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  • 冷酷騎士様にイカされとろけちゃう…アンソロジー ~最奥まで愛される夜~
    4.1
    「怖がるな、すぐに気持ちよくしてやる」冷酷な騎士様に愛されてイカされちゃう…Hな読み切りアンソロジー! カバーイラスト:神馬なは 【収録作品】「使用人は年下騎士の執着愛でイカされる」 テディ―・ユキ 使用人のレイラがお世話係を任された貴族の子息・エリオットは、成長して国が誇る騎士となった。今、レイラは大人になった彼に強引に抱かれる日々を送っている。少年時代の愛らしさを失くし、冷酷な騎士になってしまったエリオットの、瞳の奥の秘めた寂しさに気づきながら──。/「秘匿の唇 ~冷酷騎士は情欲を隠しきれない~」 とろろ軍曹 領地を守護してもらう対価として、騎士のレオンにその身を差し出すことになった貴族の娘・ミア。純潔で何も知らないミアだったが、レオンから求められる報酬は日ごとに淫らなものになっていって……。/「女騎士は冷酷団長にハジメテを捧げます」 ののもりばなな 騎士団で副団長を務める女騎士・リタは、かつて自分の命を救ってくれた団長を心から慕っている。ある日、団長が結婚すると聞いてショックを隠しきれないリタ。だが、落ち込むリタに団長が告げたのは、思いもよらない言葉で──!?/「凍てつく心を溶かすのは? ~氷の騎士様の溺愛Hは私だけのもの~」 柏木存美 その厳しさから“氷の男”と恐れられる凄腕騎士・スヴェン。そんなスヴェンのベッドでの甘い素顔を知るのは、妻のアンリだけ。今宵も彼から注がれる愛は、とろけるほどに熱いものだった──。
  • 没落伯爵家のご令嬢は、嘘の溺愛に気付かないふり【完全版】1
    完結
    5.0
    伯爵家の令嬢レイチェルは、母が亡くなった後、錬金術師の父親も失踪したので当主となった弟を支え、家が没落しないように父親から学んだ錬金術で仕事をして、なんとか伯爵家を存続していた。 そんなある日、レイチェルに公爵家次期当主のエドガーから縁談が舞い込む。 分不相応な結婚に疑いつつ、家のことを考えてレイチェルはその縁談をうけることにした。 仕事で王宮に出入りするエドガーは日々多忙だが、レイチェルに優しく、実家の伯爵家に援助もしてくれている。 レイチェルへの気遣いも完璧で、二人きりになれば甘く蕩かされ、言葉でも体でも愛されていることを実感させてくれた。 レイチェルは、いつの間にかそんなエドガーを好きになっていた。 しかしある夜、エドガーが近衛兵と密会していることに気がついたレイチェルは、どうしても内容が気になって話を盗み聞きしてしまう。 なんと、エドガーがレイチェルの失踪した父親を探しており、さらにはレイチェルの父親は殺人犯だという話で――!? 愛されていると思っていた時間は、エドガーにとってはただの仕事だったということ。 困惑と動揺がレイチェルを襲うが、犯罪をおかしたのであれば娘である自分を利用して捜索されるのは仕方がない。 それに、エドガーが父親を捕まえてくれれば再会することもできるはず……。 レイチェルが聞いていたとは知らないエドガーの態度は変わらず甘いが、嘘の溺愛に気付いてしまったレイチェルが選んだ道は――。 作者より 切なめスタートから筆者も驚くほど早く立ち直ったヒロインと、そんなヒロインに絆されないように気をつけつつも惚れてしまう甘いヒーロー。 二人が心を通わせて本当の夫婦になるまで、見守っていただけますと幸いです。 『没落伯爵家のご令嬢は、嘘の溺愛に気付かないふり【完全版】1』には「一 甘い初夜」~「十八 部屋中を光の粒が舞う道具」までを収録
  • 5年越しの溺愛はお手やわらかに
    4.1
    義兄に無実の罪を着せられ、追放された妾腹の王女リーゼロッテ。辺境の島で過ごしていたら「私と結婚してもらえるか」初恋で元騎士の国王オスカーがやってきて!嬉しい反面、これは政略結婚と諦めていたけれど「これ以上できないくらい、たくさん愛してやる」身も心も蕩けるほどの甘い言葉を囁きながら何度も求めてきて……。薄幸姫×自信家でも心優しい賢王の濃蜜ラブロマンス!
  • 敏腕ドクターは今日も私に恋をする
    4.0
    病院でソーシャルワーカーをしている光里は彼氏に浮気されて失恋したばかり。 なのに強引な復縁要求に辟易していると、 心配した同僚医師の織田から偽装の恋人関係を提案され……!? 「俺なら君を守ってやれる」 熱いキスと巧みな愛撫で下腹が潤み、快感に翻弄されながら剛直で穿たれる。 愛情なんてないはずなのに、彼からは""特別な想い""が溢れてきて――。 惹かれ合う二人の結末は?
