知っていたが、華々しい成功者の彼と貧しくて地味な自分とは縁がないと思っていた。2年前に美しい妻を亡くして塞いでいる彼を、献身的に支えたい……。その一心で秘書になるためイタリアへ飛ぶローラ・ベスだったが、アントニオは激しい怒りを込めて、秘書など必要ないと吐き捨てた! ■優しさと癒やしのロマンスをお届けするHQイマージュの代表的作家スーザン・メイアー。最新作は、家もなく路頭に迷ったヒロインと、どこか陰を秘めたヒーローの切ない恋物語です。『秘書物語』(I-2359)と『うたかたのシンデレラ』(I-2395)の関連作。
  • 幸せのジングルベル
    完結
    5.0
    クリスマスを目前に控えた週末、雪のなかウェンディは幼いハリーを連れ、工場へとやって来た。会ったこともない社長、非情なプレイボーイと噂されるカレンの呼び出しで。ふたりで初めて祝うクリスマスの準備を始めたところだったのに…。ウェンディは亡くなった隣人の子供、ハリーの後見人になったばかりだった。話しながら歩いていたふたりは、不注意で待ち合わせ場所にいたカレンにぶつかってしまう。瞬間、ウェンディのなかを電流が走った。この感情はいったい…!?
  • 聖夜の告白
    完結
    -
    アパートメントのオーナー、ゲイブから突然頼み事をされたカサンドラ。「家賃をただにする。だから僕のフィアンセとして祖母に会ってくれないか?」ハンサムでいつもはそっけない彼が、病気の祖母を安心させたいと懇願する姿に、彼女はつい承諾してしまう。でも、どうしよう。私には生後まもない娘がいるのに! そして迎えた当日、カサンドラは娘をつれて待ち合わせ場所に向かった。まさか彼の祖母が、赤ちゃんをふたりの子だと勘違いするとは思わずに。
  • 幸せのジングルベル【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    クリスマスを1カ月後に控えた、ある寒い日のこと。ウェンディは幼いハリーを連れ、冷たい雨の中を会社に急いでいた。社長のカレン・バーリントン直々に呼び出されたのだ。ハリーはウェンディが引き取った、亡くなった隣人の息子だったが、ふたりで初めて祝うクリスマスの準備を始めたところを邪魔され、ウェンディは社長の身勝手な要求に怒り心頭だった。ところが社屋に着いたとたん、彼女は濡れた床に足元を滑らせ、しびれを切らして待っていた社長の胸に倒れ込んでしまう。非情なプレイボーイと噂される彼のたくましい腕の中で、ウェンディは久しく感じたことのない甘い衝撃に心を乱されていた。 ■ハーレクイン・イマージュで人気急上昇中、スーザン・メイアーのクリスマス・ロマンスをお贈りします。子ども好きな純粋ヒロインと、そんな彼女に癒やされる冷酷ビジネスマンヒーローの物語は、クリスマス時期に読めば格別。ピュアなロマンスを求める方に。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 十五年目のプレイボーイ〈富豪三兄弟の秘密 Ⅱ〉
    完結
    -
    マギーは15年ぶりに戻った町で、お腹の子供と父親を養っていくため仕方なく、元夫・ニックの経営する大企業の面接に向かった。彼は変わらずハンサムで見つめられると心が揺さぶられるが、彼の瞳は私への憎しみがあふれていた。きっとニックは私が成功した彼の財産目当てで近づいてきたと思っているに違いない。過去の離婚は私なりの彼への愛がそうさせたのだけれど…。でも、どんな理由があれ、そんな私がもう1度、ニックに愛されることなどあり得ないわ――。
  • 幸せの値段
    完結
    -
    彼氏とは相性もいいし会いたいときに会えて、稼いだお金を自由に使える、今の関係でいたい。結婚も専業主婦も家に縛られるようで嫌! カレや母親から結婚を迫られる度に、あれこれ言い訳して逃げてきた私。そんな中カレとのデート中に、専業主婦になった元同僚と出会う。彼女とは、以前はおしゃれで張り合う仲だったのに、今はカットしてない髪に安そうな服、その服に子供のよだれがだらだら。けれど彼女は幸せそうに笑ってて…どうして彼女は笑っていられるの?
  • うたかたのシンデレラ
    -
    幾夜か恋人を演じるだけの、うたかたのシンデレラ……。 エロイーズは法律事務所の臨時職員として働いているが、家賃を払うのがやっとの暮らしから脱したいと願っていた。あるとき、友人宅で開かれたパーティーで、どこか陰のあるハンサムな実業家リッキーと出会う。すぐに意気投合し、胸を高鳴らせるエロイーズだったが、彼女の困窮ぶりを知った彼が唐突にある取り引きを持ちかけてきた――クリスマスシーズンに12回あるパーティーへの同伴を条件に、見返りとして良い仕事を紹介するという。「僕は恋愛に興味はない。ただ僕を好きなふりをしてくれたらいい」内心がっかりしながらもエロイーズは申し出を受けることにするが……。 ■HQイマージュの人気を支える重要作家スーザン・メイアー。本作は世界一ロマンティックな場所ニューヨークを舞台に描かれた、甘く切ないクリスマス・ラブストーリーです。恋愛をするつもりのない魅力的な男性に出会ってしまったシンデレラの恋の行方は……?
