作品一覧 2022/09/20更新 思い出列車が駆けぬけてゆく 試し読み フォロー 死の黙劇 試し読み フォロー ダミー・プロット 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 戸田和光の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 思い出列車が駆けぬけてゆく 鉄道ミステリ傑作選 辻真先 / 戸田和光 氏の過去の鉄道ミステリ集。 瓜生夫妻もの、懐かしいなぁ。辻作品に触れるきっかけは、赤川次郎氏の三毛猫ホームズに対抗した『迷犬ルパン』シリーズだったのを思い出す。 収録の作品は、ホラー?と思わせるものもあったりして、テイストが色々で楽しい。 1作、先日TVで見た星新一氏の作品の結末を連想するものもあり...続きを読む、ちょっとにやり。 収録作品に登場する路線も全国あちこちだし、今となってはすっかり見かけない「急行列車」も登場して懐かしい。 新シリーズの発表も続いていることだし、迷犬ルパンシリーズも復刊してくれるのを期待しちゃおう。 Posted by ブクログ ダミー・プロット 山沢晴雄 / 戸田和光 ザ・本格推理小説。 文体や描写に歴史を感じるものの、一度読み進めてしまうと止まらなくなる。 冒頭に作者からの挑戦状があるので、「なにかあるな」という気持ちで読んでいくスタイル。 トリック自体がとても良い出来! Posted by ブクログ 思い出列車が駆けぬけてゆく 鉄道ミステリ傑作選 辻真先 / 戸田和光 今でもヒット作を上梓する息の長いミステリー作家、短編の中から鉄道をテーマとした作品だけを集めた作品。 全て短編、短い中にどんでん返しをうまく散りばめた名人芸が楽しめる。1980年代の作品も多くそれだけで郷愁を掻き立てられる。 大垣夜行からムーンライトながら、そして父子の葛藤を描いた「遠い日、遠い...続きを読むレール」が絶品。 Posted by ブクログ 死の黙劇 山沢晴雄 / 戸田和光 知らない作家さんだったが、評判がよかったので気になっていた作品。 これは小説ではなくミステリだ。 トリックが先行するストーリーなので、小説として読むと期待外れかもしれない。また、登場人物がやけに多かったり、同じようなトリック・状況が堂々と用いられていたりと、ほかとはかなり異なる短編集だが、作者がト...続きを読むリックを主役に据えている点を考えると、実に実直な作品でかなり好印象なミステリである。 最初は読みにくかった登場人物の多さも、慣れてしまえば、多くの人間(事件とは無関係な人間も含めて)の思惑が交錯する事件であることで、味気のない単調な読み物になりがちなミステリの欠点を補っているようにも思える。 そして何よりも評価したい点は、フェアプレイを貫いているところ。そのせいで、トリックが透けて見える話もあるが、小細工をせずミステリとして真っ直ぐに勝負しているところが気持ち良い。 個人的には、「密室の夜」「京都発あさしお7号」がおもしろかった。 Posted by ブクログ ダミー・プロット 山沢晴雄 / 戸田和光 職場の方に教えていただいたブログから見つけて購入。 中盤くらいで、何となく結末の方向性が見えてきてしまったように思う。ただ、それでもなお、展開のテンポが良く読みやすいため、最後まで楽しむことができた。 あまりなじみのない大阪の街を舞台にしていることも個人的には興味深かった。 Posted by ブクログ 戸田和光のレビューをもっと見る