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5.0『枕草子』 一条天皇の中宮定子の後宮を中心とした華やかな宮廷生活の体験を生き生きと綴った王朝文学を代表する珠玉の随筆集から、有名章段をピックアップ。優れた感性と機知に富んだ文章が平易に味わえる一冊。 『方丈記(全)』 平安末期、大火・飢饉・大地震、源平争乱や一族の権力争いを体験した鴨長明が、この世の無常と身の処し方を綴る。人生を前向きに生きるヒントがつまった名随筆を、コラムや図版とともに全文掲載。 『徒然草』 日本の中世を代表する知の巨人・兼好法師。その無常観とたゆみない求道精神に貫かれた名随筆集から、兼好の人となりや当時の人々のエピソードが味わえる代表的な章段を選び抜いた最良の徒然草入門。 ※本電子書籍はビギナーズ・クラシックス 日本の古典「枕草子」「方丈記(全)」「徒然草」を1冊にまとめた合本版です。
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4.0推古天皇(飛鳥時代)、清少納言(平安時代)、葛飾応為(江戸時代後期)……時代の制約にしばられ反発しながらも懸命に生き抜いてきた10人の女たちが、波乱の人生を自らの言葉で語ります。当時の資料、研究成果に基づき主人公たちのキャラクター、台詞に思いをはせた筆者が現代の言葉に置き換えて描く異色の女性史。時代を超えて語りかける10人の言葉は、今まで見えてこなかった「日本女性の歴史」、さらには「もうひとつの日本の姿」を浮き彫りにします。 [目次] 野の声、森の声 縄文のシャーマン 女王と呼ばないで 台与 日出処のわたし 推古天皇 この平城京の片隅で 笠女郎 おもろい女たち 清少納言 水の音 建礼門院右京大夫 森に溺れる 森女 私たちの戦国 高台院おね 月が私について来る 遊女勝山 世界はこの手の中に 葛飾応為 おわりに [人物紹介と解説] 【著者】佐々木 和歌子(ささき・わかこ) 青森県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門分野は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーにて歴史文化講座の企画運営に携わりながら、古典文学の世界を、やさしくわかりやすく解き明かす著作を重ねる。著書に『やさしい古典案内』(角川学芸出版)『やさしい信仰史―神と仏の古典文学』(山川出版社)など。『古典名作本の雑誌』(本の雑誌社)では中古文学・中世文学を担当。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本史10人の女たち』(2018年9月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
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5.0わたし、清少納言。 キラキラ女子が集まる宮中で、 大好きな中宮定子さまにお仕えしている。 そして、思ったことを定子さまに頂いたノートに書きとめているの。 例えば、好きな本の続きが読めるとうれしい! とか、 恋バナって女子の友情が深まるよね! などなど……。 周りの人たちも「わかる!」「私も同じ!」って言ってくれるんだ。 もっとたくさんの人に読んでほしいって思っていたら、 突然、目の前にウサギが現れて――!? 「ナゴンちゃんのお話、みんなに届けてあげる!」 って、言い出したの! いったいどういうこと!? この子のこと、信じていいのかな……? 「春はあけぼの……」でおなじみ、 一度は読んでおきたい名作、はじめての一冊。【小学上級から ★★★】