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Posted by ブクログ
宮沢賢治について取材をしている記者・可能が、盛岡で「銀河ステーション」なるレストランをオープンさせた後輩の後藤に会いに行くことから事件ははじまる。
宮沢賢治作品の朗読会のシナリオに紛れ込んだ、贋作童話「プラネトーとマグネトー」。
大学の賢治サークル「羅須地人クラブ」のメンバーが、賢治作品になぞろえられて殺害されていく。
宮沢賢治の「アメニモマケズ」の境地に、生きながら辿り着いていた三木司郎という青年の死。
殺人事件ミステリとして、というよりも、宮沢賢治作品のすばらしさを改めて感じさせてもらえた。
そういう意味でのおもしろさが上回った。
ラストは、ありがちな感じするけど、悲しい恋の結末。
この作品は1996年発表なんですねぇ。今からおよそ30年前か、ひょえー。
でもあんまり古臭くないですね。言葉も古くない、バブル臭もないし。携帯が出てこないのと、若い女性のノリが若干古いくらいかな。全然今でも読めます。
辻真先先生、あとがきで色々言い訳?みたいなことを書いてたけど、私は楽しかったです。
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