  • 夫なんていりません! 女王陛下の秘密の妊活
    2.0
    その日の女王フェイリールのお茶会の主賓は、婚約者のケネス王子。なかなか姿を現さない王子を心配したフェイリールは、自ら王子の様子を見にいくことに。だが、その途中フェイリールは、王子と妹のアデリアが睦み合っているところを目撃してしまう。開き直る二人に、女王はケネス王子との婚約破棄を宣言、アデリア王女には修道院行きを命じるのだった。女王を戴くミレンス王国を統べるフェイリールの婚約破棄はこれで二度目。さすがに女性としての自信を失いかけている。自分は結婚には向かない。その呟きを聞いてしまった政務補佐官のエリクは、あきらめるのは早い、世継ぎを産むのは女王の責務とフェイリールを諭そうとする。ならば結婚せずとも子を成せばよい、父親など誰でもよいと言いだす女王に戸惑うエリクだったが、女王の命で計画に手を貸すことになる。だが、計画は暗礁に乗り上げてしまい、フェイリールは手詰りに……と思いきや、フェイリールは目の前のエリクに世継ぎの父親にと指名するのだった——
  • 成り行きで聖騎士に手を出した魔女が愛を知るまで【完全版】
    完結
    4.7
    十八歳になり独り立ちしたばかりの新人魔女であるティナ。 彼女の目の前には、ぐったりとして荒い息を吐いている聖騎士アルベルトがいた。 アルベルトの赤らんだ頬には隠し切れない情欲が滲んでいるというのに、まるで親の仇を見るような鋭い瞳でティナのことを睨みつけている。 まさに今、魔女の手によって望まぬ『欲の発散』をされようとしているのだから無理はないのだろう。 「くそ、っやめろ……この魔女が……」 「はいはい、おっしゃるとおり魔女ですよ。とりあえず一旦出しちゃいましょ」 そもそも魔女と聖騎士はお互いに相容れぬ存在なのだが、この状況に陥ったのにはある事情があった。 ティナが住む国の王女が、隣国の王子に媚薬を盛ろうと画策したことが全ての発端なのだ。 良識のあるティナは媚薬の調合依頼を断ったのだが、王子の行く末が心配になって夜会に忍び込んだ。 しかし、聖騎士であるアルベルトは魔女の気配を察知し、不法侵入者であるティナのことを捕えようと動いた。 事情を話しても信じてもらえなかったティナだが、王子に危機が迫っていることだけは伝えることができ、アルベルトは怪しい動きをしていた侍女を見つけ、見事にその危機を救ったのだが……。 その結果、媚薬はアルベルトにぶっかけられてしまったのだ。 事情聴取のため客間に連れて行かれたティアだったのだが、自身の身の潔白を証明するためにアルベルトの『欲の発散』を手伝うことを提案する。 聖騎士は強い魔力を持っているから、魔女であるティナにもメリットがあるとのこと。 そうしてティナはアルベルトの性欲を発散させるのだが、いつの間にか立場が逆転して……? 成り行きで聖騎士に手を出してしまった魔女は、本来魔女が知る事のないとされる愛を知ることになる――。 作者より 身体の関係から始まったふたりが少しずつ互いに惹かれていく、そんな話が書きたくて完成させたお話です。 身分も立場も価値観も違うティナとアルベルトの心境が、お互いのことを知っていくことによって少しずつ変化していくさまを楽しんでいただければ幸いです。 『成り行きで聖騎士に手を出した魔女が愛を知るまで【完全版】』には「そもそものきっかけ」~「書き下ろし 未来の約束をするということ」を収録
  • 予定外結婚~訳あり令嬢は王太子妃に選ばれて~
    3.8
    あなたのかわいいおねだりには私も弱い 王太子と妃の、結婚から始まる不器用な献身愛 伯爵家長女のエレノアは、婚約者を亡くし、妹を王太子妃にすることを生き甲斐としていた。しかし王太子ライリースが選んだ妃は、なんとエレノアだった。戸惑いながらも、困難な状況にある国のために、妃としてライリースを支えることに。ライリースに愛され、彼を愛し始めるも、亡き婚約者への罪悪感に揺れるエレノア…。そんな中、王家に敵対する公爵領に赴いたエレノアは、囚われの身となってしまい!?
