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  • CEOの約束の花嫁【分冊】 1巻
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    3.0
    両親の再婚で義理の兄妹になったロスとケリー。ハンサムで威圧的なロスのことは苦手だったが、義父とデパートの経営方針が合わず彼は家を出て行き、それきり会うことはなかった。6年後、義父の葬儀で再会するが、義父は実子のロスとケリーに財産を遺していた。その条件はふたりが同居しデパートの共同経営すること。すると、彼は不遜な態度を隠すことなく「最善策は、僕と結婚することだ。試してみるかい?」と切りだしてきたのだ。罪深いほどの熱いキスとともに──。

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  • 南国の花嫁【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    やさしく自分を呼ぶ声に、カレンは深い眠りから目を覚ました。そこはロンドンの自宅ではなく、陽光あふれる見慣れぬ部屋だった。さらに、見知らぬハンサムな男性が心配そうにじっと自分を見つめている。あなたは誰? カレンが戸惑いながら聞くと、男性は一瞬言葉を失って答えた。「僕は君の夫だ。」――まさか!私は結婚なんてしていない。カレンは否定するが、彼女は事故で彼に関する記憶を失っていた。彼の妻として、ここブラジルで暮らした3か月間の記憶を――。

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  • 苦い求婚【分冊】 1巻
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    1.0
    ランチの約束で父の会社を訪れたレオニーは、そこで父の上司ヴィダルと出会う。ポルトガル貴族の血をひく大物実業家の彼に誘われ舞い上がったものの、会ったその夜に体を求められたことがショックで、レオニーは翌日の彼のプロポーズも断ってしまった。あれから2年、2度と会うまいと思っていたヴィダルにレオニーは面会を申し込んでいた。父が会社の金を横領したからだ。罪の償いを申し出たレオニーに彼は冷たく言い放った。「命令だ、今度こそ私と結婚しろ」、と。

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  • 危険な休暇【分冊】 1巻
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    -
    同僚マリーに誘われて3週間の休暇を取り、楽園バハマを訪れたジーナ。豪華ホテルで食事中、二人組の英国人男性に声をかけられる。一人は有名小説家ライアン。だが、ひとしきり話した後彼女は軽率さを指摘された。大金持ちの男性を掴まえにきたマリーと同じような、アバンチュールを求める女だと勘違いされたのだ!

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  • 大草原の貴族【分冊】 1巻
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    -
    公演のため、ブエノスアイレスを訪れた踊り子のライアン。ところが、代理店の手違いで一文無しで町に放り出されてしまう!――どうしよう、イギリスへ帰る旅費すらないのに…!困り果てるライアンに、一人の男性が声をかけてきた。大牧場主のリカルド。彼はライアンにとんでもない提案を持ちかけてきた――!「君を雇おう。1万ポンドと引き換えに、6か月間私の“妻”になって欲しい」信じられない申し出に、戸惑うライアンだが…。――見知らぬ人と結婚なんて!?でも、彼の黒曜石のような熱いまなざしに…囚われてしまいそう…!

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  • この恋は嘘【分冊】 1巻
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    -
    人材派遣会社で働くケリーは、大女優エステルが執筆する自伝を手伝う秘書として派遣された。やりがいのある仕事だが、エステルの一人息子リーだけが気がかりであった。彼は青年実業家でプレイボーイ。ケリーの友人サラは以前彼にもてあそばれた復讐のため、ケリーに危険なゲームをもちかけてきた。

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  • 幸福の幻影【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    ローレンは16歳の時に、たった一度のあやまちで生まれたわが子と引き離された。 養子先の屋敷をやっとつきとめた彼女は、真実をふせたまま、娘ケリーの世話係としての職を得る。屋敷の主ブラッドはイギリス屈指の実業家で魅力的な男性。本当のことは話せない・・・! しかし、ブラッドにひかれていく心をとめられなくて!?

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  • 秘書は危険な職業【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    3年前の豪華客船旅行で自由奔放なブロンド娘を演じたエマ。出会った青年リーと熱く燃え上がる3日間を過ごしたエマの恋愛は心に深い傷を残して終わりを告げた――遊びを演じるしかなかった運命の出会い。やがて、臨時秘書と上司として偶然再会した2人。リーはエマが旅先の情事の相手だと気づいていなかった。

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  • エンジェル・キス【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    ひと夏の間、少年の世話を頼まれたベビーシッターのテッサ。トラベル・ライターの父親マークは全てを自分の思いどおりにする男。その強引なやり方に反発を覚えながらも、急速に惹かれるテッサ。そして彼も・・・。そんな中、前妻が養育権を巡って訴訟を起こす。子供を守る為とはいえ、結婚を迫られたテッサは!?

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  • 疑惑の雲を晴らして【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    真冬の深夜、別居中の夫カイルが突然シャノンの家に現れた。かつて激しく求めあって結婚したふたりだったが、若すぎたシャノンと、常に女性の影がまとわりつくカイルとの想いはすれ違い、離婚寸前の状況にあった。今さらなんの用? 戸惑うシャノンに、熱いキスとともにカイルが告げる。「君が欲しい。僕たちはやり直すべきなんだ」一瞬心が揺らいだが、理由を聞いたとたん、シャノンは体が凍りついた。彼は私を利用しようとしているだけ。そこに愛はないのだ…。

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  • 伯爵家の血筋【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    ジーナは15歳の時、古びた結婚写真を見つけた。そこには母と見知らぬ男性が写っていた。母を問いつめると、その男性はジーナの実父だという。彼は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中で事故死し、母はジーナが生まれる前に今の父と結婚したという。25歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。ジーナはこの地である男性に出会い、強くひきつけられた。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。その名は実父の名字と同じ…。

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  • シンデレラの憂鬱【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    道ばたで派手に転んだシャロンを介抱してくれたのは、上等なスーツを身にまとった素敵な男性。ただそれだけのかかわりだったはずの彼は、翌日、高級車に乗って彼女を迎えに現れた! 生きる世界の違う彼に惹かれてはいけない。最後まで理性的でいなければ…。けれど2回目のデートでプロポーズされたシャロンは有頂天になった。彼の気持ちが本気だったなんて嬉しい。だけど結婚式当日、幸せの絶頂で彼女の耳に入ってきたのは、愛とはほど遠い言葉だった……。

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  • 強引な恋人【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    大物銀行家リーアムの身勝手な再会のキスは、リーガンの忘れたくても忘れられない過去の情熱を露わにした。7年前、彼女は当時の勤務先の社長リーアムに初めての恋をした。募る想いに衝き動かされ大胆にも彼を誘惑し、願いどおり愛を交わせたのだが…。野心家で非情な社長は禁断の関係を数か月楽しんだあと、資産家の娘とあっさり結婚してしまったのだ。今またリーアムの瞳は欲望で濡れている。やめて! もう私は間違わない。あなたに隠している秘密のためにも…!

