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  • 仮題・中学殺人事件
    4.0
    推理小説の歴史をひもとけば、『黄色い部屋の謎』や『アクロイド殺害事件』のように、犯人の意外性で売り出した名作があまた存在する。ところがこれまで、どんな物語にも不可欠な人物であるのに、かつてこれを犯人に仕立てた推理小説というのは、ただの一編もなかった。読者=犯人である。そのことに気づいた、推理作家たらんと志すかけだしのぼくは、犯人を読者に求めようとしたのだ。そう、この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです!――推理小説の仕掛け人・辻真先の出発点となった名作登場。/解説=桂真佐喜
  • 殺人の多い料理店
    3.0
    盛岡のレストランで宮沢賢治の童話朗読会が開かれた。取材に赴いた夕刊紙記者・可能克郎は奇妙な出来事に遭遇。台本に賢治作品の贋物が紛れ込んでいたのだ。参加者を震撼させた“贋作騒動”は未解決。ところが二か月後、参加者の一人・倉村が変死する。朗読会に出演したタレント三木七重と参加メンバーの関係に不審を覚えた克郎は調査を進めるが……。
  • 焼跡の二十面相
    4.0
    1945年8月、大日本帝国の敗戦――。焼跡となった東京で小林少年はただ一人、未だ行方の掴めない明智小五郎の留守を預かっていた。そんな中、かつて世間を騒がせた二十面相から四谷重工業の社長・四谷剛太郎あてに犯行予告が届く。世紀の大怪盗と、怪しげな軍需産業の首領……彼らが狙い、守るものとは一体!? 辻真先版『怪人二十面相』開幕!
  • Q.E.D.―証明終了― THE BEST 辻真先SELECTION
    完結
    -
    超人気本格ミステリコミック『Q.E.D.-証明終了-』より、有名作家が自らの手で厳選した超傑作選が刊行! 全50巻、100話に迫る物語の中から、ミステリー作家でもありアニメの脚本家やエッセイストでもある辻真先氏が計5編を選出! ここでしか読めない、選者による各作品への解説も掲載。シリーズ未読のあなたの入門編としてはもちろん、ファンとしても押さえておきたい大ボリュームの決定版!<電子書籍オリジナル>
  • 鉄道ミステリ各駅停車 乗り鉄80年書き鉄40年をふりかえる
    -
    幹線鉄道の西村京太郎、ローカル線の辻真先……ミステリ評論家にそう評される、本格ミステリ作家クラブ会長であった筆者が、なんと、自身の作品の裏側をばらす?! 多数のペンネームを操り、伝説のテレビ番組の演出や人気アニメの脚本、そして鉄道ミステリ小説を生み出してきた筆者。古今東西、懐かしの路線や列車から、暴走の果てに作り上げてしまった妄想路線まで、筆者の軽妙な語り口とともにいざ、紙上の鉄道ミステリ旅行へ……。 辻 真先(つじまさき) 1932年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒。日本アニメ界を黎明期から支えた人物の一人。NHKに入社し、『バス通り裏』や『お笑い三人組』などの演出を担当する一方で、『鉄腕アトム』などの脚本を執筆。『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を受賞。2009年には牧薩次名義で発表した『完全恋愛』で第9回本格ミステリ大賞を受賞。『仮題・中学殺人事件』以来40年間書き続けた鉄道ミステリをはじめ著書多数。3代目本格ミステリ作家クラブ会長。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • 迷犬ルパンの名推理
    -
    伊豆の海へ転落した芸能プロの女帝が、高原の別荘で黒こげ死体となって発見! その謎も解けないうちに、犬一匹入りこめない密室で第二の殺人事件が! おなじみ、正義漢(かん)だが、お人好しでオッチョコチョイの警視庁捜査一課朝日正義(あさひせいぎ)刑事と、迷犬ルパンの名コンビの大活躍。ひと味ちがうスパイスの利いたユーモア本格推理。
  • あじあ号、吼えろ!
    5.0
    1巻825円 (税込)
    ソ連参戦が噂される満州。国策映画撮影のため、満鉄が誇る超特急あじあ号がハルピンを出発した。得体の知れぬきな臭さを纏う軍人乗客と謎の積み荷。旅程に秘された任務とは? ソ連軍、中国ゲリラの執拗な攻撃が迫る。感動の鉄道冒険巨篇!