  • 異世界に拉致られたヒロインは聖女ポジにて忠犬王子の妃になるそうです
    -
    27歳の誕生日を迎え、そろそろ結婚をと考えながらカレシの家に向かった愛衣。そして、そこで見たのは、なんと浮気の現場! よりにもよって、なぜ誕生日に浮気をされなければいけないのか。だが、開き直ったカレシから告げられたのは、隣の女こそが本命で自分はスペアだったこと……。はらわたが煮えくり返るような思いの愛衣を励ましてくれるのは14歳のゴールデンレトリバー、凜太郎だけ。だが数日後、その凛太郎すら、天国へと旅立ってしまった。悲しみに暮れる愛衣は会社でミスをしでかし、帰宅の途中には元カレに遭遇し嘲笑され、絶望のどん底に。そこに現れたのは王子様衣装を身に纏ったイケメン青年カイン。異世界バーニア、コーリエント王国の王子だという彼は、愛衣の足もとに跪いた。「あなたは私にとって『運命の姫』であり、国を守る『聖女』なのです」──なにを言ってるんだろう、この人。そう訝しむ愛衣を、カインは半ば強引に馬に乗せ、天高く舞い上がり、異世界へと連れていく。果たしてカインの正体は何者なのか? そして愛衣は本当にカインの運命の姫、王国を守る聖女なのだろうか?
  • ワンナイトから始まる溺愛ラブライフ
    -
    博多に出張滞在している実理は、取引先のスタッフである和寿と飲みの席で意気投合し、誘われるまま二軒目へ。少しくらいはハメを外してもいいだろう、ここは博多、もう来ることはないだろうから。そう思った実理は、和寿に激しく、しかし大切に扱われ、熱い時間を過ごす。ところが和寿は、一夜を明かさず急に仕事だと言って慌てて帰ってしまった。もともとワンナイトのつもりだと分かっていたが、それでも実理は遊ばれたと自覚し傷ついてしまう。交換した連絡先もブロック&削除して、東京で日常に戻ったのだが、なんと新しい仕事の取引先担当責任者として和寿が現れる。思わぬ再会で戸惑う実理に彼は「逃がさない」と告げてきて……?
  • 甘く、赤く、艶づいて~狡猾な獣は満月の夜に猛愛する~
    4.5
    「俺をここまで欲情させた責任をとって……俺しか考えられなくなれよ」――原因不明の体調不良が横行する製薬会社にて、そのフォローに奔走する一瑚は頭を抱える。赤き満月の夜、彼女は意識と理性を失い、抗いがたい快楽と愛に溺れたのだ。それも見知らぬ、上腕に入れ墨のある「ヤクザ」のような男と。翌日、その男が有能ながら冷酷陰険な同僚、熾貴だと知り更に驚愕する。ヤクザ嫌いの一瑚は怯え、この件は互いに忘れようと熾貴に伝えるが、彼は強引に唇を奪ってきて……!? 「俺は……気軽にキスをしない。キスをする時は本気の愛を伝えたい時だけだ」――一瑚の心を求め、先回りする彼から逃れられない彼女に熾貴は身の上を打ち明けて……?
  • 暗殺者と薄幸な王女の逃避行
    4.0
    悪政によって国民が蜂起し、暴動が勃発。カムラン国の王女であるアーシアは混乱する城からの脱出を試みる。途中で出会った暗殺者の青年ソリスを雇う形で手を借り、無事に逃げ出すことに成功する。一緒に逃げた侍女を里へ返す算段をつけたアーシアは、今度は隣国に向け、ソリスと二人だけの逃避行を始める。無口で無愛想なソリスは何もできないアーシアに呆れながらも、咎めることもなく世話をしてくれる。そんなソリスに次第に惹かれていくアーシアは、目的地に着けば別れなければならない現実を前に自分の気持ちを自覚する。ソリスが丁寧なのは雇われているから。わかっているのに苦しい。悩んだ末、アーシアはある決断を下すのだが――
  • 暗殺者と薄幸な王女の逃避行【イラスト特典付き】
    4.5
    悪政によって国民が蜂起し、暴動が勃発。カムラン国の王女であるアーシアは混乱する城からの脱出を試みる。途中で出会った暗殺者の青年ソリスを雇う形で手を借り、無事に逃げ出すことに成功する。一緒に逃げた侍女を里へ返す算段をつけたアーシアは、今度は隣国に向け、ソリスと二人だけの逃避行を始める。無口で無愛想なソリスは何もできないアーシアに呆れながらも、咎めることもなく世話をしてくれる。そんなソリスに次第に惹かれていくアーシアは、目的地に着けば別れなければならない現実を前に自分の気持ちを自覚する。ソリスが丁寧なのは雇われているから。わかっているのに苦しい。悩んだ末、アーシアはある決断を下すのだが――
  • イケメン占い師と運命からはじめる恋!?