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  • 罪深き賭け
    -
    伯爵家のカントリーハウスに招かれた、令嬢のトゥルーディ。この国でもっとも人気のある独身男性、バスティアン・ウィルソンも滞在中と知り、彼女の心は弾んだ。そんな彼からいきなり途方もない賭けの話を持ちかけられ、トゥルーディの頬は真っ赤になった。
  • アメジスト色の蠱惑
    -
    妖しく光るアメジストは、色欲の呪いをかけた。 「もっと深く、もっと早く。お願い、もっと、もっと!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 その女は船長1人ではとても足りず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、おさまることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたへの欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 時は現代。ブランディはスキューバダイビングのツアーでキューバ沖を訪れていた。 今日は、ハイチの海賊船が沈んでいるという噂のエリアに潜る予定だった。 ペアを組むライアンと共に出発したブランディは、海底に紫色に光る石を見つけた。 船に戻り、例の石をライアンに見せようと手のひらにのせて差し出したとき、 ブランディの身体を、暴力的なまでに甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 「ライアン――わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 情熱の系譜
    -
    父が亡くなり、借金と落ちぶれた家名を背負わされたヘレンは、友人の家で子守りとは名ばかりの下働きをしていた。その家族に付き添ってカリブ海を訪れたとき、彼女は空港で困っていたところを見知らぬ男性に救われる。礼を言って立ち去りかけて凍りついた。幼いころにヘレンを捨て、家を出た母が彼に駆けよってきたのだ。この若くすてきな男性が、まさか……母の愛人なの?嫌悪をおぼえて逃げようとする地味な身なりのヘレンに、皮肉にも彼は興味をあらわにして……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • めぐりあいの絆
    -
    シドニーで開かれた会議に出席していたカーリは、五年前に離婚した元夫のゼイヴィアに偶然再会した。今後は会うこともないだろうと、誘われるまま彼の部屋を訪れるが、ついベッドをともにしてしまう。数カ月後、カーリは彼の子を身ごもっていることに気づく。
  • CEOの約束の花嫁
    完結
    3.0
    両親の再婚で義理の兄妹になったロスとケリー。ハンサムで威圧的なロスのことは苦手だったが、義父とデパートの経営方針が合わず彼は家を出て行き、それきり会うことはなかった。6年後、義父の葬儀で再会するが、義父は実子のロスとケリーに財産を遺していた。その条件はふたりが同居しデパートの共同経営すること。すると、彼は不遜な態度を隠すことなく「最善策は、僕と結婚することだ。試してみるかい?」と切りだしてきたのだ。罪深いほどの熱いキスとともに──。
  • この恋は嘘
    -
    ■彼を夢中にさせ、最後に拒絶してやる?ゲームの結果傷つくのは私かもしれないのに。■人材派遣会社で働くケリーは、大女優エステル・サリバンのもとに、自叙伝執筆を手伝う秘書として派遣された。とてもやりがいのある仕事にケリーは張り切っていた。ただひとつ気がかりなのは、エステルのひとり息子、リー・ハートフォードのことだ。リーはやり手の青年実業家で、女性遍歴でもその名を知られている。ケリーの友人サラは以前彼にもてあそばれ、いまだに立ち直れない。サラはケリーに、危険なゲームを彼に仕掛けるようそそのかした。リーを夢中にさせ、最後の瞬間に手ひどく拒絶して、思い知らせてやればいい、というのだ。そんなふうにリーと対決する自信はないわ。ケリーの心は揺れる。それはすでに彼に惹かれはじめているからかもしれなかった。
  • 悩めるシンデレラ
    -
    豪華な調度に囲まれた部屋でジーナは気後れしていた。ここは私のいるべき場所ではないわ。ジーナは生まれ落ちてすぐ養女に出された。死期の迫った祖父が苦労して彼女を探しだし、ほんのわずかの言葉を交わしたあと、亡くなった。今、遺言が読み上げられようとしている。私は何もいらない。祖父の養子であるロスが、一族の帝国を引き継げばいい。だが遺言の内容にジーナは耳を疑った。ロスと彼女の結婚を条件に、財産が分与されるというのだ。
  • 魅惑の仮面舞踏会
    3.0
    ミス・茶ねずみ――フィリーの憧れのボス、ダミアーノは、不格好な彼女をそう呼び、哀れむような目を向けるだけだった。だが、そんな彼女に、夢のような出来事が訪れた。会社主催の仮面舞踏会でクレオパトラに扮すると、あろうことか、ダミアーノが近づいてきたのだ。彼は絶世の美女を崇めるように見つめ、フィリーをパーティ会場の奥の部屋へと誘った。どうしよう。仮面をはずしたらわたしだとわかってしまう。フィリーは仮面をつけて正体を隠したまま、彼が約束する楽園へと飛び立った。
  • キリアキス家の宝石
    4.0
    ■ギリシアの名門の男たちの、なんと残酷なことか。彼らに翻弄されて、エマは……。■レオン・キリアキスの婚約を知ったとき、エマの世界は音をたてて崩れた。わたしへの愛を誓い、愛を交わしているあいだにも、レオンは別の女性との結婚準備を進めていた。傷心のエマを支えてくれたのは、レオンの弟タキだった。一族の経営する銀行で役職についていたタキにプロポーズされ、エマは彼の妻となるが、幸せは訪れなかった。夫は強盗に襲われて命を落とし、その直後、銀行の不正が発覚。名ばかりの財務部長だったエマは、わけがわからないまま逮捕されてしまう。無罪を主張する彼女に、耳を傾ける人はいない。もちろん、レオンも。それどころか彼は、エマに向かって、とどめの一撃ともいうべき通告を口にした。
  • トスカーナの誓い
    -
    ■これからどうすればいいのだろう。私に残された手段はこれだけだ。■シエナは人生で最悪の年を過ごしていた。アロマテラピストとして働いていた美容院がつぶれてしまい、愛していた男性には裏切られた。そして、母親は多発性硬化症という病気に苦しんでいる。そのうえ、住んでいるフラットまで立ち退くように言われていた。でも、すべてを解決する方法がないわけではなかった。亡き父親の遺した、莫大な遺産を相続すればいい。ただ、それには一つ条件がついていた。彼女が結婚していなくてはいけないのだ。シエナは知り合ったばかりのキアに、夫になってくれるよう頼んだ。彼の会社を救うための資金援助を報酬にして。キアは承知したが、意外なことを言い出した。
  • 疑惑の雲を晴らして
    完結
    -
    真冬の深夜、別居中の夫カイルが突然シャノンの家に現れた。かつて激しく求めあって結婚したふたりだったが、若すぎたシャノンと、常に女性の影がまとわりつくカイルとの想いはすれ違い、離婚寸前の状況にあった。今さらなんの用? 戸惑うシャノンに、熱いキスとともにカイルが告げる。「君が欲しい。僕たちはやり直すべきなんだ」一瞬心が揺らいだが、理由を聞いたとたん、シャノンは体が凍りついた。彼は私を利用しようとしているだけ。そこに愛はないのだ…。
  • 美しき夢破れ【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    ヴィクトリアの結婚は、誰の目にも理想的な結婚に見えた。夫のザックはどんな女性をも虜にする容姿端麗な会社社長で、二人は愛し合って結ばれたと、ヴィクトリアは信じていた――この結婚の裏に彼女の父とザックの会社の提携があり、さらに初夜の翌朝、夫が愛人のもとに駆けつけたと知るまでは。残酷な裏切りにヴィクトリアは深く傷つき、彼のもとを去った。お腹に赤ちゃんがいるとわかったのは、それからまもなくのことだった。やむなく妊娠をザックに告げると、なんと彼は自分の子と信じなかった!独りで育てようと心に決めるヴィクトリアだったが、この期に及んで、心の片隅でザックとの愛の夢を捨てきれずにいる自分が哀しかった……。 ■両親の愛を知らずに育った私のように惨めな子にはしたくない。たとえ独りでも、わが子を大切に、立派に育てようと決意し、小さな生花店で働き始めたヴィクトリア。それを知ったザックから小切手が送られてきても突き返しますが、彼はたびたび目の前に現れ……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 南国の花嫁【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    大邸宅の一室と思われる豪華な部屋でカレンは目覚めた。ハンサムな浅黒い肌の男性が彼女の手を握り、こちらを見つめている。「あ、あなたは……?」カレンがおずおずと尋ねると、彼は一瞬言葉を失ってから言った。「僕はきみの夫、ルイスだ」このすてきな男性が……わたしの夫ですって?事故に遭い、記憶を失ったカレンには何も思い出せなかった。自分が世界的な大富豪の妻であることも。ルイスが言葉を継いだ。「きみは、別の男と駆け落ちするところだったんだ」そんな……嘘よ。わたしが浮気をしていたなんて。何も思い出せなくても、彼にはこんなに強く惹かれるのに。 ■記憶喪失は、ロマンスの王道テーマのひとつ。往年の人気作家ケイ・ソープが、不貞の濡れ衣を晴らし、夫婦の愛を取り戻すべく奮闘する、一途で健気なヒロインを描きます。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 忘れられた花嫁【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    就任式で新オーナーを見てキャシーは気を失いそうになった。6年前、キャシーと情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、そのまま姿を消し、ひどい仕打ちをしたサンドロではないかと。その後、キャシーは妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼ることなく、一人で双子を産んで育ててきた。妊娠がわかったときに一度だけ電話をし、すげなくされた、あのときの絶望感は、いま思いだしても鋭く胸を刺す。呆然とする彼女の前で、サンドロは残酷すぎる言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるのだろうか」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 強引な恋人