  • 火遊びは終わり
    完結
    -
    訳あって病院を辞めた医師リンディは妹ホープに頼まれ、アメリカへやって来た。女優をしているホープから、映画のメディカル・アドバイザーを頼まれたのだ。初めての撮影現場で緊張するリンディ。ホープと待ち合わせのはずが、現れたのは強烈な男性的魅力を放つ、ハンサムな大スター、サムだった。監督兼主演も務める彼は、都合がつかないホープの代わりにやって来たという。苦手なタイプのサムに必要以上に冷たい態度をとるリンディに、サムは意外な反応を示した!
  • 不機嫌なマリア
    完結
    4.0
    妊娠中って、誰も彼も大事にしてるのは赤ちゃんだけで、わたしの気持ちはどうでもいいの? お母さんになるってことはわかっているつもりだけど、なんだか寂しい…! 結婚3年目のまりあは妊娠中。重いものは持たなくて良いし皆が大事にしてくれて極楽~♪ と思ったのもつかの間。好きなオシャレは取り上げられるし、友達からは遊びのお誘いが来なくなるし、結婚記念日は上手く祝えないし、旦那の浮気の心配まで出てきて――!?
  • 夜半の童話
    完結
    -
    離婚寸前だとも聞くけれど、既婚者の課長との噂をたてたくなくて、ずっと片想いのまま、彼の指輪が外れる日をただ待っている私。ある日、オフィスで幼馴染の幸ちゃんに再開し、その場には課長も一緒にいて…。幸ちゃんも彼のことが気になるから、がんばっちゃおうかな、トロいと出遅れて何にも残らないわよ、ですって!? 幸ちゃんはいったい何を考えてるの? 彼のことを先に好きになったのは私なんだから、そんなのダメよ――!
  • 美しい会計士の誤算
    完結
    4.3
    オードラが経理を担当するウエディングプラン会社は、その華やかさとは裏腹に倒産の危機にあった。責任を感じ重い足取りで歩いていると懐かしい姿に出会った。ドミニク? 憧れていた彼との再会に驚くオードラに、亡き兄夫婦の赤ん坊をひき取ったと言うドミニクは、ナニーが見つかるまで赤ん坊の世話をしてほしいと懇願してきた。しかも、会社が倒産を免れるほどの金額で! 大企業のCEOでプレイボーイの彼とひとつ屋根の下で暮らすなんてどうすればいいの?
  • 乙女の願い
    完結
    -
    彼氏の義明とは同棲生活2年半。彼が結婚のことをどう考えてるのか気になって、家具を見にいったり、お見合いを匂わせたりして、プロポーズがほしいってアピールする私。雰囲気づくりもしてみたけど、彼にはまるでそんな気配なし! ついには、私が強引に言わせようとしていることに気づいた義明とケンカしてしまい、結婚どころか破局の危機!? どうしてそんなことするのかって…だって、不安なんだもの…安心できる言葉がほしいの――!
  • 失恋の赤い薔薇〈富豪三兄弟の秘密 Ⅰ〉
    完結
    2.6
    赤ん坊と夫に先立たれた過去をもつホイットニーの心は冷えきっていた。しかし、親友夫婦が事故で亡くなり、遺された赤ん坊の養育権の半分を得ることになった。残りの半分は赤ん坊の年の離れた兄のダリウスが得たという。美しく尊大で世界的海運会社のCEOとなった彼と、彼の屋敷で子育てだなんて! もう恋に落ちる資格なんてない私なのに、彼のまなざしは、どうしようもなく私を惹きつけて離さない。こんなに心が苦しくてたまらないのは、なぜなの?