    1.0
    友達から超人気のカリスマイケメン占い師に見てもらわないかと誘われた由梨は吉沢怜と出会う。今を時めく大人気の占い師だけあって、外見も仕草も非の打ちどころのないほど完璧な吉沢。そんな彼に由梨はどこか居心地悪さを覚える。きっと自分があまりにも平凡で外見もぱっとしないからだ。ところが、いざ占いが始まると吉沢の態度が急変。顔色を変え、占いは中止だと言う。訳が分からず帰った数日後、今度は仕事帰りを待ち伏せされた。話があると言われ、導かれるまま入った店で自分たちは最高の相性だから結婚を前提に付き合ってほしいと告白されて――心温まるほんわかピュアラブストーリー。

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  • 異世界で傭兵団のマネージャーはじめました。
    3.0
    高校のラグビー部で女子マネージャーをしていたサキ。彼女はある日、謎の爆発に巻き込まれ異世界に飛んでしまった! そこでサキは傭兵の青年に保護される。彼女は傭兵団のボロ砦でしばらく過ごすうちに、団員の一人からある話を聞いた。それは、大手柄を立てれば元の世界に帰る手がかりが得られるかも、というもの。だが、この傭兵団の団員達ときたら気ままだし、みんな自分の事情で手一杯で手柄どころではなさそう……。そのためサキは、彼らの問題解決などに乗り出す! しかし、彼女が奮闘する中、数百年前に猛威をふるった恐ろしい魔物キメラが再出現するという話が持ち上がり――!?
  • 運命の乙女は狂王に奪われる
    4.0
    弟が敵国の狂王を暗殺しようとしていると聞き、その現場に飛び込んだ伯爵令嬢のリリー。彼女は、返り討ちに遭いそうな弟を必死に庇う。当然切り捨てられるかと思っていたのだが、王はなにもせずに立ち去ってしまった。結局、命は助かったが、リリーと弟は囚われの身となる。そんな彼女に、王の側近が接近してくる。側近曰く、王が狂王となったのは呪いが原因であり、それを解けるのは「運命の乙女」のみだとか。しかも、彼はリリーがその乙女に違いないと言い出した! 弟のこともあり、仕方なく王の傍で彼を癒し、呪いを解こうと試みるリリー。けれど、次第に王に惹かれていき――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 王妃は政略結婚の夜に溺れる
    3.4
    結婚当日に一度顔を合わせたきり、夫に一年間放っておかれた王妃エステル。なんとか夫に会おうと計画を練ったけれど、約束の場所に現れたのは別の国の王だった。彼、ティオリスから、夫は王位を追われ、代わりにティオリスが彼女ごと国を手に入れることになったと聞かされた。衝撃の連続で心の準備もできないまま、その日のうちに彼に純潔を奪われてしまい──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • お騒がせ令嬢は堅物騎士団長の強引プロポーズに抗いたい
    3.0
    ルイーゼは伯爵家の18歳になるお騒がせ令嬢である。毎日昼過ぎに起きて夜会や舞踏会に繰り出し、ワインを飲んでは遊び回る生活を謳歌していた。ルイーゼの華やかな容姿に惹かれて、ちやほやしてくれる貴公子はまわりに大勢いる。恋の駆け引きを楽しんでいたルイーゼだったが、特に気があっていた貴公子が、ルイーゼとは真逆のタイプの清楚な令嬢と結婚を決めたと聞かされる。このままでは結婚が危ういと内心焦るルイーゼだったが、そんな彼女の前に堅物として有名な騎士団長・レイラールが現れ、「俺と結婚してほしい」と結婚を申し込まれたばかりか、「いますぐ返事をしてくれないか」と迫られる。驚いたことにルイーゼの両親は了承済みだという。レイラールのあまりに不躾な申し出に、家に戻って両親に話を聞いてくると返したルイーゼであったが、レイラールはルイーゼに「君にはこのまま俺の邸にきてもらう」と言い放った。レイラールはルイーゼと結婚のために三日休暇をもらったのだと説明する。結婚するのに、たったの三日!? だが、その後の記憶は残っていない。目覚めると、そこはレイラールの邸宅だった……。
  • お忍び王女の淡い恋 ~心優しき診療医との夢の休日~
    2.5