    5.0
    大富豪リーアムの身勝手な再会のキスを受けた瞬間、忘れえぬ情熱の疼きが、リーガンの体を突き抜けた。7年前、勤務先の重役だった彼に初めての恋をした。だが片想いが実り、愛を交わしたわずか数週間後、ぼろ布のように捨てられた。野心家で非情な彼は、リーガンとの関係を楽しむだけ楽しんだあと、資産家の令嬢と結婚してしまったのだ。以来、秘密を隠し続けてきた。私には4歳になる娘が――彼の娘がいることを。まさかそれをリーアムに知られてしまったの? ■ドラマチックなストーリーで読者を魅了するベテラン人気作家、ケイ・ソープが、クラシカルな薫り漂うシークレットベビー・ロマンスを描きました。独り身に戻っていた愛しいかつての恋人との再会に揺れるヒロインは、子供のために名目だけの花嫁となって……。
  • シンデレラの憂鬱【ハーレクイン文庫版】
    -
    わずか1週間で、大企業の御曹司リーと電撃結婚したシャロン。夢見心地の結婚式の直後、シャロンは残酷な事実を知らされる。身寄りのないシャロンなら面倒がないと、リーが妥協したのだと。式場で流れていた心ない噂――それは手酷い裏切りだった。彼のプレイボーイぶりを見かねた父親から、すぐ結婚しなければ、会社の後継者にしないと最後通牒をつきつけられたというのだ。凍りついたシャロンは、ハネムーン先のスイスでの新婚初夜に、リーを拒み、知らぬ間に悲鳴のような声をあげていた。「あなたは、お金のために私と結婚したのよ」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • セカンド・ラブ
    -
    29歳にもなって、男を知らないなんてどうかしてる――10年も一途に慕った上司にそう侮辱され、セイラは会社を辞めた。傷心のまま故郷へ戻ったセイラだったが、やがて知り合った隣人、屈強なスチュアートとの時間に癒やされるようになる。だが、自分に劣等感を抱いているセイラは、素直になれず、彼の逞しさに惹かれる気持ちを抑え込んでしまう。未経験だと知られて、また軽蔑され、嫌われるのが怖いのだ。それなのに、心の迷いを打ち明けられないまま、思わず危うい情動に身をまかせそうになって……。
  • 幼な妻の憂い【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    18歳年上の銀行家マークとダナが結婚して、2週間。冷静で思慮深く、大人の魅力をたたえた彼にひと目で心奪われ、周囲に祝福されて花嫁となった。でも、幸せの絶頂にいるはずのダナは無垢なままでいることに不満を募らせていた。結婚初夜、夫は17歳の妻とはベッドを共にしないと宣言したきり、ダナに指一本触れようとしない。わたしは身も心も彼と結ばれたいのに。ところが、マークがつい口にした言葉を聞いて、ダナは愕然とする。“脅迫”――この結婚はダナの父親に脅された結果にすぎない、と。打ちのめされたダナが、優しく慰めてくれる夫の弟に心を許すと、それに気づくや、マークは怒りを露わにし、妻を我が物にしようと……。 ■初々しい幼な妻と年上の夫の情熱的な愛をクラシカルな雰囲気たっぷりに綴った、名筆ケイ・ソープの秀逸作のリバイバルをお届けします。いつまでも子供扱いされたままではいたくないと思っていたダナですが、所有欲に燃えたマークが突如、夫の権利を行使し……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 伯爵家の血筋
    完結
    5.0
    ジーナは15歳の時、古びた結婚写真を見つけた。そこには母と見知らぬ男性が写っていた。母を問いつめると、その男性はジーナの実父だという。彼は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中で事故死し、母はジーナが生まれる前に今の父と結婚したという。25歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。ジーナはこの地である男性に出会い、強くひきつけられた。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。その名は実父の名字と同じ…。
  • 幼な妻の憂い
    完結
    4.0
    ダナは18歳年上の銀行家マークと出会った瞬間、ひと目で心奪われた。彼もまた、ダナの父親からの話によると結婚を望んでいるという。彼の理想の妻になりたい――そう決意したダナは2週間後、周囲に祝福されて花嫁となった。しかしついに結ばれるはずの初夜にマークは寝室をふたつ用意したと告げる。なぜ!? 納得がいかないダナにマークがつい口にした言葉を聞いて愕然とする。“脅迫”――この結婚はダナの父親に脅された結果だなんて…!
  • ミラノの悪夢【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    内気なケイトは、旅先のミラノで出会った男性、ジャンルカ・デ・ロッシと激しく惹かれ合い、一夜をともにした。だがいたたまれなくなり、翌朝何も言わずに逃げ出してしまう。どんな代償を支払うことになるのか、知りもせずに――それは、予期せぬ妊娠と、ジャンルカとの思いがけない再会だった。数カ月後、悪阻に苦しみながら新しい派遣先に向かったケイトは、ジャンルカが世界的に有名な実業家だったことを知る。「なぜ黙って僕のベッドから出ていった?」彼は激怒している。彼のもとで働くなんて……ケイトは何も言えず、ただ震えていた。いまも消えない彼への想いと、込み上げる吐き気と闘いながら。 ■初めて愛した男性に「ただの情事だ」と言われるのが怖くて、逃げ出してしまったヒロイン。けれど実はヒーローも、彼女に去られたことに傷ついていて――。マギー・コックスが贈る大人のロマンスは、予期せぬ妊娠をきっかけにした、癒やしの物語です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 苦い求婚【ハーレクイン文庫版】
    -
    2年前、レオニーはヴィダルのプロポーズを断った。ヴィダル・パレッラ・ドス・サントス――貴族の末裔で、多くの女性と浮き名を流す色男、ポルトガルの大物実業家だ。彼は、会ったその日に体を求めてきた。レオニーが拒絶すると、今度は妻になってほしいと甘い言葉を囁いた、不埒な男だ。だが状況は一変した。父親がヴィダルの会社の金を横領したのだ。レオニーは父の罪を償うため、我が身を差しだす覚悟で、ヴィダルに面会を申しこんだ。彼が求めるものは2年前と同じ、相も変わらぬ、レオニーの奉仕だと知りながら。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 強引な恋人
    完結
    4.0
    大物銀行家リーアムの身勝手な再会のキスは、リーガンの忘れたくても忘れられない過去の情熱を露わにした。7年前、彼女は当時の勤務先の社長リーアムに初めての恋をした。募る想いに衝き動かされ大胆にも彼を誘惑し、願いどおり愛を交わせたのだが…。野心家で非情な社長は禁断の関係を数か月楽しんだあと、資産家の娘とあっさり結婚してしまったのだ。今またリーアムの瞳は欲望で濡れている。やめて! もう私は間違わない。あなたに隠している秘密のためにも…!
  • 憎しみの代償【ハーレクイン文庫版】
    -
    17歳のときに両親を亡くしてから7年間、セアラは自分を犠牲にして妹の幸せのためだけに生きてきた。だが、最愛の妹は、ギリシア人の愛人に捨てられたあげく、19歳になったばかりで赤ん坊を遺してこの世を去ってしまった。それはすべて愛人の兄アレックス・ターザキス――気が遠くなるほどの富豪で権力を一手に握っている男が、ふたりの結婚を頑として許さなかったせいだった。しかも、アレックスは妹の葬儀の日に現れたばかりか、端整な顔に冷酷さを滲ませて、セアラに赤ん坊を渡すよう告げた。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 聖夜の告白
    -
    ゲイブは神妙な面持ちでこう切りだした。「家賃は、ただでいい。僕の“婚約者”として、祖母と一緒にクリスマスを過ごしてくれないか」大富豪の彼は、カサンドラのアパートメントのオーナーでもある。常日頃からその派手な生活や、ついてまわる女性たちを見て、カサンドラは彼に対して反感をおぼえずにはいられなかった。なぜ私なの? ほかにいくらでも適任の女性がいるでしょうに。だが、カサンドラはゲイブの祖母が余命僅かだと聞かされると、断ることはできなかった──秘密を明かせぬまま。カサンドラには密かに育てている赤ちゃんがいるのだ!■ハーレクイン・イマージュの人気作家スーザン・メイアーが描く、クリスマスにぴったりの心温まるロマンスをお楽しみください。
  • 弟の花嫁
    -
    レオニーは、鏡に映った自分の花嫁姿を見つめながら、瞳を不安に揺らしていた。マルコムとの結婚式が近づいている。大富豪で家柄のいい彼の一族とうまくやっていけるか、いまひとつ自信が持てないのだ。ノックの音に扉を開くと、ガイルが立っていた。なぜかマルコムとの仲を裂こうと、いつもレオニーに辛くあたる、苦手な彼の兄だ。いぶかる彼女に、ガイルのうつろな声が響いた。「マルコムは死んだよ」驚きと悲しみに取り乱すレオニーに、ガイルから、さらなる意外な申し出をされて……。
  • 忘れられた花嫁【ハーレクイン・セレクト版】
    2.3
    キャシーの勤める会社が、さる大富豪に買収されることになった。だが新オーナーを見たとき、彼女は危うく気を失いそうになる。サンドロ! 6年前、情熱的な一夜をともにし、結婚も誓ったのに、そのまま私の前から姿を消した人……。ひどい仕打ちを受けた彼女は、その後妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼らず双子を出産し、ひとりで懸命に育ててきた。呆然とする彼女の前に立ったサンドロは、衝撃的な言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるかな?」なんてこと。サンドロは私を冷たく捨て去っただけでなく、プロポーズしたことすら覚えていないなんて。 ■“ハーレクイン・ロマンスの看板作家”ミシェル・リードの作品をお贈りします。愛した人の記憶から消し去られ、たったひとりで双子を産み育ててきたなんて、幸せなハッピーエンドを期待せずにはいられません。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 疑惑の雲を晴らして
    -
