沖田円作品一覧
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4.7目には見えないが…… 確かに感じる、怪異の臭い!? 訳アリなふたりが探るのは、人知を超えた「怪異の謎」。 「お困りごと、承ります。 ようこそ、怪異相談処、がらくた堂へ」 薄暗く埃っぽい古民家で営む「杠葉古物堂」、人呼んで「がらくた堂」。 万年閑古鳥が鳴くその店の主・杠葉伊織は、怪異の相談を受けている。 それは杠葉自身に悲しい過去をもたらした”とある怪異”を探すためでもあった。 相棒は、人ならざるものの気配を感知できる遊馬悠人。 大切な人を奪われ、幸せな日常を破壊された者たちを救うべく、彼らは立ち向かう――この世ではない不思議な世界へ。 切なくも哀しい想念の果てにある真実とは……!? 沖田 円、渾身の最新作!!
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4.7
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4.5千年を生きる猫又の仮花嫁になりました。 上司のパワハラとブラックな会社の空気に耐えながら、憂鬱な毎日を送っている弥琴。もう限界…と思いつつの帰宅途中、気づくと弥琴は見知らぬ街に迷い込んでいた。深夜にもかかわらず営業している結婚相談所を見つけた弥琴は、今の状況を変えようと婚活を決意。相談員の狐塚から勧められるまま、「ウチ一番の優良物件」だと紹介された燐という青年とお見合いをすることに。 ようやくとれた休日。直接先方を訪ねてください、と狐塚に指示された弥琴は、渡された地図をもとに燐の家へと向かう。だが、目的地は建物の隙間にのびる狭い路地の先にあるらしい。訝しみながらも先へ進むと、その奥には不思議な雰囲気の古い街並みの通りが開けていた。 通りの突き当たりにある大豪邸が燐の家だと気づいて気後れするものの、意を決し、門の向こうに声をかける弥琴。そして出迎えてくれた着物姿の美形青年・燐を見て、弥琴は内心ひどく動揺する。目が離せないのだ……燐の猫耳と尻尾から! お見合い相手は、齢千年を超える猫又!? この街と燐の事情を聞いた弥琴は、お互いの目的のために“仮の結婚”をすることになるが――。
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4.5高2の女の子・青葉は、ある日バイト帰りに交通事故に遭ってしまう。目覚めると幽体離脱しており、キュウと名乗る死神らしき少年が青葉を迎えに来ていた。本来であれば死ぬ運命にあった青葉だが、運命の不具合により生死の審査結果が神から下るまで、キュウと過ごすことに。魂の未練を晴らし、成仏をさせるキュウの仕事に付き添ううちに、青葉は母や幼馴染・恭弥に対して抱いていた想いに気づいていく。そして、キュウも知らなかった驚きの真相を青葉が突き止め…。予想外のラストに感涙必至。沖田円が描く、心揺さぶる命の物語。
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4.4きっと見つかる、大切なもの。 実業之日本社文庫GROW誕生!第1弾 最高に切なく温かい奇跡! 沖田円、渾身の物語! この感動、心に突き刺さり号泣! 人生で大切な全てがここに。 心に沁みる、涙と希望の物語! ある町の片隅に、少女のような風貌の魔法使い・翠(すい)が営む『雲雀坂魔法店』がある。その店を訪れるのは、人知れぬ悲しみや孤独、後悔を抱えた人々。幼馴染との関係に苦しむ女子中学生、余命わずかの画家、物語が書けない小説家……。翠は、彼女らの心の奥底に眠る「真実」を感じ取り、希望へと繋ごうとするが――。読むたびに涙あふれる珠玉のストーリー。 【実業之日本社文庫GROWとは?】 GROW=成長。 自分らしく生きることを探し続けるあなたへのエール。 それが「実業之日本社文庫GROW」です。 この1冊が、あなたの心を育て、希望を与えてくれますように。
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4.4世界が終わる前に探し出した、本当の自分。 わたしはこの世界が嫌いだ。 そんな気持ちを誰にも知られないように、周りが期待する「わたし」らしさを装って、当たり障りのないよう生きてきた女子高生の佐伯真魚。ある日、差出人不明の手紙で校舎の屋上に呼び出された真魚は、手紙の送り主がクラスメイトの九条シキだと知って驚く。いつも暗い雰囲気を漂わせて教室の隅にいる九条。だが、目の前の九条は晴れやかな笑顔を見せている。そしてその背中には、白く大きな翼が。人畜無害だと思っていた地味な男子生徒が、実は天使を演じるイタい人種だった…? そっと引き返そうとする真魚に、九条は謎めく言葉を告げた。 「佐伯さん、聞いて。あと七日で世界が終わるんだ」 世界を滅ぼすかどうかの選択者に、真魚を選んだという自称・天使の九条。そして滅亡を避ける方法は、真魚自身をこの世界から消す、というものだった。九条の言葉を信じられない真魚だが、翌日、いつもの景色から何かが失われていることに気づいてしまう――。 世界の未来をその手に握る真魚が、最後の一週間で見つけた“答え”とは? 若者の圧倒的支持を集める沖田円が描く、感動の青春小説!