    レオノーラは王女らしからぬ家事を好み、特に料理や裁縫が得意。だが、周囲は誰もそれを歓迎せず、眉を潜めるばかり。城の中でレオノーラは窮屈な毎日を送っていた。ある日、お忍びで出かけた街でラディという四歳の少年出会い、ひとりぼっちの彼にクッキーを焼くことに。やがて帰宅した父親であり医者であるヴィンセントと出会い、多忙そうな彼の話を聞いて十日間だけ彼らの身の回りを世話することに。レオノーラを気遣うだけでなく、料理をおいしいと言い、解れたボタンを直せば喜んでくれるヴィンセントを前に、自分が役に立っていることが嬉しく思うレオノーラ。だがそれを兄王夫妻に知られ、強制的に縁談を決められてしまう。ヴィンセントへの募る想いを抱きつつ、レオノーラは縁談先の国へと嫁いでいくのだが――
  • 家政婦ですが、再会した幼なじみの御曹司に溺愛されています
    -
    幼いころに両親を亡くした千奈。大企業の社長宅で住み込みの家政婦だった祖母に引き取られ、社長一家からも可愛がられて育ってきた。社長子息の瑞希・慶斗兄弟とも幼なじみ。通う学校こそ違うものの、ともに遊び、ともに学びながら過ごしてきた。成長した千奈は瑞希に淡い恋心を寄せるようになるが、祖母から「住む世界が違う」と釘をさされ、現実を知って、その想いを封じ込めるように……。祖母が亡くなっても、成人するまでは手元に置いてくれた社長夫妻だったが、お互いに惹かれていく様子を警戒した社長から、高校卒業と同時に家を出ていくことを約束させられる。その約束を守って、誰にも告げずにひとり東京を離れ、福岡のホテルに就職した千奈だったが、偶然にも瑞希と再会する。断ちがたい想いを抱いていたのは千奈だけではなく、瑞希も同じだったらしい。やがて千奈は、かつての祖母と同じように瑞希のマンションで家政婦として働くことになり……。
  • 狂愛に堕ちた乙女は、義兄伯爵の純愛に救われる
    -
    両親を亡くしたセレンシアは、類まれなる美貌の持ち主。幼い弟妹を育てるため、王都で成功した商人の大叔父を頼って身を寄せたものの、セレンシアと年齢の近い大叔父の娘からひどい仕打ちを受けてきた。かわいい弟と妹のためにと黙って耐えてきたセレンシアだったが、ある時、道ですれ違った侯爵家の跡継ぎから妻として迎えたいという申し入れを受けることに。礼儀正しくやさしいその青年は、弟妹たちも引き取ることを約束し、これまでセレンシリアたちを冷遇してきた大叔父までもが手のひらを返したようにもてはやして、誰もがうらやむ婚約が成立した。体面を気にする侯爵家の手前、セレンシアは伯爵家の養女となって貴婦人としての教養や立ち居振る舞いを学ぶ。男児ばかりで女児を得なかった夫人はセレンシアを娘のように可愛がり、伯爵家の次期当主・クラレンスは成人してからできた義妹に戸惑いつつ、何かと気遣ってくれていた。これまでになく穏やかな日々を送るセレンシア。そんな彼女のもとに、久しぶりに婚約者が訪ねてきて……。
  • 恋人が甘すぎる! きまじめな彼女はドルチェの帝王に溺愛されています
    -
    老舗百貨店の企画営業部の奈々。 天才パティシエ・三角伊織をイベントに呼ぶために近づいたら、逆にぐいぐい迫られてしまい!? 「君が好きだ。もっと触れたい」 蜜みたいに蕩ける囁きに、器用な指先での愛撫。 優しくも淫らな溺愛に包み込まれ、人との関わりに臆病になっていた心もいつしか癒えてゆく……。 どうしようもなく惹かれるけれど、これは“仕事”だと思うと切なくて――?
  • 後宮護衛の偽妃ですが、陛下に愛されて困っています!
    4.0
    そなたは、たった一度の伽で私を虜にしてしまった 後宮にひっそりと咲いた桔梗が皇帝に愛でられてv 子どもの頃に一目見た憧れの皇帝陛下をお守りするため、厳しい修行を積んで影の護衛「桔梗」となった紫蘭。陰謀渦巻く後宮に偽の妃として入り込んだはずが、皇后にも妃たちにも、さらには皇帝にも好かれてしまい!? 予想外の愛され後宮ライフに戸惑いながらも「桔梗」としての務めに励む中、皇帝との熱い夜伽に心も体もとろけて…。そんな折、他国の姫が側室としてやってきて、後宮に波乱が巻き起こる!
  • 国王陛下と薬師の乙女 ~魔女の秘薬で濡れる夜~
    3.8
    1巻550円 (税込)
    王家代々大切に扱われてきた『黒き魔女の書』を封印してきた『鍵』。 しかし、オルグレンが隣国エウリーシュに攻め滅ぼされたどさくさで、『鍵』のありかがわからなくなってしまう。 封印が解かれれば、世の中にわざわいがもたらされることになるという。『魔女の姉妹』の長から鍵を奪回する命を受けたキリエは、姉妹のダーナとともに隣国に渡った。 やがて薬師として王城に仕えるようになったキリエは、往路でスリから守ってくれた青年と城内で再会する……。 【著者紹介】 木野美森 東京都在住。2015年はじめてネットで発表した「運命の乙女は狂王に奪われる」で出版デビュー。 好きなものは猫とアイス。 代表作:『王妃は政略結婚の夜に溺れる』『攫われた花嫁は騎士団長の愛に真実を知る』