  • ハーレクイン・イマージュセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・イマージュ2作品収録『愛と犠牲の花』-両親を早くに亡くし、妹たちの面倒を見てきた助産師のアビィ。彼女が勤務する産科に、ローハンという名のまばゆいばかりにハンサムなドクターがやってきた。見るも鮮やかな手つきで処置をほどこす有能な彼に、周囲の女性たちはまたたく間に虜になっていった。アビィもまた、彼に微笑まれるとどうしようもなく胸がざわついた。だが、ローハンは愛や結婚に否定的で、自己犠牲的な彼女の生き方をも非難する冷たい男性だとわかる。ショックを受けるアビィだったが、ある夜、突然ローハンが彼女の家を訪れ、思いがけない申し出を――。『スペインの情熱と絆』-1年前、スペイン人の夫サヴの運転する車が衝突され、アイラは4歳の息子ケーシーを失った。その後、サヴは罪悪感から心を閉ざし、彼女に冷たい態度をとるようになっていった。背中を向け合って眠りにつく日々が続き、やがてアイラは離婚しかないと考えるようになる。そのために仕事への復帰を決める彼女だったが、皮肉にも、サヴと同じ職場を選ばざるをえなかった。仕事場では気さくで、魅力的で、部下からの信頼も厚い彼。妻の自分には見せてくれない顔に、アイラの心はさらに沈み……。
  • 彼だけを待っていた
    完結
    -
    愛する兄の死をきっかけに、ラーラは兄の親友ゲイブリエルと13年ぶりに再会した。16歳のとき、ラーラは勇気を振り絞って愛を告白したのに、彼に子供扱いされて笑い飛ばされた。その傷は今も癒えていない。今やゲイブリエルはウォール街で大成功を収め、自信と年齢を重ねることによって、いっそう魅力的になっていた。ラーラはそのゴージャスな姿を見て思い知らされた――私がこれまでどんな男性も受け入れられなかったのは、この再会を夢みていたからだったのね!
  • ときめきは突然に
    -
    『花嫁の冒険』―グロリアは傲慢な婚約者から逃れてテキサスへやって来た。立ち寄った酒場で、彼女は偶然、隣席の男性の話を耳にする。「もう牛を売るしかないんだ。銀行は金を貸してくれない」気づくとグロリアは、そのつやと深みのある声の持ち主にとんでもない提案をした。 『胸騒ぎのオフィス』―働きながら、大学を卒業したインディ。社会でキャリアを重ね、大きな成功を収めるのが彼女の夢だ。週末の仕事先で彼女は偶然、男性の一糸まとわぬ姿を目撃する。頑丈そうな胸に、引き締まったおなか。なんてセクシーなの!驚いたことに、彼はすぐにも秘書が必要だと言うのだが……。
  • 社長秘書はナニー ブルースターの忘れ形見 I
    -
    昼は秘書、夜はナニー。独身社長との奇妙な関係。 名門ブルースター家の会社で社長秘書を務めるクレア。ある日、敬愛する社長が不慮の事故で亡くなり、この2年間疎遠だった3人の息子たちに会社が遺されることになった。さらに彼らには、生後6カ月になる三つ子の赤ん坊も遺されていた!ブルースター3兄弟にとって、幼い異母弟妹の存在など寝耳に水だった。その狼狽ぶりに、クレアは思わず赤ん坊の世話の手伝いを申し出たが、美しくも冷たい瞳の次男エヴァンににべもなく断られてしまう。彼は新しいボスなのに、うまくやっていけるかしら……。不安を抱え帰宅した夜、なんとエヴァンから電話がかかってきた。「紙おむつのつけ方はわかった。だが、泣きやまないのはなぜだ?」 ■翻訳者や編集者にもファンの多いS・メイアーの3部作ミニシリーズ第1話をお届けします。独身を謳歌する3兄弟に突然降って湧いた“赤ちゃん”騒動。会社では社長と秘書でも、赤ん坊の世話となれば指示するのはヒロインのほう。そんなふたりの恋の行方やいかに?
  • うしろ姿の花嫁
    完結
    -
    イベントプランナーのジェニーヴァは、開発業者マイケルと情熱の一夜を過ごし、妊娠した。結婚を決めた矢先、彼女は流産してしまう。子供がいない今、愛されてもいないのに結婚していいの? ジェニーヴァは式場から姿を消した。それから1年、気持ちの整理もつきかけた頃、マイケルが新しいボスとして目の前に現れた。彼は過去の醜聞すらビジネスに利用しようとする。冷酷な計算のできる彼に、まだ惹かれている自分に気づかされ、ジェニーヴァは激しく動揺するが…?