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  • 赤い鳥、死んだ。
    3.0
    兄は“あいつ”に殺されたーー!? 幼き探偵コンビが真相に迫る! 北原白秋に憧れて童謡の創作に励み、「平成の白秋」と称される詩人・北里百男が急逝した。遺書が見つかり、警察は自殺と推定。だが、前途有望の彼がなぜ死を選ぶのか!? 独身の百男は、夫の暴行に苦しむ元隣人・早川兎弥子と恋に落ちていた。年の離れた弟で中学生の万介は、不倫と兄の死の関わりを疑い、兎弥子の娘で小6の瑠々と共に真相解明に乗り出すが……。 「掛け値なしに、辻真先ミステリーの最重要作の一つ」 小説家・阿津川辰海氏激賞の傑作長編!
  • 夜明け前の殺人
    3.0
    舞台裏で渦巻く愛憎と野望。レジェンドの傑作、初文庫化! 島崎藤村の名作小説『夜明け前』が企業メセナ公演として舞台化された。ところが千秋楽のクライマックスで主演・浜島香苗が服毒死。警察は自殺と断定、捜査を打ち切ってしまう。 他殺の疑いを拭い去れず、弟の祐介は9年後、姉と同じ劇団に入団。事件当時メセナを担当した宇佐美の娘・笛子の協力を得て、かつての関係者を訪ねるが、またも悲劇が……。 初文庫化を記念し「文庫版のあとがき」を特別掲載!
  • 盗作・高校殺人事件
    4.3
    新宿駅の九番線ホームで電車を待っていた牧薩次のうしろで鈍い爆音とともに売店から黒煙が上がった。パニック状態に陥った群衆は階段に殺到し、折り重なって転落した。死者9名、重軽傷者61名の大惨事であった。病院に担ぎ込まれた薩次は同室の若い被害者2人と意気投合し、その中の1人、三原恭助の実家、鬼鍬温泉に、退院後それぞれカップルで出かけることになった。だが、そこで密室殺人事件に巻き込まれる……! 『仮題・中学殺人事件』に引き続き、今度は「作者は 被害者です/作者は 犯人です/作者は 探偵です」と、作者が仕掛ける超ミステリ。ポテトとスーパーの名推理が冴える第2弾、ファン待望の新装版。/解説=はやみねかおる
  • 殺人小説大募集!!
    -
    エンタメ小説雑誌「小説TOKYO」編集長の畑は、盗作癖のある元文学青年。 同誌は廃刊が決まっているのに、突然新人賞の募集を行った。 男女ふたりの下読みアルバイトが選んだ10本の応募原稿から畑が入選作を決定するというのだが……。 著者が小説誌に単発で発表した短編を、奇想天外な手法で長編に再構成。 レジェンドの技巧が冴える傑作ユーモア・ミステリ!1986年に発表された作品、待望の初文庫化。
  • 改訂・受験殺人事件
    5.0
    高校3年生になった牧薩次と可能キリコのふたり。学業にそれぞれのクラブでの活動にと、青春を謳歌していた。大学受験直前の秋、彼らが通う西郊高校きっての秀才が校舎の3階から校庭に飛び降りた、はずなのに……。その遺体が発見されたのは、事件発覚から4時間も経ってからだった! さらに、クリスマス・パーティー会場での第二の事件。ともに校歌に沿った亡くなり方だと、薩次は気づく。“受験戦争”という言葉が一世を風靡した時代、ふたつの見立て殺人の真相とは? 『仮題・中学殺人事件』『盗作・高校殺人事件』に続く、シリーズ第3弾。/解説=市川憂人
  • 日本・マラソン列車殺人号
    3.0
    瓜生竜は、トラベルライターの父・慎の代理で三良旅行社の最後のツアーに同行する。その名も日本マラソン列車! 九州の宮崎をスタート、日本海沿いに列車を乗り継ぎ、北海道・函館まで辿り着く。指定の路線でゴールすると合計一億円のギャラが出る破格の企画に二組四人が参加した。出発早々旅行社の債権者の死体が福島で発見され、慎に探偵役が回ってくる。
  • 義経号、北溟を疾(はし)る
    3.5
    明治天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車する。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた。探索に放った諜者は謎の死を遂げた。警視総監は元新撰組三番隊長・斎藤一こと藤田五郎に探索方を依頼。藤田に従うのは清水次郎長の子分、法印大五郎。札幌入りした二人は、不平屯田兵の妻が黒田に乱暴され首吊り死体となった事件を探る。書下し長篇歴史冒険推理。
  • 未来S高校航時部レポート TERA小屋探偵団
    -
    江戸の長屋で密室殺人事件が発生!現場で目撃されたのは、天翔ける巨大な白猫の姿。不可解な事件は続き、現場の状況から町娘・お美濃が疑われてしまう。そこで、彼女の無実を信じる五人の少年少女が捜査を開始!圧倒的美少年・黎、歴女・真琴、小坊主・越人、戦闘少女・凜音、抜群の頭脳を誇る学。この五人は、実は未来から訪れた未来S高校航時部のメンバー!不可能犯罪の真相はやがて彼ら自身の時間旅行の秘密に迫っていき――?