    幸せは長くは続かない。熱烈に恋して結婚したのに――。■雪深い二月のある日の深夜。ロマンス小説作家シャノンは階下の不審な物音に目覚めた。武器代わりにロフトの開閉用の棒を持って階段をおりる。そこにいたのは、十八カ月別居中の夫、カイルだった!かつてシャノンが夢中になり、熱烈に恋して結婚した男性。だがカイルは、彼女を幼すぎると言い、別の女性に走った。何しに来たのと問いただすシャノンに、彼は言った。「僕たちにはやり直すべき理由があるんだ」理由というのはこうだ――亡くなった妹の子どもを養女にしたい。ついては、役所の審査のため妻が必要なので三カ月協力してほしい。三カ月後には離婚に応じると言われ、彼女は虚しさをおぼえた。だが断ることもできなかった。彼の姪のためばかりではなく……。
  • 真実は言えない【ハーレクイン・セレクト版】
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    トレーシーは事故で記憶を失い、病院で目覚めた。夫ジュリアンが彼女をローザンヌのシャトーへ連れ帰るが、そこにはまだ生まれて間もない三つ子の赤ん坊がいた。トレーシーは衝撃のあまり、すべての記憶を取り戻す。この子たちは、近親相姦で生まれた子どもなんだわ――!最愛の夫ジュリアンの父は、トレーシーの父親でもあるのだ。義父の死の床で、彼女だけに明かされた秘密に打ちのめされ、トレーシーは何も告げぬままジュリアンのもとを去った。妊娠を知ったのはそのあと。彼女は三つ子を産み、事故に遭った。訳もわからず彼の愛を拒み続ける妻にたまりかねたジュリアンは、ついにある夜、トレーシーを力ずくで抱こうとしてしまう。 ■トレーシーにとって夫ジュリアンは初恋の男性。そんな彼と結婚し、南の島で2カ月もの甘いハネムーンを過ごし、スイスのシャトーで新婚生活を始め……そんな幸せの絶頂に告げられた恐るべき事実。大御所作家R・ウインターズの代表作と讃えられる名作です。 *本書は、初版ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 忘れがたき誘惑【ハーレクイン・セレクト版】
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    ルイザは突然オフィスに現れた男性を見て息をのんだ。ルーク・デヴァルー! 貴族出身の大富豪で、ルイザの出版社が“理想の独身男性”として報じた人物だ。彼は3カ月前、わたしを誘惑し、運命の相手と信じさせた。本当のところ、記事にされた腹いせが彼の目的だったのだ。裏切りに深く傷ついて以来、必死に忘れようとしていたのに、今さら現れるなんて、いったいなんのつもりだろう。ルークは強引にルイザをオフィスから連れ出すと、怖い顔で問いただした。「きみは妊娠しているんじゃないか?」そういえば、来るべきものが来ていない……。でも、何故あなたがそんなことを知っているの? ■ハーレクイン・ディザイアの人気作家ハイディ・ライス。生粋のロンドンっ子らしく、セクシーでテンポのよい作風が持ち味です。RITA賞受賞作家というのも本国での人気を物語っています。どうぞお楽しみください。 *本書は、初版ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 伯爵家の血筋 年上と恋に落ち
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    ジーナは自分の出生に秘密が隠されているとは思ってもいなかったが、十五歳のとき屋根裏部屋で、母とイタリア人男性との結婚許可証を見つけ、母を問いつめて実父の存在を知った。実父は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中、事故死し、母はジーナが生まれる前に、今の父と結婚したという。二十五歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。実父の故郷は中世の面影を残す小さな町だった。ジーナはこの地で、ある男性に出会い、強く引きつけられた。彼もジーナに引かれているのは明らかだ。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。ジーナの実父の名字と同じだ。近親者の可能性は少なくない。それを思うと、ジーナは彼への気持ちを抑えざるをえなかった。
  • 愛は奪うもの
    5.0
    母亡きあと、義理の父も亡くしたエリンは、父親違いの妹サマンサと二人で途方に暮れていた。十九歳でなんの資格もなくては、まともな働き口はない。妹にしても十四歳、まだ学校に通う身だ。そこへ長年音信不通だった義父の弟ニックが現れ、二人を引きとると申し出た。実の姪であるサマンサはともあれ、血縁関係のない自分が世話になるのは、とエリンは断わろうとする。だが妹のことが案じられ、ニックの家で働くことを条件に、彼の住まいがあるカリブ海の島バルバドスに同行することになった。画家として名をなしたニックの広大な屋敷で、義父と違って精力的な魅力あふれる彼と暮らすうちに、エリンは十五歳という年齢差を超えて、彼に強く惹かれていった。
  • 遅すぎた告白
    5.0
    華麗なパーティで踊る婚約者とのダンスは彼女を絶望の淵に突き落とす合図だった。■ロンドンの旅行代理店に勤める二十四歳のニコール・ハントは、再婚した継母レオノーラの子どもの洗礼式に招かれ、ベネズエラの大富豪ペレサ家を一年ぶりに訪れた。レオノーラとその夫エドゥアルドはニコールとの再会を喜ぶが、長男のマルコスは冷酷きわまりない視線を彼女に浴びせる。決して許してはくれないのね……。マルコスを愛するニコールは、いたたまれない気持ちになり、ペレサ家再訪を悔やんだ。一年前、ニコールとマルコスは幸せの絶頂にあった。継母の結婚式に参列するため、ニコールがペレサ家に滞在したおり、二人は強い絆で結ばれ、結婚の約束を交わした。だが、レオノーラとエドゥアルドの結婚披露パーティの夜、二人の愛を砕く忌まわしい事件が起きて……。
  • 愛しい人と眠る夜
    3.0
    彼と娘にもう一度会いたい。この思いに胸が張り裂けそう。■キャロラインはナニーとして二年間、エイムズベリー家で働いた。しかし、それももう終わり。一家が引っ越すことになったためだ。あと数週間で彼女には仕事も、住むところもなくなる。そんなとき、新しい仕事の話が舞い込んだ。ある裕福な実業家がすぐに仕事につけるナニーを探しているという。だが相手の名をきき、彼女は呆然とした――マシュー・キャラン。数年前憎しみと軽蔑に満ちあふれた顔で、別れを告げられた相手だ。そしてナニーが必要な子供は、キャロライン自身の娘に違いない。産んでから一度も、この腕に抱くことさえできなかった娘。娘の顔が見たい。キャロラインの心は揺れる。今の彼女は名前も変え、整形手術をしたため見かけは別人のようだ。きっとマシューにはわからない。キャロラインは決意した……。
  • 真実は言えない
    2.7
    もう彼の愛を受け入れることはできない。あの忌まわしい秘密があるかぎり……。■初恋の男性との結婚、タヒチで過ごした二カ月のハネムーン、スイスのシャトーでの新婚生活――何もかも完璧なはずだった。トレーシーはジュリアンに身も心も捧げ、ジュリアンもまた長く抑えていた情熱を解き放ってトレーシーを愛した。だがシャトーに戻って四日目、死の床にあったジュリアンの父親がトレーシーに恐るべき事実を告げ、彼女を奈落の底へ突き落とした。ジュリアンを愛してる。でも一緒にはいられない。苦悩に引き裂かれたトレーシーは、黙って彼のもとを飛び出した。そして故郷のサンフランシスコで交通事故にあったのだ。五カ月の入院で外傷は奇跡的に完治、ショックによる記憶喪失も回復しつつある。ところが退院間際になってジュリアンが突然姿を現した。彼女をシャトーへ連れ戻しに……。
  • ひそかな憧れ
    -
    彼女は偽りの結婚を承諾した。たとえ苦しむはめになろうとも。■美容院を営んでいるグレースのもとに、ある日、十年ぶりに少女のころからひそかに憧れていたジョニーが現れた。青い瞳と黒髪の彼は相変わらず魅力的だ。「僕と結婚してもらいたい」開口一番、ジョニーは言った。十代のころ、あれほど夢見ていた言葉を耳にして、グレースは今にも気を失いそうになった。昔からわたしを邪魔な妹ぐらいにしか思っていなかったのに、どういうつもりだろう?だが、詳しい話を聞いてグレースは納得した。亡き妹の遺児の養育権を手に入れるためには独身ではだめだと弁護士に言われ、ジョニーは彼女に見せかけの結婚を申し込んだのだった。
  • シンデレラの憂鬱
    完結
    1.0
    道ばたで派手に転んだシャロンを介抱してくれたのは、上等なスーツを身にまとった素敵な男性。ただそれだけのかかわりだったはずの彼は、翌日、高級車に乗って彼女を迎えに現れた! 生きる世界の違う彼に惹かれてはいけない。最後まで理性的でいなければ…。けれど2回目のデートでプロポーズされたシャロンは有頂天になった。彼の気持ちが本気だったなんて嬉しい。だけど結婚式当日、幸せの絶頂で彼女の耳に入ってきたのは、愛とはほど遠い言葉だった……。
  • 美しき夢破れ
    4.0
    それは誰の目にも、理想的な結婚に見えた。ザックはどんな女性をも虜にする容姿端麗な会社社長で、ヴィクトリアは美しくまだ初々しい、輝ける花嫁。二人は愛し合って結ばれたと、ヴィクトリアは信じていた――結婚の裏にはザックと父の会社との提携があり、さらに初夜の翌朝、彼が愛人のもとに駆けつけたと知るまでは。残酷な裏切りにヴィクトリアは深く傷つき、夫のもとを去った。おなかにザックの赤ちゃんが宿っているとわかったのは、それから間もなくのことだった……。
  • クレタ・愛の風景
    -
    貧しい祖母を見捨てる冷酷非情な男。私はあなたの獲物になどなりはしないわ!ヨーロッパ屈指の抱かれたい男?ケイトはザンのもとへ車を飛ばしながら苦笑した。たしかに、ザン・ウォルコットは有望で富裕な芸術家だ。だが、たった一人の身内である年老いた祖母を、容赦なく見捨てる冷淡な男でもある。ケイトの雇主ネリナは、今、死に瀕している。それなのに、彼女の孫であるザンは身内の苦境などおかまいなしに、美女たちをはべらせて、豪勢な生活を送る毎日だ。自身の出生についてはデパートの試着室に捨てられていたことしか知らず、まったく身寄りのないケイトは、どうしてもザンが許せなかった。今度だけは逃がさないわ。だが、交渉に行ったケイトは、ザンに値踏みするような目つきで眺め回されて…。
  • 情熱の系譜
    -
    父が亡くなり、借金と落ちぶれた家名を背負わされたヘレンは、 友人の家で子守りとは名ばかりの下働きをしていた。 その家族に付き添ってカリブ海を訪れたとき、 彼女は空港で困っていたところを見知らぬ男性に救われる。 礼を言って立ち去りかけ、彼女は凍りついた。 幼いころにヘレンを捨て、家を出た母が彼に駆けよってきたのだ。 この若くすてきな男性が、まさか母の愛人なの? 彼女は嫌悪をおぼえて逃げようとするが、 皮肉にも彼は地味な身なりのヘレンに興味をおぼえていて……。