  • 孤高の王は森の娘を一途に愛します
    3.8
    1巻550円 (税込)
    没落した貴族の娘タリサは、森の小屋で細々と暮らしている。ある雨上がりの日、森の中でタリサは高貴な身分と思しき青年と出会う。ところが、顔見知りの少年クルトがリスを狙うつもりで放った矢が彼に向かっているのを目の当たりにし、青年をかばって自らの肩に傷を負ってしまう。そしてその青年とは、近隣に狩りに訪れていた国王。狼藉を働いたとクルトを咎める国王に、許しを乞うタリサの意識はやがて遠のいていき、気がつくと王城で手厚い看護を受けていた。命の恩人のタリサに、国王ディートフリートは手ずから食事の世話をしようとしたり、毎日贈り物と部屋に届けたり……。ある日タリサは、ディートフリートが10年前の内乱で婚約者を亡くしたことを知る。その婚約者は、タリサと同じように王をかばって矢を受けたのだという。やがて城内の貴族の令嬢たちからいやがらせを受けるようになる。早く元気になって城を出なければ。しかしその想いとは裏腹に、ディートフリートとの静かな語らいが、タリサを癒していくのだが……。
  • 攫われた花嫁は騎士団長の愛に真実を知る
    2.5
    継母と義妹の贅沢の末、リディアは年の離れた資産家のもとに援助のかたとして嫁ぐことになってしまう。だが、結婚式が始まる直前、教会に盗賊のような一団が押し入り、リディアは攫われてしまい――!?ようやく自由になったかと思えば、そこは船の上だった!誘拐を目論んだのはオーブランス王国の王子、実行したのは騎士団長。しかし、ここでリディアは人違いだったことが判明してしまう!王子は騎士団長に「コンラート、そなたが責任を持ってこの娘を妻にするとよい」と告げ、当のコンラートもあっさり了解。困惑のリディアは逃亡を図ろうとするが、その意図は見透かされていて……?「私の妻だということを揺るぎないものにしてあげましょう」

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  • 白薔薇の花嫁 異国の貴公子は無垢で淫らな令嬢に溺れる
    4.0
    夜会で出会った貴公子オラントに抱かれてしまったルル。人づきあいが苦手なのに、彼と一緒にいるのは不思議と心地よくて。「極上の甘露だ。もっと味わわせてくれ」敏感すぎる無垢な身体は巧みな愛撫に激しく乱される。親が決めた婚約者がいるのに――ルルの懊悩は、終わらない快楽に押し流されて。「君の世界には、俺一人だけでいい」運命の出会いがもたらす、淫靡で一途な最愛婚!
  • それいゆ文庫 異世界とりかえばや 王女と地味子 王女の入れ替わりは突然に ~王女、スマホを手にする~
    値引きあり
    -
    婚約を祝う茶会で、マカロンを喉に詰まらせた王女。目覚めるとそこは豊島区巣鴨なるところ。鏡に映る姿は……これが、わたしか? 婚約を祝う茶会で、マカロンを喉に詰まらせた王女。目覚めるとそこは豊島区巣鴨なるところ。鏡に映る姿は……これが、わたしか? 王太后である厳格な祖母に育てられたレティシアは、自分がひそかに『氷の王女』と呼ばれていることを知っている。婚約を祝う茶会に集まった令嬢たちがよそよそしいのも相変わらずだ。やがて趣向を凝らした演出とともにマカロンが提供され、レティシアはそれを口にすると、喉に違和感が……。息ができず苦しんでいるうちに意識が遠のいていく。目覚めると、そこは見たこともない部屋だった。「ここは、どこだ?」と侍女のビビに尋ねると、これまで聞いたこともない響きを持つ声が『ここは豊島区巣鴨です』と答える。鏡を見れば、髪も瞳も黒く、地味な顔立ちでまるで別人である。『あなたは長谷川環、二十八歳。誕生日は三月九日です』とレティシアに告げたのは、侍女のビビと同じ名前のバーチャルアシスタントだった。やがてビビと会話をするうちに、レティシアはどうやら別世界の『はせがわたまき』と入れ替わってしまったらしいことに気づく。『はせがわたまき』として生きるために、レティシアは日記を読み、配信ドラマでこの世界について学び、ビビに日常を教えてもらいながら街に出て、『はせがわたまき』の転職先で『はせがわたまき』として仕事に就く。だが、つい素が出てしまい……
  • 追放された聖女は幽閉ぐーたら生活を満喫中! ~え? 名誉を回復するために結婚ですか?~
    3.5