  • ルパン三世 小説版<新装版>
    3.5
    「おれ、ルパン。すこぶる出来のいい泥棒でね。ついぞ警察につかまったことがない」そんなルパンに挑戦状をたたきつけたのが、暗黒街の魔術師といわれる白乾児【パイカル】だ。彼の秘密のメモを入手した峰 不二子。ルパンを倒せばそれを返すと、白乾児をけしかけたのだ。ルパンは白乾児式火炎放射器の攻撃を、はたして切り抜けられるのか(第1話「ルパン死すべし」より)。他に「サスペンス・ゾーン」「魔女戦線」「集まれ奇人ども」「『ルパン伝』猛撮影中」を収録。2015年、モンキー・パンチ×おおすみ正秋×辻 真先の〈『ルパン三世』特別鼎談〉を初収録。
  • 地球あっちこっち 旅の文章教室
    -
    1巻943円 (税込)
    書きたいと思うあなたに読ませたい。―しゃべれる人ならきっと書ける!!あなた印の旅行エッセイのコツ。起・承・転・結のコツ。

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  • 旅の書き方教室
    -
    1巻943円 (税込)
    あなたならどう書く?―旅に出たい、旅に出たらその感動を人にも伝えたい、そんな思いを抱くあなたに贈る。―地球の歩き方,書き方読本。

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  • 旅のエッセイ教室
    -
    1巻943円 (税込)
    旅の楽しみ、旅を書く喜び―読者のあなたと同様の旅好きのめんめんの、国内外をめぐった足跡の記録。旅のエッセイはこう書けばよいのです―。

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  • 本格・結婚殺人事件
    5.0
    何らかの賞を獲ったら恋人の可能キリコへ求婚すると、心に決めていたミステリ作家の牧薩次。文英社の「ざ・みすてり」大賞に、薩次の作品が選ばれたと、新宿ゴールデン街の行きつけのスナック『蟻巣』に連絡が入る。店の面々がお祭り騒ぎの中、当の薩次は嬉しいはずなのにどこか煮え切らない態度……。一方、選考委員の三人が、一人は北海道のホテルのコテージで殺害され、一人は箱根橿の木坂近くで事故に、一人は行方不明に、と次々と不幸に見舞われる。ミステリ新人賞の選考会をテーマに、薩次とキリコの結婚のエピソードを描いた、〈ポテトとスーパー〉シリーズ幻の長編。/解説=西日暮里佐保
  • 思い出列車が駆けぬけてゆく 鉄道ミステリ傑作選
    3.8
    「犯人は読者だ」で話題をさらった『仮題・中学殺人事件』から50年、ミステリ作家デビュー以来、本格もの、ユーモアものをはじめ、様々なスタイルの作品を提供し続けてきた辻真先。中でも、鉄道ミステリは、著者自身が長年の鉄道ファンであることも広く知られており、多くの読者に親しまれてきた。シリーズキャラクターである、トラベルライター・瓜生慎ものを筆頭に、自らも鉄道愛好家でもある、ミステリ評論家・戸田和光が選んだ珠玉の12編。すでに廃線となった路線、企画列車なども登場する、辻ファン、鉄道ミステリファン必携の一冊。/【目次】お座敷列車殺人号/夜行急行殺人号/ブルートレイン殺人号/α列車殺人号/郷愁列車殺人号/白い闇の駅/オホーツク心中/遠い日、遠いレール/終電車の囚人/鉄路が錆びてゆく/東京鐵道ホテル24号室/轢かれる/解題=戸田和光
  • 深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説
    3.3
    昭和12年(1937年)5月、銀座で似顔絵描きをしながら漫画家になる夢を追いかける那珂一兵のもとを、帝国新報(のちの夕刊サン)の女性記者が訪ねてくる。開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会の取材に同行して挿絵を描いてほしいというのだ。超特急燕号で名古屋へ向かい、華やかな博覧会を楽しむ最中、一報がもたらされた殺人事件。名古屋にいた女性の足だけが東京で発見された!? 同時に被害者の妹も何者かに誘拐され――。名古屋と東京にまたがる不可解な謎を、一兵はどんな推理を巡らせて解くのか? 空襲で失われてしまった戦前の名古屋の町並みを、総天然色風に描く長編ミステリ。/解説=大矢博子
  • 文春ジブリ文庫 シネマコミックEX 太陽の王子 ホルスの大冒険
    -