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  • 憎しみの代償
    3.0
    セアラの最愛の妹は、ギリシア人のデーモンに捨てられたあげく、赤ん坊を遺してこの世を去ってしまった。それはすべてデーモンの兄アレックス・ターザキス――気が遠くなるほどの富豪で権力を一手に握っている男が、二人の結婚を頑として許さなかったせいだ。激しい憎しみに駆られたセアラはアレックスへの復讐を心に誓う。

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  • 幸福の幻影
    -
    ローレンは十三年ぶりに故国イギリスに帰ってきた。十六歳のときにたった一度の過ちで妊娠し、女の子を産んだ。娘を養子に出し、カナダに移り住んで保母になったものの、わが子に会いたい気持ちは抑えきれなかった。彼女はやっとつきとめた養子先の屋敷を訪ね、真実は伏せたまま、娘ケリーの世話係としての職を得る。屋敷の主であるブラッドは、五年前に妻を亡くした魅力的な男性で、彼に引かれつつも、ローレンは娘と暮らせる嬉しさで夢中だった。だがケリーが敵意をこめて放った言葉に、彼女は唖然とする。「パパを言いなりにしようなんて思わないほうがいいわよ!」

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  • シンデレラの憂鬱
    2.0
    「大丈夫ですから」シャロンは震える声でやっと言った。「大丈夫なものか。こういう傷は気をつけないといけない」シャロンは困ってしまった。バスに乗ろうと駆けだし、転んだところを助け起こしてくれた通りすがりのゴージャスな男性が、車で送ると言って譲らない。人々の好奇の目から逃れたくて、彼の言葉に従ったシャロンは、リーと名乗ったその男性が、さる大企業の御曹司だと知ってとまどうが、彼に惹かれ、デートの誘いに応じる。そしてわずか1週間後には、リーのプロポーズに夢心地でうなずいていた。ところが、結婚式の直後、衝撃の事実を知ってしまう――この結婚は、リーが会社を継ぐための便宜的なものにすぎなかったのだ。■ドラマチックなストーリーで人気のハーレクイン・ロマンスを代表する作家、ケイ・ソープの初期の作品です。理想の電撃結婚が、巧みに画策されたものだと気づきショックを受けたヒロインは……?
  • エンジェル・キス
    完結
    -
    ひと夏の間、少年の世話を頼まれたベビーシッターのテッサ。トラベル・ライターの父親マークは全てを自分の思いどおりにする男。その強引なやり方に反発を覚えながらも、急速に惹かれるテッサ。そして彼も・・・。そんな中、前妻が養育権を巡って訴訟を起こす。子供を守る為とはいえ、結婚を迫られたテッサは!?
  • あなたに会えた奇跡
    3.0
    突然、ロザリーのもとに大仕事が舞い込んだ。依頼主は先日のパーティで出会った人物、キングズリー・ウォード。有名な企業家で、誰をも惹きつける魅力の持ち主だ。彼は数ある積算士の中で、わざわざロザリーを指名した。パーティで親しくなったわけでもない……むしろ逆だというのに。仕事としては願ってもない話だが、ロザリーの心は沈んだ。キングズリーは、かつてロザリーが愛した人にどこか似ているのだ。かつて愛した人――思い出すだけで強烈な吐き気が体を襲う。とにかく、キングズリーとは距離を置かなくてはいけない。出会った瞬間から、本能が警鐘を鳴らしているのだから!
  • 危険な休暇
    完結
    -
    同僚マリーに誘われて3週間の休暇を取り、楽園バハマを訪れたジーナ。豪華ホテルで食事中、二人組の英国人男性に声をかけられる。一人は有名小説家ライアン。だが、ひとしきり話した後彼女は軽率さを指摘された。大金持ちの男性を掴まえにきたマリーと同じような、アバンチュールを求める女だと勘違いされたのだ!
  • 大草原の貴族
    完結
    4.0
    公演のため、ブエノスアイレスを訪れた踊り子のライアン。ところが、代理店の手違いで一文無しで町に放り出されてしまう!--どうしよう、イギリスへ帰る旅費すらないのに…!困り果てるライアンに、一人の男性が声をかけてきた。大牧場主のリカルド。彼はライアンにとんでもない提案を持ちかけてきた--!「君を雇おう。1万ポンドと引き換えに、6か月間私の“妻”になって欲しい」信じられない申し出に、戸惑うライアンだが…。--見知らぬ人と結婚なんて!?でも、彼の黒曜石のような熱いまなざしに…囚われてしまいそう…!
  • この恋は嘘
    完結
    -
    人材派遣会社で働くケリーは、大女優エステルが執筆する自伝を手伝う秘書として派遣された。やりがいのある仕事だが、エステルの一人息子リーだけが気がかりであった。彼は青年実業家でプレイボーイ。ケリーの友人サラは以前彼にもてあそばれた復讐のため、ケリーに危険なゲームをもちかけてきた。
  • 南国の花嫁
    完結
    4.3
    やさしく自分を呼ぶ声に、カレンは深い眠りから目を覚ました。そこはロンドンの自宅ではなく、陽光あふれる見慣れぬ部屋だった。さらに、見知らぬハンサムな男性が心配そうにじっと自分を見つめている。あなたは誰?カレンが戸惑いながら聞くと、男性は一瞬言葉を失って答えた。「僕は君の夫だ。」--まさか!私は結婚なんてしていない。カレンは否定するが、彼女は事故で彼に関する記憶を失っていた。彼の妻として、ここブラジルで暮らした3か月間の記憶を--。
  • 苦い求婚
    完結
    4.3
    ランチの約束で父の会社を訪れたレオニーは、そこで父の上司ヴィダルと出会う。ポルトガル貴族の血をひく大物実業家の彼に誘われ舞い上がったものの、会ったその夜に体を求められたことがショックで、レオニーは翌日の彼のプロポーズも断ってしまった。あれから2年、2度と会うまいと思っていたヴィダルにレオニーは面会を申し込んでいた。父が会社の金を横領したからだ。罪の償いを申し出たレオニーに彼は冷たく言い放った。「命令だ、今度こそ私と結婚しろ」、と。
  • 幸福の幻影
    完結
    4.0
    ローレンは16歳の時に、たった一度のあやまちで生まれたわが子と引き離された。養子先の屋敷をやっとつきとめた彼女は、真実をふせたまま、娘ケリーの世話係としての職を得る。屋敷の主ブラッドはイギリス屈指の実業家で魅力的な男性。本当のことは話せない…!しかし、ブラッドにひかれていく心をとめられなくて!?
  • 秘書は危険な職業
    3.0
    3年前の豪華客船旅行で自由奔放なブロンド娘を演じたエマ。出会った青年リーと熱く燃え上がる3日間を過ごしたエマの恋愛は心に深い傷を残して終わりを告げた――遊びを演じるしかなかった運命の出会い。やがて、臨時秘書と上司として偶然再会した2人。リーはエマが旅先の情事の相手だと気づいていなかった。
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
    -
    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • エマの面影
    完結
    1.0
    恋人と別れ、勤めも辞めたジェシカは、傷心の旅に。行き先は亡き祖母エマの育った館のあるデールズ地方。祖母は18歳のとき運転手の息子と恋に落ち、その館から出奔したのだ。祖母エマの面影に導かれるように、ジェシカは観光客を装って、エマの育った館を訪れる。そこでは運命的な出会いが待っていた。
  • 花嫁はプリンセス テキサスの恋
    3.3
    ティファニーは少女のころからずっと父親の牧場の共同経営者であるキングに夢中だった。だが、三十代半ばになった今でも彼には家庭を築く気などなく、ティファニーはまったく相手にされていなかった。焦ったティファニーは自宅で開かれた誕生日パーティで、思いきりセクシーなドレスを着てキングを誘惑した。今日で二十一歳、何もためらう必要はない。ところがキングは彼女に熱いキスを浴びせたあと、冷酷に告げた。「ぼくはバージンと遊ぶつもりはないし、結婚する気もない」
  • 恋降るロンドン
    -
    会計士のジョーは、オーストラリアの小さな町にある雑貨店でクリスマスイヴに毎年恒例の店番をしていた。そこに急ブレーキで一台の車がとまり、とびきりハンサムな男性が降りてきた。緊張してプレゼントを選ぶ彼にソフィーは家族への贈り物の中からぬいぐるみを分けてあげた。あっという間に走り去った彼の車を見送り、また日常の始まりだ。がっかりして家に戻ると、母親が気をもみながら来客を告げた。出発したはずの彼がキッチンで待っていた!折り入ってジョーに頼みがあるというのだが。★期待の新星バーバラ・ハネイがロマンティックな玉の輿物語を描きます。ヒロインはロンドンのゴシップ誌に田舎町の子守と書かれ、考えたすえに愛する人を諦めようとします。納得できないヒーローのとった行動とは。雪が舞う夜のプロポーズはため息を誘います。★
  • 結婚という名の偽り
    -
    クレアは四年前に交通事故で両親を亡くして以来、ブティックを経営しながら、妹ジルの面倒を見てきた。だが店の売り上げは少しずつ下がり、業績の回復もおぼつかない。なんとかしなければ、生活していけなくなってしまう。その日もクレアは帳簿とにらめっこしていた。もう店を閉めようとしたとき、クレアの店がある通りの店舗すべてのオーナー、ロスが訪ねてきて、あれこれと彼女のことを詮索したうえ、とんでもないことを言った。「君の妹さんは妊娠している。相手は僕の弟らしい」クレアは呆然としたが、ロスが妹をふしだらな女だと決めつけ、お金で解決しようとしているとわかると、怒りがこみあげてきた。こんな場合でなければ、とても魅力的な男性だと思っただろうに……。
  • 華やかなめまい 地中海の恋人
    -
    ローレンは亡き夫の故郷スペインの、彼の生家である古城を訪れた。幼い双子の息子たちを、夫の親族に引き合わせたかったのだ。義兄のラファエルは、傲慢で、絶大な権力を持つ男性だった。彼はローレンの結婚生活が夫の生前から破綻していたことや、彼女のイギリスでの経済状態についても、すっかり調べていた。甥には最高の教育を受けさせなくてはならないと言い、ローレンの経済力ではそれは無理だと断言する。息子たちを取り上げられるのではとおののいたローレンに、ラファエルは結婚を申し込んだ。愛だって生まれるかもしれない……彼女は承諾するしかなかった。だがその後、ローレンが知ったのは、ラファエルが一方では以前からの恋人と密会している事実だった。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”―情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
  • 氷の結婚
    3.0