  • 美女はお好き? ボスに夢中 I
    -
    とびきりの美女に変身したせいで、彼女は愛する上司に誤解されてしまった。■地味な秘書のシンディは、ずっと上司のカイルを愛してきた。なのに、カイルは筋金入りの仕事人間。彼女の熱い視線に気づきもせず、その誕生日さえ忘れる始末だ。落ち込んだシンディを元気づけようと、会社の友人たちが、有名な美容サロンに連れていってくれた。三時間後、まるで別人になったシンディは、胸を躍らせながら重要なプロジェクトの会議に臨む。カイルは信じられない美女に変身したシンディに目を見張り、思わず抱き寄せてキスした。だが、冷徹なカイルは美しい女性に強い不信感を抱いていて、秘書の変身を誤解してしまう。違う。私は上司にこびを売って昇進を狙うような女じゃない!ただ、あなたに目を向けてもらいたかっただけなのに……。
  • 秘書物語
    -
    望んで彼の秘書になったわけじゃない。 なのに心が叫ぶ――そばにいたい、と。 大企業インフェルノ社に採用された22歳のオリヴィアは、希望する経理部への配属も決まり、胸躍らせて初出勤した。ところがそこで言い渡されたのは、CEOの代理秘書の仕事だった。CEOのタッカーは優れた頭脳と冷徹な決断力でのし上がった億万長者で、誰かを解雇するときしか人前に姿を現さないと恐れられる人物。陰で“死神”と言われる彼が相手では、断ればくびになるのは明らかだ。いきなりの大抜擢にとまどいを隠せないオリヴィアの前に、黒のスーツを着た長身の美しい男性が現れた。この人が……私のボス?恐れと憧れのはざまで呆然とする彼女に向かい、タッカーが言い放った。「きみは意見も質問もしてはいけない。言われた仕事だけすればいい」■多くの翻訳者や編集者から厚い支持を受ける人気作家S・メイアーの新作です! 傲慢で冷徹なボスの秘書という大役を仰せつかったヒロイン。単なるボス&秘書物にとどまらない、読み応えあるエピソードとこまやかな人物描写が詰まった珠玉作をご堪能ください。
  • 素直になれたら
    完結
    -
    「俺、あなたのファンです!」入社そうそう、そう言って私の手を握り締めた男の子・大跡くんは、4つ年下の22歳。毎日ベッタリつきまとわれている朗子(あきこ)には、医者の卵の彼がいる。弟と同じ年の後輩なんて、範囲外!ましてや玉の輿★の彼から乗り換えるなんて想定外!と思っていたのに、なぜか自分の気持ちを察してくれる…。「肩もみしまーす!デートの次の日は必ず肩こってるみたいだから、そーとー無理してるんだと思うよ」――。勘がいいだけよね…。そんなある日、自分の不注意で大跡くんにケガをさせてしまい――!?
  • ナニーの恋人宣言
    完結
    3.0
    世界的なホテルチェーンを経営する億万長者マックのもとで、住みこみのナニー兼メイドをすることになった孤児のエリー。まるでお城のような彼の屋敷で贅沢な部屋をあてがわれるが、不思議なことばかりだった。妻の姿はなく、子供たちは時間刻みで厳しく管理されて外出も許されない。しかし、施設で育ったエリーにとって普通の家というものはわからない。もちまえの明るさで屋敷に光を呼びこむと、傲慢だったマックからある日突然、甘いキスをされて…!?
  • いつか見る夢
    完結
    -
    花屋を経営する夢をもっている大学4年生の房子。夜間にアレンジメントの資格も取って準備万端、今日から花屋のアルバイトが始まる。社長の杜祐記(もり・ゆうき)は想像以上に若い青年。穏やかな話しかたしか知らなかったから、自分よりずっと年上だと思い込んでいたのだ。「君のこと、ふーちゃんって呼ぶよ」と、気さくに接してくれる彼に、ちょっとビックリ。アルバイト初日に披露宴の会場を飾り付けてほしいというステキな依頼も受けて、明るい未来に胸を膨らませていた房子だったが――。
  • ミリオネアの償い
    完結
    3.5
    どうしてあなたがここにいるの!? 家事代行会社の社長リズが、クライアントである大企業のCEОの家を訪れると、そこは3年前離婚した夫ケインの家だった。リズと別れたあと、今の地位に上りつめたというケイン。その黒い瞳、均整のとれたセクシーな肉体は今も変わらずリズを魅了し、ケインへの思いを意識させる。一方ケインは、離婚したリズへの罪悪感を埋めるように彼女の会社への支援を申し出た。リズがあの頃からずっと打ち明けられない秘密を抱えていると知らずに。
  • 本日はお日柄も良く(1)
    -
    花嫁にとっては一生に一度の大切なセレモニー。心にのこる素敵な結婚式に憧れるのは当然! 結婚式の司会者という仕事は、二人の門出を身近で祝うことができる“やりがい”のあるもの。思い出づくりにお役にたちたい気持ちでいっぱいな悦子は、いつも誠意をもってつとめているつもりだった。ところがある日、打ち合わせ中に花嫁の機嫌をそこねてしまった。優しい花婿とも言い争う彼女、そのイライラの原因は、もしかして私――?
  • 迷える家庭教師
    -
    彼が幸せを取り戻すほどに、 私は孤独になっていく……。 求職中の教師アルシアは次の仕事先が決まるまでのあいだ、 臨時の住みこみ家庭教師の職を得た。 雇い主のクラークは3年前に妻を亡くし、 男手一つで12歳の息子と3歳の娘を育てていた。 最近、成績が急激に落ちこんだという兄と、 言葉を発さず、家族にだけ耳元でささやくように話す妹。 恵まれない家庭環境で育ったアルシアは直感した―― 何か問題を抱えているにちがいないこの一家をほうってはおけない! ましてや、初めて会った瞬間から胸をざわつかせる、 過保護なほど愛情深くて優しい、素敵なクラークのために。■身近ゆえに見過ごされがちな切実な問題を、主人公たちが愛や献身によってやがて乗り越えていくロマンスを描く作家S・メイアー。 クリスマスに起こる愛の奇跡を描いた最新作をお楽しみください!