    癒やしの力を持ち、この大陸でただひとりの聖女と言われたリリエンティーナは、彼女を目の敵にする国王の愛妾・グエンダの謀略によって、聖なる力を魔力に変えられてしまう。国王主催の舞踏会で勧められたワインを口にしたとたん、輝く蜂蜜のようだと謳われた美しい金色の髪はみるみる色褪せ光のない灰色に変わり、その場に居合わせた人々から魔女だと糾弾されたのだ。森の奥深い屋敷に幽閉されたリリエンティーナだったが……案外、自由気ままなひとり暮らしが性に合っているようで、森で出会った愛猫ルール—ルーとともに、ぐーたら生活を楽しんでいた。三年後。幼なじみ同然の王太子・アルセイからリリエンティーナのもとに手紙が届く。国王が崩御したこと、アルセイが新国王に即位したこと、リリエンティーナの名誉回復をしたいことなどが綴られていた。しかもその条件として王族との婚姻が示され、結婚相手の候補を送るとも。名誉を回復する気も、幽閉生活をやめる気もさらさらないリリエンティーナは、あくまでもお試しなんだし、と断る気まんまん。そしてやって来たのはレニアスと名乗る口数の少ない元騎士だった——
  • 年下王子の猛愛は、魔力なしの私しか受け止められないみたいです
    -
    魔力を持たないにもかかわらず、優秀な魔術の研究者として「魔力持たぬ魔術師」と称される令嬢アデライザ。けれど豊富な魔力を持つ妹に婚約者を寝取られ、おまけに仕事まで奪われて、突然人生崖っぷち!? ああもうどこか遠くへ行ってしまいたい……そんな彼女に、隣国の第三王子ルベルドの住み込み家庭教師にならないかという誘いがかかる。渡りに船と早速王子のもとへ向かったアデライザだが、そこで待ち受けていたのは傍若無人なイケメン王子様だった! しかも彼は、アデライザと同じ魔力なしの魔術研究者。そんなルベルドの研究は「魔力を取り戻す薬」の開発だというが、その薬にはとんでもない副作用があって―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 成り行きで聖騎士に手を出した魔女が愛を知るまで(1)
    完結
    -
    十八歳になり独り立ちしたばかりの新人魔女であるティナ。 彼女の目の前には、ぐったりとして荒い息を吐いている聖騎士アルベルトがいた。 アルベルトの赤らんだ頬には隠し切れない情欲が滲んでいるというのに、まるで親の仇を見るような鋭い瞳でティナのことを睨みつけている。 まさに今、魔女の手によって望まぬ『欲の発散』をされようとしているのだから無理はないのだろう。 「くそ、っやめろ……この魔女が……」 「はいはい、おっしゃるとおり魔女ですよ。とりあえず一旦出しちゃいましょ」 そもそも魔女と聖騎士はお互いに相容れぬ存在なのだが、この状況に陥ったのにはある事情があった。 ティナが住む国の王女が、隣国の王子に媚薬を盛ろうと画策したことが全ての発端なのだ。 良識のあるティナは媚薬の調合依頼を断ったのだが、王子の行く末が心配になって夜会に忍び込んだ。 しかし、聖騎士であるアルベルトは魔女の気配を察知し、不法侵入者であるティナのことを捕えようと動いた。 事情を話しても信じてもらえなかったティナだが、王子に危機が迫っていることだけは伝えることができ、アルベルトは怪しい動きをしていた侍女を見つけ、見事にその危機を救ったのだが……。 その結果、媚薬はアルベルトにぶっかけられてしまったのだ。 事情聴取のため客間に連れて行かれたティアだったのだが、自身の身の潔白を証明するためにアルベルトの『欲の発散』を手伝うことを提案する。 聖騎士は強い魔力を持っているから、魔女であるティナにもメリットがあるとのこと。 そうしてティナはアルベルトの性欲を発散させるのだが、いつの間にか立場が逆転して……? 成り行きで聖騎士に手を出してしまった魔女は、本来魔女が知る事のないとされる愛を知ることになる――。 作者より 身体の関係から始まったふたりが少しずつ互いに惹かれていく、そんな話が書きたくて完成させたお話です。 身分も立場も価値観も違うティナとアルベルトの心境が、お互いのことを知っていくことによって少しずつ変化していくさまを楽しんでいただければ幸いです。 『成り行きで聖騎士に手を出した魔女が愛を知るまで(1)』には「そもそものきっかけ」~「ドルートでの生活と二度目の行為」までを収録
  • 惚れ薬、(私が)飲んじゃいました!? クールすぎる初恋夫とまさかの溺愛新婚生活
    5.0
    ずっと片思いしていた新と、互いに恋愛感情を持ち込まない約束で結婚した花菜。 挙式当日、兄が持ってきた惚れ薬を飲んでしまった! 途端に想いが抑えられなくなり!? 悩んでいると新からキスをされ――。 「どうしてこんなに可愛いんだろうな」 信じられないほど甘い囁きと、優しく執拗な愛撫。 潤んだ身体を中も外も同時に責められ、彼の熱を直接感じたら快感が止まらない。 気付けば幸せすぎて蕩けそうな溺愛新婚生活に!