    それは雷に打たれたような、ひと目ぼれだった。アレックス・ソロモスは著名なギリシア人実業家で大富豪。彼もリサに強く惹かれ、出会いから1カ月で二人は結婚した。豊かな暮らし、打ちこめる仕事、情熱的な夫との夜ごとの愛。申し分ない日々のはずなのに、なぜかリサは不安を感じていた。そしてある晩、リサは自分が決して幸福な妻ではないと知る。隣の部屋から聞こえてきた、夫と継兄の不穏な会話――それはリサが経営に全力を注ぐデザインガラス社の買収話だった。嘘よ! 彼が私に近づいたのは、会社の乗っ取りが目的なの?
  • 南国の花嫁 記憶をなくしたら
    3.0
    深い眠りから覚め、カレンは目を開けた。そこはロンドンの自宅ではなく、太陽の光あふれる見知らぬ部屋だった。手を握られていることに気づき視線を上げると、ハンサムな浅黒い肌の男性がこちらを見つめている。「やっと戻ってきたね」男性が言った。どういう意味? それに、この人はいったい誰なの?カレンがその質問をぶつけると、彼は一瞬言葉を失ってから言った。「僕は君の夫だ」カレンは凍りつき、目を見開いた。■“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。
  • 宿り木の下で君と
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    クリスマスも近いというのに、スーザンの心は重かった。身勝手なボーイフレンドに手ひどく振られて、はや半年。出会いを運ぶ天使は、私を見捨ててしまったらしい。いよいよつきに見放されたのか、今度は浴室で水漏れが起きた。やりきれない思いで便利屋に電話をかけたスーザンだが、戸口に颯爽と現れたグレッグを見て、急に心臓が跳ねあがった。たくましくてセクシーで、知的な瞳を輝かせた男性。彼みたいな人が部屋に来て、ときめかない女なんていないわ!思いきって誘ってみようかしら……聖夜に起こる奇跡を信じて。
  • 憎しみの代償【ハーレクインSP文庫版】
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    ロマンスの巨匠たち~リン・グレアムの軌跡 6~この子は絶対渡さない!愛してはいけない美貌のギリシア富豪に、あえなく心盗まれて――永久保存版 17歳のときに両親を亡くしてから7年間、セアラは自分を犠牲にして妹の幸せのためだけに生きてきた。だが、最愛の妹は、ギリシア人の愛人に捨てられたあげく、19歳になったばかりで赤ん坊を遺してこの世を去ってしまった。それはすべて愛人の兄アレックス・ターザキス――気が遠くなるほどの富豪で権力を一手に握っている男が、ふたりの結婚を頑として許さなかったせいだった。しかも、アレックスは妹の葬儀の日に現れたばかりか、端整な顔に冷酷さを滲ませて、セアラに赤ん坊を渡すよう告げた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • この夜が終わるまで【ハーレクイン文庫版】
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    「ほんの数時間、ぼくを愛しているふりをするだけでいいんだ」元上司ガブリエルの提案に、ローラの心は揺らいだ。しかも報酬は100万ドル。息子のロビーに苦労させずにすむ。ガブリエルは父の会社をやっと買い戻せるチャンスなのに、売り手である大物実業家の婚約者が、彼の元恋人なのだという。実業家の嫉妬を和らげて取引を成功させるため、ローラにひと晩だけ恋人役を演じてほしいと言うのだ。でも、わたしはガブリエルに嘘をつき通すことができるかしら?ひとりで育ててきた、かわいい息子の父親、ガブリエルに……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 真実は言えない【ハーレクイン文庫版】
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    【秘密を抱えた恋】愛する夫のもとを去ったのは、 明かされた秘密に打ちのめされたから。 トレーシーは事故で記憶を失い、病院で目覚めた。夫ジュリアンに伴われ帰宅するが、そこには生後間もない三つ子の赤ん坊がいた。即座に記憶が甦る。この子たちは近親相姦で生まれた――!最愛の夫ジュリアンの父は、トレーシーの父親でもあると、死の床の義父が彼女だけに明かしたことを。そして何も言わず夫のもとを去ったあと三つ子を産み、事故に遭ったのだ……。そうとは知らぬジュリアンは、愛を拒み続ける妻にたまりかね、ついにある夜、トレーシーを力ずくで抱こうとしてしまう。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ボスの十二カ月の花嫁【ハーレクイン・ロマンス版】
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    子どものためだけの期限付き結婚に、身も心も結ばれる可能性はない……。 ラーナはヴァレンテ社重役のボス――マットに夢中だった。その端整な容貌と自信に満ちた態度は、全女性の憧れの的だから。ある夜、マットに誘惑され、夢のような一夜を過ごしたものの、妊娠に気づくと、彼に何も言わず会社を去って赤ん坊を産んだ。1年半後、突然マットが家に現れ、ラーナは驚きに言葉を失った。名うてのプレイボーイであるマットは、結婚するつもりも父親になるつもりもないはずなのに!ところがマットは赤ん坊に自分の誇り高き姓を与えるため、1年限りの結婚をラーナに提案し、拒むなら法に訴えると脅した。寄る辺のないラーナは式場で誓いのキスを交わすしかなく……。 ■マクシーン・サリバンの持ち味は、巧みな心理描写と起伏に富んだストーリー、そして、とびきりセクシーな愛の表現です。形だけの結婚をしたヒーローとヒロインに訪れるのは、はたしてどんな結末でしょうか? 最後まで一気読みしてしまう名作をお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 隠された愛の証【ハーレクイン・ロマンス版】
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    この再会は運命なの?彼に瓜二つな子の存在は秘密なのに。 「兄の忘れ形見に会わせてもらいたい」べスが愛した唯一の男性ニコが、ふたたび目の前に現れた。――快活な面影は失せ、冷徹な大富豪のオーラをまとって。5年前、ベスはニコのことを心の底から愛していた。だが、ニコの出生の秘密を盾にした彼の兄に結婚を強要され、愛する人を傷つけたくなくて、何も言わずに去ったのだった。あれから連絡を断っていたのに、まさか訪ねてくるなんて!亡夫との地獄のような結婚生活の中、心の支えは息子だけだった。オリーブ色の肌と黒髪をニコから受け継いだ、男の子……。絶対だめ。ニコにそっくりな息子を会わせるわけにはいかない。 ■かつてニコの邪悪な兄に脅され、望まぬ結婚をしたべス。予期せず現れた最愛の人を前にして、胸の高鳴りを抑えきれません。一方、深く傷ついたニコは事情を知る由もなく、いまだに情熱をくすぶらせ……。R・ベイリーのドラマティックな名作をご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 侯爵に言えない秘密【ハーレクイン・ロマンス版】
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    ひそかに産み育ててきた娘の父親が新社長?運命って、なんて残酷なのかしら……。 アレッサンドロ・ヴィンチェンティが新しい社長だなんて!ラーラは残酷な運命に胸を締めつけられた。彼は着任するやいなや全社員を会議室に呼び集め、以前と変わらぬ端整な顔で血も涙もない経営方針を伝えている。アレッサンドロ――6年前、わたしの身も心も奪った男性。ヴェネツィアの侯爵である彼は世界的なプレイボーイで、ラーラと一緒になる約束を踏みにじり、別の女性と結婚した。その後ひそかに産み育ててきた娘の存在は絶対に知られたくない。ラーラはアレッサンドロに気づかれないよう隅に隠れていたが、彼の鋭敏な目をごまかすことなどできず、個別に呼び出され……。 ■冷酷なイタリア人貴族ヒーローと衝撃的な再会を果たし、ヒロインの心は激しく揺れます。ふたりの間にかつての愛と情熱は甦るのでしょうか? 上質な映画のようにドラマティックな作風で人気の高いアンナ・クリアリーの筆が冴え渡るシークレットベビーの名作! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 傲慢君主の身代わり花嫁
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    初恋の彼が、姉とベッドをともにする?ああ、ショックでどうにかなりそう! モンローヴァの王女ジュノは16歳のとき、憧れていた隣国の王子レオに、舞踏会でキスをせがみ、冷たく拒まれた。「子供にキスしたいと思う男など、どこにもいないよ」と。その後、両親の離婚で母とともに国を追われ、8年。ある日、祖国で父と暮らす生き別れの双子の姉が、誰あろうレオと政略結婚すると聞き、矢も盾もたまらず、ジュノは祖国へ向かった。姉と瓜ふたつの顔を怪しむ者はなく、姉妹は抱き合って再会を喜んだ。やがてジュノは言った。結婚を阻止する方法は一つ――自分と入れ替わることだと。「昔、手ひどくふられた私なら、レオが気に入るはずないもの」 ■王にプロポーズされた物静かな女性が、突如セクシーに大変身?! 人工授精でもうけるはずだった世継ぎを、自然な方法で授かることに! はたしてヒーローは、ふたりの入れ替わりに気づいているのでしょうか……? どきどきハラハラの展開から目が離せません!
  • 百五十年秘めた愛
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    一族に伝わるダイヤモンドは、150年間、恋の成就を待っていた。 スカイは闘病中の母に代わり、祖父の葬儀に参列した。祖父とは、母が17歳で家を追い出されたきり、会ったこともなかった。だが遺言で、広大な館とダイヤのネックレスが遺されたことがわかる。ただし、そのネックレスは150年以上も前から行方不明で、2カ月以内に見つけないと遺産はすべて寄付されてしまうという。スカイは遺産を相続して母の治療費に充てようと、ネックレスを捜す決心をし、手がかりの人物に会いに行く。ブノワ・シャランダールは、若き富豪でプレイボーイのようだが、スカイはまさか彼を愛することになるとは思いもしなかった。ましてや、自分たちが150年前の悲恋を繰り返すことになるなんて。 ■ピッパ・ロスコーによる壮大な愛のサーガをお贈りします。150年前のソームズ家とシャランダール家の祖先のように、スカイたちも運命に導かれるように恋に落ちていきます。はたしてダイヤモンドはどこに? 続くスカイの妹たちの物語も併せてお楽しみください。