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4.0繰り返す死から君を救うために。 東京で自分の店をオープンさせるという大きな夢を抱き、アパレル業界でがんばってきたあずみ。だが、SNS上での出来事が原因で仕事を失い、実家がある田舎町へ帰ることに。 数年ぶりの地元に到着早々、あずみは幼馴染の太一とばったり再会する。幼い頃からどんな時もあずみの味方をしてくれた太一だが、高校生の時、太一に好意を寄せる女子生徒に嫌がらせをされてから疎遠になっていた。離れていた時間を感じさせない態度で接してくる太一に、夢を捨てた自分が情けなくて素直になれないあずみ。だが、やがて友人たちの後押しもあり、太一との距離は縮まっていく。 そんなあずみが最近気になっているのは、帰省した日から毎晩見ている夢。流星の降る夜、海辺で横たわる『誰か』の隣で泣き続けている――そんな奇妙な夢を繰り返し見ているのだ。そしてあずみは、太一の様子がどこかおかしいと気づくように。 流星群極大の夜、天体観測をするという友人の誘いで夜の海に向かったあずみと太一。星空の下で、あずみは夢の真実を知る――。 繰り返される死と嘆きの夢。流れる星はあずみと太一のどこへ導くのか。沖田円が描く再生と希望の物語!
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4.0神様が棲む加護地――咲久良町では、千年前に山神様に歌をささげて以来、一年中、町の桜が花を咲かせていた。しかし今、ずっと花が咲くのは山の上にあるご神木、千年桜だけで、町からはかつての活気が薄れていた。かつて山神様と約束を交わした咲久耶姫の子孫である咲は喫茶店で働いているが、あるときそこへワケアリの青年・ヨリがやってきて……。時を越えた約束が優しく温かな感動を生む、「ピュアフル小説大賞」金賞受賞作!
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3.9全国の書店員さんも大絶賛! 感動のコメント続々! 不器用な心を救う、ヒューマンドラマの名手、 沖田 円の新たな最高傑作、ここに誕生! とめどなく切なく優しく温かい。 「心の再生」の物語。 そして……これはあなたの物語。 さまざまな人生が交差し、疲れた羽を休めていく場所 ――喫茶とまり木へようこそ。 そこは静かな街の片隅にある喫茶店。 決して繁盛しているとは言えないが、毎日、様々な想いを抱えたお客さんが訪れる。 仕事と家庭の両立ができず離婚した後も、母親になれなかった自分に苦悩する女性。 男子であることに縛られ、趣味のアクセサリー作りを誰にも話せないでいる高校生。 安定は手にしたものの、平凡で退屈な生き方から外れることに憧れる20代事務員女子。 そして、ある特殊な依頼によって大切なことを知る便利屋男性……。 それぞれの人生を紡ぐ温かな眼差し、沖田円渾身の「心に刺さる」連作短編。 何気ない毎日の中で、自分の生き方がほんの少しだけわからなくなっている人に捧ぐ、小さな人生の再生ストーリー。 読後は、生まれ変わったような希望に満たされて――。 【沖田 円さんから読者の皆様へのメッセージ】 どこにでもいる人たちの、どこにでもある物語を書こうと思いました。 自分が人生で体験しないだろうことを味わえるのは読書の醍醐味のひとつだと考えていますが、今作はあえて自分に身近な「そこら辺にいそうな人」たちを物語の主軸に置いてみました。 本作に主人公はたぶんいません。 喫茶とまり木にやって来た5人は、他の物語ならば名前も付かないモブかもしれません。 でも彼らにだって悩みがあり、躓きがあり、人生にちょっとしたドラマだってある。 今作は、そんな人たちのささやかな物語となりました。 皆様のそばにいつの間にかいるような、古い友達みたいな本になればいいなと思っています。 ほんのちょっとだけ明日が来るのが楽しみになりますように。 (作家・沖田 円)