  • 薔薇の香りの守護天使
    完結
    3.3
    離婚の話し合いをするため、ソレルは弁護士事務所に来ていた。家を出て3か月、まさかこんな形でリースと再会するなんて思ってもいなかった。何も言わず家を出たのは、仕事中毒のソレルに、少しでもふたりで過ごす時間を作ってほしかったから。ただそれだけだった。なんとかやり直そうと訴えるソレルだが、リースに冷淡な態度で拒否されてしまう。そんななか、急に気分が悪くなったソレルは、トイレに駆け込む。そう――彼女のお腹には新しい命が宿っていたのだ…!
  • 急ぎすぎた結婚
    -
    夫はいらないけれど、子供はほしい。そんなサバナの願いを、精子バンクに勤める兄が叶えてくれた。人工授精で首尾よく妊娠し、サバナの人生は薔薇色だった。だが幸せは長く続かなかった。精子を盗んだかどで兄が逮捕され、サバナのおなかの子の父親が判明したのだ。イーサン・マッケンジー。名門一族の御曹子でかつての上司。彼はサバナを訪ねてきて、驚くべき提案をした――スキャンダルを避けるため、半年間だけ結婚しよう。そうすれば兄への告訴も取り下げ、子供の親権も要求しない、と。まるでビジネスの話をするかのようなプロポーズに、サバナは動揺し困惑したが、イエスと答えるしかなかった。
  • 国王のプロポーズ
    完結
    -
    メクホリア国の公爵令嬢リアは国の使いとしてひとりロンドンを訪れていた。10年前に追放された幼なじみアレクセイを次期国王として迎えるためだった。だが、遠い異国で実業家として成功を収めたアレクセイは、冷たくその申し出を断る。それもそのはず10年前、彼を追放したのはリアの父親だったのだ。しかしリアにもこのままひけない理由があった。彼が即位しなければ、リアは大嫌いなイワンと政略結婚させられる。そしてその先にはさらに悲惨な未来が待っているのだ!
  • 恋する秘書
    完結
    1.0
    ある金曜日の夕方、仕事が終了間際のサラのもとに美しい白薔薇の大きな花束が届けられた。一緒に"あなたのひそかなファンより"というメッセージが添えられていた。噂はたちまち社内中に広まり、いったい誰が贈ったのかと大盛り上がり。でも、サラは途方に暮れてしまう。心当たりがまったくなかったのだ。ふと、目を上げると、ボスのマットが見つめている。もしかして彼が!? 実はずっと彼に夢中だったサラはときめいたが、現実は…!?
  • 嬉しい隠し事
    完結
    -
    テスとレイフは気心の知れた幼なじみ。お互いを異性として意識したことなど1度もなかった…わけではないけれど。テスがシングルマザーとなり帰郷したときには死ぬほど驚いたレイフだが、温かく見守っていた。ある夜、事態は一変した。子供を奪われるかもしれないと、テスが逆上したのだ。彼女を抱きしめ慰めるうち、レイフは幼なじみ以上の気持ちを抱いている自分に気づかされた。テスもいつもとは違う激しいキスや愛撫に、いつしかとろけそうな気持ちになって…。
  • 青い瞳の大富豪【あとがき付き】
    完結
    3.6
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】静かな暮らしを求めて片田舎のコテージに引っ越してきたウィローだったが、2度も火事を出しかける始末。隣に住むモーガンは、立て続けの不手際に腹を立てて怒鳴り込んだ。ところが見るからに落ち込んだ彼女の姿に、思わず救いの手を差し伸べたくなる。けれどウィローはかたくなに必要以上の援助を断り、心を開こうとしない。いったい彼女はどんな事情を抱えているのだろう。いつの間にか彼は華奢な姿とは裏腹に独立心旺盛なこの女性に強烈に惹かれていたのだった。
  • あの千切れた愛を 愛と絆のモンゴメリー家
    3.0
    ケイトとマックスは誰もがうらやむ理想の夫婦だった。ところが父親との不和や複雑な兄弟関係に悩んだマックスが、あるときを境に深酒するようになり、思い余ったケイトは家を出た。まだ彼に知らせていないお腹の子のために、できるだけ遠くへ。時が過ぎ、入院中の家族を見舞いに訪れた病院で、ケイトは偶然にマックスと8年ぶりの再会をはたす。かつての荒々しい姿がよみがえり、ケイトは恐れおののくが、もう以前の彼ではなく、穏やかな自信あふれる男性になっていた。でも彼の魅力に屈してはだめ。だってわたしには秘密が……。そのとき、エレベーターの扉が開き、7歳になる娘が走り寄ってきた。■不実な父親に翻弄されて疎遠になってしまった大富豪兄弟を描く、〈愛と絆のモンゴメリー家〉がスタートします。
  • オフィスの秘密
    完結
    5.0
    RJ・メイトランドは人生最大の窮地に陥っていた。きっかけは、経営する病院に捨てられていた赤ん坊と短い手紙。富も名声も手にしていたはずの彼が、妊娠させた恋人を無残に捨てた非情なプレイボーイと書き立てられたのだ。事実無根のスキャンダルに、彼は一計を案じた。それは秘書のダナと便宜結婚をして紳士ぶりをアピールすること。地味でお堅いダナなら妻役にぴったりだ。そう踏んでいた彼に、ダナは際どく刺激的な条件を切りだし--!?