  • 小さなサンタクロース
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    “赤ちゃん嫌い”のアリス――心の奥にしまい込まれた涙と愛。 アリスは元夫に階段から突き落とされ、お腹の子を失った過去があった。そんな彼女は今、伯爵家の末裔で理解のある城主のもと古城に暮らし、自分と同じく傷つけられた女性たちの手助けをしていた。だが城主が急逝し、新城主リーアムの登場に、アリスは不安を抱く。前伯爵の婚外子であり大富豪でもある彼にとって、行き場のない女性たちを追い出すことなど造作もないことかもしれない。案の定、彼は城を大々的に造り変えると言いだした。一触即発というそのとき、二人はクリスマスツリーの下に置き去りの赤ん坊と、驚くべき書き置きを見つけた!〈この子の名はジェイミー。アリスとリーアムに託します〉 ■小さな命の喪失と悲しみを身をもって知り、赤ちゃんを避けるように生きてきたアリス。けれども、突如現れた捨て子の面倒を見たいという気持ちが不思議と湧いてくるのでした。そして、リーアムもまた、思うところがあり、一緒に子育てをしたいと申し出て……。
  • さよならは愛し子のために
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    昨日まで見も知らぬ人だったのに、なぜ彼の愛を切望してしまうの? 「ぼくはクレイグ・ハーモン。あなたの子どもの父親です」突然かかってきた電話に、アメリアは顔面蒼白になった。かつて恋人からひどい仕打ちを受けた彼女は、結婚はせずに人工授精で子どもを持つという道を選んだ。そのドナーとなったのが、会ったこともない医師のクレイグだった。彼はなぜ会いたいと言ってきたの? まさか、おなかの子を奪うため?だが、自分の遺伝子を持つ子が愛されて育つことを確かめたいと彼は言う。「安心さえできれば、永遠にあなたの前から消えます」そう聞いて、数日後、アメリアはクレイグと対面したが、彼女が独りで産み育てると知るや、彼は近くで見守りたいと言いだし……。 ■大ベテラン作家のタラ・T・クインが、HQイマージュに登場! 端麗な容姿のみならず人柄まで魅力的なクレイグですが、そんな彼には、子どもに関して苦悩した知られざる過去がありました。感動必至の珠玉作です。
  • 富豪の妻は愛も知らず
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    愛される喜びなど知らず、 生きていこうと決めたけれど……。大企業のCEOであるダンテは闘病中の父の訃報に茫然とした。 父は離婚後、個人秘書に採用した若い女性と結婚した。 どう見ても金目当てに違いない、魔性を秘めたミアと。 2年前、初めて会ったとき彼女に抱いた欲望が今も身を苛む。 ミアは夫の死後も結婚の秘密を守ろうと固く心に決めていた。 私は雇われて妻を演じただけで、この先もバージンのままなのだ。 だが、初対面のときからダンテに惹かれていたミアは葬儀後の夜、 思いがけない彼のやさしさに触れ、不覚にも身を重ねて……。
  • 乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~【合本版】
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    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~ 呪いのアメジスト~』『豹変した幼なじみの想定外な独占愛』の傑作2編を収録。 ①『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』 妖しく輝く宝石を手にしたとたん、 暴力的なまでに甘く激しい戦慄が、身体を貫いた―― 「わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 船長だけの愛人であるはずが、その女は彼1人ではとても足らず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、治まることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたに対して欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 時は現代。ブランディはスキューバダイビングのツアーでキューバ沖を訪れていた。 今日は、ハイチの海賊船が沈んでいるという噂のエリアに潜る予定になっている。 ペアを組むライアンと共に出発したブランディは、海底に紫色に光る石を見つけた。 船に戻り、例の石をライアンに見せようと手のひらにのせて差し出したとき、 ブランディの身体を、暴力的なまでに甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 「ライアン――わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 ②『豹変した幼なじみの想定外な独占愛』 荒々しい野獣に姿を変えた彼に、 背後から荒々しく奪われる―― ああ、まさか私の妄想が現実になるなんて! 「経験はあるのか?」ルームメイトの突然の問いかけに、アノーラは耳を疑った。 カウンターに食料品の袋を下ろそうとするが、うまくいかない。 裸同然のルームメイト――シンが、ジーンズの中の怒張したモノをヒップにこすりつけてくるのだ。 「ないわ」背後から彼に犯されるのを想像したとたん、鼓動が速まり、アノーラはカウンターにしがみついた。 妄想の中でだけだった。彼がこんなふうに淫らに腰を動かすのは……。 シンは慣れた手つきでジーンズのボタンをはずし、下着の中に指を滑り込ませてきた。 秘められた箇所をまさぐり、襞を広げて言う。「濡れているじゃないか」 熱を帯びた体の芯に指を埋め込まれると、アノーラはうめいた。悦楽が体を走り抜ける。 最も敏感な部分を彼の指にはじかれるたびに、絶頂の扉が近づいてくる。 彼が急に欲望を爆発させた理由なんて、もうどうでもいい――
  • シチリアに置き忘れた初恋
    4.0
    この7年、彼を想わない日はなかった。でも、逃げた花嫁に愛を語る資格はない。 音楽教師のシエラは父の遺言状の開示に立ち会うため、7年ぶりに故郷シチリアを訪れた――かすかに身を震わせながら。弁護士のオフィスでシエラを待っていたのは、彼女が19歳のときに婚約していた父の右腕、実業家のマルコだった。挙式前夜、マルコが父と同じ非情で傲慢な男だと知り、シエラは闇に紛れて逃げ出して、ロンドンへ渡ったのだ。遺言で父の資産はすべてマルコのものとなったが、彼女はそれよりも、一刻も早く彼の冷徹な視線から逃れたかった。だが帰途、嵐に襲われ、追ってきたマルコとヴィラに閉じこめられる。「屈辱を晴らすときが来たようだな。なぜぼくに恥をかかせて逃げた?」 ■不動の人気を誇るケイト・ヒューイットが、人を愛することの難しさとすばらしさを描いた至極の感動作です。不幸にも結ばれずに別離したふたりの再会物語。7年の空白を埋めるように、熱い感情をぶつけ合い……。邦題はHQ公式Twitterの一般投票で決まりました!
  • アマルフィの貴公子
    -
    紺碧の海で芽生える、冷たい瞳をした彼への叶わぬ想い。 インディゴはアマルフィ海岸のホテルで途方に暮れていた。恋人と来るはずだったこの旅の直前に、彼にふられてしまった。しかも荷物は失われ、今夜の部屋も予約されてなかったなんて!ところが、後ろに並んでいた男性の予約も入っていないとわかり、ミスを認めたホテル側が、代わりの部屋を勧めてきた。ただし、空室はハネムーンスイートが1つだけ。ジュリアンというフランス風アクセントで話す優美な男性は、寝室に鍵がかかるその部屋をシェアすることにしぶしぶ同意した。翌朝、彼が起きる前に出発したインディゴは思いもしなかった――まさか1週間、休暇中の大富豪の彼と共に過ごすことになるとは。 ■喪失感を心に秘めた者同士、次の愛に踏み出すには大きな勇気が必要で……。風光明媚なイタリアの海岸線を舞台に生まれる、陰のある大富豪ヒーローと、けなげな苦労人ヒロインの甘美なロマンス。旅先で生まれるロマンチックな物語に酔いしれてみてください。
  • 大富豪と儚きエメラルド
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    彼とは住む世界が違いすぎる。なのに、想いはつのるばかりで……。 夢が叶うまで、あと1万ポンド──祖父母の遺したコテージで暮らすため、タラは働きづめだった。貧しい彼女には家の改修費すら、まだ用意できずにいた。そんなとき裕福な銀行家マルクが声をかけてきた。南フランスの別荘で1週間、恋人のふりをしてくれたら、1万ポンドの報酬を支払うというのだ。これほど魅力的な男性と親密な演技だなんて、私にできるの?タラの不安は的中し、マルクに恋して身を捧げてしまう。資金を得た彼女は虚しさに襲われるが、妊娠に気づいて……。 ■リン・グレアムを彷彿とさせるドラマティックな展開と、純粋で愛らしいヒロイン像で圧倒的な人気を誇る、スター作家J・ジェイムズ。セクシーな富豪の恋人のふりから始まる切ない身分違いの恋を情感たっぷりに描きます。傲慢なヒーローの変貌ぶりにも要注目!
  • 摩天楼のシンデレラ
    3.0
    真夜中に銀色の靴が脱げたとき、わたしの恋は終わったはずだった。 アニッサはスイスの高級スキーリゾートで働くメイド。ある日、スキーで転倒し、通りかかったレオに助けられる。彼の優しさに感激し、一夜限りと知りつつ身を任せた彼女だが、数日後、彼に偶然再会してしまう――今度はメイドと客として。レオがとんでもない億万長者だと知ってアニッサは臆するが、NYでクリスマスを過ごそうと誘われ、戸惑いながらも受け入れた。昼はともに観光、夜は彼のペントハウスで夢の時を過ごして――でも、これはシンデレラの夢。もうすぐ12時の鐘が鳴るわよね……。そして、予感は的中した。ある日レオはクレジットカードを投げつけ、ドレスでも買えと言うなり、彼女を置き去りにしたのだ。 ■レオが急に冷たくなった理由とは? 富豪一族の一員だと突然知らされた彼とその弟妹の事情は、本作から始まる3部作〈カッターネオ家のクリスマス〉を通してお楽しみください。イマージュの人気作家3名が肩を並べる競作ミニシリーズです!
  • ローズと秘密の億万長者