  • 没落伯爵家のご令嬢は、嘘の溺愛に気付かないふり(1)
    完結
    -
    伯爵家の令嬢レイチェルは、母が亡くなった後、錬金術師の父親も失踪したので当主となった弟を支え、家が没落しないように父親から学んだ錬金術で仕事をして、なんとか伯爵家を存続していた。 そんなある日、レイチェルに公爵家次期当主のエドガーから縁談が舞い込む。 分不相応な結婚に疑いつつ、家のことを考えてレイチェルはその縁談をうけることにした。 仕事で王宮に出入りするエドガーは日々多忙だが、レイチェルに優しく、実家の伯爵家に援助もしてくれている。 レイチェルへの気遣いも完璧で、二人きりになれば甘く蕩かされ、言葉でも体でも愛されていることを実感させてくれた。 レイチェルは、いつの間にかそんなエドガーを好きになっていた。 しかしある夜、エドガーが近衛兵と密会していることに気がついたレイチェルは、どうしても内容が気になって話を盗み聞きしてしまう。 なんと、エドガーがレイチェルの失踪した父親を探しており、さらにはレイチェルの父親は殺人犯だという話で――!? 愛されていると思っていた時間は、エドガーにとってはただの仕事だったということ。 困惑と動揺がレイチェルを襲うが、犯罪をおかしたのであれば娘である自分を利用して捜索されるのは仕方がない。 それに、エドガーが父親を捕まえてくれれば再会することもできるはず……。 レイチェルが聞いていたとは知らないエドガーの態度は変わらず甘いが、嘘の溺愛に気付いてしまったレイチェルが選んだ道は――。 作者より 切なめスタートから筆者も驚くほど早く立ち直ったヒロインと、そんなヒロインに絆されないように気をつけつつも惚れてしまう甘いヒーロー。 二人が心を通わせて本当の夫婦になるまで、見守っていただけますと幸いです。 『没落伯爵家のご令嬢は、嘘の溺愛に気付かないふり(1)』には「一 甘い初夜」~「三 原理原則」までを収録
  • 妖精に攫われた不思議系王女が再建を誓う賢王に嫁いだら
    3.3
    貴族の反乱で荒廃したタルキス王国に、ロンダルシア王国の王女メローネが嫁いできた。反乱を鎮め、再建を誓う若く誠実な国王カレルだが、国土は荒廃し国庫も疲弊したタルキスに、由緒ある国の若い王女が我慢できるわけがない、すぐに帰るに違いないとあきらめ気味。ところがメローネはつねにマイペースの不思議系王女。小鳥や仔馬と語り、大臣たちや王宮の下働きたちともあっという間に打ち解けてしまう。いっぽう王国には反乱貴族たちが残した呪いの爪痕が今なお残り、あちこちで怪異が起きていた。王宮に現れた巨大な白蛇を前にまったく臆せず話すメローネ。それを見てカレルは王国を襲わんとする重大な異変と、この地をメローネが訪れた意味を悟るのだった——
  • 竜国の王女の政略結婚~夫選びは星船の褥で~
    4.3
    サーリアは竜の子孫と謳われるパラシオス王国の王女。このたび政治事情にてグーランタイン王国との婚姻が成立し、輿入れすることになったが、兄王は相手の王子の名前すら教えてくれなかった。どんな王子なのだろう……不安を抱きつつ出立するサーリア。ようやく到着し、王に謁見すると、述べられた言葉はなんと三人の王子とそれぞれ褥を共にし、気に入った王子を選べ、だった。さらにサーリアが選んだ王子を時期国王に据えると。そんなバカな……驚愕するサーリア。だが王は本気で、二週間後の新月の夜、一人目を選ぶよう命じる。いったいどうすれば……迷うサーリアは城を抜け出し、街で王子たちの評判を聞こうと思い立つのだが、早々チンピラたちに取り囲まれてしまう。そこに現れたのはサーリアへの態度が冷たい長兄のクラウスだった。
  • 令嬢司書は冷酷な王子の腕の中
    1.0
    伯爵家令嬢ながら、意地が悪い義母に家を追い出され図書館で住み込み司書をしているリーネ。彼女は仕事の一環で、幽閉中の王子へ本を届けることに。その時の本をきっかけにリーネへ興味を持った彼は、以来、定期的に彼女を呼び出すようになる。そんなある日、彼は幽閉先を脱出して兄王を倒し王位に就く。そしてリーネを王宮へ呼び出し、彼女に求婚するのだった。自分には王妃なんて難しいと主張するリーネだが、彼に言いくるめられ、結局結婚してしまう。とはいえ夫婦として共に過ごす中で、リーネは優しく麗しい彼に少しずつ惹かれていく。けれど、王としての彼に関するよくない噂や義母の不穏な動きに悩まされて――  ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 冷徹伯爵はお飾り妻に心より愛を誓う
    6/20入荷
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    身体が弱く、長くは生きられないと言われてきた男爵令嬢のエメリア。社交界にも出られず、結婚の望みも薄い。なんの役にもたたないのに、治療費だけは人一倍かかって仕方ない――。義理の姉からは疎まれ肩身の狭い日々を送っていた。 そんな中、資産家として有名な伯爵家の当主・ルシエンがエメリアを妻に迎えたいと申し出る――が、彼にとって必要なのは「妻という存在」だけだと言う。エメリアは愛のない結婚を悲しむも、お飾りの妻として贅沢を望まず暮らし始める。そんな控えめなところを好ましく思いながらも、ルシエンはエメリアが自分に関わらないよう策を講じるが、それが彼女の優しい真心に触れることになって……?

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