    伝説のアニメのシネマ・コミック 高畑勲初監督作品。宮崎駿が初めて本格的に製作に携わった長篇。少年ホルスと悪魔の戦いを描く。全シーン・全セリフを一冊に収録。
  • たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説
    3.7
    昭和24年、ミステリ作家を目指している風早勝利は、名古屋市内の新制高校3年生になった。学制改革による、たった1年だけの男女共学の高校生活。そんな中、顧問の勧めで勝利たち推理小説研究会は、映画研究会と合同で夏休み中の一泊旅行を計画する。顧問と男女生徒5名で湯谷温泉へ、中止となった修学旅行代わりの旅だった。そこで巻き込まれた密室殺人。さらにキティ台風が襲来する8月31日の夜に、学校隣の廃墟で首切り殺人にも巻き込まれる! 二つの不可解な事件に遭遇した少年少女たちは果たして……。戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく描き出す――。各方面から絶賛を浴びた長編、待望の文庫化。/解説=杉江松恋
  • にぎやかな落葉たち
    4.0
    1巻990円 (税込)
    北関東の山間にたつグループホーム「若葉荘」。そこには元天才少女小説家の世話人と、自在に歳を重ねた高齢者たち、車椅子暮しの元刑事らが暮らす。だが穏やかな日々は、その冬いちばんの雪の日、密室で発見された射殺死体の出現によって破られる。17歳の住み込みスタッフ・綾乃は、一癖も二癖もある住人のなかで隠された因縁を解き明かし、真相に迫ることができるのか!?
  • 戯作・誕生殺人事件
    NEW
    -
    東京から北関東へ移住した、ミステリ作家の牧薩次とキリコ夫妻。高齢出産を決意したキリコは、地元の中学生・美祢に住み込みで手伝いをしてもらうことに。やがて臨月間近の秋祭の日、キリコにボールペンで手書きされた生原稿が手渡される。担当の助産師の息子が書いた時代ミステリ作品らしい。それが、キリコたちに新たな事件をもたらすことになろうとは――。折しも薩次は北京に出張中、キリコは大きなお腹を抱え難事件に挑む。台風19号の来襲、そして陣痛、さらに牧家を狙う怪しい影……。〈ポテトとスーパー〉シリーズ最終巻。/解説=青崎有吾
  • ルパン三世 単行本未収録作品集
    -
    ルパン三世誕生50周年を記念して、双葉文庫『ルパン三世』『新・ルパン三世』に収録されていない、幻の『ルパン三世』を収録した初の単行本です。
  • 沖縄軽便鉄道は死せず
    -
    1巻1,650円 (税込)
    太平洋戦争末期、沖縄は米軍の激しい空襲に曝されていた。逃げる先はいまやヤンバル(本島北部)を覆う密林地帯しかなかった。沖縄刑務所もついに解散となり、収監されていた北城尚純もヤンバルに向かう。途中、老人の遺体にすがる少女に遭遇した。被弾した老人は酒蔵の主で、二百五十年の歴史をもつ古酒の甕を抱えていた。少女は父親が命と引き替えに守った古酒とともにげる決意を固める。囚人と少女の凄絶な脱出行が始まった!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 残照 アリスの国の墓誌
    3.0
    1巻1,731円 (税込)
    新宿ゴールデン街に店を構えるバー『蟻巣』。ミステリ好きの客たちが夜な夜な推理を戦わした日々も今は昔、ついに閉店の日を迎える。大家に鍵を返却するまでのわずかな時間、ママの近江由布子と常連客たちが思い出すのは、看板猫・チェシャをなでながらパイプをくゆらせていた物静かな巨匠、やはり常連客だった今は亡きマンガ家・那珂一兵の姿――。別れの酒の肴にと語られた、一兵が遭遇したというふたつの衝撃的な事件の経緯と真相とは? 『蟻巣』閉店までの数時間を昭和のマンガ・アニメ史とともに描く本格ミステリ。日本推理作家協会賞受賞の『アリスの国の殺人』より35年、辻ミステリの集大成! オールスターキャストで贈る長編ミステリ。
  • ルパン三世傑作集
    3.0
    4月11日に逝去した漫画家、モンキー・パンチの代表作「ルパン三世」「新ルパン三世」の最後のより抜き傑作選。誰もが知っている国民的ヒーロー、ルパン三世のオリジナルの姿がここに! アニメとは一味違うアダルトーでハードな魅力をお伝えします。