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    仕事中毒の富豪の2週間の休暇先は、貧乏を苦とも思わぬ、心優しき乙女の家。 巨大複合企業CEOアルトゥーロは、ローズを見て面食らった。古びた服を着た、この地味な女性が弁護士?身分を隠してここを訪ねたのは、手こずる再開発事業に業を煮やしたからだが――。彼は内心ほくそえんだ。面白い。デート相手には不向きでも、ぼくに落とせない女などいない。ローズは、冷酷な開発業者へのデモに参加したいと現れたアルトと名乗る男性に目を奪われた。端整な顔に、見事な体格。優雅な様子は活動家らしくないけれど、ローズは快く受け入れ、部屋数だけはあるぼろぼろの家に、アルトを泊めることにした。実は富豪の彼から誘惑の魔手が伸びるとは、つゆほども疑わず。 ■まさか彼こそが当の非情な開発会社のCEOと知らぬまま、ひとつ屋根の下で過ごすことになったローズ。しかも彼は、女性なら誰もが夢中になるような魅惑のプレイボーイ億万長者で……。
  • 屋根裏部屋のシンデレラ
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    あの夜の過ちは“愛している”と、彼に正直に告げてしまったこと。 テスは愛を信じていた。いつかきっと白馬の王子さまが現れて、幸せな結婚式を挙げることができると。父を知らず、母も亡くし、伯父とつましく暮らす彼女には、それが唯一の心の支えだった。だから、著名人の集まるパーティでウエイトレスをしていて、ステファノと出会ったとき、夢が現実になったと思った。ディナーとダンスに誘われ、ホテルのスイートで迎えた朝――だが、テスはただひとり、冷たいベッドに取り残されていた。それでもテスは彼を信じた。妊娠を知り、娘を抱く身になっても。なのにやっと会えた彼は、すがるテスを冷たく拒むだけだった。 ■愛は幻想と豪語する冷酷な富豪を熱烈に愛してしまった、貧しき無垢な乙女。身分違いの恋を描かせたら右に出る者なし、スター作家ジェニー・ルーカスの、波瀾万丈のシークレットベビー物語。大スター作家ペニー・ジョーダンの作品がお好きなあなたに贈ります!
  • 美しき公爵の愛の詩 大富豪の青い鳥 I
    3.5
    美しき公爵が詠む愛の詩に、酔いしれていたかった……。 信じていた人に裏切られてひどく傷ついた大学講師のアビーは、仕事をしばらく休んで、ヨーロッパで心身を癒やすことにした。歴史的な詩人のリサーチを兼ねたその旅はしかし、彼女の心をかつてなく大きく揺さぶることになる。滞在する予定の風光明媚な地所から迎えに現れた男性ラウルを見て、そのあまりの美しさに、アビーは思わず息をのんだ。ずっと妄想の中で思い描いてきた、まさに理想の男性像そのもの。さらに、ラウルの祖父がアビーの探している詩集を所有しているからと、フランスにある彼の家に招待され、彼女は天にも昇る心地になった――まさか彼が公爵で、しきたりを重んじる家族から冷遇されるとも知らず。 ■それぞれ心に傷を抱えた3人のヒロインが、ヨーロッパを旅するなかで運命の人と出会う、3部作〈大富豪の青い鳥〉。第1話の本作は、フランス公爵との身分違いの恋物語です。ロマンティックな舞台にご注目ください!
  • 結べない一夜の絆
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    子を授かるための一夜の契りが、忘れえぬ愛の記憶となり……。 赤ちゃんが欲しいと切望するジョージアは、ある日、心に願った。すてきな男性と一夜の恋におちて、運よく身ごもれたら……。そうしたら、独りで産んで、愛情をたっぷりそそぐつもりだ。父に手を上げられ、母と逃げ惑う日々を過ごしたジョージアは、恋人からも手ひどい扱いを受け、男性不信に陥っていたのだ。そんなとき、海外出張で魅力的なイタリア人マッテオと出会い、惹かれ合って結ばれた――意を決し、これは一夜の戯れよと伝えて。彼の目に浮かんだ蔑みの色に胸が押しつぶされそうになったが、こうするしかなかったのだと、ジョージアは自分に言い聞かせた。やがて彼女は願いどおり妊娠を知るが、消せない愛の記憶に苛まれ……。 ■イマージュの人気作家A・ロバーツが描く、感動のシークレットベビー物語! 友情から愛情へと変化していく二人の恋が描かれた『片思いの第二章』と同時進行している本作は、前作の主人公たちの親友同士が繰り広げる、切なくて愛おしいラブストーリーです。
  • 富豪とあやまちのキス
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    彼にとって、わたしは亡き妻の代わり?我が子の母親? 都合のいい恋人? 子どもができない親友夫婦のために、サラは代理母を引きうけた。ところがサラの妊娠中に親友が事故で亡くなると、その夫リースは我が子が生まれても高額の小切手を送るだけで会いに来なかった。お金があれば解決するとでも? 彼の養育費なんていらないわ!しかしいくら必死に働いても、赤ん坊をかかえるサラの生活は苦しかった。そんなある日、リースが姿を現し、今後は一緒に暮らそうと申し出る。彼はサラを甘やかすようにすぐさま人を雇い、つらい日々を一変させた。ほっとすると同時に、彼女は不思議なときめきを覚えた。いいえ、リースは亡くなった親友の夫なのに、惹かれてどうするの?どんなに恋い焦がれても、いつか彼は娘を連れ去ってしまうのに……。 ■HQディザイアでも熱い注目を集める、NYタイムズ紙のベストセラー作家トレイシー・ウルフ。今作のヒロインは、なんと友情と許されぬ恋の板挟みに。赤ん坊のために同居生活を続けるうち、ふたりは急速にお互いを意識するようになり、ついには一線を越えて……。
  • この夜が終わるまで【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    4.0
    「ほんの数時間、ぼくを愛しているふりをする。それだけでいいんだ」恋人だった元上司ガブリエルの提案に、ローラの心は揺らいだ。しかも報酬は100万ドル。息子のロビーに苦労させずにすむ。ガブリエルは失った父親の会社を以前から買い戻そうとしていた。その会社がついに売りに出たのに、大きな問題があった。売り手の大物実業家の婚約者がガブリエルのかつての恋人だというのだ。彼は実業家の嫉妬を和らげて取引を成功させるため、ローラにひと晩だけ恋人役を演じてくれと言っている。でも、わたしは嘘をつき通すことができるだろうか。ひとりで育ててきた、かわいい息子の父親であるガブリエルに……。 ■〈身分違いの恋〉と銘打ちお贈りする企画第2弾は、“ロマンスの新女王”、ジェニー・ルーカスが描く、大人気のシークレットベビーがテーマの作品。息子の存在を知る由もないヒーローは驚愕の真実を知って……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • さよならまでの二週間
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    そばにいて見向きもされないのなら、いっそ“さよなら”を伝えよう……。 里子だったライラがスペイン人大富豪ミッチの秘書になって1年。地味でまじめな彼女は初めて会った日から彼に恋心を寄せてきたが、ボスの目に浮かぶのはいつだって、友達以下の感情しかなかった。思いが募るほど切なさで胸がくるしくなり、もう限界……。そんなとき、ミッチがとんでもない取引を提案してきた。なんでも願いを叶えてあげるかわりに、2週間のあいだ、ぼくの婚約者のふりをして兄の結婚式に同伴してくれないか、と。生き別れた母を捜す資金のため、何より、つらい片思いを諦めるため、ライラは断腸の思いで、いい転職先を紹介してほしいと告げた。そして、愛する彼の婚約者を精一杯演じようと、さえない眼鏡を外した。 ■献身的なヒロインを描かせたら右に出る者がないS・メイアーより、またまた切ない恋物語が届きました! ボスへの報われない片思いをやめるために、退職する決心をした秘書のヒロイン。それなのに彼の偽りの婚約者になると、ボスの視線は急に情熱的になり……。
  • 富豪伯爵と秘密の妻 メイド物語 I
    4.5
    身を落とした悲運のメイドの前に、疎遠だった伯爵の夫が現れた! 父が莫大な負債を残して急逝したため、エマは夢をあきらめ、メイドとして働きながらこつこつ返済している。ロンドンの高級住宅街にある屋敷でのパーティに派遣された夜、ずっと音信不通だった最愛の男性の姿を目にし、彼女は息をのんだ――ああ、あれはレッドミンスター伯爵ジャック・ウエストウッド!6年前に渡米し、今や世界的企業の社長となった彼が、なぜここに?激しく動揺したエマは派手な失態を演じてしまい、烈火のごとく怒った屋敷の主人に乱暴されそうになる。すると、突然ジャックが現れ、威嚇するように言い放った。「僕の妻に、手を出さないでくれないか」 ■〈メイド物語〉は、富裕な顧客向けにメイドを派遣する会社で働く4人の女性たちのロマンスを作家競作で描く華麗なミニシリーズ!1話目は『獅子と醜いあひるの子』で颯爽と日本デビューを果たしたクリスティ・マッケランが愛の復活の物語をお届けします。
  • 秘書は危険な職業
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    大企業に重役の秘書として派遣されたトリシアは、オフィスに入った瞬間、息をのんだ。リー・スミス――3年前、ふたりは休暇中の豪華客船で、熱く燃え上がる3日間を過ごした。だが彼は、トリシアを――エマという偽名を使い、自由奔放なブロンド娘を演じていた彼女のことを、覚えてはいなかった。短い恋が胸に深い傷を残して終わりを告げて以来、トリシアは二度と恋などしないと心に誓い、仕事に打ち込んできた。それなのに、まさかこんなところで彼とまた会うなんて!リーは淡々とトリシアに翌週の出張旅行への同行を命じてきたが、やがて彼女が何者かに気づくと……。 ■再会をテーマに〈忘れえぬ記憶〉と銘打ちお贈りする企画第1弾は、ドラマチックなストーリーで人気のケイ・ソープ。ボス&秘書のスリリングな恋物語をお楽しみください。
  • 大富豪と秘密のエンジェル
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    大富豪の彼が愛するのは自分の会社だけ。娘とわたしは利用するための存在なんだわ! 自宅の玄関ベルが鳴ってドアを開けたとき、イザベルの心臓は止まった。ウェス――二度と会うはずのない人!5年前、彼の経営する会社に入ったイザベルは一緒に働くうち、想いを抑えきれなくなり、誘われるままベッドをともにした。だが甘美なときは終わりを告げ、彼にそっけなく言われてしまう。“ぼくたちの関係は一時的なもので、先はない”深く傷ついたイザベルは会社をやめて故郷に戻ると、ウェスとの間に授かった子を密かに産み、ひとりで育ててきたのだった。そんな彼女に対し、やっと真実を突きとめた彼は烈火のごとく怒り、尊大に宣言する。「ぼくは自分の要求を通すまでここを動かない」■M・チャイルドはUSAトゥデイのベストセラー作家! 彼女が描く大富豪ヒーローはとびきり魅力的かつ傲慢で、その虜になったヒロインの心を揺さぶります。さて、5年ぶりの再会のゆくえは?

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