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-じんわり泣ける、ある家族の物語 母とふたりで暮らしている蒼士(あおし)。とくに夢も目標もなく、なんとなく日々を生きている平凡な男子高校生だ。その平穏な日常は7年間音信不通だった姉・楓(かえで)が娘の麦(むぎ)を連れて帰って来たことで見事に破壊された。父に反発して家を飛び出した姉の突然の登場で家族は否応なく形を変えていく。変えられない過去とこれからの未来。ラストはじんわり泣ける、家族の再生の物語。 2015年、スターツ出版文庫の創刊ラインナップの1冊として『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』(スターツ出版)を刊行し作家デビュー。同作は累計24万部を売り上げ、コミカライズされた。2018年には、投稿作「咲久良町シンフォニー」がピュアフル小説大賞にて金賞を受賞し 同作を改題した『千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町』(ポプラ文庫ピュアフル)を翌2019年に刊行している。近刊は『僕らの夜明けにさよならを』(スターツ出版)、『雲雀坂の魔法使い』(実業之日本社文庫GROW)など。
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-1巻792円 (税込)あなたに寄り添い癒してくれる 犬にまつわる12編のアンソロジー 家族の一員となったり、友人となったり、私たちの生活に様々な形で関わっている犬。 本書はそんな犬たちにまつわる泣ける話を12編収録した短編集です。 犬を飼っている人もそうでない人も、 ライト文芸の世界で活躍する12人の著者が紡ぐ12種類の物語に触れ、 心休まるひと時を過ごしませんか。 【一部あらすじ】 『記念写真』/沖田 結婚前に実家に帰ったみちるは、犬のリボンと歩きながら、十五年前の記憶をたぐり寄せる。 『犬と歌えば』/猫屋ちゃき なかなか懐かない子犬のミックがある日、自分が弾くピアノに合わせるように鳴いた。 『ニューファンドランドアンドサンドランド』/鳩見すた 引きこもりの主人公。ある日やっと部屋を出た彼女は、砂丘で犬のルーシーと再会し…… 『曲がり角の向うに』/朝来みゆか テオは盲導犬候補として生後六十日でうちにやってきた。一年後、別れの日が来たが…… 『ルウの幸福』/天ヶ森雀 大叔母が急逝し、和希は遺品の整理と、残された要介護犬ルウの世話を任され…… ほか7作品収録 『震災犬と、回り道』栗栖ひよ子/『だいぼうけん』ひらび久美/『君の名はタオル』杉背よい/『欲しいのは、私だけの子犬』一色美雨季/『ふたりの道のり』田井ノエル/『犬は吠えなかったか』溝口智子/『分光連星ストロール』澤ノ倉クナリ 家族の一員となったり、友人となったり、私たちの生活に様々な形で関わっている犬。 本書はそんな犬たちにまつわる泣ける話を12編収録した短編集です。 犬を飼っている人もそうでない人も、 ライト文芸の世界で活躍する12人の著者が紡ぐ12種類の物語に触れ、 心休まるひと時を過ごしませんか。 【一部あらすじ】 『記念写真』/沖田 結婚前に実家に帰ったみちるは、犬のリボンと歩きながら、十五年前の記憶をたぐり寄せる。 『犬と歌えば』/猫屋ちゃき なかなか懐かない子犬のミックがある日、自分が弾くピアノに合わせるように鳴いた。 『ニューファンドランドアンドサンドランド』/鳩見すた 引きこもりの主人公。ある日やっと部屋を出た彼女は、砂丘で犬のルーシーと再会し…… 『曲がり角の向うに』/朝来みゆか テオは盲導犬候補として生後六十日でうちにやってきた。一年後、別れの日が来たが…… 『ルウの幸福』/天ヶ森雀 大叔母が急逝し、和希は遺品の整理と、残された要介護犬ルウの世話を任され…… ほか7作品収録 『震災犬と、回り道』栗栖ひよ子/『だいぼうけん』ひらび久美/『君の名はタオル』杉背よい/『欲しいのは、私だけの子犬』一色美雨季/『ふたりの道のり』田井ノエル/『犬は吠えなかったか』溝口智子/『分光連星ストロール』澤ノ倉クナリ 沖田『記念写真』 猫屋ちゃき『犬と歌えば』 鳩見すた『ニューファンドランドアンドサンドランド』 朝来みゆか『曲がり角の向うに』 天ヶ森雀『ルウの幸福』 栗栖ひよ子『震災犬と、回り道』 ひらび久美『だいぼうけん』 杉背よい『君の名はタオル』 一色美雨季『欲しいのは、私だけの子犬』 田井ノエル『ふたりの道のり』 溝口智子『犬は吠えなかったか』 澤ノ倉クナリ『分光連星ストロール』