  • 隣人は別れた恋人
    2.0
    故郷に戻ったケルシーは、隣家に住むエリックと鉢合わせした。昔、プロムの約束をすっぽかされ、赤恥をかいたのは忘れもしない。二度と彼にはかかわらないわ! そう心に固く誓ったのも束の間、エリックは求職中の彼女に、僕の会社で働かないか、と言い出した。
  • 失恋の赤い薔薇 富豪三兄弟の秘密 I
    3.0
    ダリウスは途方に暮れた。父親の不慮の死に遭い、海運グループの経営と屋敷は引き継いだ。会社の株は弟たちと分ければいい。だが思わぬ難問が立ちはだかった。3人兄弟のはずなのに、もう一人、弟が加わることになったのだ。父親が若い愛人とのあいだにもうけた、生後6カ月のジーノだ。しかも父と愛人は事故でともに亡く、後見人は長男のダリウスとなる。会社や弟たちとならうまく折り合える。しかし、赤ん坊となると……。ところがジーノの母親は、親友の弁護士にも遺書で養育権を認めていた。さっき事務所で顔を合わせたばかりのホイットニーだ。子供に接したことのないダリウスは、すがる思いで彼女に助けを求めた。屋敷に一緒に住んで、ジーノの世話を手伝ってくれないかと――。■浮気性の父親のために、離れ離れに暮らしてきた3人の異母兄弟、ダリウスとニックとケイド。富豪一族に生まれながら、家族の愛を知らずに育った不幸せな男たち。
  • 悪魔に捧げた純潔
    完結
    4.3
    ナターシャは熱い唇を受け入れまいと、きつく口を閉じたまま無防備な裸身をアレックス・マンドラキスに預けていた。養家の一族のためにと迂闊にサインした契約書に、こんな落とし穴があったなんて!要するに私は売られたのだ。借金のかたに、結婚という名のもとに、この冷血で傲慢な、そして悪魔のように美しい男アレックスに。慈悲を請うナターシャの瞳を無視して、アレックスは容赦なく純潔を奪い踏みにじった。彼女にとって、それは新たな悲劇の幕開けだった!
  • 恋は期間限定
    完結
    -
    不実な夫との離婚後、ローレルはもう恋なんてしないと決めていた。収入を補うためNYから来る会社の研修生を自宅に下宿させているけれど、男性なんて興味ない。でも今回彼女の家にやって来たディークの笑顔はやさしく、彼女の心に甘い風を吹かせた…。つい、その魅力に身をまかせてしまうが、彼の正体は会社の次期CEO。彼とは住む世界があまりにも違いすぎる。しかも彼の本当の目的は社内の不正調査だった。その疑いの目はローレルにも向けられ…!?
  • 天使がくれたチャンス
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ザビエル王国のルーシー王女は嘆いていた。なぜ彼は、私を奪いに来てくれないの? 電話もメールも試みたけれど、彼からはなんの音沙汰もない。愛していると言ってくれたのは嘘だったの? 一方、セスは怒っていた。なぜ彼女は僕を捨てて故郷へ帰った? いくら国王に呼び戻されたとはいえ、そのまま連絡を絶ってしまうとはひどすぎる。身分違いと、周囲の思惑によってひき離されたふたりの愛。けれど思いがけない形でやり直すチャンスが訪れて…!?
  • 結婚の秘密
    完結
    3.0
    夫ジェイクの愛を信じきれずに、家を飛び出したメグ。3年後、彼女はメルボルンでデザイナーとして独立していた。ようやく穏やかな暮らしを手に入れた矢先、ジェイクが現れた。彼はメグが自分の元を去った理由をどうしても知りたいと言う。「あなたは仕事仕事で家をあけてばかりで、寂しかったから--それだけよ」そう答えてごまかそうとしたものの、ジェイクは納得しない。でも、真実は言えない。それを1度口に出してしまえば、私たちのすべてが破綻してしまうのだから。
  • 記憶のなかの愛
    完結
    4.5
    グレースには記憶から消してしまいたい過去があった。18の時、結婚式直後に花婿のニックが置手紙だけを残して姿を消したのだ。彼女は残酷にも結婚式の翌日に捨てられたのだった。あれから10年。心の傷も癒えた今、グレースはニックの居場所をつきとめ、正式に離婚しようとする。だが、彼に会いに行く途中、嵐で事故を起こしてしまう。そして、病院で目覚めた彼女からは一切の記憶が失われていた!彼女のベッドのかたわらには、夫と名乗る男性の姿があったが…!?