  • 超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東村アキコ推薦! 幻のバレエマンガ家、21世紀にまさかの大復活 君は「谷ゆき子」を知っているか―― バレエなのになわとび? バレエなのに滝に打たれる? バレエなのにダイナマイト? 常に予想を裏切りまくる超展開。昭和40年代をメインに、学年誌の売上絶頂期を支えた大人気バレエマンガ家、谷ゆき子。「白鳥の星」「バレエ星」「さよなら星」など、100万人の読者が手に汗握り次号を待った衝撃のバレエマンガをいくつも連載していたにも関わらず、一度も単行本化されなかった幻の作家が、今ここに蘇る!「バレエ星」40ページ完全再現収録、カラー32ページ、貴重な貸本『虹』『すみれ』の表紙も可能な限り収録し、圧巻の収録図版点数!花村えい子、里中満智子、高橋真琴各氏インタビューをはじめ、家族の証言などテキスト2万字超で謎多きマンガ家・谷ゆき子の実像にも肉薄します。 東村アキコ・推薦の言葉 「子どもの頃にバレエを習いたかったけど、獅子舞を習わされた私にとって、憧れの先生です」
  • 馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ
    3.7
    1巻1,999円 (税込)
    昭和36年、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ミュージカル仕立てのミステリドラマの脚本を手がけることになった駆け出しミステリ作家・風早勝利。四苦八苦しながら脚本を完成させ、ようやく迎えた本番。アクシデントを乗り切り、さあフィナーレという最中に主演女優が殺害された。現場は衆人環視下の生放送中のスタジオ。風早と那珂一兵が、不可能殺人の謎解きに挑む! 戦前の名古屋を活写した『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』、年末ミステリランキングを席巻した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ第3弾。ミステリ作家デビュー作『仮題・中学殺人事件』から50周年&卒寿記念出版。
  • 辻 真先のテレビアニメ道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *電子版『辻 真先のテレビアニメ道』には、『巨神ゴーグ』第1話シナリオは掲載されておりません。あらかじめご了承くださいませ。 脚本執筆歴60余年の巨匠が明かす テレビアニメ名作群の誕生秘話! 『機動戦士ガンダム』の成功で、依頼できた憧れの巨匠・辻 真先さん。 一緒に組んで、間口の広さに驚かされた!! 安彦良和(『巨神ゴーグ』監督、マンガ家) シリーズ構成などまだなかった時代に「第1話」の脚本を数多く執筆してきた辻 真先は、テレビアニメ作品誕生の鍵を握る重要人物です。そんな辻が本書では、『ジャングル大帝』から『巨神(ジャイアント)ゴーグ』まで21作品の「第1話」について、原作者や監督、プロデューサーとのやりとりも含めて回想。また『オバケのQ太郎』や『サイボーグ009』『おじゃまんが山田くん』などについても創作の裏話を開陳。日本のアニメがいかにして作られてきたのか、その秘密を明かします。 なお本書のカバーを飾るのは、手塚治虫が辻 真先のために描き下ろした『鉄腕アトム』第81話「夢みる機械の巻」の絵コンテ案です。映像化の際に採用されなかったため、世に出たことがない幻の絵コンテを初公開! また、『巨神ゴーグ』の監督/安彦良和から辻 真先に贈るメッセージも掲載しています。 そんな本書は現場の声があふれる臨場感あるテレビアニメ史でもあり、表現論や技術論といった側面も持ち合わせる貴重な1冊となっています。 日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』『エイトマン』からキャリアをスタートして60余年、常にアニメの現場で活躍してきた著者だからこそ語れる名作群の創作エピソードの数々。本書を一読してから鑑賞すれば、作品をより深く味わうことができるでしょう。 【CONTENTS】 CHAPTER1 テレビの原野からアニメの荒野へ CHAPTER2 第1話専用脚本家として CHAPTER3 アニメこぼれ話 あふれ話 CHAPTER4 アニメの昨日・今日・明日 まえがき 綿引勝美 『鉄腕アトム』「夢みる機械」の巻のために手塚治虫が描いた絵コンテ案 辻真先 思い出アルバム スペシャルインタビュー 安彦良和 『巨神ゴーグ』で目の当たりにした、辻真先さんの間口の広さ あとがきにかえて 綿引勝美

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