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-1巻792円 (税込)道端や公園で出会ったり、ペットとして飼われていたり、私たちは色んな場面で猫と出会います。 気を惹こうと鳴き声を真似しても無視され、近づけば逃げられ、気まぐれな猫たちに振り回された経験がある人も多いでしょう。 それでもやはり、猫は私たちを癒してくれる不思議な存在です。 本書は気まぐれな猫たちが織り成す12編の物語を収録しています。 ライト文芸の世界で活躍する気鋭の作家12人が紡ぐ優しさ溢れるアンソロジー、ぜひ本書で気持ちの良い涙を流していただければ幸いです。 【一部あらすじ】 『猫が飼いたい』/天ヶ森雀 三十五年連れ添った夫にある日、「猫が飼いたいから離婚して下さい」と妻は告げるが…… 『星取り網と夜の猫』/沖田 「よし、星を取りに行こう」。突飛な提案に戸惑いながらも、夏樹は千冬を浜に連れていく。 『コーリング・ユー』/浜野稚子 妹が猫アレルギーになり、猫を手放すことに。納得できない文乃は家族に嚙みつくが…… 『あの夏の日の猫』/一色美雨季 小学生のころ孤立していたタツオ。久しぶりに会った彼は俺に、当時の想いを打ち明ける。 『風に消えない幸福のかけら』/澤ノ倉クナリ 病気の治療のためアメリカに引っ越すトモノは、猫の新たな飼い主探しをキョウカに頼み…… ほか7作品収録 『お猫さま審判』烏丸紫明/『猫背くんと迷い込んだ猫』日野裕太郎/『おばあちゃんと猫だより』編乃肌/『猫と父と月の夜』神野オキナ/『天邪鬼の勇気』国沢裕/『化け猫リン』浅海ユウ/『猫と姉さんと私』那識あきら
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-1巻792円 (税込)り返って、また歩み出す。卒業式にまつわる12編の心にしみるアンソロジーです。 【一部あらすじ】 春告草の式日/沖田円 老梅のような姉・季夜との別れを控えた妹・紗和。縁側で交わされた最後の会話が互いの心を癒していく。 さよならの勇気/桔梗楓 夕焼けに染まる街の道路を、一台のスクールバス。高齢の運転手、豊城の卒業と希望。 あなたが遺した北極星/溝口智子 亡くなったゼミの教授の遺言が卒業生たちの心を変えていく その扉を開く/杉背よい 屋上へと続く階段が3人の基地だった。青春と卒業、そして開かずの扉を開く。 春の歌/霜月りつ 焼夷弾で焼けた小学校と70年後の卒業式。全員があの日に戻る。 【ほか7作品収録】 『私の胸のアレオーレ』一色美雨季/『わたしの青春を返せ』国沢裕/『小さな卒業式』水城正太郎/『とろとろ、そぞろ』日野裕太郎/『卒業式』朝来みゆか/『翼があるなら』猫屋ちゃき/『アルバムには納まり切れないし』石田空
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-【恋は何度だって落ちるもの――】 累計24万部の大人気小説をコミカライズ!! 両親の不仲に悩む高校一年生のセイは、ある日の放課後、優しく不思議な雰囲気を持つ少年・ハナと出会う。自分とは真逆のような生き方をするハナに惹かれ、毎日のように会いに行くようになるセイ。けれど、実はハナの“記憶”は一日しかもたないことを知り――。せつなさと優しさに満ち溢れた青春ストーリー! (C)En Okita / STARTS PUBLISHING (C)2017 Riichi Nishizaki