  • 忍び寄る悪夢
    完結
    3.3
    イレーナはデザイナーとして華やかなファッション業界に身をおくが、過去の忌まわしい記憶のせいで、もう男性を愛さないと心に決めていた。そんな彼女に積極的にアプローチする男性が現れた。冷徹な実業家、ギリシア人のサンドロだ。それが新聞のゴシップ記事にとりあげられ、嫉妬に狂った元の婚約者グラントが脅しをかけてきた!おびえる彼女を救いたいと、サンドロがある提案をもちかける。けれどそれは、イレーナにとってもっと危険な罠だった!
  • 週末だけの花嫁
    完結
    3.3
    幼い頃からずっと憧れていたドルーと初めて結ばれたティア。ところが彼はティアを一夜の情事の相手としか思っていなかった。それで事が済まなかったのは、その一夜で彼女が妊娠してしまったから。世間体のためふたりは結婚するが、意地の張り合いから新婚生活は禁欲の日々となる。しかし一緒に過ごせば当然触れあう機会も増え、ふたりの理性は崩れそうになる。でも、ドルーは素直に欲望に従うわけには行かなかった。なぜなら彼には結婚に大きなトラウマがあるのだから!
  • 麗しき罪人
    完結
    4.0
    漆黒の髪とエメラルドの瞳をもつアンナは、美貌のファッションモデル。ある日、仕事先でモデル仲間が宝石を盗むが、その境遇に同情したアンナは彼女をかばって罪を着る。宝石の所有者であり実業家のレオは弱みにつけこみ、アンナに性の奴隷となるよう要求してきた。警察に通報され友人の罪があばかれるよりはと、彼女はレオに従うことを選ぶ。そして夜ごとの快楽が繰り返されるうち、屈辱感にさいなまれながらも、アンナは彼を求めずにはいられなくなって…。
  • 愛は気まぐれでなく
    完結
    3.3
    裕福な家庭に育ったマギーは、いくら仕事を頑張っても、周りは金持ちの小娘のお遊びとしか見てくれないことにいら立ちをつのらせていた。そんな彼女に強力なライバルが現れた。ジャック・マッキンノンはたたき上げだが相当有能と周囲の評価も高く、その上、完璧な容姿を備えていた。はねっかえりで知られるマギーが、なぜか彼には逆らえず、反抗的な態度はいつしか服従に取って代わり、ついには彼にバージンを捧げるが、一夜が明け、思いがけない真実を知らされ…!?
  • 恋する秘書
    -
    ある金曜の夕方、終業間際のサラのもとに、“ひそかなファンより”というメッセージつきの美しい白薔薇が届けられた。いったい誰が送ってくれたのだろう?ふと目を上げると、ボスのマットが見つめている。贈り主は彼なんだわ! サラは有頂天になった。一年前に彼のもとで働き始めて以来、彼女はずっとセクシーなボスに夢中だったのだ。ついに思いが通じたのね。だが、それは単なる勘違いにすぎなかった。■ハーレクイン・イマージュより刊行された『ナニーの恋人宣言』も好評のスーザン・メイアー。イマージュらしい優しい作風で人気の作家が、ボスに憧れる秘書の華麗な変身を描きます。
  • ナニーの恋人宣言
    -
    家事代行会社に勤めるエリーは、休暇中の経営者から留守を任され、張り切っていた。ところが初日から、いきなり問題が起こった。世界的なホテルチェーンの代表であるマックから、住み込みの養育係(ナニー)兼メイドの派遣を依頼されたのだ。ナニーの派遣は業務にないが、顧客の彼を逃すわけにはいかない。エリーはみずからその仕事を引き受けることにした。だが、美術館のように美しいマックの屋敷には不可解なことばかり。妻の姿がなく、マックは肝心の子供たちの世話を任せようとしない。この屋敷では、いったい何が起こっているの……?やがてエリーは、子供たちの母親について驚くべきことを聞かされる。 ハネムーン中の友人から会社の留守を預かり、意気込むエリー。前作「ミリオネアの償い」(I-2166)にも登場した、“マジック”こと、エリーのにぎやかな恋の顛末をどうぞお楽しみください。
  • 幸せという名の契約
    完結
    4.0
    「僕の亡き妻とお互いの子供たちのために、結婚しよう」未亡人でシングルマザーのコリンは、亡き親友リンジーの夫ラファエロから突然のプロポーズを受けた。ふたりの結婚はリンジーの遺志だと言うのだ。どんなに彼が魅力的だからって、よく知らない男性と結婚するなんていや。でも自分が今抱えている問題は、結婚すればすべて解決する。ましてそれが亡き親友の遺志であれば。コリンはプロポーズを受け入れる決意をした。愛のない結婚がひき起こす悲劇を考えもせずに。
  • ミリオネアの償い
    -
    一人で起業した家事代行会社がようやく軌道に乗り始め、リズはその朝、張り切って最初の顧客の家を訪れた。しかし、そこにいたのは腰にタオルを巻いただけの男性。なのに、リズが驚いたのは彼のそんな姿ではなかった。その男性こそ、リズが三年前に別れた夫、ケインだったのだ。二人は六年前に結婚したが、直後に起きた不幸な事故のせいで、彼は心を閉ざすようになり、リズは孤独に耐えかねて家を出た……。再会した今、リズは改めてケインへの思いを意識した。ひょっとしたら、彼とやり直せるかもしれない。でも、ケインともう一度向き合うためには、リズは彼にどうしても打ち明けなければならないことがあった。
  • 天使がくれたチャンス
    -
    ルーシー王女は嘆いていた。なぜ彼は、わたしを奪いに来てくれなかったの?電話もメールも試みた。でも彼からはなんの返事もない。わたしを愛していると言ったあの言葉は嘘だったのかしら。彼女は意を決して、セスのもとへ秘密裏に旅立った。セスは怒っていた。なぜ彼女は、ぼくを置いて故郷へ帰ってしまったんだ?いくら国王から呼び戻されたとはいえ、そのまま連絡さえ絶ってしまうなんてひどすぎる。もう顔も見たくない。だがもし、ルーシーが会いに来たら……。★ルーシーが王女であるとは知らずに恋に落ちたセスは、王家の複雑な問題にいやおうもなく巻きこまれて……。★
  • ボスの受難
    -
    “暴君”“地獄から来たボス”――それが、ブライアント開発の社長タイにつけられたニックネームだ。マデリンは、彼のイメージを刷新するために臨時の広報担当として雇われた。だが、前途は多難。プランは白紙のままだ。この人は、誰かに愛されたことなんてあるのかしら?頭を抱えるマデリンの前に、赤ん坊を連れた弁護士が現れた。不慮の事故で他界した、タイのいとこ夫婦が、子供の後見人としてタイを指名している。そう告げて、弁護士は強引に赤ん坊を置いて出て行った。唖然としてマデリンがタイを見ると、意外にも彼は穏やかに赤ん坊を見つめていた。★“暴君”タイの広報担当として雇われたはずのマデリンは、初日からベビーシッター役を押しつけられて……。S・メイアーの軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください。★
  • 幸せのジングルベル
    -
    クリスマスを一カ月後に控えた感謝祭の週末、ウェンディは幼いハリーと、冷たい雨の中を車で会社に向かった。休暇中の上司に代わってやってきた社長自らの呼び出しだった。社長の名はカレン・バーリントン。一、二度見かけたことがある。でも、亡くなった隣人の息子のハリーを引き取り、二人で初めて祝うクリスマスの準備を始めたところだったのに。あまりにも身勝手な要求に、ウェンディの怒りは収まらなかった。ところが駐車場を出て役員専用の入口までたどり着いたところで、ウェンディは足を滑らせ、迎えに来たカレンの胸に倒れ込んでしまう。そのとたん、彼女は非情なプレイボーイと噂される彼の腕の中で、久しく感じたことのなかった激しい反応に大きく心を乱されていた。
  • 記憶のなかの愛
    -
    グレースは十八歳のとき、初恋の相手ニックと密かに結婚した。だがハネムーンに旅立つ直前、彼は短い置き手紙だけを残し、グレースの前から永遠に姿を消してしまった。十年たった今、彼女はようやく前に進む決意をし、離婚を請求するために、私立探偵を雇って彼の居所を突きとめた。直接会って、早くすべてを終わらせてしまおう。そう思ってニックの住む町まで車を走らせている途中、グレースは嵐に巻きこまれて事故を起こす。病院で目覚めた彼女からは、いっさいの記憶が失われていた。そしてベッドのかたわらには、夫と名のる男性の姿があった。★これまでシルエット・ロマンスでご愛読いただいていたスーザン・メイアーの作品をハーレクイン・イマージュから初刊行いたします。記憶喪失に陥った妻を主人公にしたストーリーをお楽しみください。★
  • 週末だけの花嫁
    4.0
    ドルーは、ティアが十四歳のときから憧れつづけた男性だった。故郷を出て働いていた町で偶然彼に会うなんて、信じられない幸運だった。六年ぶりに会うティアにドルーは気づかず、ティアは素性を明かさずに彼を誘惑した。数週間後、ティアは帰省し、彼を訪ねて妊娠を告げた。「ぼくたちが最初にするべきは、結婚だ」愕然としながらドルーが申し出たのは、かりそめの結婚だった。憧れの男性との形ばかりの結婚は悲しい。だが、二人には体裁を繕わなくてはならない理由があった。

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